デジヴァイス
でじゔぁいす
デジモンシリーズにおける『選ばれし子供達』や『デジモンテイマー』が所持する、パートナーデジモンをパワーアップさせるデバイスである。
「デジモンの進化機能」や「デジタルワールドへのゲート展開」等の能力を持っている(個々の性能の違いがあり、ゲート展開能力が無いものもある)。
ちなみに『デジモンセイバーズ』以降の全てのデジヴァイスには、『デジモンの格納』や『不可視化』といった機能が付けられており、それまでの作品で主人公達が苦心していた、「如何にして家族を始めとする他の人間からデジモンの存在を隠し通すか」という問題が解消されている。
デジヴァイスic
『デジモンセイバーズ』のテイマーが所持。
クロスローダー
『デジモンクロスウォーズ』のジェネラル及びハンター(XW3期)が所持する端末。モチーフはマイク。
内部にデジモンを軍団レベルで格納可能で、内部でダメージを癒やす事もでき、呼び出す時は「リロード」と叫ぶ(なお、瀕死になったデジモンは『デジメロディ』というメロディを発する事があり、リロード時もメロディが鳴る)。
所持者はデジモン同士を合体させる『デジクロス』が使用可能であり、効果的な運用に当たってはジェネラルには部隊指揮官としての能力も求められる。
元々デジクロス自体が、敵であるスカルナイトモンが発見したシステムであり、それをバグラモンがシステムとして完成させた物である。つまりシリーズ唯一の敵が創ったデジヴァイスである。敵が使用するものは牙が生えた禍々しいデザインの『ダークネスローダー』であり、こちらはデジモンの意思を無視した『強制デジクロス』が可能(なお、展開時には各軍団のエンブレムが現れる)。
超進化の光に目覚めていれば、パートナーを『超進化』させる事も出来る。
第三期『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』では、ラスボスであるクオーツモンに対抗するべく、時計屋のおやじ(正体はバグラモン)によって大量生産され、多くのデジモンハンターが所持している(1・2期とは違い、『ジェネラル』では無く『ハンター』と呼称されている)。
この他にもデジモンアナライザーに該当する機能があり、ジェネラルに技などのデジモン情報を表示する他、二期ではランドの地形を表示するマップ機能が使用された(この機能はキリハが使うまで、タイキは知らなかった模様)。
『デジメモリ』と呼ばれるメモリーカード状のアイテムを装填する事で、一時的にデジメモリに記録されたデジモンの必殺技を発揮する事が出来るが、1ゾーンにつき1本のデジメモリを1回しか使用出来ないという制約がある。
三期ではデジクォーツに潜んだデジモンを現実世界から観測するためのレンズを発生させる機能、デジモンの捕獲機能、タイムシフトの掛け声でデジクォーツに入るなどの機能が追加されたが、デジモンは1体しかリロード出来ず、デジクロスできるデジモンは1体という制約が出来た(いわゆるゲームバランスの調整)。
ただし、他人のクロスローダーにデジモンを貸し与える事で、3体以上のデジモンをデジクロスさせるという抜け道がある。また、デジクロスや超進化のエフェクトや効果音も1期〜2期のものとは異なっている。
デジモンを捕獲する際には拘束用リングを発生させる事ができ、ほかのハンターのクロスローダーと協力してリングを増やしての拘束も可能だが、デジモンの体力が有り余っていると抜け出されてしまう(なので、デジモンを倒して粒子化したタイミングを狙って捕獲するのが基本となる)。
こちらではデジモンと交信する際にはモザイク状のデジモンが表示される仕組みになっている。
他者からデジモンを奪うことは出来ないが、デジモンやハンターが望むのであれば、移し替えは可能である(タギルがネネやヒデアキのパートナーを借りていた他、リョウマが一時的に家出したガムドラモンを引き取っている)。
後述するように漫画版では、ウィザーモンが作成したクロスローダーが後にタイキの物になったり、アカリやゼンジロウの物にもなった。
なお、第50話では操作音が玩具版『デジモンクロスローダー』と同じになっている。
カラーリング
アプリドライヴ
『アプリモンスターズ』のアプリドライヴァーが所持している端末で、アプモンチップというアイテムでアプモンを呼び出す。
また、バディアプモンによってアプリドライヴのカバーカラーリングが異なる。
デジヴァイスでは珍しく喋るアイテムで、CVは高木渉。
なんとデジヴァイスシリーズでは初にして唯一の、ゲーム機能がないアイテム。
アプリドライヴDUO
アプリドライヴの進化版で、指紋認証スキャン機能が搭載。
タッチと共にアプリアライズする事で、アプリドライバーの生体(体力)パワーが加わり、全てのアプモンのステータス数値が1.5倍に強化。
またアプリドライヴでアプリアライズされた極アプモンは60秒の時間制限があったが、DUOでは無制限になっている。
当初はアニメ27話でアプリドライヴァーとなった大空勇仁&オフモンペアしか持っていなかったが、アニメ39話にて新海ハル達アプリドライヴァーも、アプリドライヴからアプリドライヴDUOに強化された。
掛け声は『○○注入!』と変更されており、バディの体力が低下すると本体がタッチを促し、アプリドライヴァーの生体パワーが加算される。
DUOになってから進化時のBGMが追加され、『BE MY LIGHT』(歌:島爺)が使用された。
新型デジヴァイス
デジモンアドベンチャーシリーズの続編、劇場版『デジモンアドベンチャー LASTEVOLUTION絆』で使用されている、泉光子郎が設計・開発した新型のスマートフォン型デジヴァイス。
機能上は太一達の持つデジヴァイスと同じ仕様で、メッセージ機能や進化機能も充実しており、02組と同様にデジタルゲートをいつでも開けるように改良されている。
太一達と大輔達02組ではスマートフォンの裏デザインが違い、選ばれし子供達それぞれの紋章をイメージしたデザインに変更。
また当時のデジヴァイスは大事に仕舞われていることも、特集記事によって明記されている。
「THE BEGINNING」終盤でウッコモンの消滅に伴い全ての旧デジヴァイスが消滅したが、こちらのスマホ型デジヴァイスがあるため今後も機能は損なわれないものと思われる。
デジヴァイス:
デジモンアドベンチャーのリメイク作品『デジモンアドベンチャー:』で、選ばれし子供達が所持しているデジヴァイス。
初期型デジヴァイスの左右横にある丸長ボタン式とは違い、本作のデジヴァイスにはボタンの描写は無い(玩具では丸画面に沿った左右がボタンになっている)。
機能としては従来通り、各々のパートナーデジモンを進化させられる。
進化する際は画面に紋章が表示され、その色に合わせて画面の周りが発光する。その際、進化する形態によって発光のパターンが異なる。
他にはデジヴァイス同士や光子郞のタブレットからの通信、デジモン図鑑、石盤の文字の翻訳機能などがある。
また、アニメシリーズと連動して販売された歴代玩具版デジヴァイスの中でこのデジヴァイスのみ一般販売ではなく、プレミアムバンダイ限定商品となっている。
進化時のBGMは進化段階によって変わり、成熟期時は『Be the winner』(歌:谷本貴義)、完全体時は『X-treme Fight』(歌:谷本貴義)、究極体時は『Break the chain』(歌:谷本貴義)
デジヴァイスV→デジヴァイスVV
『デジモンゴーストゲーム』に登場するデジヴァイス。末尾のVは『VITAL』の頭文字だと思われる。
液晶画面のついた腕時計型アイテムで、腕に巻きつけて装着する。腕時計型デジヴァイスはアニメでは初、メディアミックス全体を通しても漫画『Vテイマー01』以来となる。
右側面にはボタンが、左側面には『Dimカード』というメモリーカードの様なものを差し込むスロットがある。
装着者のバイタル情報を読み取っており、この値が上昇する事でパートナーデジモンが進化する。
これは歴代作品の、『人間が気合を入れるとデジモンが進化する』演出に説明がついた形とも言えるだろう。
また、パートナーデジモンの可視・不可視の切り替えやデジタルワールドに似た環境の展開といった機能も持つ。
ただし取扱説明書の類は無いため、前者は瑠璃が、後者は宙が手探りで見つけている。
使用者の元に個別に現れる事の多かった旧作のデジヴァイスとは違い、宙の父である北斗が残したものを3個まとめて宙が発見。
1つを宙本人が使用し、残りは瑠璃と清司郎に譲渡されている。
また、今回のパートナー関係は旧来に比べ緩やかなようで、他人のパートナーデジモンに対して技を指示する・一人の人間が複数のデジモンとパートナー関係となり進化させるといった描写が登場している。
第51話にて、デジヴァイスVVに「進化」した。
BGMは、完全体までの進化・超進化・ワープ進化時に「First_Riders」、究極進化時に「MAKUAKE」が流れる。
秋山遼VSミレニアモンシリーズ
デジモンアドベンチャーシリーズのパラレルワールドの作品シリーズ。
このシリーズではデジヴァイスを使用している。
デジモンアドベンチャーアノードテイマー&カソードテイマー
異空間にアニメ初代の選ばれし子供たちが幽閉されたため、太一のアグモンが秋山遼に助けを求め、それを受けて遼がデジタルワールドに冒険に出るという流れから八神太一のデジヴァイスを借用。
秋山遼本人のものではないのでアニメの様に自由な進化・退化は出来ないが、代わりに仲間デジモンを特定の組み合わせで戦わせた時に、攻撃演出として進化先デジモンが一時的に登場する『ヴァリアブル技』が使用可能という設定。
デジモンアドベンチャー02 ディーワンテイマーズ
四聖獣達の覇権争いを止めるためにデジタルワールドに呼び出された遼が、いくつもの大会を制覇していく。
デジモンストーリーサンバースト・ムーンライト
『ライトファング』・『ナイトクロウ』のテイマーユニオンに所属しており、デジヴァイスバーストを使用している。
また、ランク昇格試験等にセイバーズメンバーと漫画 デジモンネクストのメンバーが登場する。
デジモンストーリーロストエボリューション
テイマーユニオンが大分前に消滅した世界観で、デジヴァイスバーストを使用している。
破壊された進化ツリーに化石をはめる事で、進化ツリーを戻しデジモン達を進化させていく。
このゲームではセイバーズメンバーとの関連性は無い。
デジモンワールド リ:デジタイズ
スマートフォン端末型デジヴァイス。この世界におけるデジモンは、現実と同様に『デジタルモンスター』というアプリゲームとして浸透している。
デジモンワールド-next0rder-
初期型育成ギアのデジタルモンスターをデジヴァイスとして使用、主人公が1つのギアで究極体を2体育成してる事から、デジタルモンスター20thだと思われる。
デジモンストーリーサイバースルゥース / デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー
[pixivimage:49682193s]
正式名称・『デジタル・デジュリスタンダード・デヴァイス』。電脳空間『EDEN』へ接続する際に使う端末で、一般的にはスマートフォン型。主人公はゴーグル型を使用している。
一般流通しているが基本的にデジモンを扱う機能は無く、それ用のアプリケーションをインストールされる事で「デジモンを扱うデバイス」としてのデジヴァイスが完成する。
EDENへはこのデジヴァイス端末を専用の接続ブース『EDENスポット』やPCに接続する事で、アクセスすることが出来る。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
『デジヴァイス01』と呼ばれる。タイチやネオ等のテイマーが所持しており、腕時計の様に腕に装着して使用する。
ネットオーシャンの守護者ホエーモンが管理している「世界を救うワクチンのための支援プログラム」であり、基本的には進化に関わらないアイテム。
その代わり、デジモンのステータススキャンや入力されたコマンド等のアップリンクといった、データの送受信が主な機能となっている。
2つ所持すればデジモンを合体・分離する『ジョグレス』と『パーティション』が行える。
デジモンネクスト
初期はデジモンミニがデジヴァイス化したデジヴァイスicを使用していたが、終盤にツルギ達が対神器を会得しデジモンツインに変化する。
このデジモンツインはイグドラシルが暴走した時に抑止力となる『調停者』の力を封印した神器であり、この力の影響でライズグレイモンはビクトリーグレイモンに、マッハガオガモンはズィードガルルモンに進化した。また、デジモンツインを合体させテイマーたちの思いを込める事で時空を超える、『ツインチャージ』が使用できる。
なお、バルバモンから与えられたショウの漆黒のデジヴァイスicは、ムルムクスモン戦で自ら破棄している。
ちなみに、デジモンツイン自体は元々はデジヴァイスではなく、育成ギアの一環として発売された玩具である。
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