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原作:井沢ひろし

漫画:やぶのてんや

監修:本郷あきよし


概要編集

月刊雑誌Vジャンプ1999年1月号から2003年まで連載されていた。

デジモンシリーズ初の連載漫画かつ初のメディア作品である。

また、2020年のVジャンプ7月特大号に、『特別編』が読切漫画として復活。


アニメ「デジモンアドベンチャー」との違い編集

本作における現実世界(リアルワールド)では、実際の世界と同じようにデジタルモンスターという商品が発売されている。

そのため進化・退化がある程度自由にできたアニメ版と違い、進化したデジモンは基本的にはそのままである(退化によってサイズが小さくなったデジモンに驚く場面もあった)。なお、上述した特別編では事件の影響か、進化・退化を行っている。


主人公である八神太一の名前と容姿以外の設定はほぼアニメ版と別物だが、パラレルワールドの関係にあることが作中で示唆されている。


ストーリー編集

ゲーム機にプログラムされていないデジモン・ブイドラモンを育てた主人公・八神太一はホーリーエンジェル城の主・ホーリーエンジェモンによってデジタルワールドのフォルダ大陸へと召喚されてしまう。そこでは超究極体の復活を企むデーモンによって平和が脅かされていた。


デーモンの野望を打ち砕く為には大陸中に散らばるVテイマータグを集めなくてはならない。かくして太一とゼロマルの100%コンビの冒険がはじまった。


登場人物編集

人間編集

テイマー編集

八神太一(アニメ版とは別人)

彩羽ネオ


藤本秀人

シグマ

豪徳寺マリ


仲間編集

彩羽レイ


デジモン編集

テイマーのパートナー編集

ゼロマル


オメガモン

ピエモン

ロゼモン


ホーリーエンジェル城編集

ガーボ

イガモン


ホーリーエンジェモン

レオ/レグルモン

ゲコビッチ


ジジモン

ピヨモン


ケンタルモン

グレイモン

メラモン


デーモン軍編集

デーモン

アルカディモン


エテモンキー


トリケラモン

マリンデビモン

ヴァンデモン

メタルグレイモン

ジュレイモン


カリスモン

ネオデビモン


その他編集

パル

プル


ゴン

ホエーモン


スターモン


コラボ漫画編集

ゲスト編集

本宮大輔

ブイモン

高石タケル

八神ヒカリ

井ノ上京

火田伊織


神原拓也

源輝二

織本泉

柴山純平

氷見友樹


秋山遼

モノドラモン


敵デジモン編集

パラレルモン

メタモルモン

ヴァイクモン


用語編集

フォルダ大陸

本作の冒険の舞台。ファイル島の北西部にある巨大な大陸。


ホーリーエンジェル城

ホーリーエンジェモンの城。東京国際展示場のような外観をしている。


デジヴァイス01

デジヴァイスの一種。データの送受信などが可能な携帯コンピュータ。コマンドのアップリンクや、デジモンや物体のスキャン能力を持つ。太一はホエーモンから「追加プログラム」として得た。ネオやヒデトやマリも、入手経路は不明だが所持している。基本的に腕に装着するタイプだがマリのデジヴァイスは手に持つタイプになっている。

二体以上のデジモンを扱うネオやヒデトは両腕に付けており、これを用いて二体以上のデジモンを合体させるジョグレス(JOGRES)や、両腕を交差させる事でジョグレスで生まれたデジモンを元の二体に分離させるパーティション(PARTITION)(分裂)などを行っている。更にジョグレスすればHPが完全回復する性質があり(パーティションを行う場合はHPを消費するためある程度残っている必要がある)、これを利用してパーティションとジョグレスを繰り返す無限ジョグレスがある。


Vテイマータグ

かつてデジタルワールドの創造主が住んでいた城を人間が潜り抜ける為のタグ。大地・蒼海・幻夢・鋼帝・天空の5つからなる。


デジメンタル

超究極体への進化を可能にするアイテム。テイマーの操る究極体レベルのデジモン同士の戦闘によって生じたエネルギーを蓄積する。

デジモンアドベンチャー02に登場するものとは完全に別物。人間の正しい想いによってしか働かない。


オーバーライト

デジモンの感情の変化を表すための構成データの書き換えのこと。

古代種は気性が荒いためその書き換えが特に激しく、運動能力が大幅な上昇することもあるが、頻繁に激しく書き換えられることはデジモンの寿命を大きく縮める。

オーバーライトにはデジモンの強い大切なものを想う気持ちや喜びや楽しみなどで発生し、強力な回復能力や進化を促す聖なるオーバーライト「アルフォース」も存在する。


古代種

古代からデジタルワールドに存在していた種で気性が荒く、オーバーライトが激しい。

そのために寿命が短く、完全体以上に進化することは非常に困難であり、完全体に進化した古代種は幻の存在となっており、究極体に進化した古代種は古文書の記録にも残っていない。

デジモンアドベンチャー02にも古代種が登場するが、あちらは人間と特殊な繋がりを持ったパートナーデジモンである特殊な存在であるため、古代種としての特性に差があるかは不明。


超究極体

世界の生態系のバランスを崩すほどの能力を持ち、通常の進化で育った場合、人間には制御不可能な怪物になるという存在。

通常の進化で超究極体に達することが出来るのはアルカディモンのみだが、アルカディモンを吸収することでデーモン、デジメンタルを使うことでゼロもこの進化体へと到達した。

他のメディアで『超究極体』の言葉が使われることがあるが、Vテイマー01における「超究極体」とは意味合いが違う場合が殆どである。


余談編集

以下のデジモンは本作初出であり、カードゲームなどにも出張出演している辺り、公認デジモンである事が窺えるものの、世代や種族、必殺技の設定は開示されていても、生態などの詳細な公式設定が定まっていないものも多く、デジモン図鑑にも掲載されていない事が殆どである。

  • アルカディモン
  • カリスモン
  • ドミニモン
  • レグルモン
  • パラレルモン
  • プチマモン

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