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演:高橋健介『ウルトラマンX』(『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズなどではウルトラマンエックスの声も兼任)/一瀬礼旺(幼少期)

概要編集

ウルトラマンエックスにユナイトする青年。20歳。


虹色の絆

防衛チームXio日本支部の研究開発セクション「ラボチーム」所属の研究員だが、戦闘時には自ら特捜隊員として前線に立つ事もある、文武両道の男性。ただし高所恐怖症であるのが玉に瑕で、スカイマスケッティには乗れないらしい。


実戦隊員の山瀬アスナ隊員とバディを組んでいる。また同じくラボチーム所属の三日月マモル隊員とは自分の得意分野と重なる研究をしていることから意気投合している。科学者らしく第16話では白衣を着用していた。


最前線で戦いつつも、怪獣を倒さず共存したいと望んでいる心優しい青年だが、単なる理想主義者ではなく、怪獣と人間の共存についてのエックスに対する疑問にも前向きに答えた他、ガーゴルゴンキングジョーモルド・スペクター(およびグア・スペクター)を始めとした破壊と殺戮の意思しか持たない敵や、「攻撃と捕食」の感情しか感知できないバグバズンブルードに対しては躊躇することなく撃退へ乗り出している。


デマーガとの戦い以降、ジオデバイザーにエックスが宿ったことで変化したエクスデバイザーを所持して、エックスと行動を共にしている。彼との絆は固く、ベムスターの腹部に囚われの身となり、消化されそうになった際には「俺のことはもう気にしなくていい!!」とエックスの身の危険を案じたり、ツルギデマーガダークサンダーエナジーによってエックスの肉体が消滅してしまった際には、危険を承知で電脳世界へと突入してエクスラッガーを発見し、エックスの強化復活に大きく貢献した。


エックスが大地のことを助けたのはとっさのことだったが、15年前から彼の持つ周波数に引き付けられていたらしい。彼が言うには「生物同士で最も周波数が近いのは家族」らしいが、大地とエックスの間に何らかの関係があるのかは判明していない。


15年前のウルトラフレアによって両親(父の大空鷹志、母の大空遥)が行方不明になっており、その時の形見であるゴモラスパークドールズを現在も大切にしている。ゴモラとの強い絆は作中で何度も描写されており、ある意味エックスと並ぶ大地のもう1人の相棒のような存在であったと言える。

またゼットンアーマーの開発の際には、何も食べずに一睡もせずに徹夜でゼットンの解析のためにずっとラボに引きこもっており、それを見た隊長の神木と副隊長のは心配している。


劇場版ウルトラマンオーブ編集

宇宙魔女賊ムルナウの罠によってエックスとのユナイトが解除されてしまい、消息不明となってしまう

エックスはSSPガイに大地の捜索を依頼することになるが…。


ウルトラマンタイガ編集

ヒロユキを助けるために新世代ヒーローズと共に世田原市にやって来る。


ピリカがホマレと共に宇宙人達の不穏な動きを調査しており、ファントン星人から情報を得るが、グリムドにまつわる不審なサイトにアクセスした際、ウイルス感染により謎の踊り(グリムドを祝福する物)を踊らされる目にあった際に現れ、サイトをハッキングしてピリカを救ってみせた。

その後ヒロユキと合流してエックスレットを返却され変身能力を取り戻す。


トレギアとの決戦時にはセグメゲルと戦い、その後ベータスパークアーマーを装着して総攻撃で怪獣軍団を撃破した。

グリムドが真の力を取り戻した際には歯が立たなかったがタロウからの指示を受けタイガ・トライストリウムに力を注ぎウルトラマンレイガへと合体変身した。

戦いを終えた後はエックスと共に宇宙へ飛び立った。


余談編集

ちなみに、本作では数多くの平成ウルトラマンが客演し、彼らから「別次元の地球の存在」と同時に「ウルトラマンが地球人と一心同体になって活動している」と言う情報を得たXioは、「エックスもまた地球人と共生している」という事実を早い段階で把握するに至っている。

しかし、それがメンバーの1人である大地だとは想像すらしていなかったらしく、「灯台下暗し」と言うべきかグリーザとの戦いで彼が自分から秘密を明かすまで全く気付く事ができなかった。


上記のように大地は高所恐怖症であるが、エックスの声を担当している中村悠一も高所恐怖症であることはファンの間では有名である。


第16話「激撮!Xio密着24時」ではスパークドールズの研究の様子が描かれたが、「本来の生息地と似た環境に置く」様子が「大地が病んでいるようにしか見えない」と視聴者からネタにされる事になった。


『劇場版ウルトラマンオーブ』では気絶した状態で拘束されているシーンは朝早くからの撮影だったため、演じた高橋は本当に眠ってしまったらしい。また、当初は大地がSSPを訪れてエクスデバイザーの捜索を依頼するという展開だったが、プロデューサーの鶴田幸伸の提案により大地とエックスの立場が入れ替えられた。


演じた高橋は当時大学生で、大学出身の主人公は『ウルトラマンネクサス』の主人公・孤門一輝を演じた川久保拓司以来であり、平成生まれの主人公としては初めてである(ちなみに高橋と川久保は、どちらも12月生まれで誕生日が1週間違いである)。


『X』自体が旧来の王道路線を踏襲した今の所最後の作品となっている事もあり、平成の新世代シリーズの主人公で最初から防衛チームに所属しているのは大地が唯一だった。


関連項目編集

ウルトラマンX Xio


お話しようよ特撮詰め

ジャック・シンドー - 安易に怪獣を殺害することを良しとしなかった、ウルトラマングレートと一体化した青年。

春野ムサシ - 彼も怪獣との共存を望み、ウルトラマンコスモスと一体化した青年である。第14話で礼堂ヒカルを通してムサシの実現させた怪獣との共存が大地へと伝わることとなった。

高山我夢 - 頭脳労働担当だがウルトラマンと一体化したという共通点がある。

レイ / レイモン - ゴモラと固い絆で結ばれ、最後まで共に戦った青年

ショウ - ウルトラマンビクトリーの変身者で、大地に剣術を叩きこんだ、云わば師匠と言える存在。


ハヤタ・シンケンイチ・カイマドカ・ダイゴ - 『X』以前の作品で、物語開始時点で防衛チームの隊員だった主人公達。

マナカ・ケンゴ-科学者繋がりの後輩ウルトラマン(ただしこちらは植物学)


桜田ヒロム - 主人公であると同時に幼い頃両親が事故で異空間に消えると言う似たような境遇を持つ。


大空ヒロ - 同じく主人公であり、名字繋がり。また、母親の名前が遥であるなど共通点も多い。


狩崎真澄 - 中の人繋がりの特撮キャラ。


礼堂ヒカル → 大空大地 → クレナイ・ガイ

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