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「甘いなぁ…チョコレートより甘い!」


「ボルヘスに眠る宇宙創造の時代『混沌』よ、今こそ目覚めよ!」


概要編集

ウルトラマントレギアが仮の姿である霧崎から元に戻る(変身する)際に使用するアイテム。

悪のウルトラマンの変身アイテムではダークメフィストダークエボルバー以来である。


顔にかざして使用する事から、おそらくウルトラアイの系譜と思われるが、眼鏡に近い形状だったウルトラアイやゼロアイとは異なり、仮面舞踏会などの覆面マスクのような形状をしている。

基本はトレギアアイを顔にかざした後、巨大化しながら元の姿に戻るが、『タイガ』第6話にて等身大のままでも変身できることが判明した。


使用法編集

雾崎

普段は目にあたる部分が折りたたまれており、トレギアの胸部装甲を模した形状となっているが、眉間にあたる部分の裏にあるボタンを押すことによって展開し、トレギアの仮面部分に似た形状に変化する。

鼻にあたる部分をグリップとして持ち、裏にあるボタンを押して変身が完了する。


また、ニヤリと笑いながら顔にかざすのも印象的(例外は第16話で、自分の計画が完全に破綻してしまったことに激情しての変身であったため、瞳孔を見開き怒りに歪んだ表情で使用している)。


第17話ではこれを使用することなく、ヒロユキの目の前でトレギアへの等身大変身を披露したが、その直後に(劇場版R/Bのように)画面を介して姿を消したことを考えると、ヒロユキに自分が目の前にいるかのような幻覚を見せていた可能性がある。


また、現時点では不気味なメロディ(?)と共に闇のオーラに身を包んで変身するという演出が取られており、ぐんぐんカットは使われていない変身でもある。


ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』では、本来の姿のトレギアが惑星ボルヘスに眠る邪神を取り込んだ際に使用されており、その力を封じ込める拘束具を作り出すために使われていた事実が判明した。

使用手順は『タイガ』本編とほぼ同じであり、これによりトレギアは本来の姿から「仮面のウルトラマン」としてよく知られる拘束具を身にまとった姿へと変貌している。

武器などと兼用ではない純粋な変身アイテムをウルトラマンが使用したのはゾフィーが使ったベーターカプセル以来であり、それもゾフィーの場合はウルトラマンからハヤタ・シンを分離する目的で使用していた為、変身の用途で使用したのはこれが初である。


その後の登場編集

劇場版『ニュージェネクライマックス』でグリムド諸共トレギアが消滅したため、今後の登場は無いと思われていたものの、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』にて再びトレギアアイが登場した。

実は劇場版の後日談に当たるライブステージでトレギアが信奉者によって復活させられた際、連動する形で復元されており、決着に当たって消滅間際のトレギア自身が投棄したものをアブソリュートタルタロスが回収。そのままザ・キングダムの宮殿内に保管されていた。

終盤、アブソリューティアンと袂を分かつことを決めたベリアルによりトレギアの並行同位体に渡された。


余談編集

玩具版はこの手のアイテムとしては珍しく一般販売された(悪役の変身アイテムは大抵受注限定販売になる事が多い)。ナイトファングリングが付属する。


近年の変身アイテムとしては珍しく喋らない。

複雑な手順を踏まえての変身が多い近年のウルトラマンたちと違い、昔のウルトラ戦士たち同様に『アイテムを顔に付けるだけ』とかなりシンプルな変身手順をとる。


当初はタイガスパークと連動させる案もあったが、複雑になりすぎることから、単体で機能するものとなった。


関連タグ編集

ウルトラマントレギア 霧崎

ウルトラマンタイガ


ウルトラアイウルトラゼロアイウルトラゼロアイNEO:形状・変身方法ともに非常に似通った変身アイテム。


ウルトラセブンウルトラマンゼロ:上記の変身アイテムを使用するウルトラ戦士。意外にもウルトラアイ系列のアイテムを用いる戦士は、現時点で70親子とトレギアのみ。


ニュージェネレーションアイトレギアに引導を渡す戦士を生み出した同系列のアイテム。トレギアアイが「取り込んだ邪神をその身に封じ利用する」アイテムだったのに対し、こちらは「託され集めた光を解き放ち昇華させる」アイテムと対になる存在だった。

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