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スペシウム光線

すぺしうむこうせん

ウルトラマンの必殺技。手をクロスさせる独特のポーズがとても印象的な技である。
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概要

男の子であれば誰しも一度は真似したことがある技である。
日本では仮面ライダーライダーキックに匹敵する知名度を誇っている。

初代ウルトラマンの必殺技というイメージが強いが、後輩であるウルトラマンジャックも同じ技を使用可能。ちなみに徹底されないことも多いが、初代ウルトラマンとジャックではスペシウム光線の音は異なる(初代ウルトラマンはジェットエンジンのような『ザー』という音で、ジャックは他のウルトラマンの光線でも使われた『ピャー』という音)。

右手にマイナス、左手にプラスのエネルギーを集積させ、両手を交差させてスパークさせることで放つ。

ウルトラマン


この時左手首が標的側右手首が顔面側に向いていることがポイント。真似しようとして左右逆に構えるとスペシュッシュラ光線になってしまうので注意。
原理としては荷電粒子砲に近く、レーザー電磁波)の類ではない。だが、『ウルトラマンSTORY0』では、これを始めウルトラ戦士たちの光線技が「光波熱線」と称されていたり、『ウルトラマンジード』ではレムが光線技のことを「光子エネルギー」と表現するなどしているため、公式でもウルトラマンの光線技の原理についてはそこまで厳密に設定されているというわけではないようだ。

命中すると50万度の高熱と、仕事率換算で50万馬力のエネルギーを持つ大爆発を起こす。
大伴昌司の解剖図鑑によれば有効射程距離は80mだそうだが、バルタン星人を地上から撃ち抜いた時やナックル星人の処刑船団と戦った時には数㎞先の標的を寸分違わず射抜いており、命中精度は非常に優れている。単純な射程のみをとっても、宇宙空間Uキラーザウルスと戦った際にウルトラマンエースが「このままじゃ俺達の光線が地球に当たってしまう」と危惧しているため数万kmはあるようである。

連射も可能で、ジェロニモン戦では空中プロペラのように回転しながら連続掃射し、羽根を焼き払った。
また、楳図かずおの漫画版ではメフィラス星人の配下のメフィラス四天王相手に、ジェロニモン戦とは逆に相手の回りをグルグル飛び回りながら連射することで4体纏めて撃墜していた。
この漫画版では「スペシウム光線は高圧電流を纏っている」という設定が付属されていた(ギャグ漫画である『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』でも、露天風呂ゴーロン星人に向けてウルトラマンがスペシウム光線を放ち、温泉客全員と共に感電してしまうというシーンがある)。

ちなみに、バルタン星人はこの光線に含まれるスペシウムが大の苦手。
劇中では、スペシウムは火星に存在する物質と言及されており、ネオフロンティアスペースの火星にも存在が確認されている)。

光線技の原点

後年に制作された『新世紀ウルトラマン伝説』にて、スペシウム光線は光の国ウルトラ戦士の光線技の原点であることが明かされ、ウルトラ戦士はまずスペシウム光線を会得してからそれぞれの技へと発展させていくとされ、総てのウルトラマンがその構えをとって光線を発射する描写がある(なぜかM78星雲組以外のウルトラマンも同じ構えで光線を発射しているのはご愛敬)。

ウルトラマンメビウス』でも、エンペラ星人との最終決戦時に、ウルトラ戦士の光線技の威力を増幅する「スペシウム・リダブライザー」というメテオールが登場し、ウルトラ戦士の光線技には共通してスペシウムエネルギーが含まれていることが明かされているほか、『ウルトラ銀河伝説』ではモブのウルトラ戦士たちがスペシウム光線の撃ち方を練習をしているシーンがある。

ウルトラマンX』に登場するXioの光線銃ウルトライザーは、ウルトラマンエックスの力を解析して作られたにも関わらず、光線のエフェクトやSEがスペシウム光線のものであった。
ウルトライザーを開発したグルマン博士はかつて初代ウルトラマンの戦い(その時のウルトラマンはスペシウム光線を使用している)を見たことがあるとのことなので、エックスの力を解析したというのは建前で、本当は初代ウルトラマンのスペシウム光線を基に作った…のかもしれない。

一部の作品では、「誰でも習得可能である反面、元々威力の低い光線技だったが、初代マンはこの技を極限まで磨き上げることで一撃必殺の光線技へと昇華させることに成功した」としているものもある。
ただ、上記の通りやはりもともと基本中の基本の光線技であるためなのか、スペシウム光線の威力は他のウルトラ兄弟の光線技と比べると威力では劣っている。とはいえ、近年では初代マンのものはさらに威力が上がっていると思われる描写があり、かつては効果のなかったアントラー怪獣兵器)を倒したりしている。

派生作品での扱い

ウルトラマン超闘士激伝

上位技「スペシウム超光波」が登場しており、以後の闘士ウルトラマンの必殺技となっている。

ウルトラマンSTORY0

作中でも、初代マンおよびジャックの必殺技として要所要所で大活躍する。
星間連合編のガッツ星人との戦いでは、アーストロンゴーストロン初代ウルトラマンの右腕とウルトラマンジャックの左腕を負傷させることでスペシウム光線の使用を封じられたものの、ウルトラマンとジャックがそれぞれの負傷していない方の腕を合わせてスペシウム光線を放ち、ガッツの呼び出した破壊神もろとも撃破するという描写があった。

余談

スペシウム光線の構え

初代ウルトラマンが使用しただけあって、その後のウルトラ戦士の必殺光線のポーズとしてワイドショットのL字型とともにスタンダードなものとなっている。中には初代ウルトラマンのように腰を低く落とした姿勢で放つ光線もある。

L字型はワイドショットの記事を参考

スペシウム光線初代マンのものは指先がそる
メガスペシウム光線
スペシュッシュラ光線左右が反対
ソルジェント光線
ネオマグニウム光線十字型の光線が放たれる
エボルレイ・シュトローム
クロスレイ・シュトローム
メビュームシュート両腕のつけ方がL字型との中間
ナイトシュート腕が前後逆
メビュームナイトシュート途中で左腕を下げL字型にする
デスシウム光線右掌を正面に向けている
ウルトラフュージョンシュート
スペリオン光線両腕のつけ方がL字型との中間
ゼットシウム光線
オリジウム光線
レッキングバースト指を完全には伸ばしきっていない

また、腕で×を作って放つとマグニウム光線ザナディウム光線になる。さらに手の順序を調整して首を傾ければベリーナイス光線になる。

その他

現在では「スペシウム光線」という表記が定着しているが、過去には「スペシュウム光線」、「スペシューム光線」などと表記されることもあった。

必殺技
21世紀仮面


pixivではウルトラマン以外の者がこの必殺技を放っていたりもする。

スペシウム光線で倒された怪獣、宇宙人

初代

ベムラー バルタン星人 ネロンガ ラゴン グリーンモンス ドドンゴ ペスター バルタン星人二代目 ブルトン ザラブ星人にせウルトラマン) アボラス グビラ ゴモラ ダダ ゴルドン ザンボラー ザラガス 合計17体
後に怪獣兵器アントラーゴーグファイヤーゴルザを撃破したため現在では19体。
また『きたぞ!われらのウルトラマン』では大量の分身を作ったバルタン星人相手にスペシウム光線を浴びせている。

ジャック

アーストロン タッコング デットン キングザウルス3世 グドン ゴルバゴス ダンガー エレドータス ゴキネズラ ヤドカリン ムルチ プリズ魔 バルタン星人Jr ササヒラー ゼットン二代目 合計15体。
後に改めてグドン(亡霊体)を倒しており、現在は16体。

ウルトラマンギンガストリウム

インペライザー ベムラー 合計2体

関連タグ

初代ウルトラマン ウルトラマンジャック ウルトラマンパワード ウルトラマンダイナ
ウルトラマンネオス ウルトラマンネクサス ウルトラマンメビウス ウルトラマンギンガストリウム ウルトラマンオーブ
光線 光線技
八つ裂き光輪 エメリウム光線 ワイドショット
特撮 ウルトラシリーズ 円谷プロ

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