概要
公式設定
世代 | 究極体 |
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タイプ | 古代鳥型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | コズミックレイ |
遥か古代に絶滅してしまったと言われている古代鳥型デジモン。
想像を絶する大きさを誇り、「天空の覇者」と呼ばれ、性格は獰猛で大型のデジモンでもオニスモンに襲われることが多かったと言われている。
必殺技は眩い破壊光線を放つ『コズミックレイ』。
補足情報
カードゲームなどで設定されている得意技は大竜巻を放つ「テンペスト」。
後者は『デジモンストーリー』では伊由太加の剣(いらたかのけん、カラテンモンの武器)を装備することで使用が可能となるが、オニスモン自体はデジモンストーリーシリーズに一切参戦しなかった。
所属は『デジモンペンデュラムZ』や『デジタルモンスターカードゲームα』ではウィンドガーディアンズ、旧『デジタルモンスターカードゲーム』ではナイトメアソルジャーズ(St-885)、ネイチャースピリッツ(Bo-98t)となっている。
ナイトメアソルジャーズ所属となっているのはフロンティア劇場版でムルムクスモンの乗り物として活躍した為であろうか?
これに倣ってか、『デジモンカードゲーム』でもカードカラーが紫色にカテゴライズされている。
アニメ作品での活躍
劇場版「古代デジモン(オニスモン)復活!!」で登場。言葉は話さず、唸り声を上げている。
彷徨える島の守り神としてデジモンの子供達に認識されており、「デジコードを海鳥の羽に満たすべし」と書かれた壁画を修復させれば戦争が終わるのではないかと思われていたが、実際はその逆。
パズルが得意な友樹たちの活躍で修復された全文は「憎しみの血で塗られたデジコードを海鳥の羽に満たすべし、されば我復活せり」であった。つまりは古代デジタルワールドを荒らし回った悪のデジモンだったのだ。
その碑文通り、ムルムクスモンがダルクモン/ヒポグリフォモンの姿で暗躍し、海鳥の羽(※)にヒューマン族とビースト族の対立を煽って手に入れたデジコードを満たす事で復活。
ムルムクスモンが騎乗し、四闘士が束になっても叶わない強敵だったが、コテモンの祈りで一時的に現代に蘇ったエンシェントガルルモンの「シャープネスクレイモア」とエンシェントグレイモンの「オメガバースト」を食らって倒された。
なお、ムルムクスモンの方はアグニモンのサラマンダーブレイクに敗れている。
このことから、劇場版タイトルの「古代デジモン」はオニスモンを指すと同時にエンシェントデジモンを指していることがわかる。
(※ヒポグリフォモン時はペンダント、ダルクモン時は杖の先端に取り付けられている装飾品のこと)
第3期のOPにのみシルエットだけ登場。
漫画版では第8話から第10話にかけて登場し、古代デジタルワールドを荒らし回ったというフロンティアを思わせる設定がなされたが、消息不明なままフェードアウトするというよくわからない扱い方をされている。
余談
デジモン全体では非常に珍しいウィルス種の鳥系デジモン。(他には超有名どころのスーツェーモンがるが。)
全体のデザインは始祖鳥を、巨体という設定はロック鳥を参考にしていると考えられている。名前の由来はギリシャ語で鳥を意味するオルニスからか。
おそらく、公式設定上での誕生順としては始まりの究極体である十闘士よりも後だと考えられるが、彼ら同様に絶滅してしまっているようだ。
しかし、十闘士も『デジモンペンデュラムZⅡ』での設定集である「デジモンペンデュラムZフォルダ大陸レポート」にて復活の兆しが見えており、オニスモンも何らかの理由で現代に蘇ることがあるのだろう。
事実、『ペンデュラムZⅡ』の収録デジモンにオニスモンが含まれている。
進化
進化元は『デジタルモンスターカードゲーム』や『デジタルモンスターカードゲームα』を見るに、ガルダモンやシルフィーモンなど歴代鳥型パートナーデジモンの最終進化系に据えられる事がある。
『デジモンペンデュラムZⅡ』でもフロンティアの縁からか、進化元に据えられているヒポグリフォモンはアクィラモンとテイルモンのジョグレス体として扱われている(アクィラモンのレベルが5以下だとシルフィーモンではなく、こちらとなる)。
これらの事から察するに、ホークモン系譜の究極体として扱われる傾向にある模様(ホークモン系譜は古代種やウィンドガーディアンズ所属という意味でオニスモンと共通項を持つが、カードゲームではデータ種として扱われる傾向にあり、オニスモンだけがウィルス種となってしまう)。
進化ルートの一例
進化元
デジタルモンスターカードゲーム
(※)St-885の進化元をインセキモンからシャッコウモンに変えただけ。このカードイラストはDα-360でも流用された。そちらでの進化先はやはりガルダモンとシルフィーモンである。
デジモンマスターズ
デジモンクルセイダー
デジモンペンデュラムZⅡ
関連イラスト
関連タグ
ヴァロドゥルモン:同じく古代の鳥型デジモンで、属性はワクチンと対になっている。
ホウオウモン:『デジモンペンデュラムZⅡ』でのドットはホウオウモンのものと酷似している。