概要
レベル | 成長期 |
---|---|
タイプ | 獣人型 |
属性 | データ |
必殺技 | 狐変虚、狐葉楔 |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
金色狐の姿をした獣人型デジモン。レナモンは人間との関係がストレートに現れるデジモンで、幼年期の頃の育て方によっては、特に知能が高いレナモンに進化できると言われている。
常に冷静沈着で、あらゆる状況下でもその冷静さを失わないほど訓練されている。細身で長身の姿は他の成長期と比べても抜きに出ており、パワーバトルと言うよりは、スピードを利用した多彩な術で敵を翻弄する。
得意技は相手の姿をコピーして自身のテクスチャを張り替える変化の術『狐変虚(こへんきょ)』。必殺技は鋭利な木葉を敵に投げる『狐葉楔(こようせつ)』。
X抗体版
こちらは妖力が高まった事で成長期の段階で陰陽術を操れるようになり、体に赤い紋様が現れ、尻尾も二つに分かれた。
太極図のような斬撃を放つ「太極旋』、周囲のテクスチャを張り替えて幻覚を見せる『狐蝶幻』が必殺技。後者は明らかに成長期が持っていていい技ではないような気がするが…。
進化ルート
サクヤモンルート
クズハモンルート
活躍
デジモンテイマーズ
CV:今井由香
中性的な女性風の冷静沈着な性格。デジモンの間でも有名な猛者であり、当初は人間がデジモンに与える力を欲するためだけに、強いテイマーである留姫のパートナーとなり、リアライズするデジモン達を片っ端からロードしていった。
最初はギルモンを標的にしたが、啓人がそばにいると攻撃を止めて、留姫に「かまわない」と言われても接近して巻き込まないようにする、テリアモンに攻撃が当たりそうになった時には驚いて「どいて!」と言ったりと、戦う相手以外には冷徹ではない態度を見せた。実はかなり母性愛を持つ。
人間に対して興味があるようで、留姫と友情を持ちたい為、健良とテリアモンに悩みを打ち明ける事もあった。人間との関係で傷ついた過去を持つインプモンを心配しており、啓人とギルモンの関係を本当は羨ましく思っている事を言い当てた。その後も、レオモンを殺すという重罪をインプモンが犯したにもかかわらず、何かと危ない場面で救ったりしており、保護者の様な施しを与えている(ギルモンやテリアモンやロップモン達に対してもお母さんの様に接する為、特にインプモンに特別に接しているわけではない)。
回を重ねるごとに留姫に対してパートナーとしての感情を強く持つようになり、ドクグモンの攻撃から留姫を庇うなど、利用する関係ではない信頼を築いていく。
ちなみにデジモンには基本的に性別はないらしく、ルキの母から「レナモンって女の人でしょ?」と聞かれた時にこの旨を話していた。なお、直後に「でも絶対あなたは女の子」と断言されており、最終回後のドラマCD「メッセージ・イン・ザ・パケット」では、「とっても自分に似てるけど、もっと強いから私のお姉さん」と留姫が例えている。
留姫の祖母からは以前から存在を知られており、「お狐様」と考えられていた。
なお、ヴァジラモンから美しいデータと褒められ、デーヴァに勧誘されたこともある(公式設定で、ヴァジラモンのプロフィールではレナモンが好きとされている)。
なお、このヴァジラモンは本来の武人肌で正義を重んじるヴァジラモンとは異なり、スーツェーモンがデジモンのデータの残骸から作り出した哀しい悪役である。
Blu-ray BOXの初回生産限定特典のドラマCD「Days-情報と非日常-」では、2018年、カードスラッシュをスマホで代用できる様になったが、(ギルモンとの別れに耐え切れず、世界中を旅してデジタルワールドへの帰還を模索していた)2018年の松田啓人がリアルワールドから行方不明になっており、デジタルワールドでのレナモンも行方不明になっていた。しかし、リアルワールドでのデジタル世界の拡大により、デ・リーパーとは全く規模が異なる、人間の純粋な悪意から生まれた敵マリス・ボットが出現した(デ・リーパーが太陽系だとしたらマリス・ボットは銀河系だとされ、悪魔という言葉でも表現できないほどの恐ろしい存在らしい)。
マリス・ボットによる世界の破滅を防ぐため、山木は(やはりデジタルワールドへの帰還を目指してプログラマーになった)健良と協力し、2018年の留姫(一度は親の勧めでモデルになったが、引退してロッククライマーになった)、2003年の啓人、テリアモンとギルモンの召喚に成功した。マリス・ボットが新宿に出現し、スマホを利用したカードスラッシュでダメージを与えたが、なんとマリス・ボットが泣き声を上げ、レナモンの姿になった・・・。
デジモンセイバーズ
CV:千葉進歩
ゲーム版に登場。神楽由麻のパートナー。こちらも中性的(中の人的には、ヒカルの碁の藤原佐為に近い声質)。
「友達」である由麻のためには命をかけて身体を張るなど、テイマーズ版に負けず劣らずパートナーのことを想っているが、個人的な強さには執着しておらず、ただ由麻を守るために戦っている。
由麻がデジヴァイスを持っていないため、気合で進化する。
進化系統はテイマーズと同じ。
デジモンサヴァイブ
CV:???
幼い少女ミユキのパートナー。
冒頭の回想シーンからしばらく登場しなかったが実は主人公たちのすぐそばにいた。
余談
長身の成長期
それまでのパートナーデジモンは全員小学生のテイマーよりも身長が低いか同身長でほとんどが成長期であったが、レナモンはシリーズでは成長期の段階でテイマーより身長が高い史上初のパートナーデジモンである。
ちなみに成長期で獣人型とされるのは結構珍しい。
名前の由来はRenart(フランス語でキツネ)。彼女を含めた進化系の設定やデザインが東洋風モチーフで一貫しているのにもかかわらず、彼女だけフランス語由来というなんとも浮いた存在になっている。
ケモナーに定評のあるレナモン
タイプが獣人型、狐モチーフであるがゆえに多くのケモナーに愛されている。(海外の二次エロイラストの投稿数があのサーナイトとほぼ同じと言えばその凄さが伝わるだろうか?)
メスケモとして扱われるイラストが多いが、オスケモとして見る人もいるので注意が必要。公式ではメスケモ扱いであり、プレミアムバンダイで販売されていたG.E.M.シリーズのフィギュアでは胸部の毛皮がキャストオフ可能かつ、少女的な小さい胸があるのが確認できる。
人型への参加を間違っていると評したヴァジラモンをケモナーと呼ぶ人も。
また、なんと某有名海外アダルトサイトにはレナモンの動画まであるという次第である………。
アナザーミッションでの進化系
基本的な進化ルートはテイマーズに準じているが、条件を満たすと以下の進化系にもなれる。
成長期
名称 | 備考 |
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クダモン | 本編では薩摩隊長のパートナー、レナモンの究極体サクヤモンが使役する管狐がモチーフ |
ゴツモン | 本編では敵キャラ |
ポーンチェスモン(白) | 本編では白川恵のパートナー。だが他のチェスモン系はいない |
ユキアグモン | 『テイマーズ』で力を行使したデジモン |
ピコデビモン | なし |
成塾期
名称 | 備考 |
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アイスデビモン | 『テイマーズ』での因縁の相手。ピコデビモンの進化系で、カードゲームαではユキアグモンの進化系としても登場(DM-089) |
アイスモン | ゴツモンやユキアグモンの進化系 |
デビモン | おなじみピコデビモンの進化系 |
ヌメモン | カードゲームではゴツモンやクダモンの進化系だった(Bo-1190) |
レッパモン | クダモンの進化系 |
完全体
名称 | 備考 |
---|---|
チィリンモン | レッパモンの進化系 |
インセキモン | アイスモンの進化系で本編では敵キャラ |
ヴァンデモン | デビモンの進化系 |
レディーデビモン | カードゲームではデビモンからの進化系としても扱われた(St-365など) |
究極体
名称 | 備考 |
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ゴールドヌメモン | 当時は究極体 |
スレイプモン | クダモンの最終進化 |
ムーン=ミレニアモン | |
リリスモン | レディーデビモンの進化系。作中でのボスキャラ。 |