概要
レベル | 完全体 |
---|---|
タイプ | パペット型 |
属性 | データ |
必殺技 | トリックオアトリート |
得意技 | おどかす、サプライズ、ジャック・オー・ランタン(アナザーミッション) |
『デジモンペンデュラムver.3』で登場。
斧の刺さったカボチャというシュールな頭を持つ、パペット型のデジモン。
成長期デジモンのような小柄な見た目だがれっきとした完全体デジモンである。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
カボチャの頭をもつヌイグルミのデジモン。欧米のお祭りである「ハロウィン」の時期になると発生していたコンピュータウィルスが突然変異を起こしてパンプモンになったという都市伝説がある。
しかし、悪質なウィルスではなかったので危害を加えることは一切ないが、見た目の姿とは裏腹に強力な攻撃力の持ち主でもある。とぼけた顔を見ても分かる通り、喜怒哀楽の表現にとぼしい所がパペット系デジモンの特徴である。
必殺技は巨大なカボチャを空中に出現させて、敵を押しつぶす『トリックオアトリート』。
活躍
デジモンアドベンチャー
CV:寺田はるひ
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。第33話「パンプとゴツは渋谷系デジモン」に登場。
ヴァンデモンの配下なのだが、命令そっちのけでゴツモンと共に渋谷で遊んでいた。ナレーターの説明によれば「怖くて可愛いルックスが女の子に大人気。今夜は渋谷をハロウィンのように熱狂させるつまりだ」とのこと。
途中に本来敵対関係である石田ヤマトと高石タケル、そしてガブモンと遭遇しても戦わず、楽しく遊ぼうとする。
しかし、その善良な性格が災いしヤマト達をヴァンデモンから庇った事で裏切り者扱いされ、ゴツモン共々ナイトレイドの餌食にされる。
なお、没日は8月2日…
と本編でヴァンデモンに殺されたかと思われたかが『デジモンアドベンチャー20th メモリアルストーリー』でゴツモンと共に頭身がかなり上がった姿で再登場。
その際は自分達を「銀座系デジモン」と称し、ガブモンを呆れらせていた。
デジモンテイマーズ
アイスデビモンに倒されたデジモンとして登場。
デジモンフロンティア
CV:寺田はるひ
第17話ではゴツモンと一緒に登場している。あくまでもモブ扱いで『アドベンチャー』とは無関係に思われていたが、ドラマCD『希望という名の電車』でまさかの登場。デジタルワールド行き直行列車に乗っていたデジモン達で、レーベモンが『シリーズ違うだろ!』と突っ込んでいた事からメタ的には同一個体という事らしい。
しかし、乗り越した腹いせから車内で大暴れを始めた為、レーベモンに『お前たち倒すけど良いよね?答えは聞いてないザンス!』と問答無用に敵と見なされ、渋谷の方向に吹っ飛ばされた。
恐らく、フロンティアの始まりの地が渋谷駅であった事と、寺田氏が『フロンティア』でラーナモンを演じていた事から来たネタだと思われる。
デジモンセイバーズ
CV:小伏伸之
バロモンの側近で複数体存在する。
エルドラディモンが人間界に落とされた際にはギズモン:XTと対決し、トリックオアトリートでギズモンの顔を覆い、XTレーザーで自滅に追い込む活躍を見せる。
デジモンリアライズ
CV:梶裕貴
玉田のぞみのパートナーデジモン。シーズン1の第15章から登場した。なおパートナーデジモンとしてメインを張るのは、これが初である。
のぞみとは同年代の友達感覚な存在。アドベンチャーのパンプモンと同様、遊ぶ事や楽しい事が好きらしい。サイドストーリー第1弾にて、ノーブルパンプモンに究極進化する。
デジモンゴーストゲーム
「君もお友達にしてあ・げ・る!アハハハハ!!」
「うれしいなぁ…みんな僕のお友達!クク…ウフフフ…!」
「みんな僕とおんなじ顔になって、みんな僕と…友達になればいいんだ!」
CV:高戸靖広
第4話「人形ノ館」に登場。タイムリーにハロウィン当日の登場となった。
手下のキャンドモンやエカキモン達を率いて、自らも「コスモカルチャースクール」の案内ホログラムであるコスモくんをハッキングして利用し、カボチャ人形に入り込んだ手下と共に人間達を襲撃。施設内の立ち入り禁止エリアに連れ込んで、『トリックオアトリート』で生み出したカボチャを被せてカボチャ人形にしていた。
完全体だが精神的に幼く、元々は自分と接してくれる「友達」を求めている寂しがり屋な性格。
人間界に来て間もない頃は、まだ人間には姿が見えず、独りぼっちで寂しい思いをしていたが、ハロウィンの日にカボチャの被り物をして楽しむ人間の様子を見て、自分と同じ顔の友達が増えたと思い込み「友達が欲しい」という想いが暴走。
無理矢理自分と同じ顔に変えて「友達」にすれば良いと考えるようになり「ホログラム・ゴースト」として騒ぎを起こすに至る。
逃げ出す者がいれば手下と共にどこまでも追いかけ、カボチャを被せた人間に常に携帯する彫刻刀を躊躇なく突き立てる等、現在では狂気性を孕んだ気質になっている。
施設内でハロウィンパーティの準備するスタッフや手伝いに来た瑠璃の友人を「友達」にすべく次々と手下に襲わせ、カボチャ人形になりすます手下の跡を追ってきた宙を「友達」にしようとする。
逃亡した彼らを追いかけ、美術室へ逃げ込んだ瑠璃を捕らえようと『トリックオアトリート』で下敷きにしたが、これは瑠璃のパーカーを被せた石膏像で、彼を説得するチャンスを作る為に宙の考えた作戦だった。
その事に気づき「もう絶交だっ!」と怒り狂ったパンプモンは『トリックオアトリート』で宙達を押し潰そうとするもベテルガンマモンに破られてしまい、続け様に放った『ソルショット』を食らい戦意を喪失。
友達作りの邪魔をされた事に「やっぱりお前達なんか友達にしてやらないっ!」と泣き出してしまうが、宙からの説得を受けて自分の友達作りの方法が誤った方法だと知り、「友達が欲しいなら素直にそう言えばいい」と言った宙達と友達になり和解。初めて人間の友達が出来た事に大喜びしていた。
デジヴァイスVで展開した擬似デジタルワールドを解除した途端、手下共々いなくなってしまったが、宙は「来年になったらまた会いに来るだろう」ともう悪さはしないと判断している。
そしてその言葉通り、作中で2度目のハロウィンとなる第49話で再登場。
友達となった宙達を助けるべく駆けつけて『トリックオアトリート』で魔女にされた人達を隔離、「友達をいじめるんなら…僕、許さないよ」と威圧してウィッチモンと交戦した。
戦闘後は「これ以上、友達を困らせるんなら、また僕が来るよ?」と釘を刺しつつ、同じ姿じゃなくても友達になれることを彼女に教えた。
上記の通り友達の事でウィッチモンを諭すだけでなく、冷静な余裕ぶりを見せるなど精神的にも成長が見られる。
ちなみにアンゴラモンがこのデジモンを解説した時にデジモン大図鑑やデジモンアナライザーのようなデータ画面がでたが、このような解説で属性(データ・ウイルス・ワクチン)が表示されたのは初代デジモンアドベンチャー以来である。
進化
進化元
進化後
- ノーブルパンプモン/ボルトモン(デジモンリアライズ)
- ピノッキモン/ロゼモン(ハッカーズメモリー)
- ボルグモン/ベルゼブモン(デジモンアクセル)※この作品ではボルグモンは究極体扱い。
- ジョーカーモン(デジモン新世紀)※この作品ではジョーカーモンは究極体扱い。
- パラサイモン(Bo-1009)※ジャガモン×パンプモン×トノサマゲコモンの組み合わせ。
- ネオヴァンデモン/ピエモン(バイタルブレス)