※当記事は、ララモン系/パルモン系のどちらかの子記事にすることを敢えて避けているので、親記事を変更したい場合はコメント欄などで意見を述べてください。
概要
レベル | 究極体 |
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タイプ | 妖精型 |
属性 | データ |
必殺技 | ソーンウィップ、ローゼスレイピア、フォービドゥンテンプテイション |
名前の通り赤いバラがモチ-フで、女王のような姿をしている。
パルモンやララモンの究極体であり、割と初期のほうから存在していたが、デジモンアドベンチャー等での出番がないため知名度は低かった。
しかしデジモンセイバーズで、レギュラーキャラであるララモンの究極体として登場。一気に知名度が上がった。ちなみに、ライラモンよりもデータ量があるためさらに巨大化するはずだが、今作の究極体では珍しく小型化している(ライラモンの項目を参照)。
デジモンアドベンチャー:では、この点が変更されてかなり大型化している。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
草花の女王と呼ばれる薔薇の様な姿をした妖精型デジモン。美しい大人の女性の姿をしており、常に美しくあることを願っている。
性格は多少、自意識過剰なところもあるが、その実力は他の究極体とも引けを取らないほどである。また、胸元には愛と美のシンボルが刻まれた宝玉「ティファレト」を身につけている。このティファレトを持つものは、永遠の美しさと強さを約束されると言われている。
必殺技は電気を帯びた棘の鞭でどんなに狂暴なデジモンでも手なずけてしまう『ソーンウィップ』。この技を受けたものは、身も心もロゼモンの虜になってしまうと言われている。また、鞭の切っ先で敵を仕留める『ローゼスレイピア』。そして、ロゼモンの究極にして禁断の誘惑『フォービドゥンテンプテイション』を受けたデジモンは、無数のバラの花に包まれて美しくデータ破壊される。
ロゼモンX抗体
レベル | 究極体 |
---|---|
タイプ | 妖精型 |
属性 | データ |
必殺技 | ソーンウィップ、ローゼンブラッド |
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
ロゼモンの鮮烈なまでの美しさが引き出され、万物全ての赤色が色あせて見えてしまうほど真紅に染まった姿は、見る者に圧倒的な劣等感さえ与えてしまう。
ロゼモンの逆鱗に触れた時に見られる花弁の雫“アフロディーティア” は、ロゼモンの愛の涙と言われ、これを見たデジモンは、傷つくことを知りながらも、自らロゼモンの棘の鞭に抱かれダメージを負ってしまうという必殺技『ローゼンブラッド』で最終的に消滅してしまう。
ロゼモン:バーストモード
レベル | 究極体 |
---|---|
タイプ | 妖精型 |
属性 | データ |
必殺技 | アギシャンレーヴル、シャリテ、テイファレト |
ロゼモンが一時的に限界以上の力を発動させた形態。
体色が白と黒を基調したものになり、周囲に多くのティファレトが浮遊している。また通常時よりも巨大になっている。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
ロゼモンがバースト進化で一時的に限界能力を発動し、愛と美のオーラをまとった特殊な姿である。
必殺技は、オーラのマントを増幅させてやさしく敵を包み込み消滅させる『シャリテ』と、唇より放つ投げキッスのレーザー『アギシャンレーヴル』。また、愛と美のシンボルが刻まれた宝玉『ティファレト』をまとい、敵に放つ。
活躍
デジモンセイバーズ
ララモンの究極体。アグモンやガオモンと共に第29話で初進化した。
厳密には初登場は第28話であり、この時はヨシノが感情の昂りで発生させたデジソウルがライラモンに宿り、デジソウルで構成されたオーラ体として顕現。
フォービドゥン・テンプテーションを放ち、バイオステゴモンを撤退に追い込んだ。
最初の主役達が全員同時に進化するのは、無印第1話の幼年期→成長期以来。第43話でバーストモードに覚醒する。
フォービドゥン・テンプテーションを発動すると全裸に変化するなど全体的にお色気描写が多く、更に声を担当したゆかなの技量の高さのお陰で、ライラモンの時と声の使い分けが素晴らしい出来だった。
ロゼモンのみならず、この年の植物系究極体デジモンはお色気描写が多かった。
この他、荊でバリアーを形成していた他、『アイビーハグ』という地面から伸ばした荊で対象を拘束する技を使用している。
また、デジモンストーリーでは『フォービドゥンテンプテイション』は『テンプテーション』表記であり、単なる混乱技となっていた。
デジモンアドベンチャー
本編では登場しないがゲーム版においてパルモンから進化する。ゲーム版の進化バンクは、「セイバーズ」版を部分的に変更したものになっている。
その後、『デジモンアドベンチャーtri.』・第二章「決意」でヴァイクモン共々正式にデビュー。本編で(大人の事情によって)進化が叶わなかったが、実に十数年ぶりの快挙である。
なお、ヴァイクモン共々、ワープ進化ではなくて超進化であるが理由は不明。ちなみに、ウォーグレイモンとメタルガルルモンにもワープ進化したとする描写はないため、何かが変わったのかもしれない。
デジモンアドベンチャー:
第55話でついに登場。
リリモンから究極進化。襲ってきたバンチョーマメモンに対抗して進化した。
状況からロゼモンではなくバンチョーリリモンになるのではとも思われたが、無事ロゼモンに進化。
同話ではララモンやババモンなど、ロゼモンに関連性のある他のデジモンも登場している。
また、近年は放送規制が厳しいためか、お色気描写はかなり控えめだった。(フォービドゥンテンプテイションで全裸にならない)
といっても進化シーンは薔薇風呂よろしく舞い飛ぶ大量の花弁の中から発光する女性の肢体が露になるという、かなりセクシーなカットがあるのだが。
デジモンワールド デジタルカードバトル
はじまりの町に居を構えるファイル島の統治者ババモンの真の姿。ダークセブンズを持つカードリーダーヴァンデモンから好意を寄せられており、彼を尻に敷いている。
主人公をデジタルワールドに召喚した張本人であり、バグカードの影響で身動きが取れない為、データ容量の少ないババモンの姿に変身していたが、最終盤で元に戻る。
公式設定も同様にロゼモンが呪いを掛けられた姿がババモンとされ、Bo-584ではロゼモンが出現条件となっている。
使用するデックは必殺技を和訳した「禁断の誘惑」となっている。
『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』でも登場。最期はヴェノムヴァンデモンの姿を借りたA(アナログマン)が主人公とのカードバトルに敗北すると防御システムとして自分ごとAをネットの海の深層へと追放した。
ちなみにどの姿でも老人口調である。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
豪徳寺マリのパートナーとして登場。
敵味方関係なく薔薇の香りで眠らせる「ロージークレイドル」等の漫画オリジナル技を使用する他、敵サイドのデジモンである為かカードゲームでは所属がナイトメアソルジャーズになっている。
太一&ゼロ戦ではデーモン軍によるホーリーエンジェル城侵攻の時間を稼ぐべく徹底的に足止めを行うものの、最終的に目的を看破され突破される。
シグマ、マリ、ヒデトの戦いによってデジメンタルに充分なエネルギーが集まった事で彩羽ネオが本性を現した後はヒデトのオメガモン(オーグ&メルーガ)と共に究極体となったアルカディモンと戦い、自らの命と引き換えにアルカディモンの片腕をもぎ取ってオメガモンが攻撃を行うチャンスを作るものの、「ドットマトリクス」でオメガモンのグレイソードが折られたことで勝利には至らなかった。
だがオーグ&メルーガが彼女の犠牲を無駄にしないために満身創痍の状態でありながらも気力を振り絞り力尽くで戦線を離脱、太一達にアルカディモンの情報を伝え後に繋げる事となった。