浦野光
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うらのひかる
浦野光とは日本の男性声優、ナレーター。
1931年9月22日生まれ。神奈川県出身。クリエイティブオフィスZ所属。
早稲田大学商学部を経て中部日本放送放送劇団(劇団CBC)に応募、1953年に2期生に合格しナレーションで活動、3年後にラジオ東京放送劇団に移籍。その後は一時期フリーとなりタレントエージェント、シナリオ文芸協会、グループだいこん、セブンセンターを経てクリエイティブオフィスZに所属した。
洋画の吹き替えやテレビの草創期から活動を始めており、ジェームズ・スチュアート、ロバート・ミッチャムの吹き替えを担当している。ジェームズ・スチュアートに関しては大半の吹き替えを演じている。
『ウルトラマン』第20話から石坂浩二に代わりナレーションと最終回のゾフィーの声を担当。続く『ウルトラセブン』でもナレーションを担当した。
ナレーションの淡々とした語り口と『ポパイ』などのハイテンションな演技のギャップが特徴だった。
あまり過去の役に囚われたくないといった主旨の発言をしている一方で、ポパイに関しては1990年代ごろまで頻繁に演じていた。
2008年に放送された『大胆MAP』で現在は声優業を引退していることが判明している。同番組で顔出し出演し、更に『ポパイ』のヒロイン・オリーブ役を演じた京田尚子に電話をかけ、約50年ぶりの共演を果たした。
2016年に開催された「ウルトラマンフェスティバル」のライブステージでは、特別出演として一言だけではあったが『ウルトラマンZOFFY』以来実に32年ぶりにゾフィーの声を担当しファンを驚かせた。