概要
公式設定
世代 | 完全体 |
---|---|
タイプ | 突然変異型 |
属性 | フリー |
必殺技 | アラミタマ |
得意技 | ニギミタマ |
アンキロモンとエンジェモンがジョグレス進化した翼が付いた銀製の遮光器土偶のような姿をした突然変異型デジモン。
銀色に輝くボディに白い翼を持っており、一説には古代デジタルワールドに降臨した天使型デジモンではないかと言われ、首や胴が360°回転し、全方位に対して攻撃することができ、表情が無い分、何を考えているのか皆目検討もつかず見る人によっては怖さを感じる場合もあるが、性格はいたって温和。
必殺技は両目から照射される焦点温度は10万度に達すると言われている赤い破壊光線『アラミタマ』。
アニメでの活躍
伊織のアンキロモンとタケルのエンジェモンのジョグレス体として登場。
初戦闘回では初進化補正が掛かっていたとは言え、ブラックウォーグレイモンのガイアフォースを下半身の太陽らしき紋様から吸収し、パイルドラモンとシルフィーモンとの連携とは言え初めて深手を負わせる事ができた。
尚この吸収能力はデーモンの攻撃にも効果がある。(流石に負担はあるようだが……)
ちなみにサイズは02組のデジモンの中ではインペリアルドラモンに次に巨大である。
人間(少なくともタイキより大きいくらい)サイズでヘブンゾーン選挙管理委員のデジモンとして登場。
選挙の結果、候補者のルーチェモンを大統領に任命するが本性をむき出しにし、ヘブンゾーンを壊滅させようとするルーチェモンを倒す為にクロスハートに協力する。
第62話にてまさかの登場。暴走しており空が食い止めようとする。
戦闘力は相変わらず究極体にもひけをとらないレベルだった。
今作ではこれまでのシリーズのメインキャラのパートナーデジモンが野生やモブや敵として登場した事例は数あれど、旧作の続編である02のメインキャラのパートナーデジモンがそのポジションとして登場するのは今回が初。
(一応エンジェモンの進化系でもあるため、02どころか無印メンバーのパートナーでもあったりする。)
ちなみに進化前のエンジェモンと、進化先のヴァイクモンとスラッシュエンジェモン(回想のシルエット)は出演済みだが、アルマジモンやアンキロモンは出ていない…。また、これによって02組の出演の可能性はほぼなくなった。(といってもあくまで「無印のリメイク」なので当然と言えば当然だが・・・・・。)
かつてはキュピモンやプットモンたちの守り神として、破滅との戦いで無数のデビドラモンと戦っていたが、限界を悟ったキュピモンたちに封印され、キュピモンたちは滅んだ。
太一たちがネーモンたちが作っている村の開拓のために木を退けたことで目覚めてしまい、まだ戦いが続いていると思い込んで村を破壊し始めた。
その後、地下の遺跡で真相を知った空とホウオウモンによって浄化され、涙を流しながらようやく長い戦いに終止符を打った。
エンディングのデジモン大図鑑では「普段は温和だが怒らせるとすぐ相手を破滅させようとするデジモンが多い気が…」と、メタ発言をされていた。
余談
アニメのレギュラーデジモンの進化体はビジュアルを重視する為に基本カッコイイ系・カワイイ系・カッコカワイイ系・ふつくしい系なデジモンになる。しかしシャッコウモンだけはどちらかと言えばよくて三枚目系なデザインでデジアド02ではイケメンデジモンのエンジェモンの進化体なのでファンの中には下の絵のように思った人がいたとかいないとか……(ただし、仲間内でジョグレス進化が最後だったタケルと伊織は、念願叶っての進化成功に熱烈な抱擁を交わして歓喜していた)。なお、旧デジカ・St-204ではスナイモンとヤンマモンのジョグレス体にされたり、初代『デジモンストーリー』では『02』のジョグレス体でコイツだけ省かれた。
どちらかと言えばアンキロモンの方が面影がないが……
ただし、アンキロモンを初進化のタイトルを元に「鋼の装甲」、エンジェモンを「天使」と言う意味で要素を掛けあわせたことを考えると案外納得のいくデザインではある。(後述するスラッシュエンジェモンみたいなデザインの方がよかったのかもしれないが)
また、シャッコウモンに微妙な反応を示すタケルのファンアートなどもみられるが、
本編にてタケルと伊織だけジョグレスせずに取り残されている葛藤がある中で、ようやく来ると思われた中、タケルは「ジョグレス・・・いや!」と叫びエンジェモンがホーリーエンジェモンに超進化し、相変わらず完全体ながら究極体相手に終始優勢に進めブラックウォーグレイモンはホーリーエンジェモンとのまともな交戦を避けホーリーストーンを破壊後逃げるという戦いを見せた。
そんな姿を見た視聴者達は、「これジョグレス要らないんじゃないか?」という疑問を抱き始めていたところにも由来する。(なお上記の通りタケルと伊織はジョグレス出来た事を心の底から喜んでいる)
なお、デビュー作品の影響でシャッコウモンの進化先はヴァイクモンでゴマモンの進化先がプレシオモンとするファンが多いが、ロストエボリューションではメタルと天使の二つの要素を合わせ持つ、スラッシュエンジェモンが進化先に選ばれたり、(設定的に違和感がないためか)ゴマモンの究極体がヴァイクモンとなっている事が多く、進化先についての論争は非常に混乱を生みやすい話題であったりする。そもそもホークモンとアルマジモンはブイモンやワームモンとは異なり単体の進化ルート(特に完全体から究極体)が明確に定められていない事も論争を生み出しやすい原因だと思われる。(ホークモンの場合は同じ猛禽類からかヒポグリフォモン〜グリフォモン、そしてジョグレス進化したシルフィーモンならばヴァルキリモンが究極体となっている事で一応解決はしている。なお、アルマジモンについては…お察しください。)
…と思いきや最新作「デジモンペンデュラムZ」で遂に公式のシャッコウモンルートの進化系がスラッシュエンジェモンと紹介されていたので恐らくこちらが正式な進化ルートになりつつあるかもしれない。
最後に上記以外にシャッコウモンの進化系に据えられたデジモンを紹介してこの項目を締めくくる。
- グランクワガーモン(旧デジカ・Bo-741)
- セラフィモン/ケルビモン(デジモンリンクス)
- ジョグレスパートナーであるエンジェモンの究極体ということでセラフィモンが選出されたと思われる。
- 一方で、ケルビモンは同じく『02』で初登場したデジモンと天使系という事以外に繋がりはない(どちらかといえばセラフィモンに関係があるデジモンである)。
- カオスデュークモン(ハッカーズメモリー)
- 珍しく関連性は全くない。
- ゴクモン(旧デジカ・Bo-909)
- これも関連性はない。
- クロスモン(サンバースト・ムーンライト)
- ダイペンモン(超クロスウォーズ)
- マリンエンジェモン/エンシェントメガテリウモン/レガレクスモン(デジモンペンデュラムZ2.0・ディープセイバーズ)
- 前者は天使系、中央はヴァイクモンら海獣系デジモンの祖先という繋がりがある。後者は特に関係ない。
- マリンエンジェモンはワクチンやフリー、エンシェントメガテリウモンはデータ、レガレクスモンはウイルスとのジョグレス体である。
- チンロンモン/ゴッドドラモン/デュークモン(デジモンペンデュラムZZERO・ウィルスバスターズ)
- 前者とは02で絡みがあり、真ん中はパタモン系の究極体という接点がある。後者は特に接点なし。
- 前者はデータ、真ん中はワクチン、後者はウィルスとのジョグレス体となる。
関連タグ
デジモン 完全体(デジモン) ジョグレス進化 遮光器土偶 天使 ミュータント エンジェモン アンキロモン ヴァイクモン スラッシュエンジェモン