データ
別名 | 四次元宇宙人 |
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身長 | 1.79m |
体重 | 80kg |
出身 | バム星 |
概要
第5話「まぼろしの街」に登場。
地球侵略を企み四次元空間に前線基地を作り、そこから四次元ロボ獣 メカギラスを送り込み侵略の障害になる各地の防衛拠点を破壊しようと企む『ウルトラマン80』に初めて登場した宇宙人。『80』初の侵略宇宙人でもある。
ダークグリーンの肌、青白く光る眼などSFチックで不気味な見た目が特徴。宇宙船の飛行士のような白い衣装を身につけている。
四次元空間を往来できる電車を終電に見せかけて人々を乗せ拉致し、催眠術で操ってメカギラスの製作・整備などを行わせていた。
地球人への擬態能力のほか、棍棒や拳銃を武器として携帯しており集団で敵に襲いかかる戦法を得意としている。
四次元空間を往来できる電車に偶然乗り込んでいた80こと矢的猛の侵入を察知すると、集団で襲い掛かり、セブンの時と同じくブライトスティックが作動せず変身不能に陥った猛を負傷させる。しかし、逃げた猛はその後すぐに気を失ったにもかかわらず、捕縛することが出来なかった。
四次元空間内では変身もUGM基地への連絡も出来ず窮地に陥った猛だったが、彼を案ずる生徒たちの声に導かれるようにバム星人の基地を探知し乗り込んでくる。警備の星人たちは簡単に倒され、空間コントロール装置も破壊され、メカギラスも変身を許した80に撃破されて、彼らの地球侵略計画は粉砕されたのだった。
一部の書籍に依れば、1人でグリーンベレー50人分の力を持つとされるが、描写的には個々の戦闘力は恐ろしい程に低いようで、集団で要の空間コントロール装置を警備していたが、変身前の、しかも手負いの猛の前に全滅させられてしまった。登場したのは全部で7人。蹴り一発でのされる奴もいたり兎に角打たれ弱い。もしかしたら地球人相手には相応に強いのかもしれないが、ウルトラマンである猛には分が悪かったと思われる。
ウルトラ忍法帖
長編シリーズ「荒神流編」に荒神流の総帥シャドーの側近「罵無」として登場した。トンファーの使い手で性格は残忍。
一人別行動で荒神流が征服したくずみの国に潜入し、食糧の押収と反発する住民への暴行を行っていた荒神流門下生のジャダンとザルドンを倒したタロウの前に出現し、トンファーで倒して荒神流の本拠地シャドーの塔に連れ去った(人質としてダイナに真っ直ぐシャドーの塔に来て貰うため)。
その後シャドーの塔でタロウの左手を釵で磔にする拷問を行ったが、それがマンの逆鱗に触れてしまい、トンファーを破壊されて壁が凹むほど殴り飛ばされ、零距離からのスペシウム光線で頭部と下半身を残して消し飛ばされた。
余談
作中、警官に化けて矢的を逮捕しようとしたことからか、デザイン画ではアメリカンポリスのような衣装だったが、劇中では『惑星大戦争』の轟天乗組員の衣装を流用している。
関連項目
イカルス星人:「四次元空間に侵略基地を築き、そこから神出鬼没の攻撃を仕掛けてきた」のが共通している。
異次元列車:ウルトラシリーズの「乗客を異次元に連れ去る列車」つながり。
ショッカー戦闘員:こいつらに似た鳴き声(?)を発していて大人数いた事から。