「荒神流とは…」
「戦う姿 荒ぶる神の如し」
「と 恐れられた伝説の空手の流派だ!!」
概要
漫画『ウルトラ忍法帖寿』第4巻の長編「荒神流編」に登場した架空の流派。
「荒ぶる神」とまで呼ばれた伝説の空手の流派であり、ダイナをはじめ、数多くの門下が集まり多くの武道家を選出していた。
ダイナとシャドーでどちらかを後継者に決める際に反発したシャドーの手によって5代目師範代・拳斎が殺害され、ダイナはシャドーの兇拳に危機感を抱き極意書を持ち出し逃亡。「師匠殺し」の汚名を着せられてしまい、シャドーが師範代となる。
シャドーとの決着後はダイナが正式に「真・荒神流」を背負い再興している。
シャドーとダイナの因縁は『ウル忍』では珍しく終始ギャグなど一切ないシリアス一辺倒であり、その決着も物悲しいものとなっている。
元ネタは作者の御童カズヒコが幼少の頃から習っている空手流派「剛柔流」。
剛武館
荒神流の元門下であるダイナが館長を勤める空手道場。
エースの長屋と同じくらいオンボロでくたびれた外見で賃貸。
最初はもちろん門下生がティガのみだった為、家賃や食費などのヤリクリに頭を悩ませていたが後述のシャドー一派との戦いの後に門下生が増えたことで解消された模様。
当初は「ダイナ流」と名乗っていたが、シャドーとの決戦で正式に師範代を継いだことで「真・荒神流」と改称された。
構成メンバー
ダイナ・・・6代目師範代
ガイア・・・指導員
キヨシ
マメ
シャドー一派
ダイナと同じ荒神流の門下だったシャドーが拳斎を殺害し、極意書を奪い天下を支配せんと多種多様の武闘家を選りすぐって発足した武装集団。
構成メンバー
シャドー・・・総帥
余談
みどーは漫画家になる以前は空手を習っていたが、跡継ぎを蹴って漫画家になったことへの負い目からウル忍に空手を題材としたエピソードを描くことに否定的だったが、編集部の強い要望により本作の長編の一つである荒神流編が誕生したという。