データ
※ 小川氏が死去したことによる後任。また、これにより日本の三大特撮ヒーローすべてにヒーロー役で出演という快挙も達成した。余談だが小川氏から『名探偵コナン』の遠山銀司郎役も引き継いでいる。
概要
冷静な判断力を持つチーム一のベテランであり、優しい心を持つ。事実上のリーダー、もしくは[参謀と見なしていいだろう。
口には髭らしき物が確認でき、胸にはゾフィーのウルトラブレスターに似た勲章が付いているのが特徴。いかつい顔のUSAトリオの中でも一番顔がいかつい。ちなみに参謀格という役割に反して、パワー系の戦いが得意。
人間体のチャック・ギャビン大尉を演じたのは故・小川真司氏。
尚、よく間違われるが『チャック』なのであって、『ジャック』ではない。
後に『運命の衝突』でスコットとベスと共にスーツが新造された。
布製のスーツに変更されたが、他の2人と比べて従来のウェットスーツ仕様のものと比べると差ほど変化は無いものの、ベスと同様に上半身にアーマーを着た様な姿となっている。
ちなみにウルトラフォース3人の中で、唯一単独で怪獣を撃破していない。最初に戦ったズーンは善良な怪獣であったため平和な星アンドロメダ星雲M11惑星へ送ることとなり、キングマイラは残り2人、再生ギエロン星獣はベスと共同。
必殺技
- グラニウム光線
ベス、スコットと共通の光線技。要はいつものスペシウム光線系統の光線技だが、ゼアスのスペシュッシュラ光線と同様に腕を逆十字に組んで放射する。
- ウルトラ・スライサー(?)
八つ裂き光輪と同じタイプの必殺攻撃。『運命の衝突』ではアブソリュートティターンとの対決時にスコットやベスと同様近接武器として使用した。
- ウルトラ・バブル・ビーム
対象を包み込む球体状エネルギーを作り出す。対象を保護する為のバリヤーや敵を捕縛する為の檻としても使える。前者の使用方法ではズーンを包み込んでスコットの『ウルトラ・プッシュ・ビーム』で押し出し、アンドロメダ星雲M11惑星に送り、後者の使用方法ではキングマイラを太陽に投げ込む為に使用した。
客演
ウルトラ銀河伝説(台詞無し)
本作よりチャック、スコットと共に光の国出身のウルトラ戦士であることが明確化された。
光の国を襲撃してきたウルトラマンベリアルを他のウルトラ戦士と共に迎え撃つが、力及ばず敗北。その後はプラズマスパークを奪われたことで発生した寒波に巻き込まれてしまい、戦闘不能に陥る。
終盤で、ウルトラマンゼロがプラズマスパークを奪還したことで他の住人共々無事復活を遂げ、クライマックスでは聴衆に交じってウルトラマンキングの演説を聞いていた。
ちなみに、この時期の光の国はまだ別次元への移動技術は発展途上にあり光の国の全人口の光を結集してやっと1人別世界へ送り込めるという状態で、複数人が他世界へ移動できるようになるのは『キラーザビートスター』や『ウルトラマンサーガ』まで待つことになる。この事から『銀河伝説』は時系列的に本編『USA』よりも前の時間軸なのではないか?という考察もされている。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』
「オレ達、ウルトラフォースが止めてみせる!レディーガイズ!」
アブソリューティアンが伝説の超人が現れるという言い伝えが残る聖域「惑星バベル」を狙うだろうというゾフィーの考えから、ウルトラフォースのメンバー総出で護衛を任命され、丁度居合わせたアブソリュートティターンと激突。
年長組ということもあってかウルトラマンネクサスの能力や名前にもある程度詳しかったようで、メタフィールドの存在も知っていた。劇中でもネクサスがメタフィールドを張り始めた際には真っ先に脱出をメンバーに促している。
リブットとティターンが不在になった間はアブソリュートタルタロスやアブソリューティアンの劣兵らを相手に、途中から合流したセブン、レオ、アストラ、ジョーニアスと激戦を繰り広げた。
『ウルトラマンレグロスファーストミッション』
惑星マイジー近郊をベスとスコット、グレート、パワードと共にパトロール中、ゾフィーからウルトラマンレグロスの救援の指示を受け急行。レグロスにレイバトス(レイブラッド星人)を任せ、ベスと共にギエロン星獣の相手を引き受ける。
数奇な運命に翻弄されたギエロン星獣の魂に安らぎを与えるために戦い、スコットが相手取ったガンダー諸共グラニウム光線で撃破。その後、どこか悲しい顔をするベスに優しく呼びかけた。
別次元から帰還してレイブラッドに加担したザラブ星人を倒したリブットも合流し、合体光線でレイバトス(レイブラッド星人)を倒すもレイブラッドの思念には逃げられてしまう。