ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ウルトラマン・ザ・ネクスト

うるとらまんざねくすと

ウルトラマン・ザ・ネクストとは、ULTRA N PROJECT及び劇場作品『ULTRAMAN』に登場したウルトラマンである
目次 [非表示]

データ(アンファンス~ジュネッス)編集

身長10~40メートル
体重2.5トン~2万6千トン
テーマ曲「Theme_From_ULTRAMAN」(作曲:松本孝弘)

映画『ULTRAMAN』に登場。テレビシリーズ『ウルトラマンネクサス』Episode.33「忘却-A.D.2004」及びEpisode.34「封鎖-A.D.2009」にも回想、記録映像として登場。


概要編集

ダークザギとの決戦で力の全てを使い果たしたウルトラマンノアは、ダークザギによって地球にビースト・ザ・ワンが呼び寄せられたのを察知。これを追って地球に飛来し(後の展開を考えるとダークザギはわざとノアを呼び寄せた可能性が高い)、航空自衛隊のパイロット・真木舜一を最初のデュナミストに選んで合体した姿がこの「ウルトラマン・ザ・ネクスト」である。

変身アイテムは存在せず、真木の精神の昂ぶりに応じて顔や全身に血管のような光の文様が浮かび上がり変身する。


「ザ・ネクスト」という呼称は、人類側からザ・ワンに続く未確認存在と認識されていた為。(※)

「ULTRAMAN」での戦いの後に、力を幾らか取り戻した姿がウルトラマンネクサスである。

つまりは同一人物なのだが、当時のCMでは「ネクサスも応援!!」としてジュネッス同士で握手していたりする。


※劇中及びネクサス本編Episode.25では、“ザ”を付けずにそのまま「ネクスト」と呼ばれており、一部の雑誌でも“ザ”を付けずに表記されている。


元々のノアの神秘性を表すために「ネクサス」本編では徹底して「意思はあるが決して言葉を発さない」という「黙して語らず」という姿勢を通していたが、『ULTRAMAN』では終盤にて真木との会話シーンがあり、ステージショーなどのイベントを除けば唯一ノアが言葉を発した作品となっている。(逆にコミカライズ版「ウルトラマン_THE_NEXT」では真木に危険を伝えたり自衛隊の自分への不信感を教えたりとよく喋る)。

声優は『ウルトラマンメビウス』以降のゾフィーを演じた田中秀幸氏。なので、『新ウルトラマン列伝』で一回だけ紹介された時、進行役のゾフィーとどっちの台詞なのか字幕を見ないと分からなくなる現象が起きた。




形態編集

アンファンス編集

ウルトラマン・ザ・ネクスト(アンファンス)

  • 身長:10メートル
  • 体重:2.5トン

ウルトラマンネクサスのアンファンスに相当する形態だが、力がまるで戻っていないことに加え、デュナミストである真木のモチベーションも低いので体も10メートルと小さく、体表もザ・ワンと同じような生物的な肉質で、従来のウルトラマンとはかけ離れた外見をしている。光線技も禄に使えない。

ただしパンチやキックは強力とされ、劇中でも肉弾戦がメインである。肘から生えたブレードエルボーエッジが武器。


ジュネッス編集

「銀色の流星」

  • 身長:40メートル
  • 体重:2万6千トン

真木の戦う意志の高まりを受けて進化した(正確にはノアの力を少し取り戻した)姿。

よりネクサス時に近い姿(それでも全身が凸凹している)になっており、身長も従来のウルトラマンと同じ大きさとなった。

この形態でやっとネクサスのアンファンスに迫る戦闘力である。

飛べる…俺は…この空を飛べるッ!!!

飛行能力も使用できるようになり、ネクサス特有の腕を前方に出さない姿勢での高速移動によりベルゼブア・コローネとなったザ・ワンと壮絶な空中戦を繰り広げた。

アンファンスよりも体つきがよく、よりパワフルに、よりスピーディーに動くことが可能。また、体の各部に姿勢制御用のフィンが出現し、腕のエルボーエッジは光線発射時の源ともなるストラトスエッジとなった。


主な技編集

エルボーカッター

アンファンスの技。

エルボーエッジにエネルギーを込めて繰り出す切断技。直接切り付けるパターンと、三日月型の光刃を飛ばすパターンがある。


エボルレイ・シュトローム

決着銀色の流星

ジュネッスの技。

強力なエネルギーを両腕に生み出し、スペシウム光線と同じ腕を十字に構えて放つ必殺光線。

ただし、弱体化していることもあり、光線は不安定な波状となって放たれている。さらに後述のオーバーレイ・シュトロームと違って分子レベルへの分解はできたものの完全焼滅には至らなかった。

沢樹隆広氏のコミカライズ版ではオーバーレイ・シュトロームと同じL字に構えて発動している。

撮影には珪砂が使われている。



ラムダ・スラッシャー

ジュネッスの技。

ストラトスエッジから三日月状の光刃を発射する、エルボーカッターの強化版的な技。

左右同時発射も可能。


余談編集

ザ・ネクストのアンファンス、ジュネッスはそれぞれ初代ウルトラマンAタイプBタイプをモチーフとしている、と言われているが、デザインした丸山浩氏が書籍「特撮デザインワークス」にて否定している。

(実際は監督の小中和哉氏がアンファンスの造形チェック時に「Aタイプみたいだね」と発言したが、それが独り歩きしたにすぎない)

ご覧の通り他のウルトラマンと比べても随分と浮いた、初見ではウルトラマンかすらも不明なデザインになっており、スーツ生地もお馴染みのウエットスーツ製ではなくウレタン製(顔面はFRP)。また造形時には、ヒーローとしては珍しく粘土原型が作られている。

またカラータイマーに当たるエナジーコアの音も心臓の鼓動のような独特なものとなっている。


また、アンファンスの身長(10m)は歴代ウルトラマンの最大身長としては現在最も小さい(ウルトラマンボーイですら24mある)。ただ、一時的なものも含めればもっと小さくなった人同じ身長になっていた人も後に登場している。


なお、『ウルトラマンギンガ』においてダークスパークウォーズでウルトラ戦士たちと共に怪獣軍団に戦いを挑んでいる様子が確認できる。しかもこの時は戦闘に不向きなアンファンスの姿だった。何があった。


テーマ曲である『Theme_From_ULTRAMAN』は「ウルトラマンの歌」のアレンジがなされた名曲であり、2005年7月20日に発売された『ULTRAMAN ORIGINAL SOUNDTRACK』に収録された他、松本孝弘氏のアルバム「House_of_Strings」に収録されたバージョンには「ウルトラマンの歌」のイントロ部分が組み込まれている。


CBCの番組「晴れドキ」に映画の宣伝で別所哲也と共に出演した際、登場する場面で勢い余って早大に滑って転んでしまった。(この模様はTBSの「ハプニング大賞2006秋」にて全国放送されている。)



関連項目編集

ULTRAMAN(映画) ウルトラマンネクサス ウルトラマンノア

スペースビースト ビースト・ザ・ワン


青騎士:小中和哉氏が監督を務めるTVアニメ『ASTRO BOY 鉄腕アトム』にて田中秀幸氏が演じたキーキャラクター。接触した人間と心を通わせるザ・ネクストとは対照的にロボットをいじめる人間を憎んで人類との対立を目論む。


巨大人型生物ウルトラマン(仮称):同じくウルトラマンのリブート作品に登場するウルトラマン。通常の変身ではぐんぐんカットが無く、最終決戦の重要な場面でぐんぐんカットを意識した演出がされた点も共通。

関連記事

親記事

ULTRAMAN(映画) うるとらまん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 243869

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました