データ
概要
死神のようなゴースト型デジモンのファントモンの体を全身機械化したサイボーグ型デジモン。
別次元のデジタルワールドからのエネルギー供給で活動しており、何者かによって操られているとも言われ、放出したエネルギー状の鎌は異様な怪奇音『グレイブスクリーム』を発し、どんな装甲や盾も無意味にして直接魂つまりデジコアを刈り取ってしまう。
必殺技は魂に飢えているかの如く、膨大なエネルギーを放出して鎌を巨大化させて襲い掛かる『ソウルプレデター』。
また、目は小さいながらも存在している。
なお、完全体であるファントモンから変異した存在でありながらも、世代は何故か完全体(同じ例を挙げるなら、マメモンの変異体であるメタルマメモン。ただし、メタルマメモンの登場したばかりの当時は、「究極体」というカテゴリーが無かった)。
また、意外にも属性はこう見えてウイルス種では無くデータ種。
「究極体のウイルス種では無かった」という事を残念に思うファンも多いかもしれない。
作品での活躍
デジモンセイバーズ
「フフハハハ…人間たちは、自分自身の心の奥にある、『恐れている』こと、『見たくない』こと、『忘れたい』こと、『逃げたい』こと、『思い出したくない』ことの中に囚われているのだ。もう戻れはしない…!」
CV:山口健
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。第15話にて登場。
ビルが崖から無数に生えた谷の主。ガオモンはその性質を知っていた模様。
デジタルワールドにやってきた大達を手下のドクグモンに襲わせ、彼らに悪夢を見せた上で魂を吸い取ろうとしていた。悪夢の内容はそれぞれ、大にはドリモゲモンに連れ去られた知香を助けようとした所に殴れば殴るほどに増えていくヌメモンが足止めする夢、ヨシノには子供の頃のトラウマ、トーマには幼少期に母親と過ごした思い出と死別のトラウマとなっており、特にトーマに強い精神的ダメージを与えた。
これが却ってトーマのデジソウルを刺激してしまい、ガオモンがマッハガオガモンに初進化。ハウリングキャノンで術を解かれて大たちが覚醒し、ドクグモンを倒されてしまう。
マッハガオガモンとの戦いでは硬いボディでパンチを受け止め、ビルを次々に飛ばして苦戦させたが、逆にビルを投げ返されて怯み、ソウルプレデターで反撃に出たが、ウイニングナックルを胸部に受けて倒された。
デジモンアドベンチャー:
第31話にて登場、黒い稲妻を受けて操られたバケモンたちの内、数体が進化。
そのうち一体は更にゴクモンへと進化した。
デジモンゴーストゲーム
「グオオオ~!!」
CV:江川央生
第8話に登場。シスタモンシエルが契約して呼び出した。
デスレースのシステム的な役割で、追い付かれたレース参加デジモン達を鎌に吸い込んでしまう(吸い込まれた後のデジモンに台詞もあったため殺害している訳ではない)。
メタルファントモンに目をつけられたデジモンは額に小さい赤いドクロマークが浮かび上がり、課されたルールに絶対に逆らえなくなる。
最終的にルリの口車に乗せられて襲い掛かってきたシスタモンシエルや、他のレース参加デジモン共々デジタルゲートを通ってデジタルワールドに帰って行ったが、吸い込まれたデジモン達も含め、その後どうなったかは不明。
因みにうめき声のみであるが、メタルファントモンに声優付きが付いたのは、上記のセイバーズ依頼15年振りである。