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初代ウルトラマン

しょだいうるとらまん

1966年に放送された特撮作品『ウルトラマン』全エピソードに登場するウルトラマンを指す。固有の名前を持つ他のウルトラマンと区別する為にこのタグが使用される。
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光の国からぼくらのために きたぞわれらのウルトラマン(『ウルトラマンの歌』より)

データ

(児童誌など、非公式な設定も含む)

身長:40メートル『ウルトラマンタロウ』第40話のナレーションでは53メートルと解説されている
体重:3万5千トン
年齢:約2万歳最終話での台詞より
飛行速度:マッハ5
走行速度:時速400キロメートル
水中速度:200ノット
ジャンプ力:800メートル4000mとする説もあり
腕力:10万トンタンカーを持ち上げる(仕事率換算で100万馬力と言う設定も)※ただし、劇中では体重12万トンのテレスドンをも投げ飛ばしている。
キック力:320文の威力がある
職業:宇宙大学教授、宇宙警備隊銀河系局長(のちに支部長と設定)
趣味:読書
家族構成ウルトラマンゼアスは初代ウルトラマンの遠い親戚にあたるという設定が存在する。
父:宇宙保安庁長官
母:ウルトラ学校教師設定によっては、光の国の大学教師というものもある。
人間態:ハヤタ・シン、ZAT隊員(『ウルトラマンタロウ』のみ)、久野千草(『ウルトラマンギンガ』)

概要

日本人なら知らない人はほとんどいないであろう「われらのウルトラマン」
歴史上人類と初めて接触したとされているウルトラ戦士/M78星雲人(『バラージの青い石』に登場した石像の例もあるため厳密には不明)。
第1話で赤い球に姿を変えて凶悪怪獣を追っていたがその際に誤って衝突し死なせてしまった科学特捜隊ハヤタ・シンの命を救うために彼と命を共有(=合体)しており、普段は彼の姿で人間として暮らしていた。つまるところ、現在のウルトラマンに見られる普遍的なイメージである地球防衛の為に来訪したという流れでは無く、怪獣の逃げた先が偶然地球だっただけで、ウルトラマンは善意とハヤタへの贖罪の為に地球を守っているというわけである(最初から地球防衛を目的として来訪したウルトラマンはウルトラマンジャックが初)。

ついでに言うとこの時の台詞で「地球の平和のために働きたい」とから見てわかる通り「地球の平和の為に戦う」というのも、ウルトラマン本人の望みではなくハヤタ隊員の望みであり、メタ的に言ってしまえばウルトラマンという番組が怪獣や宇宙人と戦う番組なので戦っているわけであってハヤタが科学特捜隊に就職してなければ様々な分野で初代マンが活躍する可能性もあり得たわけである。(強引に例えると今のなろう系に近い)
彼は地球人と合体したウルトラヒーローとしても初めての存在である。

彼より後に現れたウルトラマンたちは「セブン」や「エース」など固有の名前を持っているが、初代ウルトラマンはそういったものを持っておらず、後発の作品では「ウルトラマン」が彼の固有の名とされている。
これは「ウルトラマン」という名前の知名度の高さ故に、後付で名前をつけるのが難しいと予想されたからこその処置とも考えられ、過去には『帰ってきたウルトラマン』こと新マンに「ウルトラマンジャック」の名前がつけられた際、郷秀樹を演じた団次郎氏が困惑したという事例も存在する。
そのためか、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではウルトラマンメビウスから「ハヤタ兄さん」と呼ばれていた。また、かつての昭和2期シリーズや児童誌・漫画作品などでは「マン」「前のマン」などと呼称されたこともあったが、次第に「ウルトラマン」の名で定着し「マン」と呼ばれることはほぼなくなった。ただし、他戦士と区別しやすいこともあり、ファンからは「マン兄さん」と親しみを込めて呼ばれており、さらに『ウルトラマンZ』においてウルトラマンゼットおよびハルキの口からその名が出たことで事実上の公式認定を受けた。海外では「Ultraman Hayata(ウルトラマンハヤタ)」という表記も見られる。

ちなみに「ウルトラマン」という名前を劇中で最初に使用したのはハヤタだが、これをハヤタが自ら意思で命名したのか、彼と一体化したウルトラマンの意思が影響していたのかは不明。この点について現時点では公式見解が存在せず(数少ない参考になるセリフとして『メビウス』第1話でウルトラの父が言った「地球ではM78星雲人の事をウルトラマンと呼ぶ」がある)、仮に前者だとすると、元々は別の名前を持っていた可能性もある(ちなみにセブンも初期は「恒点観測員340号」という名前があった)。

変身・巨大化時の「右手を宙空に突き上げ、左手は顔の隣に置く」ポーズ(ぐんぐんカット)はウルトラマンの代表的なポーズとして以降のシリーズでも踏襲されている。
また、この際の特徴的なSEもジャックエースパワードゾフィー、そしてミラーマンの変身シーンにそのまま使用された。

ウルトラマン : Henshin



「ヘアッ!」「シェアッ!」などと表記されるような、独特の声を上げる。飛び立つときには「シュワッチ」という声を出し、これはウルトラマンを象徴する言葉にもなっている。ちなみにこの声を担当したのは声優の中曽根雅夫であり、氏は第33話でメフィラス星人と対峙した際のウルトラマンの会話時の声を担当している。

容姿

ウルトラマンの容姿は後のウルトラヒーローの原型となっており、赤と銀を基調にしているカラーリングである。これは後にM78星雲の人々の中でも光線技や超能力を得意とするとされる「シルバー族」の特徴であると設定された(その「全てのウルトラヒーローの造形の基本」という性質上、オーブスペシウムゼペリオンに意匠を落とし込む際はデザイナーの後藤正行氏が非常に苦労したらしい)。
円谷英二の伝記漫画などでは、ウルトラマンのモチーフは「仏様のようなおだやかな顔」とされている。デザインを担当した成田亨によると、この微笑みを浮かべているかのような独特の表情は「強者は常に余裕を持ち微笑んでいるから」という思想に基づいているらしい。

この、「赤と銀」のデザインは、後のウルトラシリーズにも踏襲され、ウルトラマン列伝の主題歌の一つである「キラメク未来」の歌詞にも「赤と銀の光の戦士」というフレーズが存在するほど、「ウルトラマン=赤」とイメージを世間に定着させた。
平成でも、ウルトラマンティガ以降の作品では複数の色を使ったウルトラ戦士が数多く登場しているが、そんな彼らにも少なくとも主人公にはどこかしらに赤色は採用されている。
そして、2021年現在、ウルトラマンコスモスを除く全ての主人公ウルトラマンの基本形態に赤色が必ず含まれている。

胸のカラータイマーは地球上ではおよそ3分間しか活動できないウルトラマンの限界を否応なく(視聴者にも)知らせる装置であり、ウルトラ族が戦士になる際手術して取り付けるという設定がある。そのため、幼いウルトラ族にはカラータイマーがない画も存在する(ただし子供の頃のウルトラマンタロウや他星出身の者がつけていたりもするため詳細は不明)。
ちなみにカラータイマーは成田亨氏の描いたデザインには存在せず、演出の都合で後から取り付けられたものである。そのため成田は「カラータイマーのついたウルトラマン」を非常に嫌っており、晩年に至っても、彼がウルトラマンを描く際はカラータイマーを描かない事が多かったという。3分間という制約も、予算の都合で決められたとされている。カラータイマーのないウルトラマンの活躍は、2021年公開の『シン・ウルトラマン』まで待たねばならなくなる。

3つの姿

スーツは時期によって顔立ちや体格が大きく変わっており、AタイプBタイプCタイプの三種類が存在する。

ウルトラマンAタイプ 【ニコニコ動画用イラスト】
ウルトラマン(Bタイプ) 【ニコニコ動画用イラスト】
ウルトラマン(Cタイプ) 【ニコニコ動画用イラスト】
AタイプBタイプCタイプ
現在ではCタイプの姿がお馴染みとなっているが、作品によってはAタイプやBタイプの姿で登場する事もあり、実は意外と一定していない。なお、タロウ客演時には後頭部の背びれ(?)が目立っていたり、ティガ客演時には目の造形がティガと同じだったり(実際にティガのものを使用)、目が乳白色ではなく黄色であったりするなど一口にA〜Cタイプと言っても作品によって細かい差異がある。
最近では『ウルトラマンX』の劇場版『きたぞ!われらのウルトラマン』でスーツが新調されたらしく、ただでさえ筋肉質だった上半身がよりムキムキになった。
次回作以降の『ウルトラマンオーブ』、『ウルトラマンジード』で登場した時も、他のウルトラマンと比較して明らかに筋肉質である(流石にベリアルは例外だが)。

戦闘スタイル

チョップ


制作当時は巨大怪獣とヒーローの戦いを描くノウハウが蓄積していなかったことや、当時プロレスがブームになっていたこともあってか、スタイリッシュな蹴りや打撃ではなく、寝技・投げ技など柔道的な技を中心とした非常に泥臭い戦いを繰り広げており、単なる投げ技で相手を倒したことも多い(レッドキング戦、テレスドン戦など)。後の後輩と比べると重々しい打撃技が多いのも初代の特徴である。

また、昭和ウルトラマンの中でも、怪獣の特徴的な部分を集中して破壊する(モンスターハンターで言う所の部位破壊)攻撃を行うことが特に多かった。敵の弱点を集中して短時間で倒すという意味ではまさしく「怪獣退治の専門家」であろう。
また、ネックハンギング擽りや水かけ、相手を挑発して自分のペースに持ち込んだりするなどコミカルだったり、ヒール臭い戦法を取ることもあった。



無論、格闘能力だけではなくスペシウム光線をはじめとした遠距離技も数多く備えており、様々な怪獣に応じた多数の戦術を瞬時に行えるクレバーさも彼の強みの一つ。以降の後輩たちと比べると突出した派手さはないものの、この凄まじい判断力で多くの怪獣や宇宙人を倒してきた。
平成シリーズからは更に自らを鍛え直したのか、かつての地球防衛時から未だに戦闘能力が向上しているようで、アントラーにはウルトラアタック光線で瞬殺、ゴーグファイヤーゴルザには八つ裂き光輪をわざと囮にして間髪入れずスペシウム光線で撃破するなど、益々その強さに磨きがかかっている。

このように敵の弱点を見抜きそれに応じた対応や、投げ技などで相手の気力を奪いつつトドメを刺す豊富な経験や技術力に基づいた強さが特徴になっており、特に平成シリーズ以降はブルトンの四次元空間を容易く抜け出すなど後輩やニュージェネ戦士が苦戦する相手やその能力を容易く切り抜ける技術面の高さが再評価されている。ニュージェネシリーズではバランス及び筋肉質な戦士として変身元の力として利用される事が多いが、上記の通り能力というより技術面によるところが大きい戦士の為、その能力を完全に生かし切れないという現象が生じている。

一方でウルトラダイナマイトのような火力の高い技や後続戦士のような劣勢を切り返すパワーアップを持ち合わせていないので、あのゼットン戦では光線はバリアで接近戦は凄まじいパワーとテレポート、火球で遠距離や波状光線という持ち味を全て潰された上で敗北しており、年代と実力的に自分より接近戦と経験が上のベリアル相手には歯が立たなかったりと(メビウス以前のウルトラ兄弟にも言えるが)弱点を持たない純粋に強い万能系の相手は苦手としている。

独特な立ち姿

ウルトラマン 第1話「ウルトラ作戦第一号」


以降のウルトラマンにはあまり見られない特徴だが、ほかのウルトラ戦士に比べると、初代シリーズの彼の戦闘姿勢は腰を落としたもので著しく猫背になっていた。
これは「スーツアクターを担当した古谷敏が火薬にビビって引け腰になったのが腰を落とした戦闘姿勢のように見えてそのまま採用したから」……というのが有名な説であるが、氏自身はこれを否定しており、実際は「古谷が長身すぎてカメラに収まりきらない」「怪獣と同じ画面に映ると怪獣側が小さく見えてしまう」などの問題の解決策として考案されたポーズであったという。
昭和シリーズでは他のウルトラマンに合わせてかそこまで極端な姿勢はとっていなかったが、平成シリーズ以降の客演作では、差別化&キャラ付けのためか再び腰を落とした姿勢に戻っている。

必殺技

ウルトラマン


言わずと知れた必殺光線。十字型に腕を組み、右手部分から光線を発射する。ウルトラマンを見た人間ならほぼ全員が一度は真似したであろう技。着弾時には50万度もの爆発が起きる(光線の温度が50万度であるとも)。
架空の物質「スペシウム」を含んでいることからこの名がついた。スペシウムの由来は「宇宙(スペース)」と元素名に付けられる「~イウム」から。
劇場版ではイデ隊員が撃ち込んだエネルギーを吸収して放つマリンスペシウム光線という強化バージョンも披露しており、光線を吸収できるゼットンを真っ向からの力押しで撃破したほどの威力を誇る。
作品によっては、「ウルトラ戦士が共通して取得する基本的な技であり、その威力はさほど高いものではないのだが、ウルトラマンはこの基本技を徹底的に磨き上げることで必殺の威力に昇華した」と設定される場合もある。

ウルトラマン 50th Anniversary


スペシウム光線のエネルギーを円盤(あるいは丸ノコ)状に変化させて、手裏剣チャクラムのように相手に飛ばす技。巨大な怪獣の四肢やを両断してしまうほどの威力を誇る。自在に分離させて相手をバラバラにしたり、手に保持したまま武器のように扱うことも可能。
「八つ裂き光輪」と「ウルトラスラッシュ」の二つの名称がある。「『八つ裂き』という名前にクレームがついたため前者から後者に改名させられた」などと紹介される場合もあるが、実際はどちらも放送当時から現在に至るまで広く使われている名称である。

腕を突き出して放つ緑色の渦巻き状の光線。相手に命中した後に腕を組むことで、敵を木端微塵にする。スペシウム光線さえ通じなかったケロニアを倒し、復活したアントラーを一撃で葬り去った。モルド・スペクターとの戦いでは二発発射するという殺意の高さを見せた。
ウルトラマン超闘士激伝ではさらに威力を高めた「スペシウム・アタック」が登場する。

  • スラッシュ光線
掌を合わせて連続発射する鏃型の光弾。メフィラス星人のペアハンド光線を相殺した。
映像作品では一回しか使用されていない技だが、ゲーム作品などではエネルギー消費の少ない牽制用の飛び道具として採用されることが多い。

  • ウルトラかすみ切り
居合斬りの要領ですれ違いざまに手刀を浴びせる技。ゾフィーやジャックも使用できる。

  • ウルトラ念力
強大な念力で物体を停止させたり、粉砕する技。アボラスの溶解泡を吹き飛ばしたり、ジェロニモンの羽手裏剣を停止させるなど防御手段としても転用可能。レッドキング二代目の動きを封じた「ウルトラエアキャッチ」など派生技も存在する。

  • ウルトラサイコキネシス
両掌から渦巻き状の光線を放った後、相手を宙に浮かせて彼方へ飛ばし、爆発させる。スぺシウム光線も八つ裂き光輪も効かないキーラを撃破するほどの威力を持つ。

  • ウルトラエアキャッチ
腕から念波を放ち、敵を空中に静止させたり、遠くへ運ぶ能力。レッドキングニ代目に使用し、ウルトラスラッシュへの繋ぎとして使用した。

  • キャッチリング
腕を×字に組み体を高速回転させる事で敵を拘束するリングを放つ。ゼットンに使用した際には一兆度の火球で妨害された挙句、リングを引き千切って脱出されてしまった。発動の際には固有の電子音が鳴るのが特徴。

  • カラーリウム光線
テレビマガジンの「ウルトラヒーローなりきり光線技コンテスト」で入賞した新必殺技。両腕を大きく広げた後に腕を十字に組んで放つ光線(ただし、従来のものとは異なり、指はチョキの形)。敵の動きを止めて次の攻撃につなぐ技という設定なのだが食らった相手はどう見ても大ダメージを受けている。エフェクトは虹色のスペリオン光線といった感じである。

  • 目からの光線
敵宇宙人のバリアを消滅させるウルトラ眼光、透明になった敵の存在を見抜く透視光線などが確認できる。

  • ハイスピン
次元を歪めるブルトンの攻撃を防御する為に使用し、逆にブルトンに大ダメージを与えた。

  • リバウンド光線
光線と付くが、攻撃技ではなく、バリアを張って対象の攻撃を跳ね返す。
無重力光線の類も反射でき、ジェロニモンを逆に吹き飛ばした。

  • 真剣白刃取り(?)
両手を重ねるようにしてケロニアの光線を防いだ技。

  • ウルトラ水流
両手をL字に重ねて放つ水流波。

  • 大胸筋バリヤー
正式名ではなく、ファンからの通称。
敵の前に仁王立ちし、敵の攻撃を胸筋で受け止める。ネロンガ戦で初使用し、ウルトラマンメビウスと共闘した際にはメフィラス星人のグリップビームを大胸筋で受け止めたのち、腕で払いのけている。

  • テレポーテーション
寿命を縮める代わりに遠い星から一瞬で移動する。消える際には下半身から徐々に消えていく。

  • ウルトラセパレーション
「甦れ!ウルトラマン」で使用。複数人に分身し、各地に出現した怪獣の討伐に向かった。

  • エネルギー付与
カラータイマーに手を当ててから前方に突き出し、ウルトラマンティガにエネルギーを分け与えた。

  • 空中体当たり
腕を畳み、超高速で敵に頭突きを浴びせる荒技。
ガマクジラを粉砕してしまうほどの威力がある。

  • シルバーヨード
口から液体を放つ技で現在の公式設定にはなく、企画段階で考えられていたものである。

  • その他
手を前方に広げ体をまっすぐに伸ばした体勢で空や宇宙空間を飛行できる。


初代テレビシリーズ

光の国の英雄神話


初めて地球にやってきた後、ハヤタと共にさまざまな強敵を倒し続けたが、第39話で対決することになったゼットンには、力及ばず敗北し、光の国から救援にやってきたゾフィーに救命されることになった。
このときゾフィーに光の国への帰還を説得されるが、いつしかハヤタを気に入り地球人を愛するようになっていたウルトラマンは、自分が光の国へ帰ればハヤタの命が失われるとして、自分は死んでも構わないのでハヤタに自分の命を渡したいと発言した(ゾフィーが命を2つ持ってきていたので事なきを得た)。
蘇生後、ウルトラマンはハヤタと分離してゾフィーと共に地球を去るが、ハヤタはウルトラマンと合体していた間の記憶を失っており、ウルトラマンに感謝の別れを送る科学特捜隊員たちとは裏腹に不思議そうな様子で第1話で発見した赤い球(ウルトラマン)を見送っている。

昭和シリーズでの客演

『帰ってきたウルトラマン』

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ゼットンは恐るべき武器を備えた怪獣だ、迂闊に出ると私同様不覚を取るぞ…!」
その後、『帰ってきたウルトラマン』にて「ウルトラ兄弟」が誕生してからは、地球防衛任務に就いた後輩達の助太刀に馳せ参じるようになった。第38話ではナックル星人に捕まりあわや処刑寸前のジャックを助けるべくセブンと共に参戦、ウルトラの星作戦で見事救出に成功した。

最終回でもテレパシーで会話する形でゼットン二代目を前に焦って変身しようとする郷を止めており、本人もゼットンには並々ならぬ思いを抱いている様子だったが、いかんせん二代目の強さが初代と比較しても正直微妙だったので、ぶっちゃけここで対決しても普通に勝てたのでは?と一部のファンにネタにされていたりする。

『ウルトラマンA』

「聞くんだエース、このままでは、ウルトラ5兄弟はここで死ぬことになる。だがエース、お前は死ぬにはあまりにも若すぎる…生きるんだエース!兄さん達の分まで活躍できるのは、お前だけなのだ!」
第13話ではゴルゴダ星でヤプールの罠に嵌まって兄弟全滅の危機に陥った際には自分たちが無事で済まないことを承知の上でエースにエネルギーを預けることを提案、兄達を見捨てて置けないと叫ぶエースを一喝して地球に送り出すなどかなり目立った活躍をしていたが、第26話ではヒッポリト星人のヒッポリトカプセルにゾフィー諸共、早速閉じ込められてしまう失態を犯した。その後はウルトラの父やエースの尽力で復活し、力尽きた父を兄弟達と共に光の国へ送り届けた。

しかしこの頃から新ヒーローを目立たせるためやマンの能力が後継と比べ映えないことから、噛ませ犬的な活躍が多くなったばかりか、児童誌などでは「古いウルトラマン」「弱い旧ウルトラマン」などと兄弟最弱ともとれる散々な書かれ方をしていた。

『ウルトラマンタロウ』

ウルトラスラッシュ!


第1話ではウルトラの母達と共に新たな戦士の誕生を見守り、ムルロア事件では兄弟達と共にウルトラベルを送り出した。33話では休暇で地球で光太郎達とバーベキューを楽しんでいたがテンペラー星人の来襲には兄弟達と共に星人と対決することになる。ちなみにこの時のハヤタはベーターカプセルは使用せずにジャックと同様右手を大きく掲げることで変身している。

第40話では冥王星をパトロールしていた所で休憩中のタイラントを発見、間髪入れず戦闘に入るも全く歯が立たずに完敗した上に頼みのウルトラサインも消されて力尽きてしまった。地味にナレーションのパラメーター紹介では身長53mと間違えられている。

『ウルトラマン物語』では兄弟達と共にグランドキングと対決し、その圧倒的な実力の前に追い詰められるもタロウに力を預けてグランドキングの打倒に貢献した。

この時期の初代マン(ゾフィーやジャックもだが)は『A』以前と比べて目が黄色になっていることが多く、続く『レオ』や『ウルトラマン物語』辺りまで目が黄色い初代が登場し続け、本編通りの白い目は『ティガ』や『メビウス&ウルトラ兄弟』まで待たれる事となる。

『ウルトラマンレオ』

「俺達は、アストラを殺す!!」
光の国からウルトラキーを盗み出した直後のババルウ星人(にせアストラ)を最初に発見、すかさずキーを奪い返そうとするも、隙を突かれて逃げられてしまう。(ウルトラキーを奪われている以上、下手に光線技は使用できない上に、面識が無かったとはいえ、仮にもキーを盗み出したのが仲間である筈のアストラだったという衝撃も考えると、マンも多かれ少なかれ動揺していたのは想像に難くない)

キーを持ち去ったにせアストラを追跡してゾフィー、ジャック、エース達と地球に飛来、弟を庇おうとするレオとも直接対決することになってしまう。アストラには強烈なキックを食らわせて大きく怯ませ、レオ戦ではジャックと二人がかりでレオを足止めしていた。最終的には合体光線でレオを殺しかけたことなどをウルトラマンキングに諌められ、ゾフィーらと光の国に帰還した後は地球とウルトラの星が衝突しないよう尽力した。

ウルトラマンが明確に「殺す」と発言したかなりインパクトのあるシーンだが、この時点ではジャックとセブン以外はレオと会話したことがない上に、アストラに至ってはほぼ全員出会ったことがないという認識不足、他人の姿に変身できるババルウ星人の特性が知られていなかったことや地球とウルトラの星があわや衝突寸前の危機に陥っている手前、時間をかけてしっかりとアストラが犯人かどうかを調べる暇も無かったことも大きい。加えて初代マンが一番最初にキーを盗んでいるアストラを実際に目撃したという点を配慮すると、決してマンだけを責めることはできないだろう。

『ウルトラマン80』

初代ウルトラマン本人は登場していないが、80へウルトラスラッシュを教えていたことが明かされており、バルタン星人六代目の攻略に活かされている。

平成シリーズでの客演

しかし平成に入ってからは光の国の実力者としての威光を取り戻し、昭和シリーズと比べても別格の歴戦の戦士といった扱いが増えていき、かつて苦戦した相手にすら楽々と勝利するなど更に己を鍛え続けていることが窺える。

『メビウス&ウルトラ兄弟』

映画


「人間の心は複雑だ。宇宙警備隊で、それを学ばなかったのか?」

「君の活躍はずっと見ていた、ウルトラマンメビウス。いや、ヒビノ・ミライと言うべきかな?」

ミライ「もしかして貴方は…!?」

「ウルトラマン。地球での名は、ハヤタだ」

今作では『メビウス』本編の20年前にセブン、ジャック、エースらと共にUキラーザウルスと対決していたことが明かされた。ウルトラ兄弟4人がかりでも流石にヤプールの怨念がこれでもかと込められた最強超獣には苦戦し、最終的には怨念をファイナルクロスシールドで封印、それと引き換えに変身能力を失ってしまうも、20年以上地球に滞在しながらヤプールを監視し続けていた。

劇中でメビウスが捕まった際には即座に助けようとしたエースをセブンと共に止めるなど、メンバー最年長として落ち着きのある対応が多いが、ジャックの進言もあり再変身すれば命が危ないことを承知の上で弟を助けるべく20年ぶりに変身する。

その後は自らも罠に嵌まってしまうもメビウスの尽力で復活、遅れて救援に駆けつけたタロウとゾフィーにエネルギーを分け与えられた後はUキラーザウルス・ネオと激戦を繰り広げる。最終的にはメビウスにエネルギーを預けてメビウスインフィニティーへの変身に貢献した。

なお、初代テレビシリーズ最終回で分離した後も人間体はハヤタの姿のままであるが、再合体したのか姿のみ借りているのかは不明。メビウスの公式サイトでは「ハヤタに姿を変えたウルトラマン」と書かれていたり、ハヤタが寿命で死亡している時系列である『ウルトラ銀河伝説』では明確にハヤタの姿を借りていると設定が明かされている。

『ウルトラマンメビウス』

「無駄な抵抗はやめろ!お前が仕組んだこのゲーム、お前自身が手を出した時点で、既にお前の負けだったのだ」

第47話に登場し、メフィラス星人の企みをいち早く察知するも傍観せざるをえない状況であったが、メフィラスか激昂してCREW GUYSを攻撃したことからメビウスを救援する形で参戦、そのまま壮絶な空中戦を繰り広げた。

この時はウルトラスラッシュが追尾式に変化していた上にグロマイトを一撃で粉砕する威力のグリップビームを大胸筋で軽々と防ぎつつ手で払いのけるという相変わらずの頑強さを見せつけた。GUYSメンバーが洗脳から解除されたが故に攻撃を仕掛けたメフィラスに対し、上記の台詞の通りメフィラスの言質を握りつつ戦力差を見せて撤退させるという切れ者っぷりを見せる。

この後は一旦光の国に帰還したものの、最終回にてエンペラ星人によって闇に包み込まれた地球を甦らすべく自らもスペシウム光線で闇を除去、テレパシーでテッペイを励ます場面も見られた。

『大怪獣バトル』

オキ「あっ!あれは…」

レイ「ウルトラマン…!」

『メビウス』での戦いから数千年後、レイブラッド星人の手によって惑星ボリスで石化されてしまうが、レイモンの力により復活、キングジョーブラックに捕まったペンドラゴンを救出した後はそのままキングジョー諸とも地上に落下していった。(石化してもなお、ヴィンセント島の生存者を保護する為に怪獣除けの結界を貼り続けていた。)

地味に初代ウルトラマンとキングジョーの対決はこれが初であるが、キングジョーの片腕を関節部分を的確に八つ裂き光輪で切断してペンドラゴンが無事逃げ切ったことを確認してから落下するなど、出番は少ないながらも相変わらずクレバーな戦いぶりは健在であることを視聴者に見せつけた。(後にセブンもウルトラファイトオーブにて関節部分をピンポイントで狙うことでキングジョーを瞬殺しており、当時と比べても初代マンやセブンがいかに研鑽を積んできたかが分かるだろう。)

『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』

上記の落下直後、ババルウ星人による歴史改変を阻止するため50年後の世界から最終回時の惑星ボリスの時間軸にやってきた御蔵イオ達を人工太陽の炎から守るためハヤタとの邂逅時と同じように赤い球体に自分たちを入れる事で生存。歴史改変を阻止してくれたイオ達に感謝を述べ、元の時間に帰るイオに未来の平和を託した。

『NEVER ENDING ODYSSEY』

惑星ボリスでの戦いの後の動向は不明だったが、第13話の終盤に登場。セブンと共にレイブラッド星人の亡霊に容赦なくスペシウム光線とワイドショットを同時撃ちで撃破、ペンドラゴンをまたも救った。この時は場所が宇宙の上に相手が相手だけに手加減するつもりもなかったのか光線を照射して数秒で亡霊を消滅させており、ウルトラ戦士が地球においてどれだけ威力をセーブして光線を使用していたか分かるシーンと言えるかもしれない。

『ウルトラ銀河伝説』

ウルトラ銀河伝説1


「レイ…君には、本当に世話になったな」
セブンやゾフィーと共にベリアルと対決するも、力及ばす敗北してしまう…が、比較的余力がある状態で吹っ飛ばされた為か、光の国の壊滅時に発生した寒波をリバウンド光線により防いでセブンと共に九死に一生を得る。地味に今作のスペシウム光線は何故か金色になっているが、特にこれまでのスペシウムとは威力に違いはない。

その後はレイ、メビウスやゼロなどとも共闘してベリアルの怪獣軍団と戦い、何気に再生怪獣とはいえウルトラアタック光線でアントラーにリベンジするなど要所要所で活躍していた。ベリュドラとの最終決戦では周りが皆大技を使用するなか1人だけ淡々とウルトラスラッシュを連射していたが、流石にこの時は連戦には次ぐ連戦で体力を消耗しておりスペシウム光線を照射できない程に疲弊していただけと考えるのが妥当だろう。激闘の後は光の国で惑星ボリスの件も含めてレイに改めて感謝を述べた。

なおベリアルの影響により各宇宙の怪獣が活発化する際、戦力強化の為に宇宙警備法違反でK76星へ追放処分が下っていたゼロを本国へ呼び戻すことを提案しているがセブンに「まだ早い」と言って断られている。当時のゼロの性格に加え父親のセブンの計らいで配慮されているとはいえ人間で言うと社会的大事件を起こして少年院や刑務所に送られている人物を兵士として使うというかなり問題があるので断られるのは当然と言える。逆に言えば常識に囚われない辺りメビウスの頃と同様切れ者であるという事が伺える。

ベリアルの乱の後も『キラーザビートスター』では天球に衝突しかけた惑星をゾフィー、セブンらと守り抜く活躍を見せたほか、『ウルトラマンサーガ』においてはアントラーをベースにスフィア合成によって更に強化された怪獣兵器をスペシウム光線だけで撃破するなど、歴戦の勇士として描かれることが多くなってきている。

『ウルトラマンヒットソングヒストリー レジェンドヒーロー編』

時系列は不明(少なくともウルトラ銀河伝説よりも後の話である事は確定的である)。
ウルトラマンゼロに過去のウルトラ戦士の戦いを学ばせる為にウルトラセブンと相談の結果、ウルトラマンキングに一芝居打ってもらう事に…。

「まあいいじゃないか。さあ、せっかく来たんだ。もう少し懐かしい映像を見たいものだな」と言ったり(閲覧したページはウルトラマンジャックの歴史となっている)、ゼロが過去のウルトラ戦士の歴史を興味深そうに学ぶ様子を見て「そうか、面白いか」と言って目論見をバラしそうになり、セブンに止められるなど天然な所が見られた。

ウルトラマンの職業は児童誌では大学教師となっている為、ある意味でゼロに対する特別授業とも取れる。



別の世界での活躍

ウルトラシリーズはマルチバース設定を採用しているため数多のパラレルワールドが存在するが、彼の活躍したとは違う世界においても度々登場している。

ウルトラマンティガ』第49話「ウルトラの星」において、円谷英二が実際に出会い、『ウルトラマン 空想特撮シリーズ』製作のきっかけとなった宇宙人として登場し、円谷の願いに応えてティガを助けに来た。尚、このウルトラマンがどの世界の出自かは不明ではあるが、マルチバース設定が固まってから発売された超時空のアドベンチャーにて騒動の発端となったチャリジャがM78スペースなどのマルチバースを巡っていた存在という事が判明した為、彼を追ってネオフロンティアスペースにやってきた(恐らくM78スペースの)ウルトラマンである事が窺える。

初代『ウルトラマン』のみで完結している時系列『ウルトラマン怪獣伝説40年目の真実』では、数十年後に、老いたハヤタの前に久しぶりに姿を現すという形で再会を果たした(再会と同時にハヤタのウルトラマンに関する記憶も戻った)。
初代最終回で地球を去る際にハヤタの中に自分の心の一部を残したと発言しており、一時的にハヤタの心身に憑依して科学特捜隊へ同窓会の便りを出している。

漫画『ULTRAMAN』も初代『ウルトラマン』のみで完結している時系列の作品であり、彼と分離したハヤタと、ハヤタの息子である早田進次郎に受け継がれたウルトラマンの力が物語の中心として描かれている。
そして、初代マン自身も意外な形で物語に大きくかかわる存在として登場してくる

大決戦!超ウルトラ8兄弟』でも登場。元々ウルトラマンの存在しない世界であったが、パラレルワールド(M78ワールド)の自分の記憶を受け継いだことで、別次元のハヤタが初代ウルトラマンに変身した。ちなみにこっちの世界でのハヤタはフジ隊員と結婚し、レナという一人娘をもうけている(他の世界では2人は結ばれていない)。

しかし多くの平行世界で正義の味方として活躍している一方、ベリアルによって光の国が消滅させられたパラレルワールドを描いたノベライズ作品『The Spirits of TSUBURAYA PRODUCTION WORLD Another Genesis』では、精神を病んで「光の国の破片」の全てを回収する事に異常に執着するようになってしまうなど、これまでのウルトラマン像を覆すようなダークヒーロー然としたキャラクター造形がされている。

新世代ヒーローズ作品での客演


ウルトラマンギンガ』の世界に来訪し、ダークスパークウォーズにてM78星雲のウルトラマンや別次元のウルトラ戦士と共に、怪獣軍団と対決したが、ダークルギエルによってスパークドールズに変えられるが、ウルトラマンギンガによってダークルギエルが倒されると元の姿に戻る事が出来た。
ウルトラマンタロウ(SD)がM78スペースのタロウと同一人物である事が後のシリーズで判明した為、恐らく彼もM78スペースのウルトラマン本人だと思われる。『ウルトラマンギンガS』では他のウルトラ5兄弟と共にストリウムブレスに自らの力の一端を授けた。

ウルトラマン


ウルトラマンX』の世界のおいても「伝説の戦士」として知られており、劇場版『きたぞ!われらのウルトラマン』では、終盤の最終決戦において、ザイゴーグ一味との戦闘に加勢すべく降臨。ティガ、エックスと共闘し、主にゴーグファイヤーゴルザと死闘を繰り広げた。なお、M78ワールドの初代ウルトラマンと同一人物だったかどうかは不明。
余談だが、回想シーンや移動時に3回続けて鳴る足音はウルトラマンの原点とも言えるあの初代怪獣の音がそのまま使われている。

ゴーグファイヤーゴルザ戦ではゴルザが放った熱戦をウルトラスラッシュで防ぎ、かつわざと破壊させて隙を作った上でスペシウム光線で撃破しており、更に戦闘が巧みになっていた。

ウルトラマンオーブ』では宇宙がまだ混沌としていた時代に様々な惑星を侵食していた魔王獣達に対抗する為に結集したウルトラ戦士達と共に魔王獣を封印していた。なお、完全超全集によればM78ワールド(正史)の初代ウルトラマン本人で間違いない様子。

今作では『平成の初代』であるティガとフュージョンアップすることでスペシウムゼペリオンに変身できるほか、ゲーム限定だがネクサスと組み合わせることでスペシウムシュトロームにフュージョンアップすることもできる。

ウルトラマンジード』では初代ウルトラマンとベリアルのウルトラカプセルでフュージョンライズしたプリミティブが基本形態として登場しているほか、初代マン本人も本編第1話、最終話、『つなぐぜ!願い!!』でもゲスト出演している。

また、ロイヤルメガマスター形態のジードはキングソードと初代マンのカプセルを組み合わせることでスペシウムフラッシャーという必殺光線を放つことが可能である。

ウルトラマンR/B』ではまたもベリアルのルーブクリスタルらと組み合わせてキワミクリスタルを作成、ウルトラマンルーブへの変身に使用されている。

ウルトラギャラクシーファイト』では本人も一応登場し、ウルトラ6兄弟総出でウルトラダークキラーと対決、かつてのグランドキング戦と同様、兄弟達と共にタロウにエネルギーを預けてスーパーウルトラダイナマイトの発動に貢献していたことが明かされた。

ウルトラマンタイガ』の本編では一切登場していないが、ボイスドラマにおいてはウルトラマンタイタス「栄光の初代ウルトラマン」と称されており、U40においても初代マンの名は非常に深く認知されている模様。流石に「筋肉で光線を弾いたこともある」逸話は光の国でも有名らしいので、ウルトラ戦士目線でも初代の肉体はマッシブに見えるのだろう。

ULTRAMAN2020


ウルトラマンZ』ではゲネガーグの爆発後に飛び散ったウルトラメダルの一つとして登場し、エースメダル、タロウメダルと組み合わせることでベータスマッシュにウルトラフュージョンすることができるほか、ジードの新形態であるギャラクシーライジングの変身バンクでもベリアルと共に一瞬姿が確認できる。

ちなみにゼットからは「みんなの兄さんみたいな存在」と説明されており、宇宙警備隊の若者達からも尊敬されていることが明かされた。一応ゼットは初代マン本人と直接会ったことはあるが、その際あまりの緊張により会話がたどたどしくなってしまった。

UGF 大いなる陰謀』においてはウルトラ6兄弟総出でジュダ・スペクターモルド・スペクターのグア兄弟と対決、今作では主にゾフィー、ジャックと共にモルドと激戦を繰り広げており、ウルトラアタック光線をゼロ距離で2連射するなど、ベテランとして熟練の技を見せつけた(しかもこの際ただの連発ではなく1撃目がバットアックスで防がれたのを見た後、即座にモルドのガードを崩してから超至近距離で2撃目を命中させている)。ジャックやゾフィーとも抜群のコンビネーションでモルドを圧倒し、最終的にはゾフィーの指示でタロウと一体化、コスモミラクル光線によりグア兄弟を撃破した。

その後は突然襲来してきたアーリースタイルベリアルトレギアの攻撃により窮地に陥るが、遅れて衛星ゴルゴダに駆けつけたゼロの救援によって難を逃れている。

声優

原典


客演時など


主なスーツアクター

  • 古谷敏:ウルトラマン放送時のスーツアクター。

前作の『ウルトラQ』でケムール人ラゴンのスーツアクターを務めた際に古谷の小顔さと脚長で細身という未来的なプロポーションに惚れ込んだ成田亨氏の強い希望と口説き落としにより決定した。
合う者がなかなかいない長身痩躯のスタイルと古谷がこだわったスぺシウム光線の独特な手つきは、古谷が担当する初代ウルトラマンの持ち味となっている。
成田は続編のウルトラセブンも古谷が担当することを望んでいたがそれは叶わず、古谷はアマギ隊員役として出演することとなった。

  • 権藤俊輔:『ウルトラマンティガ』第49話でのスーツアクター。
権藤氏はTDG三部作の主役ウルトラマンのスーツアクターの一人として有名だが、この話では初代ウルトラマンのスーツアクターを担当している。
権藤氏は、185cmの長身かつ体形がスマートな逆三角形ボディで長脚だったことや「ウルトラマンガイア」でXIGのチームシーガルリーダーである神山篤志隊員役としてもセミレギュラー出演したこともあり、一部で「古谷敏の再来」と呼ばれていた。…身長自体はもう一人のTDG三部作主役ウルトラマンのスーツアクターで180cmの中村浩二の方が近いのだが、中村氏はマッチョ体形である。

  • 石川真之介:X劇場版『きたぞ!われらのウルトラマン』や『ジード』でのスーツアクター。


余談


第1話と最終話で話す際の声はやけにぼんやりとした不気味なもので、どう聞いても正義の味方というよりはアブダクションを働く敵宇宙人であり、特に第1話でのハヤタとのやりとりは「ヘッヘッヘ、シンパイスルコトハナイ」などとネタにされる。

ハヤタ「これは何だ」
ウルトラマンベータカプセル
ハヤタ「ベータカプセル?」
ウルトラマン「困ったときにこれを使うのだ。そうすると…」
ハヤタ「そうするとどうなる?」
ウルトラマン「はっはっはっはっはっはっはっは…心配する事はない」

中曽根氏の名誉のために記しておくと、この第1話及び最終話での声を担当したのは編集技師の近藤久であり、怪しい喋り方に関しては単に演技力不足であると思われる。当初は第33話のように中曽根氏が担当する予定だったものの、電車が遅れて収録に間に合わず、急遽代役として近藤氏が担当することになったらしい。
後の作品での客演時はハヤタを演じた黒部進氏やプロの声優を起用しているため、普通の喋り方となっている。
ちなみにゾフィーは本作のナレーターである浦野光氏が担当したため、初登場時から流暢に話していた。

余談だが、後に劇場版『R/B』が公開された際に、公式がこのやり取りをパロったツイートをしている。
それによると「ヘァッヘッハ…心配スルコトハナイ…」と表記するらしい。……ファンの表記よりも余計に不気味度がアップしているような。

『ウルトラマンZ』では第1話でゼットがハルキと一体化する前に対話する際の演出が完全にこのシーンのオマージュになっている。
また、この時にゼットが「地球の言葉は難しい」といった趣旨の発言をしていたため、初代マンの話し方がどことなく不自然な雰囲気だったのは、ゼットと同様、不慣れな地球の言葉で無理矢理話そうとしたからではないかという解釈も出てきているようである。


作品の枠を超えて同じ特撮ヒーローの仮面ライダー1号OVで共闘したりもした

また、元円谷プロ名誉会長であった円谷一夫が、東映不思議コメディーシリーズの最終作「有言実行三姉妹シュシュトリアン」の大ファンだったことから、シュシュトリアンとウルトラマンの共演を東映側に打診し、会社の枠を超えてウルトラマンが他社制作の特撮番組にゲスト出演するという夢のような物語が実現したこともあった(第40話『ウルトラマンに逢いたい』)。

NHKにて3月から放送の番組『JAPANGLE』ではオープニングに「日本文化」の一つとしてウルトラマンが登場しており、4Kで新規撮影されたウルトラマンが飯塚定雄さんが新たに作画したスペシウム光線を放つ。

メキシコでは1975年からマスクマン「ウルトラマン」が登場、1979年には新日本プロレスに初参戦した。同年6月29日にわれた藤波辰巳との対戦では、試合前に本物のウルトラマンが花束贈呈をしている写真が雑誌にも掲載された(ウルトラマンの製作元の円谷プロダクション非公認であるが、当時円谷プロが製作した「アステカイザー」に新日本プロレスが協力していたため大目に見てもらえた所がある)。
82年6月に来日した際は初代タイガーマスクと対戦、1990年代にはFMWWWFWCWに参戦。
息子の「ウルトラマン・ジュニア」もプロレスラーで初期のDDTに上がったことがある。

笹本祐一のSF小説『妖精作戦』シリーズ第2巻「ハレーション・ゴースト」では、現実世界に実体化した「夢」の1つとしてバルタン星人とともに登場。下町で交戦した。

真行寺のぞみのライトノベル『血まみれ学園とショートケーキ・プリンセス』では、人形が等身大サイズとなったウルトラマンが出現し、敵の一体として登場したバルタン星人と戦う。

ゲーム作品での活躍

大怪獣バトル
アーケードゲーム初参戦作品。当時最新ヒーローだったウルトラマンメビウスと共にカードのコンボマークを合わせると出現するお助けキャラクターという扱いで登場。その後第4弾にてUHRのスーパーコンボカードとして実装された後にその後も技違いのバージョンが実装されている。レアリティがレアリティだけに入手の難しいカードと見られていたが、アーケードで廃課金するよりも『大怪獣バトルポジカコレクション2』を購入する方がより堅実に入手できる(それでもかなり低確率なのだが)。
NEOシリーズの中盤からは戦いをサポートするウルトラストライカーとして登場し、続いてRRシリーズに移行すると、ウルトラヒーローがプレイアブルになった為、今までのレアリティが嘘のように容易に手に入るようになった。

バトルスピリッツ
コラボブースター「ウルトラヒーロー大集結」にてxレアの青属性スピリットとして登場。
コストは4、最高BPは9000とレアリティに見合わないスピリットに見える一方で、カウンター代わりにデッキの横にコアを3個配置した後にエンドステップを経て行くごとに1個ずつコアをボイドに還し、このコアが0になった時に相手スピリット/アルティメットを問答無用で1体破壊できるという効果を持つ。ネクサスがあればコアブーストにも転用できるというスグレモノ。3分以内で怪獣を倒す原作再現になっている為、この効果発揮後は手札に戻って行く。

また、レベル2のアタック時効果にウルトラマンのコスト以下のスピリットを破壊するという効果も併せ持つ。ただし、コスト4で破壊できるスピリットは高が知れているので、ブレイヴで補完して行くといいだろう。
ちなみに、あまり現実的とは言い難いが、ガルーダモモタロスをブレイヴさせることも出来てしまう。

パラレル版のデザインはぐんぐんカットをモチーフとしている。

仕事を選ばない光の戦士

CM王

ウルトラシリーズをよく知らない人でも一目でわかるキャラクターであるため、宣伝効果は高い。
また3分間の時間制限というウルトラマン特有の設定も活かされやすい。
古くはビデオデッキのCMから始まり、現在でも様々な広告塔として日夜働いていらっしゃる多忙なお方。

半面、海外向けの物ではいろいろと大人の事情があるらしく、そちらは後輩であるネオスが担当している様子。ただ2020年にマーベルコミックからアメコミ『THE_RISE_OF_ULTRAMAN』が出るなど最近ではそのあたりはクリアになっている。

また、帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックが出演している場合もある。
当初は初代と同一という設定のため外見がよく似ていることに加えて、首が白いため服を着ている姿がよく似合うという理由らしい。

以下はその例。

  • カップラーメンを作ろうとするが、出来上がるまで間に合わず帰る。スーツ姿でラーメンを食おうとする明星チャルメラのCMが有名だが、この時は初代ではなくジャック兄さんである。
  • ファミコンに熱中しすぎてブチギレてスペシウム光線をぶっ放してテレビを壊し、ウルトラの母にはたかれる(ちなみにセブンが兄弟役、ウルトラマンキングがお爺さん役として登場し普通にアパート一室で寝転がってくつろいでいる)。
  • ウルトラセブンとお泊り。叩いて被ってじゃんけんぽんではしゃぐ。
  • 着物を着て夜の公園で歌い「健娯楽」のテロップを前にいちゃつくカップルの足元にスペシウム光線を撃ち込んでからかう。別バージョンでは歌いながら女の子といちゃつき、そのまま草むらにお持ち帰り。善でも健全でもない。ちなみにこの時はジャック兄さんではない。
  • 円谷プロの企業CMでは、クリスマスの夜にせっかく買ったケーキを台無しにしてしまい、仲違いし落胆するピグモンブースカの前にサンタ帽であらわれ、ケーキをプレゼントするヒーローっぷりを見せている。かっこいいぞウルトラマン! でも別パターンのCMでは、ダダと恋仲っぽく描かれていたり……
  • ファンヒーターのCMでは菅野美穂と良い仲になり、膝枕してもらうリア充っぷり。というか大体CMに出ると女の子と仲良くなるというジゴロっぷり(ちなみにこれは出光興産のCMであるが、出光とのタイアップで誕生したウルトラマンゼアスを差し置いて登場している)。別バージョンのコマーシャルでは「まいどプラス」カードを紛失してしまい、「だめねぇ」といわれ、ガチで凹む。ほかにも、灯油を買いにいこうと意気揚々と出発するが(その直前に「気を付けてね」といわれたにも関わらず)、梁に頭をぶつけて転倒するという弟たちには見せられないどんくさいシーンも登場。また、菅野美穂にお出かけのチューをされ、デレデレになるというシーンも登場している。
  • ソフトバンクお父さん犬と共演。郵便配達に勤しむが時間切れになり焦る(なぜいつもこの方は己の限界に挑戦するのだろうか……)。
  • ニュースサイトのCMで、「会議まであと3分か……」「3分じゃ何もできないっすよ」と屋上でやり取りをしていた会社員の前に、我々の苦労が貴様らに分かるかと言わんばかりにカラータイマーを点滅させながらビルの影からぬっと出現し、彼らを見下ろしていた。
  • ウルトラスクラッチという宝くじのCMでは、バルタン星人と交戦する。バルタン星人に向けてエース、タロウ、レオと共にそれぞれ、メタリウム光線ストリウム光線シューティングビーム、そして、スペシウム光線を放ちバルタン星人を撃破した。この四人の組み合わせはあまり見かけないが、恐らくウルトラマンを知らない視聴者の為に、はっきりと独立したデザインである事からこの四人が選ばれたのだろう(因みに他の兄弟であるゾフィー、セブン、ジャックの三人はこのCMが流れ始めてた時、絶賛活躍中だった)。
  • 元旦の『ウルトラマンDASH』では作戦VTRの際に様々なウルトラマン(この場合、番組で登場するプロフェッショナル達のこと)の再現代理として3DCGの初代ウルトラマンが登場するのがお約束。また人数が二人の時はゾフィー、三人の時は加えてジャックという顔がそっくりな面々が駆け付ける(当然説明はなく、声も全員初代マンの掛け声。間違ってはいないが)。
  • 東映制作の『超人機メタルダー』第19話のラストにちらっとウルトラマンの立像が映ってしまう。
  • 五味太郎のカタカナ絵本アイウエオにてウクレレを持った姿で登場(さすがに絵を似せすぎると不味かったのか五味太郎氏独特のアレンジが為されている)と思ったら、26年後に本当に公式でウクレレを題材にしたウルトラマンの楽曲CDが発売される。
  • Fate/Zeroにて航空自衛隊の仰木が自分達の事を怪獣映画における「光の巨人が出て来る前のかませ犬」と皮肉ったり、『遊戯王GX』においては遊城十代が子供の頃に見ていた番組の最後に3分だけ登場するヒーローの話をするなど、創作作品の世界でもウルトラマンは放送されているようだ。

初代ウルトラマンに息子がいるって本当?

結論から言うといる事にはいる。ただし、公式設定においての息子はおらず、派生作品やCMにおいては妻子がいるという意味である。(ちなみにデザインは初代ウルトラマンと同じである。)
明星チャルメラのCMにおいては念願の息子が生まれたと知り、あたふたする姿が描かれている。生まれたばかりの息子はぐずるとスペシウム光線を乱射する危ない面もあるが、チャルメラのカップを降ると大人しくなる可愛らしい一面も。

OVA「ウルトラマングラフィティ」では妻のメグ、長男のマックン、長女のメルの4人家族で生活する姿が描かれた。
マックンは父親と同じ姿とは思えない校則破りや遅刻の常習犯であり、ウルトラマンゼロ以上のやんちゃっぷりを見せている。(大和銀行から発行されたULTRA通帳のイラストでも家族構成は子供が二人となっているが、こちらでは娘が先に生まれているようだ。)

宮西達也の絵本「おとうさんはウルトラマン」では怪獣退治の傍、息子を育てており、息子に厳しく接する事もあるが、お面を欲しがる子供の為にバルタン星人と初代ウルトラマンのお面を作ったり、息子の描いた似顔絵に涙する親バカな一面も。実際に地の文でも「おとうさんはこどもにあまい」と書かれてしまっており、度々妻と衝突する事もあるようだ。尚、息子のデザインは父親と比べて丸顔となっている。

しかし、派生作品でこれほど息子との交流が描かれているのにも関わらず、公式作品で息子が登場しないのは始まりの戦士という特殊な立ち位置や、初代マンのデザインがシンプルで完成されているが故に息子を容易にデザインできないという点があるからだろうか。



関連イラスト

ウルトラの星


「ウルトラマンシリーズ」50年記念 VOL.3 ウルトラマン



関連項目

ウルトラマン ハヤタ・シン
ウルトラ戦士 ウルトラ兄弟 ウルトラ6兄弟

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