指鉄砲

ゆびでっぽう

1.指で銃を表したもの。　2.指そのもの、または指から何らかの能力により力を放つ攻撃技。『ゲゲゲの鬼太郎』のものが特に有名。

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目次 [非表示]

1 一般概要

2 『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ

2.1 実弾型

2.2 エネルギー弾型

2.3 余談

3 ミカグラ学園組曲

4 外部リンク

5 類義語・表記揺れ

6 関連タグ

6.1 文字通り「指が鉄砲」なキャラ

6.1.1 漫画・アニメ

6.1.2 ゲーム

6.1.3 小説

6.1.4 実写

一般概要

形態模写の一種。手の小指側を下に向けて拳を握り、親指と人差し指を開いて鉄砲(拳銃)の形を作ったもの。

銃を連想させるために行われるほか、超能力などをテーマにした作品ではこの状態から実際に飛び道具を発射する。

タグとしては、特に鉄砲の意味を強調する場合でなければ指差しが多く使われる。

『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ

実弾型

鬼太郎の切り札の一つであり、通常の技では胃液と並んで最強クラスの技。幽霊族の奥義となっているが、彼らの全盛期に「鉄砲」という名の物体があったのかは不明。

原作とアニメ第1期では、文字通り指先を弾丸にして飛ばす技。非常に強力な切り札のひとつであり、通常使う技としては最強と思われる。また、飛ばした指先はすぐに生えてくる。

鬼太郎は身体の部分を発射したり遠隔操作する技を多く持っており、毛髪・指・鼻毛・歯・手首・頭部・顔・こぶなどが知られている。

ゲーム『妖怪大魔境』では手首ごと飛ばしており、どちらかというと原作での別能力である「リモコン手首」に近い。

強力な技ではあるが、『妖怪画談』の添付アニメを最後に、その後のシリーズでは放送コードの関係により封印された技となっていた。

似たような技に、いやみに対して使った「歯のマシンガン」がある。

エネルギー弾型

ピストルのように手を構えてから青いエネルギー弾のような物を撃ちだす。

アニメ5期（漫画では『妖怪千物語』）以降は、「妖気または空気を媒体とした弾を放つ」と設定が変更されて復活した。その性質上、5期では水中の使用が出来ないともされている。

ピストルのような単発（地響きが起きる威力）・マシンガン（大群を一掃可能）・ショットガンのような同時発射・毛槍や銀の弾を載せる・遊戯の射的用に威力を調整可能など、様々な使い方や特性がある。ただし、攻撃力が高い反面、妖力を大きく消費するという欠点もある。

実戦での初使用はミウを救うためにバルモンドに向けたものだったが、その直後に西洋妖怪の軍団に限界を越えて使用し続けた結果、妖力が底を突きて意識を失ってしまった。が、このことがきっかけで、鬼太郎を救おうとしたミウから鬼太郎に「地獄の鍵」が移動し、以降は鬼太郎のここ一番の大技として使用されることになる。

6期ではなんと告知映像（第1話）から使用しており、「髪の毛針」よりも早くお披露目された。そしてその映像通り、のびあがりやたんたん坊など、数ある妖怪たちに対して今期の鬼太郎の止め技として多用されている。

威力も凄まじく、着弾時に爆発も起きる。これを食らったのびあがりは爆発四散した。5期と同様に同時発射や連続発射タイプも使用可能であり、後神などに使っている。また、犬山まなに宿った要石の魔力を乗せて撃ったり、水虎を凍てつかせるために液体窒素を取り込んで冷気弾を発射する（4期でも水虎に対して「妖気冷凍」を使っている）などのバリエーションもある。

そして、バックベアードやぬらりひょんに対しては、使用者の感情や人々の応援エネルギーによってパワーアップすることも可能であり、その時はレーザーのように放たれていた。

また、目玉おやじは5期で鬼太郎に指鉄砲を特訓させていたこと、6期にて夢の世界で具現化した姿で使用していたことから、本来の肉体があって健康な状態では使用していた可能性がある。

そして6期・第48話にて、遂に目玉おやじがいつもの姿で指鉄砲を披露。鬼太郎を守るために放ったその威力たるや凄まじく、鬼太郎を押さえつけていた巨大な妖怪の腕を弾き、その余波で鬼太郎を遠くのビルまで吹き飛ばしてしまった。しかも放った後は多少息が切れる程度の反動しかなく、その力はまだ健在である模様。

余談

妖気を放射する事でビームやレーザー状の攻撃に転用するのは原作の時代から行っている。アニメでは、手先や指先からビームや電撃状やオーラ状のエネルギー攻撃（「体内電気」とは別）を発射するのは2期や3期や4期の時点で既に見られる。
1期の「妖怪原子炉」発動からの攻撃が口からの火炎噴射だったが、4期では口から発射する熱線に変更されており、この熱線を手からも発射している。
直接攻撃の他にも冷気や霊電気などの属性攻撃にも転換可能。このため、5期以降の指鉄砲も理論的には原作から見ても問題なく、（原作のように指自体を飛ばさず）指からの妖気放出で済むように進化した「技の発展形態」という解釈も成り立つ。

ミカグラ学園組曲

主人公「一宮エルナ」の固有能力。指から光弾を発射する。ミカグラ学園の生徒たちは通常固有能力を発揮するために何らかのアイテムを使用するが、何故か彼女だけはアイテムを使うことなく能力を発揮が可能。原作では能力強化のためのアイテムを探す必要があり、学園内部を探索していたのだが、アニメ版では最後まで指鉄砲のみを武器としていた。