「私の戦闘力では宇宙警備隊に入ることが出来ませんでした...物を開発することしか出来ない自分が情けないです...」
「戻っていたのか、タロウ!」
データ
概要
「ウルトラマントレギア」の個別記事に記載されている通り、悪のウルトラ戦士・トレギアは『ウルトラマンタイガ』の作品発表時点でM78星雲・光の国出身であること、ウルトラマンベリアルのように闇に身を墜としてしまったことが公表されていた。そのため、ファン・視聴者の間では「ベリアルと同様に悪に堕ちる前のアーリースタイルの姿が設定されているのでは?」と考察されていた。
そしてついに、2020年11月より円谷プロ公式YouTubeチャンネルにて配信開始される「ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀」のPV第2弾にて、彼のアーリースタイルが初披露。
トレギアがかつての姿で登場することも含め、再び彼の声を担当することになった内田氏は、その喜びに満ちた胸の内を語らずにいられないご様子だった。
容姿は、面長な顔にうっすらと青みがかかった細いツリ目である(既存のウルトラマンの中ではイーヴィルティガの目の周りの黒いくまが消えた感じに近い)こと以外は、典型的なブルー族と言えるシンプルなデザインである。悪に堕ちた後と比較すると、体色が薄い青・水色と薄く、胸部のプロテクターからはみ出て見える程巨大に見えたカラータイマーは、本来は小型でシンプルなものであったことが窺える。
『大いなる陰謀』特有の「キャラクターを紹介する際の専用のカットイン演出」にて構えポーズも披露しているが、タロウの構えポーズとよく似たものとなっている。
悪に堕ちる前の姿で、れっきとしたウルトラマン……なのだが、アブソリュートタルタロスの軍門に下りこの姿のまま悪の戦士となったためか、ソフビ人形はウルトラ怪獣シリーズでラインナップされる(ベリアルアーリースタイルも最初はウルトラ怪獣シリーズでラインナップされていたので、これが初というわけではない)。
小型の携帯端末らしきものを持っており(というより掌から直接映像を投影させているように見える)、空中に映像を投影させたり、テンキーを投影して情報の入力や解析が可能。劇中ではタロウにタイガスパークの概略を説明するために使用したり、ザ・キングダムの情報を解析する為に使われた。
戦闘能力・必殺技
貫手や手刀を使う格闘スタイルで、敵の攻撃を捌きつつ反撃をかましている。しかしフィジカル面が足りない為、アブソリュートタルタロスから力を授かって強化している。
トレラシウム光線
両手に稲妻状のエネルギーを込めてスペシウム光線と同じ構えで放つ、紫色に纏った必殺光線。
トレラアルティガイザー
『運命の衝突』の惑星ブリザードでの決戦でタイガに使用。
始めは金色の稲妻状の光線だったが、力を込めた際に基本世界の自身と同じ黒と青色の稲妻状に変化した。
劇中の活躍
詳しい活躍は親記事のトレギアを参照。
関連イラスト
アーリースタイル初お披露目以前に投稿された、二次創作イラストの一例。
元々のトレギアのデザインにはニュージェネウルトラ戦士の要素と被る所が多く、特にカラータイマー部はオーブに近い印象であっため、そのようなタイプのカラータイマーで描かれる例もあった。
参考文献
余談
マスクはオリジナルのトレギアの型から新たに抜いたものに手を加えて製作している。
円谷プロ公式からの扱いでは
『トレギアはアーリースタイルでもウルトラマンの姿をした怪獣』という物でありソフビも一貫してウルトラ怪獣シリーズとして出されている。
関連タグ
- ウルトラマントレギア
- ブルー族
- ウルトラマンパワード:光の国出身の青い目のウルトラマンの先輩、ただし薄らと青みがかかってるトレギアアーリースタイルと違い濃い青一色である。