「やはり簡単には終われないという事か...」
「キングジョー!」
「ギャラクトロン!」
「これで、エンドマークだ!」
『フュージョンライズ!』
『キングジョー! ギャラクトロン!』
『ウルトラマンベリアル! キングギャラクトロン!』
データ
身長 | 70m |
---|---|
体重 | 7万9千t |
概要
キングジョーとギャラクトロンの怪獣カプセルでフュージョンライズしたベリアル融合獣の一種。
データカードダス『ウルトラマンフュージョンファイト!』に登場するほか、ウルトラマンフェスティバル2017のライブステージで先行登場。属性は「火」。
昭和のスーパーロボットであるキングジョーと、新世代のロボットであるギャラクトロンは共に強力なロボット怪獣であり、ロボット同士の合体怪獣という点でも珍しい組み合わせである。『ウルトラマンフュージョンファイト!』では「新旧のスーパーロボット」というミッションで実際に共演しており、また「強化型が存在」「後に複数個体が大挙して登場」「製造元と異なる第三者にも使役された」「洗脳した人間を乗せた事がある」などという共通点もある。またどちらも製造元が「レイブラッド星人と何かしら関係がある」と言う共通点もあったりする(ペダン星人はレイブラッド星人のせいで被害を受けており、ギルバリスとクシア人はギガバトルナイザーに関して何か関係があった模様)。
カプセルユーゴー2弾でカード化し、プレイアブルキャラクターとして参戦した他、ユーゴー2弾の最終カプセルミッションで戦えた。『ジード』本編への登場も期待されていたが、第22話「奪還」にて登場。それに先駆けウルトラ怪獣DX枠でソフビ人形が11月に発売されている。
2つの強力なロボット怪獣が合体していることに加え、伏井出ケイの体内に莫大なエネルギーが生み出されている相乗効果もあり、その戦闘力はベリアル融合獣の中でも特に強力であると言われている。
容姿
頭部と左半身はギャラクトロン、胸部と右半身はキングジョーのパーツで構成され、パーツ換装を行ったギャラクトロンあるいはキングジョーといった印象を与える。なお、ギャラクトロンの後頭部にあったギャラクトロンシャフトは存在していない。
ベリアル融合獣共通の意匠であるカラータイマー部分はギャラクトロンにおける赤いコアの位置に相当する場所にある。
また、右腕にはペダニウムランチャーの強化版「ペダニウムハードランチャー」を装備している。
必殺技
- ペダニウムハードランチャー
右腕のランチャーから発射する強力な黄色いビーム攻撃。超強力なエネルギーが体内で発生しているため、通常のペダニウムランチャーの数倍の威力があるという。ゲーム版では放つ際に右腕にギャラクトロンの魔法陣が形成される。
- ペダニウムパンチング
左腕に虹色の魔法陣を形成し、素早い連続パンチを繰り出す。劇中ではゼロを吹っ飛ばしていた。
- ギャラクトロ・デストレイ
目から放つ赤い怪光線(ゲーム版のみ使用)。
- その他
防御技としてギャラクトロンのものに似た虹色の魔法陣を展開できるほか、ショーやイベントではペダニウムハードランチャーを使って周囲にエネルギー弾を撒き散らしたり、全身からエネルギーを放出して周囲の敵を一掃する技も披露している。
劇中の活躍
映像作品では『ウルトラマンジード』で初登場。
キングジョーとギャラクトロンの怪獣カプセルは共に所有済みであったが、第22話にてようやく登場。石刈アリエを人質にエンペラ星人とダークルギエルの怪獣カプセルを手に入れる作戦に失敗した伏井出ケイがフュージョンライズ。ジードとゼロとの1対2の戦いになる。そのパワーでゼロを大きく吹っ飛ばしたり、戦いの場から離れる愛崎モアの車を狙いペダニウムハードランチャーを放ち、身を挺して庇ったジードに大ダメージを与える。その卑劣な行為に本気になった二人はロイヤルメガマスターとゼロビヨンドへフュージョンライズ。しかしケイは謎の力を発揮したため強化形態の2人をその圧倒的なパワーで押し返し、カラータイマー点滅にまで追い込むなど善戦したものの、最後はジードの「87フラッシャー」とゼロの「ツインギガブレイク」を立て続けに喰らい敗北・爆散した。
またしても敗北を喫したケイだったが、裏で通じていたアリエが戦闘の裏で怪獣カプセルの奪還に成功したため、カプセル入手という目的そのものは達成することになった(恐らくは時間稼ぎと陽動が目的だったと推測される)。
因みにケイが変身したベリアル融合獣を相手にゼロが戦闘・撃破をするのはこれが初であり、ジードとゼロが本格的にタッグを組んで挑んだベリアル融合獣も、『ウルトラマンZ』第7話でペダニウムゼットンと戦うまでは唯一だった。
その他
ウルトラマンフェスティバル2017のライブステージや、ウルトラヒーローズEXPO2017-2018のステージなどでも登場。前者の第一部ではベリアルが直接変身をしてその圧倒的な火力でウルトラヒーローを追い詰めているほか、第二部ではベリアルが召喚してウルトラヒーロー達を相手に無双する姿を披露。EXPOではベリアルが変身した「アークベリアルブルー」と共に、ジード達に挑む姿を見せている。
また、デザインやスーツも本来はウルフェスの為に制作されたアトラクション用ものであり、TV本編ではそれを流用して出演を果たしている。
NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編
STAGE1、STAGE3に登場。
STAGE1ではタルタロスの軍勢として登場した。主にトリガーとティガと戦った。本編同様に二人のウルトラマンに引けを取らない強さを見せたが、最後は光線技一斉発射で他の怪獣共々倒された。
STAGE3では闇の三巨人の軍勢として登場。グリッタートリガーエタニティ相手に善戦する活躍を見せたが、時空を超えて集まったウルトラ戦士達の合体光線で他の怪獣共々一度は撃破される。
その後、ガタノゾーアが登場したタイミングでガゾートと共に復活。2人のジードを追い詰めるが、最後は時空を超えて駆けつけたウルトラマンアグルSVに撃退された。
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ジャンボキング - 光線でひるんだ後に切断技で倒された共通点を持つ。
ゼットンバルタン星人 - ライブステージにて初登場した先輩怪獣。
カミソリデマーガ - 同じく、ウルフェスのライブステージで先行登場した後輩怪獣。
ギーストロン - 同じく、ウルフェスのライブステージで先行登場した後輩怪獣。