概要
グラフィニカ所属。
『惑星ロボダンガードA』からアニメーターデビュー。
『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』におけるアクロバティックかつスピーディなメカアクションで注目を集め、その後その際に培った経験や学生時代の遊びを元に『超時空要塞マクロス』において、メカニックが立体的かつ高速で移動し、ミサイルが複雑な軌道を描きつつそれに追随するという独特の表現『板野サーカス』を生み出した。
また、距離やアングルに合わせてカメラの効果を使い分ける『画角アニメーション』でも知られる。
一方で、『ガンダム』や『愛・おぼえていますか』でのキャラクターの首が飛ぶシーン等の残虐描写も有名(前者は実際の映像ではぼかされた)。
以後関わったアニメにおいてもこれら作風を多用している。
3DCGがアニメーション制作に於いて多用されるようになってからはその分野に可能性を感じ、CGアニメーターに転身。(手首負傷の後遺症により以前のような作画が手描きで出来なくなった、という話もある。)平成ウルトラシリーズなどの特撮作品にも参加し、またブラスレイター等アニメ監督としても活躍した。
その後はGONZOのCG班が独立して設立したグラフィニカにてアドバイザーとして籍を置き後進の育成に力を注いでいる。
関連項目
機動戦士ガンダム 伝説巨神イデオン 超時空要塞マクロス マクロスプラス