DATA
別名: | 光熱怪獣 |
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身長: | 40m |
体重: | 2万t |
出身地: | Q星 |
概要
『ウルトラマン』第38話「宇宙船救助命令」に登場。
Q星に生息する怪獣で同じくQ星に生息するサイゴとは仲が悪く、縄張り争いで戦っている。
武器は眼から放つショック光線。直接見れば失明する凄まじい閃光で、至近距離で放てば爆発も起こせる。カメラ越しでも目が眩み、機械の回路も焼き切ってしまう程である。発射前には一度眼を閉じるタメ動作がある。
防御力も凄まじく高く、科特隊のニードルS80どころかウルトラマンのスペシウム光線や八つ裂き光輪すら全く通じない程である。
活躍
Q星の観測機の前でショック光線を使い、カメラ越しに見ていた記者団や科特隊の目を眩ませた(この際宇宙ステーションの重要な機械の部品も焼き切ってしまったので、科特隊はQ星にそれを取りに行く羽目になった)。科特隊の前でサイゴと交戦するも、サイゴのパワーに押され気味であったが、ショック光線でサイゴの視界を奪い勝利する(逃げられてしまったが)。その後、観測機から部品を取り出している科特隊を襲うが、ウルトラマンに妨害される。
ウルトラマンには当初押され気味だったが、ショック光線で逆転し、ウルトラマンをダウンさせてしまった。その後意識を取り戻したウルトラマンに背後から八つ裂き光輪を食らうが尻尾で跳ね返し、近距離から放たれたスペシウム光線すらも完全に無傷で耐えてウルトラマンを追い詰めるも、最後はウルトラサイコキネシスで持ち上げられ、遠方の空で爆破される。
ソフビ化もされた強豪怪獣なのだが、最終回のゼットンのインパクトが強すぎたためか影が薄い。
その後の作品での登場
ウルトラ銀河伝説
ベリュドラの背中を構成する怪獣の一体として登場した。
ウルトラマンZ
第17話「ベリアロク」において本人は登場していないが、この回登場したバロッサ星人二代目の牽制技でキーラフラッシュという攻撃を使いウルトラマンゼットを撹乱させた。
派生作品
甦れ!ウルトラマン
ゼットン星人の残党が操る怪獣の一体として登場する。
倒され方は原作と同じ…なのだが、ウルトラサイコキネシスが螺旋状の光線を撃ち出して敵を爆散させる技となっている。
ウルトラファイト
なぜかキーラーという名前で登場。黄色い縞模様が入っているのが特徴。
太陽のあいつ
劇中で撮影された怪獣映画の着ぐるみとして登場。劇中ではガイラと戦っていた。
漫画
ウルトラマンSTORY0
カラレスの回想の中で、足が複数ある昆虫のような姿となって登場。カラレスを敗北寸前にまで追い込んだがウルトラの父のウルトラアレイで倒された。
ウルトラマンメビウス外伝超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟
チブル星人が繁殖させていた怪獣軍団の一体として登場。ウルトラ兄弟相手にあっさり倒されるが、ウルトラ兄弟がアンチディファレーター砲で弱体化するとゾフィーとセブンをこれでもかと痛め付けた。最期は南夕子と一体化したエースのエースバリヤーで異空間に追放されて退場した。
ウルトラ忍法帖
長編「邪鬼一族編」に邪鬼七忍衆の一員「奇異羅」として登場。原典と同様に両眼からの光線「奇異羅忍法爆砕光」で相手を吹き飛ばす。
ノンマルトの宝へと導く三つの鐘の最後の一つである象の鐘を偶然ガシャポンから見つけたウル忍から鐘を奪うため地中から出現するが、象の鐘はウル忍が所持する犀の鐘と共鳴して煩くなってしまいマンによって両方共破壊されてしまっていた。鐘はマンが接着剤で治すも破片が混じって「サウの鐘」と「ゾイの鐘」になってしまうが、効果は持続しており邪鬼姫が持つ蛇の鐘と合体してロケットとなり、宝が隠されたノンマルトの塔へウル忍と邪鬼一族を連れて行った。
塔に入る前にウル忍と戦い、爆砕光でセブン・タロウ・エースを倒すも、唯一ダメージを与えたエース以外の二人は変わり身の術で逃れていた。最期はタロウの医術・部分移植で頭部の上半分を切断されてしまい、残った身体は頭部を自身に移植したタロウによって爆砕光で倒された。奇異羅の死後も効果は継続しており、邪鬼姫にも爆砕光で大ダメージを与えている。
関連イラスト
関連タグ
ザラガス:2話前に登場した、同じく失明攻撃を得意とする怪獣。アラシ隊員は今回と合わせ二回も失明の被害に遭っている。
ウルトラQ:本作のタイトルBGMがショック光線を発動するときの効果音として使われている。