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「私はソラ。ウルトラの父よりあなたたちを出迎えるように仰せつかりました」

CV:潘めぐみ


概要編集

ウルトラマンフェスティバル2018』ウルトラライブステージ第一部「Brother~勇者たちの絆~」に登場した、光の国の女性科学者。

プラスの感情を力に変換して光る「ウルトラフラッシュ」の開発者であり、「よく褒められる」と自負する美しい歌声を持つ。

その反面戦う力には乏しく、そのことにコンプレックスを覚えている。

性格は温厚だが、自分の好きなことになると盲目的になるところがあり、ボイスドラマでは難解な理論を専門用語も交えてリブットに延々としゃべり続けて彼を困惑させていた。また、好みのセンスも独特で、ノーバガンQを可愛いと評している(リブット曰く「丸みを帯びたものなら何でも可愛いと思うでは」とのこと)。


所謂ウルトラウーマンだが、「ウルトラウーマンソラ」と呼ばれることは少ない。


容姿編集

ウルトラ銀河伝説』でウルトラベビーを抱いていたブルー族の女性や、すかがわ親善大使のピアニーにそっくりだが、白いブーツを履いている点が異なる。

戦場に立つ際には、前面に虹色の宝石が埋め込まれた白い鎧・フラワーテクターを装備する。右肩からは薄緑色のヴェールが垂れており、彼女が歌い踊るたびに華麗に翻る。


活躍編集

光の国を訪れたジードとMCのお姉さん、そして観客たちを出迎え、案内役を務める。

ウルトラフラッシュの実験として皆で「ウルトラマンの歌」を歌うなど楽しい時間を過ごすが、直後にエンペラ星人が襲来。

宇宙警備隊の一般隊員たちが嬲り殺されるさまを目の当たりにしたうえ、ジード・ロイヤルメガマスターをも一蹴したエンペラ星人に「貴様のいう声の力とやらでこの窮地を抜けてみせよ」とせがまれるも恐怖で立ち竦んでしまい「つまらぬ女だ。力の無い者に価値などない。貴様は消す価値もない虫ケラだ」と蔑まれ、立ち向かう意志を失ってしまう。

しかし諦めずにウルトラ戦士を応援するお姉さんと観客に心動かされ、白い鎧を纏って戦場に立ち、熱唱しながら舞い踊る。


「みなさんに教えられました。私は…私にできることをします。私にしかできないことを!」

「戦う力のない者には価値がない…私もそう思っていました。でも違った!私になかったのは戦う力じゃない…戦う勇気だったのよ!私には私の戦いがある。だからお願い…みんなの力も貸して!」


その歌声は故障したウルトラフラッシュを復活させるのみならず、ロッソブルを戦場に導き、ウルトラ戦士たちの勝利に大いに貢献した。

戦いの後は「人にはそれぞれ役割があり、一人一人がそれぞれにできることをするのが大切である」と悟り、光の国へと帰っていった。


「人には、それぞれ役割があるんですよね。戦う人、サポートする人…そして、応援する人…何ができないじゃなくて、何ができるかが大切なんだって思えたんです」


ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀編集

「ユリアン王女、下がってください!」


ウルトラマン80ユリアンと共に王立惑星カノンで活動している様子が描かれる。ユリアンの女王としての任務の補佐を務めており、惑星カノンの王家であるイザナ女王にも深々とお辞儀をしていた。


戦闘能力は未知数だが、今作で初めて防御技であるシールド・フルールを披露しており、あのルーゴサイトが不意討ち気味に放った光線をギリギリで防ぐなど、中々に秀でた防御力を有している模様。


(フルールとは、フランス語で「」を意味する言葉)


光の国へ戻った後は惑星ミカリトでマックスを蝕むゴーデス細胞の抗体を作るべく、ヒカリと協力する事になる(この際、ヒカリから直々に「お前の手を借りるぞ」と言われている)。

おみやげ

またウルトラマンリブットとは幼馴染の関係であることが明かされている(雑誌媒体では既に言及されていたが、映像作品では初)。


第2話では引き続き抗体作成に尽力しマックスの限界があと1日しかないことを知りながらも、諦めずに作成してようやく完成。救出へ向かうリブットに託した。


第3話では抗体の生成に多大な貢献をした功績が認められ、リブットと共にギャラクシーレスキューフォースに派遣されることとなった。


ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ編集

GRFの一員となった彼女の様子が描かれる。

リブットとの仲についてしばしば周囲から冷やかされることもあるが、24話の描写を見る限りでは、本人も彼に好意を持っているらしいことが示唆されている

23話では、最近自身と同じ科学班の所属になったダーダがリブットを通じて恋愛相談を受けた際にはリブットに嫉妬してヤキモチを焼いている。

ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突編集

科学技術局が前作ゲネガーグの襲撃の影響でまともに動ける状態では無いため、メロスが行っているユリアン王女レスキュー隊の選抜メンバーの編成と並行してタルタロスが発生させるナラクと同等の異次元ゲートを開く異次元探索装置を作り上げていた。


中盤にて異次元探索装置が完成し、アストラザ・キングダムの座標を入手したため、惑星バベルからレスキュー隊をザ・キングダムに送り届けた。

その後、ユリアン(とレグロス)を救出してザ・キングダムから撤退したレスキュー隊のヒカリから新たな座標データを受け、別働隊として待機してたウルトラ6兄弟とゼロメビウス達に伝えた。


ブリザードでの戦いでリブットが行方不明となり数ヶ月が過ぎた中、ギャラクシーレスキューフォースはザ・キングダムの動向やリブットの行方を調査するも何もつかめず悲嘆に暮れていた。しかしソラは「必ず、リブットは戻ってきます!私は…そう信じています」と諦めず彼の帰還を待っていた。


後日談のバトルステージである『【TAMASHII NATIONSスペシャル配信】 ウルトラギャラクシーファイト編』ではリブットに代わり本部を訪れてたジョーニアスレグロスと共に自ら最前線に出て戦っている。

その戦いの中で、ナラクより脱出してきたウルトラマンデッカーから、以前リブットを見たという話を聞き、「リブットは生きてるのね!」とより確信を持って帰還を待ち望んだ。


ウルトラマンレグロスファーストミッション編集

度重なるアブソリューティアンとの戦いの影響で惑星マイジーに異変が起きておりその調査をしてる最中に新たな事件に巻き込まれる。

余談編集

彼女が着用した白い鎧は、1997年ウルフェスにて「光の妖精ファーラ」という役どころの女性が着用していたものの流用である。実に21年越しの再利用となった。


ステージ終盤で彼女が歌う楽曲『ヒカリニナレ』は、2016年からウルフェスに楽曲提供をしている真鍋ひでたかにより作詞・作曲された本ステージ用のオリジナル曲である。エンペラ星人が歌い上げた『暗黒の宴』ともども音源化を望む声が多く、「ウルトラマンフェスティバル ライブステージ ソングコレクション 2009-2019」に収録された。


『UGF 大いなる陰謀』にて、まさかの映像作品デビューを果たす。

ウルフェスのオリジナルキャラが原典にも登場した事例は過去にもあったが、ウルトラ戦士にこのケースが適用されるのは今回が初である。

また、青いウルトラウーマンが映像作品に登場するのも初となった。これは、ライブステージの構成を担当している足木淳一郎氏がギャラファイの脚本をしており、足木氏も自身のTwitterで自分のキャリアの中でお気に入りのキャラと推しており、自身の娘がソラの鎧を模した服を着ている写真をあげている。


ウルトラマンZ』のボイスドラマ第16回では、「何年か前に歌の力をエネルギーに変える装置っていうのを科学技術局で研究してたって話だし…」という台詞があり、彼女の存在が間接的ながら仄めかされている。


担当声優の潘めぐみ氏は、『ウルトラマンジード』ではペガッサ星人ペガを、『怪獣娘』では湖上ランを、『ULTRAMAN』では北斗星司を、『UGF』ではウルトラマンジャスティスを、『かいじゅうステップワンダバダ』でケムちゃんをそれぞれ演じており、何かとウルトラシリーズやその派生作品と縁が深い(彼女自身も“ファンめぐみ”と呼称されるほどのウルトラシリーズの大ファンである)。ウルフェスのステージではこれ以外にも女性のマグマ星人役を演じている。

ボイスドラマでノーバを見て興奮してるソラはただの中の人じゃんと突っ込まれている。

また、名前の由来はドレミファソラシドのソラから来ている。

関連タグ編集

ウルトラマンフェスティバル

ウルフェス

ウルトラウーマン


白雪ひめ/キュアプリンセス:中の人繋がりでイメージカラーが青のプリキュア。ソラはユリアンの公務補佐を担当していたが、あちらでは彼女が王女である。また、チームメートであるキュアフォーチュン/氷川いおなを演じたのが、ユリアンを演じた戸松女史である。

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