邪鬼姫
じゃきひめ
円谷プロご乱心漫画『疾風ウルトラ忍法帖』第5巻に登場する「邪鬼一族」の長。フルネームは「邪鬼姫阿留波(アルハ)」。
劇中でも希少な人間の美女であり、敵であるものの読者人気の高いキャラクター。
当初は茶髪だったが、復刻版の表紙では紫髪、電子書籍版では金髪になっている。
髪の色が異なるのはこのため。
「あれ?こんな奴ウルトラシリーズに居たっけ?」と思ったあなたも、彼女の本名『阿留波(アルハ)』と聞いてピンと来たのではないだろうか?
モデルは『ウルトラマンレオ』に登場した「アルファ星人ニケの女神」と思われるが、作者のサイトによれば、正規のウルトラシリーズとは無関係なオリジナルキャラクターとして生み出されたらしい。
初期は白土三平風のくノ一装束だったが、途中からビキニアーマー(ボンデージ)風の衣装(ケツはTバックである)に着替えた。面食いなようで、美貌を活かしたおっぱい火炎を始めとするセクシー忍法が得意なものの、マンたちからイヤラシイことをされそうになるとマジギレし殺害しようとしていた。作者曰く「この時代のコギャル」。
作者公認の爆乳ダイナマイトバディな美人くノ一で、マン・セブン・エースの三馬鹿は一瞬でメロメロになっていた。
但し、エロには興味がない小学生のタロウにはボコボコにされてしまったが。
神に等しい力を得る秘宝「のんまるとの宝(女物のパンティ)」を追い求め、部下の邪鬼七人衆と共にウル忍と対決。
しかし手にした秘宝は赤ちゃんでも履けないほど小さすぎるパンティだったため誰も身に着けることができず、敵も味方もなく顔を合わせて相談する有様だった。
そこで「穿くのではなく指の間に通す(身に着ける)」ことに気づいた部下の惨爬に横取りされてしまった。このため、ウル忍と一時的に共闘することに。
秘法を手にした惨爬の力はすさまじかったが、パンティを表裏逆に身に着けていたため力を上手く使えないことが判明。慌ててパンティを穿き直そうとする惨爬だが、ウル忍たちが待つわけがなく総攻撃の前にあっさりと倒された。
邪鬼姫はというと惨爬のあまりのアホな結末に茫然としており、もう戦うつもりもなくなったのかこれと言って目立つことも無くフェードアウトしていった。
以後は登場していないが、「ウルトラ忍法帖超」3巻の質問コーナーで「邪鬼姫は太りすぎたんでダイエット中らしい」と記載されていた。
たぶんウル忍で一番人気の敵キャラ。
何と言ってもその秘訣は、劇中で唯一乳首を晒したことが大きい。