概要
『デジモンフロンティア』の選ばれし子供達が所持しており、各子供達の携帯電話がディースキャナに変化したものである。
内部に十闘士のスピリットを格納可能であり、子供達の『デジコード』をスキャンしてスピリットと融合させデジモンへと進化する、『スピリットエボリューション』を行う他、倒したデジモンから発生したデジコードを読み取り、対象のデジモンを浄化する『デジコードスキャン』を行う(この為、玩具版ではバーコードをスキャンする機能があった)。
また、物語中盤から拓也と輝二が複数のスピリットを同時に使用する『ダブルスピリットエボリューション』、『ハイパースピリットエボリューション』等の上位レベルへの進化が出来るようになったのにともない、2人のディースキャナのみ形状が変化している(メイン画像上部の、赤と黒が基調の物)。
この他にも、ヒューマン形態の十闘士とコミュニケーションする能力もあるようである。
スピリットエボリューション〜ダブルスピリットエボリューションは『With the Will』(歌:和田光司)、ハイパースピリットエボリューション〜エンシェントスピリットエボリューションは『The last element』(歌:アユミ(旧・宮崎歩))というテーマソングが使用される。
カラーリング
配色は「『本体部分』+『グリップ部分』」で表記。
※当時の食玩『デジモンディースキャナ』には黄+黒、薄紫+黒、緑+黒の様なオリジナルカラーも存在していた。
玩具版
バーコードスキャンシステムを取り入れており、『デジタルモンスターカードゲーム』のバーコードの他、一般のバーコードにも対応しており、これでデジモンの入手や強化、アイテムの入手などを行う。
海外では「ディーテクター」の名称で販売。そちらでは選ばれし子供達のうち、1人を選択してプレイする他、悪の闘士にもスピリットエボリューションできる(純平は土、泉は水、友樹は木、輝一は鋼)など仕様が全く異なる。
同時期に展開された育成ギア『ペンデュラムプログレス』シリーズとも連動する。
ディースキャナVERSION1.0
2002年6月30日発売。拓也の持つブラック&レッドに加え、玩具オリジナルのブラック&ブルーが登場。
登場するパートナーデジモンは次の通り。
ディースキャナVERSION2.0
2002年8月頃発売。輝二の持つホワイト&ブルーに加え、輝一の持つブラック&グレーが登場。
登場するパートナーデジモンは次の通り。
ディースキャナVERSION3.0
2002年12月頃発売。拓也と輝二が番組後半で使用するモデルの玩具版である。
これまでのハイブリッド体に加え、融合形態、超越形態、スサノオモン、そして劇場版に登場したデジモン達や『デジモンワールド3』のパートナーデジモンが参戦した。また、VERSION1.0にてバーコードスキャンで入手できたルーチェモンはこのバージョンでは乱入キャラクターとして登場し、倒すとパートナーデジモンとして入手できる様になっている。
世代 | デジモン |
---|---|
ハイブリッド体 | VERSION1.0〜VERSION2.0までのハイブリッド体(悪の闘士は登場しない)、レーベモン、カイザーレオモン、アルダモン、ベオウルフモン、ジェットシルフィーモン、ライノカブテリモン、ダイペンモン、ライヒモン、カイゼルグレイモン、マグナガルルモン |
成長期 | エビバーガモン、コエモン、コテモン、ネーモン、ベアモン、ボコモン、ルーチェモン |
成熟期/アーマー体 | ガルルモン、カブテリモン、グリズモン、グレイモン、サラマンダモン、サンダーバーモン、ダルクモン、ファングモン、ブリンプモン、フレイウィザーモン、ミケモン |
完全体 | アシュラモン、ジュエルビーモン、シルフィーモン、ズドモン、パロットモン、ヒポグリフォモン、フェレスモン、ボルケーモン、ルーチェモン:フォールダウンモード |
究極体 | 十闘士(炎から鋼まで)、オニスモン、スサノオモン、スラッシュエンジェモン、デュナスモン、ピノッキモン、ファラオモン、ファンロンモン、マリンエンジェモン、ムルムクスモン、ルーチェモン:サタンモード、ロードナイトモン |
Super Complete Selection Animation ディースキャナ
育成ギアではなく、なりきりアイテムであり、スピリットエボリューションの再現(スライドエボリューションも可能)やデジコードスキャン、オファニモンとの掛け合いが再現されている。
なお、カラーリングは番組初期のものではなく、ver.ULTIMATE RED(カイゼルグレイモン仕様)とver.ULTIMATE BLUE(マグナガルルモン仕様)の二つとなっているが、これは後期までの進化形態へのなりきり遊びを再現する為の仕様である。