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ベムスター

べむすたー

ウルトラシリーズに登場する怪獣である(分類は「宇宙大怪獣」とされる)。
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概要

初登場は帰ってきたウルトラマン

番組のテコ入れのために登場した初の宇宙怪獣。顔には超合金をも噛み砕く嘴があるが、実は腹部の五角形吸引アトラクタースパウトこそが本当の消化器官であり、ここで、ガスなどのエネルギー、果ては宇宙ステーションスペシウム光線まで何もかもを飲み込んでしまう。

驚きの吸引力
今年のお年賀


しかしこの口はチート能力に思われるが、光線を食いすぎると爆死するという弱点がある。実際にヒカリサーガでは、ナイトブレスを失ったウルトラマンヒカリのフルパワーのホットロードショットを腹部に受け、吸収しきれずに爆死している
※簡単にいうと風船が空気を入れすぎると割れるのと同義である(これさえ知っていればも苦戦はしなかったかもしれない)。
後、当然ながら正面からの攻撃には強いが、薄べったい体型ゆえか背後からの攻撃には滅法弱い。

ウルトラマン達を度々敗北に追い込んでいる強敵であり、それ故新兵器のかませ犬的な役割になる事が多い。

やっていることは後のシルバーブルーメと変わらない(むしろ元祖)のだが、シルバーブルーメほどトラウマ怪獣と呼ばれる事はなく、飛行形態などの容姿は「意外と可愛い」という声も多い。

ベムスター追撃せよ


平べったい体型と、褐色でひび割れた皮膚からの連想で、古いファンからはおせんべいとも呼ばれていたり(かつての『ファンロード』誌の投稿ハガキより)。

なお、ベムスターのネーミングは、ベムラーなどと同じく、ベム(BEM;“Bug Eyed Monster”、または“Big Eyed Monster”。古典SFスペースオペラによく登場していた宇宙生物の総称)に由来する。

各個体紹介

帰ってきたウルトラマンに登場したベムスター

ベムスター


別名:宇宙大怪獣
身長:46メートル
体重:6万1千トン
出身地:かに星雲
第18話「ウルトラセブン参上!」第37話「ウルトラマン夕陽に死す」に登場

MAT新マンが始めて対決した宇宙怪獣。
約1000年前のおうし座かに星雲爆発(地球で観測されたのは1054年だが、かに星雲は地球から7000光年離れているため、爆発自体は7900年ほど前と思われる。物凄い年寄りじゃねーか。)で誕生したとされ、地球に飛来。MAT宇宙ステーションを丸ごと飲み込み基地隊員を全員殉職させた
新マンを一度破っており、この際新マンが、太陽を借りようと焦ってその巨大な引力に引き込まれて自滅しかけたほどだった。
しかしそこへウルトラセブンが現れ、チート武器ウルトラブレスレットを新マンに渡すと、直後の再戦では、何もしないうちにブレスレットで両手とを瞬く間に斬りおとされて瞬殺されてしまう。

内山まもるによる漫画版ではこの後に別個体が登場しており、読心能力(さとり)を使って攻撃を先読みし、身体を高速回転させることで(お前もかい!!)ウルトラスパークを叩き落としてしまう。
しかし、心を読ませる暇も持たせないジャックの連続攻撃に翻弄され、最後は地中に潜られて背後を取られ、振り向いた瞬間に八つ裂き光輪で体を貫かれて爆死した。

再生ベムスター

第37話に登場。ナックル星人が、ウルトラブレスレットのデータ取得の為に蘇生させ、送り込んできたが瞬殺される(映像は第18話の流用だが、斬りおとされるSEが変更されている)。予告では「次々とよみがえる怪獣の群れ」とナレーションされるが、登場するのはこれと再生シーゴラスの二体だけなので、群れとは言い難い。

レッドマンに登場したベムスター

レッドマン対ベムスターさん


Battle-35、39に登場。

Battle-35ではノコギリンサータンとレッドファイトを繰り広げるがレッドナイフ爆撃で倒された(この時、明らかにレッドナイフがサータンのみにしか命中していなかったにも拘らず、なぜかノコギリンとベムスターも一緒に死亡するという珍現象が起こった)。
Battle-39ではビーコンと共にレッドファイトを繰り広げるが互いの頭をぶつけられて(唐突に)爆死した。

着ぐるみは再生ベムスターの流用。

ウルトラマンタロウに登場したベムスター

改造べムスター


改造ベムスターを参照。

なお、第40話ではベムスターをベースにした暴君怪獣タイラントが登場し、回想では「石油やガスを片っ端から食べる宇宙の悪魔、今こんな怪獣が地球に来たら石油が少ない日本は大変なことになる」と時代を感じさせるナレーションが入っていた。

ウルトラマンメビウスに登場したベムスター

第18話「ウルトラマンの重圧」に登場

よく見れば可愛い」とも評されたのはこの回。実際とりもちで腹部を塞がれて首をコテンとかしげたりするなど、なかなか愛嬌のある仕草を見せている。やはり宇宙ステーションを丸ごと飲み込むが、今回は無人だったため犠牲者は出ていない(マリナが乗っていたガンローダーを飲み込もうとする場面もあるが、メビウスが駆けつけた為にこれも失敗した)。
メビウス自身も苦戦するがウルトラマンヒカリが託したナイトブレスによってメビウスブレイブへとパワーアップし、メビュームナイトブレード・ブレードオーバーロードで倒している。その後吸収能力が防衛に適しているとしてマケット怪獣に推薦されたが、マリナ隊員が上記のトラウマにより猛反発したため見送られた。

ちなみにヒカリも『ヒカリサーガ』にてゾフィーと協力して地球来訪前に2体組の片割れを倒したが、この時逃げた1体が後に地球を襲撃した上記の個体。
この時使われた気ぐるみは、後に改造され大怪獣バトルシリーズや劇場版で使用された。

余談ではあるが、この回の話数はベムスターが初登場したエピソードと同じく第18話であり、放送の翌日はベムスターが初登場してから35年であった。
また、腹部の口が「吸引アトラクタースパウト」と呼称されるようになったのは、本作からであり、一部書籍では「口の周囲の力場形成器官で空間を捻じ曲げ、ガスや光線エネルギーを吸収する」と記されているものも存在していた(ちなみに、この設定は後記の『ウルトラマンX』で大きく取り上げられている(それもとんでもないレベルで)

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルに登場したベムスター

第4話「ベムスター参上!」に登場。
資源基地を壊滅させ、飛来したスペースペンドラゴンのエネルギーも狙って現れる。
腹部の口からペンドラゴンのワイバーンミサイルやリトラの火球を吸収したが、エネルギーを吸収した直後のほんの僅かな隙を見破られ、ファイヤーリトラのファイヤーストライクを腹部の口で吸収したところを、懐に飛び込んだゴモラの零距離超振動波(ゼロシュート)の前に倒された。
オープニングではアーストロンと対決している。
NEVER ENDING ODYSSEYではペダン星人の無人ドックを襲ったが、改造が完了したペンドラゴンの一斉射撃でダメージを受けて逃走。巣である小惑星に逃げ込んだところにペダニウムランチャーを受け、小惑星ごと粉砕された。
ちなみに同話のタイトルは元祖が登場した帰ってきたウルトラマン第18話『ウルトラセブン参上!』のパロディである。間違ってもこっちでは無い。たぶん。本当にセブンが登場するのは次回作の話なのだが。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIEに登場したベムスター

ドラコサラマンドラと共に、光の国に辿り着いたミライレイを襲撃したが、セブンの呼び出した三大カプセル怪獣のうちミクラスと対決。
怪力に圧倒され、ドロップキックの一撃を食らって氷壁に叩きつけられ絶命と言う、(一時的にレイオニクスであるレイの元にいたとはいえ)遥かに格下の相手に倒される屈辱を晒すことを強いられた

その後はベリュドラの顔のパーツになった。

ウルトラゼロファイトに登場したベムスター

バット星人グラシエの配下「地獄の四獣士」の1体。
ガンQベムQコンビを組みゼロに挑むが、 ルナミラクルゼロのパーティクルナミラクルによって体内に飛び込まれガンQ共々あっさり倒されてしまった。
その後、グラシエによってエネルギーを吸収されてしまうが、ゼロによって解放される。昇天した際にはガンQ共々ゼロに手を振っていた。

ウルトラマンギンガに登場したベムスター

劇場スペシャル第一弾とウルトラマンギンガS第9話に登場。
劇場スペシャルではスパークドールズとして登場し、すでにイカルス星人が回収していた。その後は他のスパークドールズと共にタイラントの合体素材となった。

ギンガSではガッツ星人ボルストがモンスライブし、ウルトラマンビクトリーと交戦。互角に戦いボルストの分身体がライブしたベムラーと共にビクトリーを追い詰めたが、ウルトラマンギンガが加勢に入ったことでタッグマッチに突入。
ギンガクロスシュートを腹の口で吸収するが、ギンガによってベムラーが発射した(正確にはボルストの分身体が)金縛り光線が跳ね返ってベムラー共々動けなくなり、EXレッドキングナックルで空高くかちあげられ遥か彼方へ飛ばされていった。

主人公である礼堂ヒカルとは戦法的に非常に相性が良かったのかどちらも善戦した。

ウルトラマンXに登場したベムスター

『偽.日語』『オール・フォー・ワン』
ベムスター対策について先輩からアドバイスがあるようです


第4話に登場。劇中ウルトラマンエックスXioが初めて戦った宇宙怪獣ザラブ星人に操られて出現した。
本作では『メビウス』の関連書籍で触れられていた、腹の口の周囲にある力場形成器官で空間を捻じ曲げる設定が大きく生かされており、空間を捻じ曲げることで光線エネルギーはおろか
自身とほぼ同等サイズの対象すら引き寄せ、吸い込むというとんでもない応用技を披露。
現れたウルトラマンエックスをブラックホールのごとく腹の口から吸いこみ頭から飲み込んでしまった。お前はアストロモンスか。一応FE3や大怪獣バトルでも同サイズの相手を吸い込む攻撃をしているので、それの逆輸入なのかもしれないが…。

その後はザラブ星人のも知らずに月面でくつろいでいたが、Xioのスペースマスケッティにサイバーテレスドン溶岩熱線を腹へ撃ちこまれたことで消化液との化学反応が起こされ、辛うじて消化を免れていたエックスの脱出を許してしまう。腹の口を使えなくなったことで自慢の吸い込み攻撃が使えなくなってしまい、一転して劣勢に追い込まれ、最後はザナディウム光線でスパークドールズに戻された。

サイバーベムスター

第7話より登場した、入手されたベムスターのスパークドールのデータを元に人工的に作り出されたサイバー怪獣。サイバー怪獣共通のXの装飾が他の怪獣と違い嘴にあり、現時点で最もモンスアーマーのパーツ配置が異なる。

また、サイバーベムスターのサイバーカードをリードすることで、ベムスターアーマーという鎧を身に纏うことが可能となった。大地曰く「とっておきのアーマー」。
ベムスターの腹部の吸引口を模した吸引アトラクタースパウトが装備されており、ゴモラの吸引口と同様、相手の光線を吸収したり反射したりする能力が備わっている。初登場時は、この能力を生かしてガーゴルゴンの石化光線を吸収・反射して逆にガーゴルゴンを石化させ、勝利に大きく貢献した。必殺技はベムスタースパウト

劇場版ではスペースマスケッティに搭乗していた高田ルイが使用し、ベムスタールイルイシールドを展開、ゴーグアントラーの光線を吸収・無効化してスカイマスケッティのバードンフェニックスアタックに繋げた。

ウルトラマンオーブに登場したベムスター

第10話でジャグラスジャグラーの所持する怪獣カードとして登場。
相手の飛び道具を吸収する能力を持っているらしく、ジャグラーはこれを利用してナグスの銃撃によるダメージを軽減している。

他媒体での活躍

ウルトラ超伝説に登場したべムスター

ウルトラ超伝説第一部に登場。羽化したばかりのバルタン星人(後のメカバルタン)とウルトラベースを強襲し、常駐するウルトラ戦士を虐殺。偶々通りがかったウルトラマンジャックと対峙応戦する。ウルトラブレスレットを弾き返し、数倍のパワーや腹部のロケット弾を撃ちまくるなど尋常じゃない戦闘能力を発揮するも、自らの熱線で外皮が剥がれ落ちロボットであることがばれてしまう。駆け付けたアンドロメロスと一騎討ちするも体当たり一発で倒されてしまう。
後にグア軍団に評価されたのか数百倍の大きさの怪獣戦艦ベムズンが登場する。

ウルトラマンSTORY0

ウルトラルーナ対ベムスター(story0版)


ディファレーター光線を浴びすぎて、惑星ほどのサイズにまで巨大化したベムスターが登場。ヒトデのような体に首が5つ生えた異形の姿をしており、光線の吸収反射能力も腹の口だけではなく全身の皮膚で行えるようになった。
「こんな生物を野放しにしたら、あらゆる惑星が食い尽くされてしまう」と判断したゾフィーがこれを倒そうとするがM87光線を吸収して撃ち返してしまう。しかし星の声を聴いてパワーアップしたゾフィーのM87光線により一撃で葬り去られた(すげえ!)。
なお、ベムスター本人はこのような姿になることを望んでいたわけでは決してなく、M87光線を浴びて消滅する寸前に悲しげな表情を浮かべながらを流していた。

怪獣バスターズPOWERED

ミッション『空をまう怪獣』(惑星アペヌイ)、『空をしはいする者』(惑星ワッカ)、『データこそすべて(ランダム)』『宇宙からの飛来者』『全てをすいこむ力』『宇宙をわたる大怪獣』『コンル怪獣決戦(ランダム)』(惑星コンル)、『いかりのベムスター』『合体怪獣』に登場。

飛行能力を駆使しての攻撃、足元を啄ばむ、頭部からはビーム、腹部から主人公を吸収し防御力無視のダメージを与えてくる。

ドロップする素材アイテムは『ベム・フェザー』『ベム・クロー』『ベム・ホーン』『ペンタゴンマウス』『バクダンのパーツ』『ベム・ウイング』『コロニーのパーツ』『青の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。フリーズロック成功時は『青天のサファイア』が得られる。

研究によって開発できるのは『ベムスター防具』『ベムスター防具Ⅱ』『ペンタガン』『スーパーペンタガン』『ペンタゴンドライバー』および『ベムスライダー』。防具をベムスターシリーズで統一するとMAリンク『ドレインアタック』が発動し、敵にダメージを与えるたびに自分のライフを回復できる。
10体倒すと『ベムスレイヤー』の称号が得られる。

ウルトラ怪獣擬人化計画

ベムスターさん


円谷プロ公認(!)の擬人化企画で美少女化されたベムスター。

電撃版

デザインを担当したのはゆずソフト所属のイラストレーターで、『緋弾のアリア』のイラストを担当したことでも有名なこぶいち氏。
外見は、ベムスターの被り物をした、褐色肌のグラマラスお姉さんといったところ。
特徴的な捕食器官は、ホットパンツベルト部分のバックルという形で表現されている。
また、着用しているTシャツに好物のガスタンクが描かれている。

なお、これとは別に改造ベムスターも擬人化されている。

不遇?
有名イラストレーターを起用したということで当時は大きな話題になったものの、蓋を開けてみれば「女の子がベムスターの被り物をしているだけにしか見えない」という否定的な意見が目立ち、ほぼ同時期に公開された改造ベムスターのデザインの方がずっと秀逸だという意見すら上がる始末。
黒髪ロング褐色肌巨乳生足…と萌えポイント自体は多く、決して悪いデザインではないのだが、「擬人化」という観点から見ると少々ズレたデザインになってしまったといえる。特に、これ以降、人外娘っぽいデザインにうまく落とし込まれたキャラクターが続々と追加されたため、余計にベムスターのデザインが浮いてしまうことになった。
…一応フォローしておくと、まだデザインの方向性がしっかりと固まっていない最初期に発表されたキャラクターであるため、このような手抜きと捉えられてもおかしくないデザインになってしまったとも考えられる。

企画側も扱いに手を拱いているのか、各種グッズやイベントにおける露出はほぼ皆無といって良く、グッズなどのラインナップからも毎度外されている(もっとも、グッズ化されていないキャラクターは他にも大勢いるが)。
極めつけは電撃G'sマガジンで連載中の漫画版で、本来別キャラとして発表されたはずの改造ベムスターを「ベムスター」という名称で登場させる(当然、普通のベムスターの方の出番は一切無し)というあからさまな「ベムスター外し」を行っており、現在では改造ベムスター=通常のベムスターとして扱おうとしているような節がある(一応、原画展では両方の原画を展示しており、怪獣大図鑑にもちゃんと別枠で掲載されている)。

「べムスターさん可愛い」はだいたい改造べムスターさんを指している
ベムスターさん


このように、改造ベムスターとはすっかり明暗が分かれてしまっており、数ある擬人化怪獣の中でもトップクラスに不遇な扱いを受けていると言える。が、最近では上記で掲載されたイラストを見ればわかるように、あまりにも不遇な今の現状を逆にネタにされるようにもなってきており、一部でコアなファンを獲得しつつあるとか…。

怪獣擬人化お絵かきまとめ


みなさん、普通のベムスターのことも思い出してあげてください

POP版

こちらは、ぱすてるデザインのPOP氏がデザインを担当。
デザインは、どちらかといえば電撃版の改造ベムスターと近い。

漫画版
現段階ではまだ登場していないが、著者の風上旬氏によれば、既にデザイン済みとのことで、近いうちに登場してくれる…かもしれない。
なお、風上氏がtwitter上で行ったアンケートでは、今後登場してほしいキャラクターの第1位に選ばれている(結局出番を2位のゴモラに持っていかれてしまったが)。

余談


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