「今こそニュージェネレーションレットを使うときだ!」
データ
身長: | 50メートル |
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体重: | 5万トン |
飛行速度: | マッハ30 |
水中速度: | 300ノット |
地中速度: | マッハ1.5 |
ジャンプ力: | 2000メートル |
腕力: | 20万トン |
握力: | 10万トン |
スーツアクター: | 岩田栄慶 |
CV: | 寺島拓篤 |
デザイン: | 後藤正行 |
概要
『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場するウルトラ戦士。
『ギンガ』~『R/B』までの全ニュージェネレーションヒーローズが、タイガトライストリウムのウルトラホーンにその力を結集することでインナースペース内に出現したニュージェネレーションアイを使用し、工藤ヒロユキが変身する、史上最多となる11人(後述するが各ウルトラ戦士の力の源となる戦士も含めればそれ以上)合体の戦士である。
『ショオラッ!』
『テヤッ!』
『イィィィーッ! サーーーッ!』
『シュアッ!』
『デァッ!』
『ハッ!』
『ハァッ!』
なお、合体するには11人が揃っていればいいというわけではなく、ロイヤルメガマスターとルーブ、グリージョが、わざわざウルティメイトファイナルとグルーブを経由して変身していたことから、トライストリウム、ギンガビクトリー、ベータスパークアーマー、オーブトリニティ、ウルティメイトファイナル、グルーブへの強化変身が必要な模様。
もっともこの6人がかりでも倒せない相手は限られてくるので、まさにニュージェネレーションヒーローズの最後の切り札の形態と言える。
頭部にはレイモンとレイブラッド星人のような角を持ち、カラーリングはウルトラマンジャスティス・クラッシャーモードやウルトラマンギンガビクトリーに近い。
右腕にはタイガスパークをつけている他、体の模様や装飾は各ニュージェネレーションヒーローズの特徴を合わせたようなものになっている。
この手の形態としては珍しく専用武器はない。
前作のウルトラマングルーブやギンガビクトリーのように他の形態の武器を流用することもないため、終始徒手空拳で戦う。
変身バンク
ぐんぐんカットは数多の光の球玉が一点に集まり、その中から7色の光を纏ったレイガが飛び出してくるというもの。
ビクトリーのバンクに酷似しており、右下から左上に突き出す形で現れるという点も同じである。
必殺技
レイガフォトンブロー
右手(タイガスパーク)にエネルギーを集めて放つパンチ。飛び道具として光弾を飛ばすことも可能。
その威力はデビルスプリンターで強化されたグア・スペクターを吹き飛ばすほど。
レイガプロテクション
突き出した掌からバリアーを発生させる。
レイガ・アルティメットブラスター
ヒロユキ「これで終わりだ!僕とウルトラマンの光で、邪悪な闇を打ち砕く!!」
ニュージェネレーションレット!コネクトオン!
ニュージェネレーションレットを使い、ストリウム光線の様な構えでエネルギーをチャージし、両手を十字に組んで放つ必殺光線。
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突
グリージョ「皆さん!ギナさんを救うために、力を貸してください!」
タイガ「分かった!レイガの力を再び!」
新世代ヒーローズ『あぁ!』
ゼット「奇跡の合身!ウルトラすげぇぇぇ!」
Episode 4で登場。
アブソリュートタルタロスの策略でグア・スペクターに変貌したギナ・スペクターを救いたいというグリージョの願いに新世代ヒーローズが同意し、再び合体変身した。
グア・スペクターと互角の攻防を繰り広げるが徐々に優勢となり、最後はレイガ・アルティメットブラスターで撃破し、ギナの魂を救った。
今回はヒロユキおよびニュージェネレーションアイ抜きでの合体となった。
合体解除後はニュージェネレーション全員のカラータイマーが点滅していたことから、ギャラクシーファイト第1作のスーパータロウ同様、合体および必殺技には相当なエネルギーを消費すると思われる。
全員が合体形態や最強形態でボス級の敵と今回の戦乱の元凶との連戦で消耗が激しかったのもあるが、その影響でギナの最期を湊兄妹から少し離れて見ていたタイガ達は並行同位体のベリアルとトレギアの挨拶がわりと言わんばかりの奇襲を受けて応戦する間もなくジードとタイガは吹き飛ばされて滅多撃ちにされ、咄嗟のことでギンガ達もすぐさま助けに動けず攻撃を受けて倒れてしまった。
この事からレイガの力は一瞬で戦況を切り開ける新世代ヒーローズの最大の切り札と言える一方で、その分消耗が激しく合体解除後を狙われると抵抗する力がほとんど残らない諸刃の剣とも言える。
もっとも、この時はヒロユキがベースになっていなかったのも消耗が激しくなった理由かもしれないが…。現に初合体では全員がカラータイマーが点滅していた状態にもかかわらず、合体後はカラータイマーが元に戻っている。
これらの事からこの形態の真価を最大限に発揮するにはヒロユキ(およびタイガスパーク)という受け皿とニュージェネレーションアイという20人以上のウルトラマンの力を束ねるアイテムが必要なのかもしれない。
また、グア・スペクターとの戦闘ではタイガのキャラソンである『超勇者BUDDY GO!』が流れており、そこから徐々に圧倒し始めたので、実質レイガ専用の処刑用BGMのような形になった。
余談
ウルトラマングルーブから続いて2人目となるウルトラウーマンが融合素材となるスーパーウルトラマンである。
5人のウルトラマン達がウルトラホーンにエネルギーを集めて合体するというのは『ウルトラマン物語』におけるタロウのオマージュである。
また、劇中ではレイガへの合体は全員が劇場版限定タイプの状態で行われた為、各形態の力の元になったウルトラマン達の分も含むと合計で24人分のウルトラマンの力が合わさっている事になる(初代ウルトラマン、ティガ×2、ダイナ、ガイア、コスモス、ネクサス、マックス、メビウス、ゼロ、ギンガ×2、ビクトリー×2、エックス×2、オーブ、ジード、ロッソ、ブル、グリージョ、タイガ、タイタス、フーマ)。というか(サブトラマンとビデオや映画、CM限定のウルトラマンを除けば)平成ウルトラマンの力が全て揃っている。
デザインはタイガのデザイン検討段階初期に後藤氏によって描かれた角の形状が大きく異なるものがベースとなっている。
市野監督曰く「(見た目が違いすぎて)親子っぽくない」という理由で外されたそうだが、変化球で印象に残るデザインが気になっていたらしく、フォトンアースやトライストリウムとは異なる方向性を目指していたのもあり今回でそれを採用したとの事。
使われている色自体は多いもののシンプルでスマートにまとまったデザインになっており、市野監督はレイガで新シリーズをやっても良いのではないかというぐらいには気に入っているらしい。
レイガという名前は、令和やニュージェネレーションの終わりと次世代の始まりを意味する0からではないかなどと考察されている。また、当初はウルトラマンゼロとタイガが合体したウルトラマンではないかという声もあった。
関連タグ
ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス チートラマン
ウルトラマングルーブ:前作における劇場版限定タイプ。
メビウスインフィニティー:こちらも14年前の劇場版で登場した歴代戦士との合体形態で、基盤となる戦士の面影を残しつつ各戦士の特徴を合わせたような模様も共通。こちらも同じ映像作品で再登場した。
アルティメットダイボウケン:14年前のスーパー戦隊に登場する最強合体ロボ。前代未聞の数での合体、必殺技がアルティメットブラスターといった共通点がある。
ウルトラマングルーブ←ウルトラマンレイガ→デスシウムライズクロー