データ
概要
特撮ヒーロー番組「ウルトラマン」のオープニングテーマ。
恐らく日本で最も有名なヒーローソングの一つ。
「デン! デデデデーン!!」という印象的なイントロ(『M八七』を手掛けた米津玄師氏は「軍歌の名残を帯びたものである」との分析を『ロッキングオン・ジャパン』誌のインタビューで述べている)や影絵のウルトラマンや怪獣たち(ウルトラマン本編だけでなく、前作『ウルトラQ』の怪獣たちも一部混ざっている)の映像はあまりにも有名。ウルトラマンがヒットしたことにより、この歌もミリオンセラーを記録した。
歌詞の前半は「胸につけてるマークは流星」など科学特捜隊、及び変身者であるハヤタ隊員を謳い、サビ以降は「光の国からぼくらのために」など、ウルトラマンを意識したものになっている。
「OPで怪獣やウルトラ戦士の影絵を出す」という表現も、以降の作品でたびたび踏襲されている。
なお作中では3種の音源が使われており、今現在販売されているCD音源であるAタイプ、Aタイプよりも低学年の児童で構成されている合唱隊の編成、最初と最後の歌い方が違うBタイプ(CDの表記によってはfirst recording versionとも)、合唱団のみのCタイプがある。また、前夜祭ではコーロ・ステルラのみが歌唱している。
ちなみに、海外で放送された英語バージョンも存在する。歌詞中には日本版の比では無いほどに何度も「ULTRAMAN」のフレーズが登場する。
TVサイズは1番から2番までを歌ったものが使用されており、次回作である『セブン』でも同様である。
影絵に登場したキャラクター
※頭から背中にかけてトゲがあることと体形から恐らく立ったマグラーなのではないかと言われているが、後期OPは前期と違いシルエットに使われるウルトラマンやマークの流用が無いことや制作時期を考えると同じトゲがあるベムラーなのではとも言われている。(ただし、ベムラーは腕が細い)
ウルトラQのゴルゴスだという話もあるが、ゴルゴスはトゲが無いので可能性は低い(但しデザインした飯塚氏はゴルゴスと述べた)。
尚ウルトラマン第一回マスコミ撮影会の際に登場した左右の角のないネロンガともされている。
関連動画
アレンジ
ウルトラシリーズを代表する主題歌ということもあってか、いくつかアレンジバージョンが作られている。
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ささきいさお版
1979年に公開された映画『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』用に編曲されたもの。カラオケ以外にも、未使用とはいえメロディー入りカラオケも存在している。
編曲したのは冬木透氏。
ささきいさおは、後に『ザ☆ウルトラマン』でOP・EDを歌唱している。
コロムビアバージョン
冒頭で入るカラータイマーの音声が印象的。
水木一郎バージョン
コロムビアカヴァー版のカラオケを使用している。
Project DMMバージョン
怪獣娘バージョン
制作発表PV第1弾で使用されたバージョン。
厳密にはインストゥルメンタルであり、歌ではない(主題歌もこれとは別にちゃんと存在する)。
時折、ウルトラマンの掛け声が合いの手として入っている。
ちなみに、タイトルロゴはなぜかセブン風だが、これはカプセル怪獣が主役を務めているためだと思われる。
flapinThesky
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突でウルトラ戦士とアブソリューティアンの戦いの中でウルトラ兄弟が無双してる時に流れている。
ギャラクシーレスキューフォース・ボイスドラマ
第22話「歌は魔法」においてソラ(CV.潘めぐみ)による歌唱が行われた。
また、リブットによってこの歌が地球でウルトラマンを想って作られた名曲として作中でも存在しており、ウルトラ戦士にも知られていることが判明した。
余談
『パワード』の日本語吹き替え版第8話にて、アバンタイトルでパワードダダに襲われる男性がこの歌を口ずさんでいる。
また、『ゼアス』第1作では、初代マン地球来訪30周年を記念してこの曲のオーケストラの演奏が劇中で行われている。
漫画『ダンダダン』主題歌であるCreepyNutsの楽曲『オトノケ』のOPは本作をオマージュしている箇所が多々ある。
関連項目
きたぞ!われらのウルトラマン:この歌詞からとられたタイトルの劇場版ウルトラマン。
DARKNESSHEELS-Lili-:第1話冒頭の光の巨人に纏わるおとぎ話の挿絵として、「ウルトラマンの歌」で使われた影絵がほぼそのまま使用されている。
ウルトラマンのうた→ウルトラセブンの歌