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レイバトス

れいばとす

ウルトラファイトオーブに登場するネクロマンサー的な能力を持つ異星人。
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「我が体に眠る怪獣使いレイブラッドの血よ、ウルトラ戦士に倒された亡霊を再び現世に復活させ給う」
「ウジュイカ、レエガミヨ…」

データ

  • 別名:亡霊魔導士
  • 身長:49m
  • 体重:4万t
  • 出身:惑星ヨミ
  • CV:宇垣秀成


概要

ウルトラファイトオーブに登場する異星人
“亡霊魔導士”という肩書からも分かるように、彷徨える怪獣たちの亡霊)を自在に操るネクロマンサー。手で印を結んで呪文を唱えることで怪獣を蘇生させることが出来る。
そしてかの怪獣使いレイブラッド星人遺伝子を受け継いでいる、言うなれば惑星ヨミのレイオニクスでもある。しかしレイブラッドの血を引いている以外の素性は明かされておらず、かつてのレイオニクスバトルの際に何をしていたのか(そもそも存在していたのか)は不明。

怪獣墓場に眠る怪獣たちを蘇らせ、それを自身の配下に置くことで全宇宙を支配しようと目論んでおり、そのために不可欠な力を備えたギガバトルナイザーを探し求めている。
同時に、自身の計画の最大の障害であるウルトラ戦士たちのことを危険視しており、彼らを根絶やしにすることも画策している。

魔導士としての能力の高さは、あのヤプールでさえわざわざ地球からビクトリウム・コアの超高次元エネルギーを奪わなければ復活させることのできなかったジュダ・スペクターを、呪文を唱えただけでいとも簡単に復活させた事からも伺い知る事ができる。
しかも前作『ウルトラマンX』でエクシードエクスラッシュを喰らい、二度と蘇ることができないようにされたにも関わらず、である(一応直接食らったのはモルドとギナだけと解釈できなくもないが)。
ただし、蘇らせた怪獣達は意志を持たず、あらゆる攻撃にも動じなくなるという文字通りゾンビ状態と化している。

また、本来ウルトラマンベリアルとレイブラッド星人にしか完全に使いこなせないとされていたギガバトルナイザーを、自身の魔力と共鳴させることである程度使いこなしており、劇中ではこれを使ってタイラントを召喚した上で、怪獣墓場に眠る幾多の怪獣たちを復活させようとした(なお、ベリアルはプラズマスパークの力も込みで怪獣達を一気に復活させていたがこちらは時間こそかかるようだが全て自力で復活させようとしており、「怪獣を蘇らせ、操る」という点に関してはベリアル以上に使いこなしている)。
ただし攻撃そのものはオーブに比較的容易にいなされており、戦闘での扱いにおいては些かベリアルに遅れをとっている。それでも簡素な使い方しかできなかったザラブ星人と比べればかなり力を引き出せているが。

基本的に戦闘は配下の亡霊怪獣たちに一任しているが、自身の戦闘力も決して低くはなく、さらにある程度の攻撃ならば体を傷付けられても即座に再生する能力を持っている(本人曰く「魔導士は不滅だ」)。
ただし、劇中の描写を見る限りでは再生能力には限度があるらしく、連続で大ダメージを受け続けると肉体の再生が追い付かなくなり、最悪の場合身体の再構成に支障をきたしてしまうという欠点もあるようで、絶対的な不死者と言うわけではないようだ。

必殺技はレイバトスシュート。
劇中では一発でオーブトリニティトリニティフュージョンを解除させ、オーブオリジンに戻してしまう程の威力を見せつけた。
またスペリオン光線を防ぐ、光が放射状に展開し回転するバリアも使用している。
そのほか、ギガバトルナイザー使用時にはベリアルジェノサンダーと思われる光線も放っている。

なお、突起のついた頭部や目の形状、胸部のプロテクターのような部位やカラータイマーを思わせる発光体など、どこかウルトラ戦士を思わせるような風貌をしているが、今のところその関係は不明。レイブラッド星人やレイモンがウルトラ戦士を思わせる風貌であるため、その要素が出ていてもおかしくはない(なおスーツの都合で言ってしまえばレイバトスの出自が出自なため似ているのもある意味当然ではある。詳しくは後述)。

劇中での動き

惑星ヨミにて謎の儀式を行い、ジュダ・スペクターを復活させていた(ちょうど同じころには地球で復活したデマーガが暴れていたため、物語開始前にこちらも復活させていたようだ)。

その後、メカゴモラとジュダ・スペクターを倒したオーブゼロの前に現れ、自身がレイブラッド星人の遺伝子を受け継ぐものであることと、宇宙制覇のためにウルトラ戦士を根絶やしにすることが目的であると語ると、新たにキングジョーグドンツインテールバードンハイパーゼットンビクトルギエルを復活させ、ゼロとオーブへと差し向けた。

自身は亡霊怪獣軍団に戦闘を任せてその場を離れるが、宇宙空間を飛行中に追跡してきたオーブ・スペシウムゼペリオンに叩き落され、小惑星上でオーブとの戦闘に突入。
スペリオン光線、オーブトリニティのトリニティウム光輪を立て続けに受けるが全く効かず(トリニティウム光輪を受けて真っ二つにされかけるが、即座に再生してみせた)、逆にオーブを攻撃してオーブオリジンへと解除させ、自身の目的が百体の怪獣を蘇らせることであると告げて、怪獣墓場へむけて再び飛び立っていった。

怪獣墓場に到達すると、ギガバトルナイザーを復元回収し、追跡してきたゾフィージャックに足止めとしてタイラントを差し向けると、自身は惑星ヨミへとワープ。
そこでギガバトルナイザーを使い、100体の怪獣たちを復活させるための儀式を開始したが、ウルティメイトゼロの力を借りて飛来してきたオーブ・エメリウムスラッガーの妨害を受け、彼からの再戦を受けることになる。

エメリウムスラッガーのトリプルエメリウム光線による攻撃からも再生してみせ、なおも余裕の態度を崩さなかったが、「再生が追い付かないほどの攻撃を刻み込んでやる!!」と豪語したオーブの猛攻にはさすがに耐え切れずに翻弄されてしまい、最後はESスペシウムで体をぶち抜かれ、「闇は潰えんぞ! 光がある限り…!!」と言い残して爆散、ギガバトルナイザーも消滅した(ギガバトルナイザーに関してはその消え方をゼロが不審がっており、消滅したのではなく選ばれた別の使用者の元に転送されたともとれる)。

……が、それでもなお完全には死亡しておらす、全身の肉が爛れたような不気味な姿で復活を果たすと、最期の力を振り絞り、ギガバトルナイザーの本来の持ち主であったウルトラマンベリアルを復活させようとする。
しかし、ベリアルは既に生き返っていたために儀式は失敗、レイバトスはベリアルがまだどこかで生きている事を初めて悟り、動揺する。
そしてその直後、背後から突然現れた謎のウルトラ戦士が放った光線による不意打ちを受け、今度こそ引導を渡されたのだった。

「その気配…貴様は……!?」

余談

  • 怪獣を蘇生するときに唱えている特徴的な呪文「ウジュイカ レエガ ミヨ」は「ヨミガエレ、カイジュウ(蘇れ怪獣)」を逆さ読みしたものである。考案者は脚本を担当した足木淳一郎氏。
  • レイバトスが蘇らせた亡霊怪獣軍団の面々は全て本作に登場するウルトラ戦士とフュージョンアップ形態に関連した怪獣ばかりである(ハイパーゼットンは同時に放送中のウルトラマンサーガに登場する怪獣でもある)。これは意図されたものとのこと。
  • 声を担当する宇垣秀成氏は、『ウルトラマンX』でモルド・スペクター役を演じている。奇しくも、レイバトスが第1話で最初に復活させたのは、モルド・スペクターのであるジュダ・スペクターであった
  • ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』後期OPでは、ベリアルがレイバトスの姿に変わる映像が流れ、「どちらかがもう片方に化けているのでは」と推測した視聴者もいたかもしれないが、これはかつてベリアルが目論んだ「復活させた怪獣たちの軍勢を率いて宇宙を支配する」という野望を、レイバトスが成し遂げようと暗躍していることを表現していたものと思われる(実際、本編でもゼロがレイバトスと初めて対面した際、「ベリアルと同じ波動を感じる」といった趣旨の発言をしている)。またベリアル以来のレイオニクスという意味合いもあるのだろう。
  • 『ウルトラマンゼロTHE CHRONICLE』において『ウルトラファイトオーブ』完結後に『ウルトラゼロファイト』を放送するという構成は、レイバトスがベリアルの復活を知らなかった事を示す事で初見勢への伏線とするためだったと思われる。
  • 上述の通り、映像で見る彼の最期は「オーブに倒される→すぐさま復活→謎の戦士に改めて倒される」という流れだが、後に明らかになった謎の戦士出自を考慮すると復活する間にそれなりの時間が過ぎている可能性がある。
    • とは言え、ウルトラシリーズに登場する宇宙人はン万年単位を平気で生きるご長寿さん揃いなので、仮に100年かけて復活したとしても当人的には大した事ではないのかも知れない。オーブも修行に10年費やしてるし。
  • 奇人変人ぞろいのウルトラマンオーブの敵キャラクターの中でも珍しい真っ当なタイプの悪役であるため、「凄く王道で普通なレイバトスは癒し」という評価が一部でされている模様。どちらかと言えばレイブラッド星人の意思を継いで全宇宙の支配をもくろむ姿はウルトラマンゼロシリーズの敵役の方が近いのかもしれない。
  • レイバトスという名前の由来は「霊媒師」と「レイオニクス」を掛け合わせた名前で、さらにベリアルが悪魔の名前由来であることから「バルバトス」をかけているとのこと。……後述のことを考えると、「レから始まる五文字の名前」になったのはある種の運命を感じられるかもしれない。


真の正体…?

亡霊魔導士へのレクイエム


Blu-lay Discに収録されている小冊子によると、レイバトスのデザインは元々2000年代に映像作品として不成立となった別作品のために用意されたもので、スーツも既に作られていたものをそのまま使っているという。
ベースデザインは板野一郎氏でデザインが酉澤安施氏とのこと。

この二名が関わり、2000年代に没になった作品というと〝ある映画〟が浮上する。
その映画では既に登場キャラのスーツが何体か新造されており、脚本上では「死者の変異体である人型の敵」が登場する予定であった。
仮に〝ある映画〟の登場怪獣としてレイバトスがデザインされていた場合、その前作にあたる作品主役ウルトラマンとデザインに類似する点が多く見られる。

そして、レイバトスと思わしきキャラクターが最初に商標登録された際の名称は「亡霊魔導士レクイエム」。
……詳しいファンならばもうお分かりであろう。

ある意味、レイバトス自身こそが過去から蘇った亡霊だったと言えるのかもしれない……

関連項目

ウルトラファイトオーブ レイオニクス
ジェロニモン - 彼と同じく、死んだ怪獣を蘇らせて怪獣軍団を結成しようと目論んだウルトラ怪獣
アパテー - 彼と同じく、謎の戦士の不意打ちで倒されたウルトラ怪獣。

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