テミス(スクスト)
てみす
とある並行世界(チャンネル)に生まれ、そしてそのチャンネルが壊滅した後もたった一人を生き続けていた機械生命体。
EPキラルi/o編が終了したエテルノに突如として現れ、ガールズらを襲撃。
さらにエテルノで運用し始めていた「導意体(コンダクター)」も強奪。
そしてエテルノメンバー達を挑発し、3つの世界へと巡らせる事態へのキッカケをつくったEPVのキーキャラクター。
その正体は、故郷の秩序を守り、人間と機械生命体の仲を取り持つために作られた存在。
しかし、故郷は人と機械生命体の内戦によって滅んだ。ロボット三原則によって生身の人間に殺傷できず、「導意体(コンダクター)」製の身体を持つ彼女は死ぬこともなく、
そして幾つもの世界を巡っても故郷を救う方法を見つけることは出来なかった。
この経歴から自称「人間嫌い」で、アンニュイな性格をしている。
EPVシリーズの動向
エテルノから奪った「導意体(コンダクター)」を様々な世界に流出させ、
エデン世界・レギオン世界・マギア世界の歴史と技術を異常発展させた。
その後も「観測機」を忍ばせては、それらがどのように利用されているかを観察している。
フィフス・フォースの介入によって三つの世界の「未来予測結果」が変わった後、
彼女達を自身の故郷に強制転移させる。
立ち位置
EPVのキーキャラクターにして敵役として登場。
最終的にはEPVのラスボスにして主人公の一人(今回は群像劇に近い内容)とも言えるべき人物。
隊長によって観測された人物も彼女であり、テミスも隊長の存在に気付き、「独り言」として自分の過去を語る。
あのエンド以来の人間型ボス敵キャラクターであり、
EPV最終話直前の協力戦イベントではストーリー展開に合わせ、彼女本人や彼女を模した様々な複製体と対決する。
ロボットらしく腕を様々な武器に換装でき、翼による突進攻撃も使ってくる。
大ボスクラスの敵役ではあるが、テミスはEPⅠとEPⅡのモルガナ達やエンド程の悪行をした訳ではなく、
セレーネ程の嫌味キャラクターでもない。
そのため決戦後でも生存し、プレイアブル化こそはしないが、EPVの終了時点の動向では「考え方を多少改めた状態で撤退する」。
そしてV+後半にてシャドウを悪用する人物を追うため、完全な味方として再びエデンチャンネルに舞い戻ることになる。
詳しいことは伏せるが、最終的には生きたまま壊滅前の故郷に戻ってストーリーからフェードアウトした。
それからは次章以降も特に登場はしていないものの、エテルノガールズとは直接の面識は無いこの子やこの子とは異なり、ごくたまにメンバー達の口から名前が挙がる事もある。
コンダクター繋がりか、2024年9月末の境界プラトーンアップデートシナリオにて再登場。相変わらずネガティブな考察されやすい台詞を言うが、表情はV時代よりも穏やかな微笑み。ただしリアルこの時期はEPΣ配信中、しかも11月には恒例化の人気投票限定マルチメモカと混沌プラトーン、果たして彼女がどちらの予告担当かな?
主なバリエーション
いずれも協力戦では強力なボス「特異妖魔」として登場する。
数億のHPを持つが、スコア効率も非常に高い。いずれもボイス無し。
- テミス・シャドウ
テミスの複製体、オリジナルとは違い服を着てないが、ボディは肌色ではなく、センシティブ部位の装甲色も他の部位と違う。
前述の「観測機」の正体でもあり、EPVの舞台である三つの世界では、シャドウを軍事兵器(レギオン)や信仰(マギア)や統制システム(エデン)として利用するため、その動向がテミスに筒抜けであった。
設定上では妖魔に宿らされた個体であったが、これでも三原則を突破できないらしく、
主にフィフス・フォースに対する尖兵として使用する。
- テミス・バースト
EPV終盤および決戦イベントに登場するオリジナルテミスの暴走形態、星導変身バースト(覚醒に相当する)と同じく金色になる。
- ストレイ・シャドウ
V+配信から登場する赤目のテミス・シャドウ。ストレイ(stray)は「はぐれる」または「迷い込む」を意味し、その名の通りシャドウを全機撤去された後のエデン世界に迷い込んだ。
実はテミス本人に関係なく、新たな悪役「ロスト」に回収・運用された存在である。