トリガー(ウルトラマン)
うるとらまんとりがー
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の主役ウルトラマン。
3000万年前の地球で暴れていた闇の勢力を宇宙の彼方に封印し、その後自らも火星で眠りについたとされる光の巨人。火星の街が突如現れた闇の怪獣ゴルバーに蹂躙される中、植物学者のマナカ・ケンゴの意志に呼応し、悠久の時を経て甦った。
GUTS-SELECTの開発した「GUTSスパークレンス」にスマートキー型の「GUTSハイパーキー」を装填して変身・タイプチェンジを行う。人工物に光を宿した形の変身アイテムは、後から人の手で変身アイテムが用意されたウルトラマンガイアのケースに近い。
ティガ同様にタイプチェンジ能力を持っている他、共通してサークルアームズという真円型の取っ手に刃がついた可変武器で戦闘を繰り広げ、必要に応じて三形態に可変する。
現時点では、原点のティガ同様トリガー本人の明確な自我は描写されていない。
また、最近の饒舌なウルトラ戦士達と違い、喋る場面がないに等しいと認知されるくらいに少なく、掛け声のみを発していることも特徴。ただし、変身者であるケンゴが、他のウルトラマンと会話する事は可能である。
ニュージェネレーションシリーズお馴染みの必殺技使用時の技名コールもない(トリガー自身だけでなく、インナースペースにいるケンゴもコールしない。尚、サークルアームズでの必殺技使用時のみ、システム音声という形で技名コールは行われている。ただし、あくまでイメージで戦い方を学んだだけで、ケンゴ自身が技名を知らないという可能性がある)。
ちなみに掛け声はエコーがかけられており、劇場作品におけるティガのそれに近い。
また、古代の記憶があるとはいえ変身者のケンゴが戦闘経験が皆無である事が一因なのか、当初は戦い方に拙い部分が目立っていた。
前作、前々作が新人とはいえ宇宙警備隊の一員として事前に戦闘訓練で鍛えている事と、変身者が職業柄戦闘経験がある事もあったためそういう印象を受けやすい事もあるかもしれない。また、戦闘経験が少ない変身者でもサポートが充実していたり、兄弟である事を活かしたりする先輩もいる。
ただし、本来は戦闘とは無縁だったが、トレーニングを続けた事でウルトラマンとしての戦闘スタイルが改善された変身者もいるように、戦闘経験を積み重ねており、第6話にてヒュドラムから初戦時に比べて動きが良くなったと言われている。
第15話でウルトラマンリブットの特訓を受けてからはリブットの戦いの基礎となっているシラットに似た立ち回りを時折見せている。
ウルトラサインは「Trigger」を崩したものとなっており、『バイタルブレスキャラクターズ』対応の『VBMカードセット ウルトラマンvol.2 ウルトラマントリガー&バルタン星人』にて明らかになった。
これまでのTD戦士にはない手足の金色のモールドが共通してデザインされていて、どことなく東南アジアなどの仏像を思わせる雰囲気を漂わせている。
カラータイマーの形状は珍しい菱形。青色に発光している時は内部に紋様が確認できるのも特徴。
頭部はティガのように一部が大きく削られた造形ではないものの、過度な装飾のない全体的にシンプルなフォルムになっている。
胸部のプロテクターや手足のモールドには、古代の壁画やティガのOP映像の背景を思わせる複雑な紋様が彫られている。
顔付きはティガに似ているが、印象はむしろエックスにも近い。
また、ウルトラ戦士の中でも非常に小顔であり、歴代の中ではそれなりに小顔だったティガと比べても顔の小ささが際立っている。
変身形態名、身長、体重はいずれもティガと同一という特徴がある。また、ティガ以外の平成ウルトラマンの要素を取り入れたかのようなデザインになっている。
GUTSハイパーキーの換装によりタイプチェンジが可能。
ティガ同様額の前で交差させた両腕を左右に振り下ろす動作で変身を行うが(SEも同じ)、インナースペース内ではその度にケンゴが口上と共にスパークレンスを起動させている。
タイプチェンジの際には色だけでなく容姿そのものが変化するが、その際には一度ティガのように色だけが変化した中間形態となったうえで各タイプの姿へと変化する珍しい形式をとる(故に各タイプの色になったマルチタイプやパワータイプなどの珍しい形態が登場している)。
このため、タイプチェンジの際にぐんぐんカットは発生しない。
また、パワーまたはスカイからマルチへのタイプチェンジは、インナースペースでのシーケンスを省略している。
なお、ティガとは違い、各形態がGUTSハイパーキーで変身する方式になったのは、3000万年前の戦いで実体化したスカイタイプとパワータイプが闇の三巨人に敗れた際に石版に力が吸収され、その力を石版から解析しGUTSハイパーキーへと移した為。マルチタイプも初変身の際にトリガーの石像から発生した光の力がハイパーキーに宿った事で変身が可能になった。
ファイティングポーズもティガを踏襲したものになっており、パワータイプが握り拳、スカイタイプが平手となっている。
一方でマルチタイプは平手と握り拳でファイティングポーズを形作っているのだが、平手側がティガとは異なり、指のうち数本が伸ばし切っていない事が多く、さながら指鉄砲のような印象を受ける(『フュージョンファイト!』はティガのものをトレースしている)。
「未来を築く、希望の光!!」
基本形態。メインカラーは赤と紫。
片手剣「サークルアームズ(マルチソード)」が武器で、必殺技はティガと同じ「ゼペリオン光線」。
「勝利を掴む、剛力の光!!」
パワーに秀でる形態。メインカラーは赤と黒。
ハサミのような爪「サークルアームズ(パワークロー)」が武器で、必殺技はティガと同じ「デラシウム光流」。
「天空を翔ける、高速の光!!」
スピードに秀でる形態。メインカラーは紫と水色。
弓形の「サークルアームズ(スカイアロー)」が武器で、必殺技はティガと同じ「ランバルト光弾」。
ただし、サークルアームズの各形態は、他のタイプでも使用可能(スカイタイプでマルチソード、マルチタイプでパワークローなど)
「未来を染める、漆黒の闇…!」
ケンゴの夢の中に登場した闇の巨人で、トリガーに酷似した頭部とカラータイマーを持つ。
必殺技は「ダークゼペリオン光線」。
元ネタであるティガも闇の巨人としての姿を持つが、今のところ関連性は不明。第11話から本格的に物語に参戦する。
なお、先んじてこの巨人を夢で見ていたケンゴはトリガーの石像を初めて見た際、この巨人の石像と思い警戒していた(闇の巨人でないことはすぐに気づいたが)。また、第4話でケンゴが見た夢の中にて、超古代文明の街を破壊する闇の三巨人と対峙した際、自身の身体が闇のオーラに覆われていたが…?
「宇宙を照らす、超古代の光!!」
トリガーの最強形態。メインカラーは銀・金・オレンジ(朱色)。
必殺技としてグリッターティガ同様にグリッターゼペリオン光線を放てる他、専用武器のグリッターブレードを駆使し、トライアングルクリスタルを選択して様々な必殺技を繰り出せる。
凄まじい力を秘めるがコントロールが難しく、エネルギーの消費が激しい。
- ???(リンク先ネタバレ注意)
身長、体重、タイプ名、カラータイマーの音声に至るまでがティガと全く同じであるが(厳密にはカラータイマーの音は加工されている)、肝心のティガとの関係については結局最後まで明かされることはなく、現時点で公式からの見解も出ていないため、不明のままとなっている。
「過去作の主役戦士とよく似た姿に全く同じ必殺技を持つがオリジナルの武器も持つ、元号3作品目の戦士」という点は初代ウルトラマンに対するウルトラマンジャックを思わせるが、ウルトラセブンに対するウルトラセブンXのような同一人物説や二世ウルトラマン説も囁かれている(ちなみに、ティガは親子二代が変身した稀有なウルトラマンである)。
また、近い時期に制作された『ウルトラギャラクシーファイト・大いなる陰謀』での設定から、トリガーはティガの並行同位体である可能性も指摘されている。そのワードが登場した『UGF・TAC』の監督を担当するのが本作と同じ坂本浩一氏であるため、無関係とは言い切れないが……。
第9話にて、本作の重要人物シズマ・ミツクニが『ティガ』及び『ダイナ』の舞台だった「ネオフロンティアスペース」の出身にして、元はTPCの情報局員という経歴を持った異世界人である事が判明した。
しかし、同時に「ネオフロンティアの人間が流れ着いた先が、同じように超古代文明に関わるウルトラマン達が存在する世界」という単なる偶然の一致では片付けられない点が浮き彫りとなり、より謎が複雑化している。
また、トリガーの各形態名はティガと同じだがデザインや技はネオフロンティアに登場したティガ以外の巨人達(石像や人造も含む)を彷彿させており、この理由についても不明。
一応答えの一つとしては『-NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマントリガー編 STAGE4 -僕らが咲かす花-』においてケンゴの口から「ティガに憧れ惹かれていた沢山の人々が、もう一度ティガに会いたいと願ったことから生み出された時空だから」というものが提示されている。『THE LIVE』シリーズで提示された設定が本編に反映されている例は多々あるが、こちらも反映されているかは現状は不明と言える。
『トリガー』の物語は『エピソードZ』での戦いを最後に終結し、結局多くの伏線や疑問を残したまま幕を閉じた。しかし、『ティガ』の後がそうであった様に、本作の世界もまた次なる戦いのステージへ移る事になる。
尚、上述の事情から、トリガーは現状新世代シリーズ始まって以来初となる歴代ウルトラマン・怪獣の力を借りない戦士となっている。
続編である本作にも登場。
物語開始時には変身者であるケンゴはアキトらと共に宇宙開発の任務に着いており、再び火星での日々を過ごしていたが、新たなる敵・宇宙浮遊物体スフィアの襲来により、火星の一般市民を守って戦う事となる。
なお、人類の前に現れたのは『エピソードZ』の事件以来7年ぶりだったが、地球との交信が遮断された影響で互いの状況が解らなくなり、第7話で一時帰還するまでの1年間、地球側の住人達に再出現していた事実を認知されていなかった(故に劇中でムラホシ・タイジは「8年ぶり」と発言している)。
ちなみに、地球での数々の戦いを経て宇宙では有名人になっているらしく、第9話ではトリガーの噂を聞いてやって来たグレゴール人グレースが登場している。
第19話では、今回初めて等身大戦闘シーンを見せている。
そして、最終決戦にも参戦し、第23話にてマザースフィアザウルスに立ち向かう事になる。
過去作のウルトラ戦士が、TV本編の最終章に登場し主人公に先駆けてラスボスと交戦するのは『ウルトラマンジード』におけるウルトラマンゼロ以来実に5年ぶりであり、前作の主役が参戦するのはシリーズ初となる。また、初めて坂本監督以外が担当するトリガー客演の回になる。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』
トリガー本編でアブソリューティアンと戦う少し前(時系列や描写から11話辺りか?)ケンゴがカルミラ達と戦ってる所をトリガー世界に訪れたアブソリュートタルタロスとディアボロが見ている。
『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』
第6話から登場。
ゼロから送られてきたディメンションナイザーを受け取り、一連の混乱に見舞われた光の国に協力する事となる。
アブソリューティアンとの戦いを振り返っていく最中で助けてもらったリブットへの感謝の念にナイザーが反応し、リブットのディメンションロードに成功した(リブット本人がこの任務にあたっていないあたり、一連の事件はファーストミッション以前の時系列の可能性がある)。
続く7話では光の化身ではなく、マナカ・ケンゴとして皆を笑顔にしたかったという事を再認識した時にナイザーが起動、自らの記憶のロードにも成功した。未来に伝わった自らの記憶を目にし、ウルトラの歴史の不滅とその為に自らの力を役立てる事を強く誓うのであった。
ウルトラマンレグロスファーストミッション
直接の登場は無いものの『トリガー』第14.15話の後の時系列となるので、ギャラクシーレスキューフォース本部に帰還したリブットの口から「別次元で超古代のウルトラマンに出会った」と話しており、それを聞いたイザナ女王は「いつか会ってみたいですね」と興味を示した。
『TAMASHII NATIONSスペシャル配信:ウルトラマントリガー編』
突如現れた怪獣を相手にしているデッカーを救援し何者かが別の時空から呼び出していると伝える。
そんな中テクターギアを纏った並行同位体のゼロと戦ってるゼットを見つけると並行同位体のゼロと一緒に現れたアブソリュートタルタロスを見てデッカーと共に警戒を強めゼロを止めるためにグリッターになろうとするが、タルタロスが呼んだダークルギエルによってスパークドールズにされ封印されてしまう。
だが、ユナによるかつての宿敵の力が込められた一撃により復活。
ゼット、並行同位体のゼロ、ウルトラマンデッカー、ヨウコが駆るウインダム、コジローが駆るセブンガーと共にエタニティコアを守るため最後の戦いに挑んだ。
ダークルギエルと戦う中ルギエルがダークザギを呼び出し劣勢になりかけるが、グリッタートリガーへとチェンジしダークルギエルとダークザギを倒す。
その後エタニティコアの近くでデッカーと共にタルタロスを相手するが、タルタロスによって召喚されたイーヴィルトリガーと2対2になる。
そしてデッカーとトリガーはより強い輝きを持って己の影とも言えるイーヴィルトリガーを追い詰め、最後はゼットやデッカーと共にタルタロスとイーヴィルトリガーを倒した。
しかしエンディングの挨拶の後に、タルタロスの生存が判明し、彼の不気味な高笑いと共に幕が閉じられるのであった…。
「NEW GENERATION THE LIVEウルトラマンデッカー編」にもSTAGE3以降全公演に出演しており、
STAGE3では闇の戦士であるダークメフィストと対決したり、デッカーと共にラスボスであるナイトファングやスフィアザウルスと戦ったりと、ステージ上ではデッカーとの実質W主人公のようなポジションにあり、かなり美味しい場面を貰っている。
新世代TD編最終章にあたるSTAGE5では、トリガー編でも共演したオマージュ元のティガと最強タイプであるグリッターの姿で共闘をしている。
巡る願い星 Sideスターズ
デッカーと共に新世代TD時空で好き勝手に暴れてる宇宙人と戦ってるとベリアロクを持って現れたノダチザムシャーに追い詰められた0Z師弟がやってきてとある別時空の山怪獣と共に眠ってた願い星をかけてゼット達と共にザムシャーに挑むもザムシャーの剣技に切られ続けてたがゼット以外の新世代ヒーローズはノダチザムシャーが願い星を手にしたという情報を手にしておりベリアロクをスパイとして潜らせておりゼットが作戦の事を知らなかったことに驚愕していた。その後ノダチザムシャーに呼び出された宇宙人軍団を観客からの声援とご唱和を背にデッカー達と共に倒した。
曲名は一部を除き、オリジナルサウンドトラックに準じる。
作曲者は全て坂部剛氏(代表作は『仮面ライダーゼロワン』など)。
タイプ別
曲名 | 備考 |
---|---|
トリガーマルチタイプ(UT-M1) | マルチタイプの変身メロディはこの曲のイントロ部分 |
トリガーマルチタイプ(UT-M2) | パワータイプの変身メロディはこの曲のイントロ部分 |
トリガースカイタイプ(UT-M3) | スカイタイプの変身メロディはこの曲のイントロ部分 |
トリガーグリッター(UT-M4) | グリッタートリガーエタニティのテーマ |
トリガートゥルース(UT-M55) | トリガートゥルースのテーマ。マルチタイプのアレンジ |
その他
曲名 | 備考 |
---|---|
トリガーバトルα(UT-M5) | 戦闘曲。他にもβからδまでのタイプがある。 |
Trigger ver. VICTORY(UT-M7) | OPテーマのアレンジ。処刑用BGM |
Higher Fighter | 15話挿入歌 |
Trigger | 寺坂頼我によるOPテーマのカバー版 |
名称こそ引き金を意味する「トリガー」だが、引き金要素は精神面以外では銃に変形するGUTSスパークレンスぐらいで、実際にこれがトリガーというタイトルの由来となっている。ティガっぽい発音にできるのは偶然だとか。
ティガがインドネシア語で3を意味していたように、ラテン語やギリシャ語で3を意味する「tri」に引っ掛けたのか、さらに深い意味があるのかは不明。
監督の坂本氏は『ティガ』25周年を意識して「T」より始まる名前になった経緯があり、同時に過去の新世代ヒーローズの流れを継ぎつつ、新しい世代のウルトラマンを作っていく引き金になって欲しいという思いが込められていると語っている。
トリガーの各形態の容姿は、ティガのTV本編に登場したイーヴィルティガと破壊された2体の巨人を彷彿とさせるが関連は不明。なお、ダイナ本編では3体の巨人の破片を元に人造ウルトラマンが造られたが、最終的に火星で破壊されてしまっている。トリガーも火星で復活したという類似点がある。
トリガーはダイナ同様に火星で現代人の前に初めてその姿を表した一方で、ダイナを元ネタとしたデッカーはトリガーの元ネタになったティガと同じく、地球で初めてその姿を現すという逆転現象が起こっている。
また、ティガとダイナの変身者はティガの変身者はダイナの変身者より年上だが、トリガーとデッカーの変身者は逆にデッカーの変身者が年上(年齢は同じであるが、学年が異なる)であるという逆転現象がある。
デザイナーの後藤正行氏曰く、坂本監督の要望によりマスクの目のスリット(俗に"ウルトラマンの瞳"などとも呼ばれる覗き穴)を瞼に相当する上側に変更しており、その結果従来よりも小顔のマスクにすることができたという(他にも上スリットの戦士は、ネクサス、ゼノン、メビウス、ヒカリ、ニュージェネ戦士ではエックスがいる)。
歴代戦士のマスクはスーツアクターサイドの事情も考慮して下側になっていたが、最近ではアクションの事情から下スリットは難しくなっていたらしい(曰く、上に着けるとウルトラマンの目のふくらみが視界の下側を遮ってしまう。そのため提案するのは自重していたとのこと)。『ウルクロZ』の提供場面でティガと並んだ際に、その小顔ぶりが話題となった。
顔の表情は一見すると同じように見えるが、各タイプで微妙に細部を変更している。また、アーマーの紋様もタイプごとに異なるモールドが取り入れられている。
タイプチェンジの際形状変化前にティガ同様に色替えをしているのは合成部の発案で合成を担当している三輪氏によると打ち合わせの段階で頭部やら胸部の形状が変わるため文様が光って変われればいいとオーダーが言われてたが合成スタッフの中にTDG世代のスタッフさんが何人かいるためタイプチェンジするなら色替えをやりたいと提案しており本編での1回色替えしてから形状変化を坂本監督に見せると喜んでくれたと語っている。
なお、PVでトリガーがアクションを魅せていた場所が古代都市、海底、空と『THE FINAL ODYSSEY』にてティガと闇の巨人たちが戦った場所を思わせており、ヴィランとして彼らをリブートした闇の三巨人が登場する。
久々の喋らないウルトラマンとして設定されており、戦闘時の掛け声もケンゴ役の寺坂頼我氏が担当している(ケンゴが喋る場合も基本的にインナースペースに限定されている)。
喋らないウルトラマンの復活について、坂本監督としては「今の子ども達は新世代ヒーローズの影響で喋るウルトラマンに慣れているが、『ティガ』要素を抽出するのならば神秘性を帯びた喋らないウルトラマンに戻した方が良い」との考えに至ったという(全く喋らないというわけではないが)。
寺坂氏との打ち合わせの末に掛け声はティガに寄せたものとなっており、マルチタイプは「タ行」、パワータイプは「ダ行」、スカイタイプは「サ行」と各タイプによって意識している掛け声も異なる(『【ウルトラマントリガー】寺坂頼我さんが、トリガー愛を語り、ティガ関連演出も匂わせる!? いよいよクライマックス!【MonoMax BEAMS特撮部】』-yahooニュース2021/12/3(金)掲載分より)。
なお、『トリガー』本編と同時に配信されるボイスドラマの主役には、ウルトラマンリブットらギャラクシーレスキューフォースが抜擢されているが、おそらくは『ギャラファイ』との兼ね合いとともに喋らないトリガーの代わりという事情も関係していると思われる。
ティガが1つの完成形であるとの意識から、各形態および必殺技の名称、ポーズはティガと同一になっている(ポーズに関しては先述したように微妙に差異がある)。
ニュージェネ戦士の中で初めて昭和ウルトラマン第2期の怪獣と戦わなかったウルトラマンでもあり(合体怪獣であるデストルドスを除く)、ブレーザーが登場するまでは唯一だった。また、ニュージェネ戦士で超獣と戦わなかったのはエックス、ジードに次いで3人目である(ヤプールとは戦ったが)。
また2022年内で、(劇場版に再登場した)前作、今作、次回作のラスボス全員と戦った稀有なウルトラマンとなっている(なお、2021年内を含めればウーラーの派生怪獣であるメツオーガとも戦っている)。
ちなみに、ライブステージでヴァラロンと戦っている。
イーヴィルティガ/F計画/マサキ・ケイゴ:現在わかっている情報ではこれらの事件を彷彿とさせる。
ウルトラマンゼット→ウルトラマントリガー/トリガーダーク→(ウルトラマンレグロス)/(リピアー)/ウルトラマンデッカー/ウルトラマンディナス
コメント
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すべて見る- BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.1:未来を築く、希望の光!!
遂に始まりました、『ウルトラマントリガー』!第1話『光を繋ぐもの』はトリガーの基となったティガの要素を内包しつつ、今の時代に合うようにブラッシュアップされていました。それでいて、ウルトラマンの王道を貫く真っ直ぐなストーリー!トリガーに変身する今回の主人公、マナカ・ケンゴは植物学者という立場上、エックスに変身した大空大地と似通った部分がある青年でした。テラフォーミングされた火星で母親と共に暮らし、火星に根づく花を作る為に試行錯誤する日々。しかし、3000万年前から続く光と闇の因縁は、ケンゴを大いなる運命の渦に巻き込んでいきます。超古代の遺跡に眠っていた剣のオブジェ、巨人の石像。巨人の石像に対して尋常ならざる恨みを持つ謎の女性型の巨人。火星が闇の女巨人と怪獣の猛威に晒された時、超古代の光の戦士が遂に眠りから目を覚ます!ケンゴは石像の巨人、トリガーと一体化して女巨人と怪獣に対して勇敢に戦いました!剣も永き眠りから復活を遂げ、トリガーは斬撃波と必殺光線で怪獣を撃破!女巨人は何処かへと消え去りました…。そして、ケンゴは地球へ向かい、<GUTS-SELECT>の一員となります。これから、ケンゴは大いなる運命を自分の力で切り拓いていきます!私もケンゴの戦いを見届けようと思います!!3,216文字pixiv小説作品 - BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.2:勝利を掴む、剛力の光!!
ウルトラマントリガー第2話『未来への飛翔』、火星を離れて地球へとやって来たケンゴ!GUTS-SELECT隊員としての日々が本格始動です!GUTS-SELECTのメンバーは色々な意味で濃ゆい(笑)、一癖ある人たちばっかりですが、みんな良い人たち。恵まれた職場かと思いましたが、開発担当者のヒジリ・アキトだけはケンゴに敵意を向けていました。ガッツスパークレンスやガッツハイパーキー、ナースデッセイ号やガッツファルコンなどの設計・開発に携わった天才エンジニアのアキトは、どうやら自分が光の巨人になって戦いたかったようです。ですが、ケンゴがトリガーに選ばれた為、ケンゴに良い感情を持っていなかったようです。言っちゃ悪いけど、『ないものねだり』ですよね。戦う動機も大勢の人の為ではなく、ユナ一人に限定していたみたいですし。地球での初戦で吸血怪獣ギマイラを倒したトリガーですが、第2の闇の巨人である『剛力闘士ダ-ゴン』が姿を現しました!ティガのファイナルオデッセイで出て来たダーラムよりもガタイが良いです(笑)。しかも、性格は闇の巨人らしからぬ武人の魂の持ち主!卑怯を嫌い、正々堂々とした戦いを好むようです。トリガーを好敵手と見做してますが、同じマッチョ担当として是非ともタイタスと戦ってほしいですね(笑)。剛力闘士の二つ名に相応しい圧倒的なパワーで一度はトリガーを敗北に追い込みましたが、新たな姿であるパワータイプには僅かに及ばなかったようです。再戦を誓い、ダ-ゴンは姿を消しました。GUTS-SELECTも体勢が整い、ナースデッセイ号発進!そして、ナースデッセイ号を眺めている謎の男…。彼は、どうやら宇宙を駆けるトレジャーハンターのようです。いったい、その正体は?そして目的は?謎が謎を呼ぶトリガーの物語、次回も楽しみです!!4,198文字pixiv小説作品 - BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.5:始まりの『怪獣』
二週間ぶりのウルトラマントリガー!今回はトリガー世界で初めて出現した怪獣、破壊暴竜デスドラゴがメインヴィランとなりました。そして、アキトの過去も少し明らかになりました。アキトの両親は怪獣や闇の巨人に対抗する為の準備を進めていたミツクニ会長の数少ない理解者でしたが、デスドラゴの襲撃によって二人とも帰らぬ人になってしまいました。孤児になったアキトはミツクニ会長に引き取られて、ユナと一緒に暮らす事になったみたいです。デスドラゴはアキトにとって、まさに『親の仇』だったわけです。今回のアキトは独断行動が目立ってしまいましたが、そうせざるをえないだけの理由があったのですね。そんな中でアキトは幼い頃にユナと交わした『一緒に頑張ろう』という約束を思い出し、GUTS-SELECT隊員としての本来の使命を思い出しました。デスドラゴがトリガーに倒された事で、アキトも少しは溜飲が下がった事でしょう。そして次回、ギガデロスの亜種なのかどうかは分かりませんがトリガー世界初のロボット怪獣、惑星破壊神<サタンデロス>が登場!堅固なバリヤーで機体を覆い、あらゆる攻撃が通じない強敵だそうです。果たして、トリガーはサタンデロスを倒す事ができるのでしょうか!?次回も楽しみです!!3,011文字pixiv小説作品 - BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.6:惑星破壊神を攻略せよ!!
ウルトラマントリガーの第6話、『一時間の悪魔』。今回は緊迫感があって、かなり楽しめた回でした!サタンデロスは、やはりイルトさんが造ったギガデロスの改造版でしたね。守護神が破壊神になってしまうとは何たる皮肉…。ギガデロスを改造した者については言及がありませんでしたが、劇中の展開からヒュドラムではないかと駄文使いは考えています。そして、ヒュドラムと因縁があるイグニスの過去も少し明かされました。イグニスの故郷であるリシュリア星はトリガー世界の時間で100年前に滅ぼされており、その元凶がヒュドラムである事が確定しました。だから、イグニスはヒュドラムに対してあれだけ憎悪を募らせていたんですね。ヒュドラムと同様、他者の星を踏み荒らす存在であるサタンデロスを許せないイグニスは今回、終始GUTS-SELECTとケンゴ=トリガーの味方として立ち回ってました。ケンゴに対しては良き兄貴分ムーブをかましてましたね(笑)。ただ、やはりトレジャーハンターという立場上、簡単に味方にはなってくれないようです。ラストでトリガーの力を欲する描写もありましたしね。やはり、イグニスがトリガーダーク(仮)になるのでしょうか?そして次回、世界中が君を待っていた!ウルトラマンゼット、帰還(ただし違う世界)!空から落ちてきたロボット(セブンガー?)、肩にベビーザンドリアスを乗せたバロッサ星人、そしてハルキ!バロッサ星人が登場する回はだいたいギャグ回ですけど、今回はどうなるんでしょうね(笑)?ちなみに、次回のバロッサ星人は四代目だそうです。次回がすげえ楽しみです!!3,005文字pixiv小説作品 - BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.3:天空を翔ける、高速の光!!
ウルトラマントリガー第3話『超古代の光と闇』、遂にトリガーのメインヴィランである闇の三巨人が出揃いました!最後の一人、俊敏策士ヒュドラムは口調こそ丁寧ですが残忍極まりない性格のようです。あと、キレると地の性格が出ますね(笑)。トリガーでは出てくる怪獣が前座的な感じで、メインヴィランはあくまで闇の三巨人のようです。そして、物語のカギを握るキャラがもう一人現れました!<リシュリア星人>のトレジャーハンター、名前は『イグニス』!『極上』の物を求めて宇宙を流離っているようです。そして、イグニスが次に狙いを定めたのは、何とユナ!いい歳したオッサンがJKを狙うっていうのは、犯罪臭がプンプンしますね(笑)。ただ、イグニスにも何か秘密があるようです。三巨人と因縁があるようですし、何よりOPでイグニスを映すビルの影に<闇の巨人>らしき存在が映っていました。もしかすると、イグニスも巨人に変身する存在なのかもしれません。それが正義か悪かは分かりませんが。少なくとも、単純な正義の味方というわけではなさそうです。第3話で一気に物語が動いて面白くなってきました!次回も楽しみにしています!!6,043文字pixiv小説作品 - ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA HEALING CROSS OVER
【MIGHTY作品、5作品目となるか!?】ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA HEALING CROSS OVER 特報(仮)
MIGHTYの作品シリーズ第5作品目!誕生25周年を迎えた<TDG>の呼び名で人気の「平成三部作」筆頭作品『ウルトラマンティガ』の原点を踏襲した、<令和版ウルトラマンティガ>といえる『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』と令和1作目としてプリキュアの歴史の刻み込まれた『ヒーリングっど♥プリキュア』のクロスオーバー作品として誕生した『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA HEALING CROSS OVER』。 その軽い特報です!ご好評でしたら、設定出したりシリーズ化するかも…?あっ、その時はあることを募集しますので! それでは、どうぞ!!1,000文字pixiv小説作品 トゥルース・ラブ・グッバイ
ウルトラマントリガー25話(最終回)より 妄想を詰め込んだとは言え、基本的に本編を文字起こしした物でしかない上、突貫工事クオリティ くどい上読みにくい所もあるかも2,181文字pixiv小説作品- 馬飛(うまぴょい)戦隊 ウマソルジャーX(エックス)
episode1 2022年の挑戦
「ウマソルジャーVと円盤戦争バンキッドって共通点多いなぁ」と思って執筆した怪文書。後悔はしていない。4,205文字pixiv小説作品 - BOOT UP!TRIGGER!!
EPISODE.4:人々の笑顔を守れ!!
ウルトラマントリガーの第4話『笑顔のために』、トリガー世界で初の闇の三巨人が関わらない純粋な怪獣との戦いになりました。深海怪獣グビラが陸上での生活に適応したオカグビラ、ビジュアルは普通のグビラと特に変わった所は見受けられませんでした(笑)。地上でも俊敏に動ける、かなり強力な怪獣です。トリガーはパワータイプに変身、アキトとの共同戦線で見事オカグビラを撃破!自分に戦闘経験が少ない故に大苦戦を強いられたケンゴは今まで以上に頑張る事を誓いました。そして、闇の三巨人は今回、ただ出てきただけ(笑)。今回は本筋はあまり進みませんでしたね(笑)。そしてオリンピックの影響か、来週と再来週は特別編!本編再開は8月の半ばになりそうです。長い!っていうか、このペースだと年内には終わりませんね(笑)。とにもかくにも、次回も楽しみにしています。4,385文字pixiv小説作品 - ウルトラシリーズの考察・予想・感想
『ウルトラマントリガー』19話「救世主の資格」について
『ウルトラマントリガー』19話「救世主の資格」が凄かった。まさかの展開… ネタバレ注意です。 注意:誹謗中傷や荒らしコメントは一切受け付けていません。 感想•コメント下さい。861文字pixiv小説作品