解説
CV:諸星すみれ
1年生ながら、ツワブキ高校生徒会で副会長を務めている。
髪を後ろにまとめた真面目そうな容姿で、首筋に特徴的な黒子がある。
自他ともにルールに厳しく、天愛星という名前にはコンプレックスがあるのだが…
もはや学内の誰もが無視している校則、胸にフルネームの名札を付ける事を律儀に守っていたため、初対面の時に温水から興味を持たれる。
よほど天愛星の反応が面白いのか…?
普段、家族以外は苗字で呼ぶ温水だが……
「天愛星さん」と、彼女の事だけはファーストネームで呼ぶ。
ちなみに天愛星の弟は、貴司というごく普通の名前でサッカーをしているらしい。
ツワブキ祭では、同じく生徒会役員の1年先輩である志喜屋 の口車に乗せられ…
猫耳メイドのコスプレで生徒会の仕事を切り盛りした。
さて物語の舞台であるツワブキ高校は、愛知県内で屈指の学力レベルが高い学校である。
天愛星は入学後、自身の成績が振るわない事を悩んでいたのだが…
父がサラリーマンの一般的な収入の家庭で、家計の負担にならない様に塾通いをあきらめていた。
そのため天愛星は、温水に頼んで個人的に勉強を教わっている。
閑話休題、2学期終盤の12月半ば…
校門で行われた持ち物検査の際、元文芸部副部長の月之木の書いた18禁BL小説を天愛星が没収したことから……
実は…かつて月之木は生徒会の役員でもあった。
だが、しかし……
天愛星が先輩として慕っている志喜屋との…とある因縁から、年度の途中で役職を辞してしまった。
そのため天愛星は月之木や彼女の属する文芸部に対し、あまり良い感情を抱いてなかった。
加えて…志喜屋と古都の過去の因縁に、現生徒会執行部が巻き込まれる事も快く思ってない。