「ミウの魅力ってどんなところ?」
「まず何と言ってもあの見た目だな。小さくて守ってやりたくなる可愛らしさだ。手も足も細いから本当に守ってやんねえとなんねえ。一日中世話してやりてえぜ。それに目も可愛いだろ。下から見上げられるとつい抱きしめてやりたくなる。口も小せえんだ。飯食う時に一口ずつちょこちょこ食うのがハムスターみてえでな。もちろん性格だって可愛い。構われるのは嫌がるくせに構ってもらえねえとこっそり覗いてきて猫みてえな感じがもう…」
cv:高梨謙吾
概要
課外キャンプの舞台となった地方に暮らす少年。パートナーデジモンはドラクモン。
禁足地である神社に赴いた妹・ミウを止めるためにタクマ達に同行、共に異世界に迷い込んでしまった。
曲がったことが嫌いな義理堅い性格の持ち主だが、一方で喧嘩っ早い面がある。また他人に頼ることも嫌っており、そのため独断専行に走る節がある。
妹のミウのことは常に心配しているが、自身の不器用な性格が原因ですれ違ってしまうことを悩んでいる。
作中での活躍
異世界にたどり着いてからは一度ミウとはぐれてしまい、ミウを心配するあまり過激な言動が目立つようになる。しかし根の心配性な性格もあり、諌められるとある程度は抑える理性はきちんと持ち合わせている。
ぶっきらぼうな言動は変わらないものの、仲間と共に冒険していくうちにその態度もだんだんと柔らかくなっていく。
ミウに大して過保護なのは、ミウがストーカーに付き纏われていた事が原因。警察など周りの大人も頼りにならず、遂には自らの手でストーカーに激しい暴行を下す。
それから家族で田舎に引っ越ししたものの、不可思議な言動もあって上手く馴染めない妹がいじめられるたびに出向いていた。
それ故にミウを守らなければないという意識が固く根付いている。
パートナーのドラクモンは公式設定に反して、暴走しがちなカイトを諌める性格になっており、自身の弱点を補う形となっている。とはいえ、ドラクモンは怖いもの知らずな性格のため、喧嘩っ早い彼に相応しいデジモンだとも言えるが…。
ちなみに、最終的に進化すると一匹狼だが、弱い者には手出ししないというカイトの性質を反映したデジモンになる。
余談
- 義理堅いものの、不器用で身内に過保護な性格は『デジモンアドベンチャー』に登場する石田ヤマトと共通している。
- ドラクモンをパートナーにしたテイマーは『デジモンクロスウォーズ』の戸張レンに続き2人目。
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ネタバレ
調和ルートで敵の罠に騙され妹のミウが死亡してしまう。
それ以降は自責の念と激しい怒り、最愛の妹を失った絶望で仲間の言葉すら耳に入らなくなる。
そしてミユキを助けるために一同を生贄にしようとしたレナモンの見せた幻影が告げた「復讐」の一言でミウを追い詰めた現実世界と異世界、そして「主」に激しい復讐心と力の渇望を抱くようになってしまう(なお、このルートでは主の居場所を聞き出すためにガジモンやヌメモンをボコボコにしていたりする。)
更にそこへ切り捨てられた事で「主」に同じく復讐心を抱くピエモンが登場。
瀕死で消滅間際だった彼は復讐と力を手に入れるためにドラクモンが進化したヴァンデモンと自らの融合を提案。
カイトはこれを呑み、そしてドラクモンもまたカイトの意思を尊重し最後に「相棒になれた」事を確認すると自ら融合を受け入れる。
そして新たに生まれたボルトバウタモンにより全てを滅ぼす決意を固めるのだった。その後、タクマ達の奮闘や説得で改心し、教授と共にボルトバウタモンを押さえてミユキを助け出そうとするも、直後に2人共々逆に吸収されてしまい、助けようとするアオイに「来るんじゃねぇっ!」と叫んで制止し、タクマ達に後の事を頼み、「仲間…っての…案外、悪く…なかった…ぜ…」と伝えて完全に取り込まれ、死亡した
対して激情ルートではリーダーを務めていたアオイが暴走の果てにラブラモンと融合し、プルートモンとなってしまった為に子供達のリーダー格となっている。