ピクシブ百科事典

シャーロット・カタクリ

しゃーろっとかたくり

カタクリとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊である。
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「――話はこうだった 『ビッグ・マムから届いた物は何だったと思う!?』『入院中だった父の首だよ!!』『おれは今日復讐しに来たんだ!!!』『門を開けろ!!』『ドン ドン!!』――と発砲」

「お前の部下は2人“撃たれた”……!!」



そうなる前に、おれがジェリービーンズを投げた事は間違いか?『ルーク』ベッジ」

「おれの判断だとママに報告しろ お前はこう言う…『わかった…ならいい』」







※この記事には単行本88巻以降の情報が含まれているため、読まれる際はネタバレにご注意下さい。




概要

四皇シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の幹部でシャーロット家次男
ビッグマム海賊団最高戦力スイート3将星の一人。
万国(トットランド)ではコムギ島(ハクリキタウン)粉大臣を兼任。
また、懸賞金額は判明している中でビッグマム海賊団最高額に位置する破格の10億越え(ホールケーキアイランド編時点で懸賞金が判明している全登場人物の中でも最高額)。

3将星の中でも最強の実力者と称され、カポネ・ベッジも動揺と警戒を露わにする程である。
大海賊団の大幹部という物騒な肩書きとは裏腹に、家族や部下に対して寛容な人格者であり、失態を起こしても軽い叱責のみで済ませたり、弟妹の危機には救助している。

年齢は48歳。
シャーロット家長男シャーロット・ペロスペローの弟。
三男シャーロット・ダイフク、四男シャーロット・オーブンとはあまり似てないものの三つ子の関係。
38人の妹から愛されているというシャーロット・フランペの台詞から考えるに、長女であるシャーロット・コンポートは彼の姉にあたるらしい。


プロフィール

名前シャーロット・カタクリ
異名不明
懸賞金10億5700万ベリー
所属ビッグ・マム海賊団最高幹部”スイート3将星”・万国粉大臣
能力モチモチの実(超人系)
誕生日11月25日(いい(11)おに(2)いさんみつご(5))(ダイフクオーブンも同様)
年齢48歳
身長509cm
好物ドーナツ
苦手な食べ物熱いラーメン
CV杉田智和


容姿

外見は世紀末風の衣装で、ベルセルクガッツを彷彿とさせる長身の整った筋肉質の男性。髪はあずき色、刺青はショッキングピンクで統一されている。
左腕や両膝両脛に棘の付いた腕輪や防具などを装着。ウエスタンブーツ風の靴は踵に歯の部分が鋭く尖っているギアを装着。
着用しているジャケットにはシャーロット(SHARLOTTE)の文字と口の縫われたドクロの装飾が刻まれている。肩幅ほどもある大きなファーを首に巻きつけ、両手には手袋をはめている。

身長は約5mとサー・クロコダイルの約2倍。
両頬に縫われた跡が存在し、その跡は口あたりまで続いているが口元はファーで隠している。
左肩から左腕にかけてドクロを模った刺青を彫っている他、左半身には前から後ろにかけて合計8本の直線状の刺青が彫られており、左肩甲骨付近には左腕のドクロの刺青に続くように鳥の片翼を模った刺青が存在する。

50歳間近を感じさせない筋骨隆々な肉体とファッションが特徴的。

<この先ネタバレ注意>















Noisy


普段隠している口元は、裂けた頬を縫っており、口からは鬼か虎のような禍々しい牙が生えている。
オーブン、ダイフクの3つ子の中で彼だけ口が裂けているが、これは生まれつきではなく彼の食事スタイルに起因するもの。
口元を隠しているが、人前で食事をとる際も口を出す瞬間が視認できないスピードで一瞬のうちに口に運んでいるため、口元を知る人間は少ない(大食いで口が裂けた可能性について88巻SBSで示唆されている。アニメ831話では原作にあったお茶会の食事シーンは全て変更によりカット)。
その早食いと口元を隠したい考えから、熱い食べ物は苦手。

幼少時代、この口が大きく裂け、牙の生えた容姿ゆえに「フクロウナギ」とあだ名されて気味悪がられていた。それでも腕っぷしは強いため馬鹿にする者は叩きのめしていたため周囲からは逃げ回られ、ペロスペローダイフクオーブンといった兄弟との仲は良いが、友達のできない孤独な少年時代を送っていた。
幼少時代の本人は馬鹿にされても怒りこそすれ特に気に病むそぶりを見せず、馬鹿にする者はぶちのめせばいいというスタンスだったが、このことが原因で起きた『とある出来事』により、自分の浅慮を悔い、口元を隠して『クールにして完璧な男』を目指すようになった。
そのため若い頃から普段は口元を隠し続けており、それ以降にできた弟妹や部下で彼の素顔を知るものはほとんどいない。
その口元を隠すこと・完璧でいることへの気負いからくる長年のストレスはここに来て非常に強くなっており、後述の『おやつの時間(メリエンダ)』中の姿を見られて激高するカタクリを見て恐怖に駆られた部下のパティシエが口走った「口が裂けても言いません!」の一言を、自身への侮辱と誤解して更に激怒し、見境なく殺しにかかるほどになっている。

人物

冷静沈着で感情を表に出すことは極めて少なく、状況を見て自分に出来る最善を尽くす。
リンリンや弟妹からの信頼も厚く、リンリンが指揮をとれない有事の際は長兄シャーロット・ペロスペローと共に彼が海賊団の指揮を執り陣頭に立つこともある。

シャーロット・ブリュレ曰く、生まれてこの方一度も背中を地面につけたことがない超人
更に、何十年もの間海賊として活動している中で一度たりとも敗北を喫していない無敗の男
ブリュレからは「いつも気高く冷静で強くすべてが完璧な人間」と見なされ、シャーロット家の最高傑作と評されている。

クールな男だが、母であるシャーロット・リンリンのことは他の面々と同様に「ママ」、シャーロット・ペロスペローは「ペロス兄(にい)」と呼ぶ。
また、母の危機を感じればとっさに動き、のピンチにも即座に駆けつけるなど家族思いであり、兄弟達に手を出そうとしたルフィに対しては「ウチのかわいい弟や妹たちに手を出すな」「俺の妹に何をする」など怒りをあらわにして攻撃を仕掛けた。
部下に対しても、察知した危機をわざわざ知らせるなど、身内だけでなく仲間全体に対して優しい。
なんと海賊団内部にはカタクリファンクラブまで出来ているほど(会長兼特攻隊長シャーロット・フランペ)。

年齢から考えて、大海賊時代以前の約30年ほどビッグ・マム海賊団の戦力として活動してきたと思われるが、まだ偉大なる航路に臨んで3年足らずのモンキー・D・ルフィに対し、ルフィが将来リンリンを脅かすものになるほど強くなると確信。ルフィの成長性を危険視して排除を考えるなど、例え自分より経験の浅い・実力の劣る敵に対して侮ることはないところも敵に回せば非常に厄介な慢心していない強者。
シャーロット・モンドールをも上回る冷静さと用心深さを持つタマゴ男爵ですらルフィへの慢心を完全捨てたのは暫く後の事であり、いかにカタクリの洞察力と警戒心が高いかが分かる。
ルフィたちがリンリンから逃げ切る場合も想定して「念のため」船に先回りするなど、周到さと慎重さも兼ね備える。

<この先ネタバレ注意>
















周囲からは「完璧主義者」と評されており、上記の冷静沈着な面は嘘ではないものの、その『人格・戦闘力全てにおいて完璧な姿』の風評は、『「戦闘において一度も背中をつけたことがない」→「生まれてこのかた背中を地につけたことがない」』といった具合に周囲の憧れの強さや噂がエスカレートしているところがある。

将星カタクリの嘘


本人も周囲からの期待・イメージにこたえて上記のような『地に背をつけることもない完璧な男』でいる様に努めているが、素の本人は母と同様にお菓子が大好きで、普通に“寝そべって”だらけていたいこともあるという一面もある。

口元を隠し皆から慕われる『完璧な理想の兄』であるように努めているが、幼少時代の彼はどちらかといえばモンキー・D・ルフィのようなあけっぴろげな性格であり、前述の容姿ゆえに気味悪がられ少年時代は兄弟以外の友達もできず孤独を感じることはあれども、『これが自分』と考え、腕っぷしの強さで馬鹿にする者はぶちのめせばいいと考えていた。
しかし、ぶちのめされたことでカタクリに恨みを持つが彼には敵わない者達が、報復としてカタクリではなくその妹ブリュレの顔に傷を負わせてしまう。
幼いブリュレは「兄はそのままでいい」と気丈にふるまうが、カタクリはその傷が自分の『自分は大丈夫だから顔を隠さなくてもいい』という浅慮・甘さが原因だと深く後悔し、『敵に対して馬鹿にされるような隙を見せず完璧な恐怖を与え、家族を守れる男』になることを決意し、それ以来、口元を隠して完璧主義者の男となった。

しかし、素の姿や本心の一切を隠し、それでいて皆から慕われる海賊団の完璧な大幹部を演じるストレスは多大であるため、一日で唯一、一人で甘いお菓子を食べる15時の『おやつの時間(メリエンダ)』でのみ、気を完全に緩めて周囲を意識していない素の自分をさらしている。

「寝転んで食うドーナツ!! 禁断・背徳 そして――ドーナツ!!」

カタクリさん



作中ではパティシエの用意した紅茶及び大量のお菓子を包み込む形で形成した「」の中で誰にも見られることなく自堕落に寝そべりながら、能力を活かして大口を開け、自らの巨体ほどもある巨大ドーナツを目いっぱい頬張って食べていた。
しかし、「社」という形状や周囲のカタクリのイメージもあって、「お菓子をとる時間も談笑などで気を抜かないため」「ストイックに栄養補給をし、精神集中の時間にあてている」「戦いの神や己と対話するためのもの」とドンドンとんでもないイメージを持たれていた(形状から考えて、カタクリ自身がそう誤認させるよう狙った可能性が高い)。

彼にとっては普段のストレスから解放される数少ない純粋な楽しみのため、15時以降も緊急事態や戦闘などでそれができない場合、逆に余計なストレスがたまり冷静さを失ってしまう。
また普段のストイックさの反動ゆえか、その時だけは非常に自堕落だが、だらけた姿を知られることを恐れているため、この時の自分の姿を見た者は、激情のままに例え部下だろうと容赦なく始末してしまう。

ちなみに幼少時からたくさんドーナツをほおばっていたり、自身のとっておきの技は「ドーナツ」の名をつけていたり、メリエンダ中に「穴までうまし」と形容することもあるなど特にドーナツが好物の様子。
彼の任地であるコムギ島の中心は、積み上げられた巨大なドーナツおよびドーナツのホーミーズとなっている(891話登場)。

だが、この『おやつの時間(メリエンダ)』の時間を確保しようとしたゆえに仕留めそこなったルフィに対しては、始末しなければならないと怒りと決意を新たにしながらも、戦闘を雑に終わらせようとした己の失態を同時に恥じている。
また怒りで冷静さを失い、見聞色の覇気が機能しなくなってルフィの攻撃を受けてしまっても、それが己の激昂ゆえとすぐさま認識し、頭を冷やして冷静さを取り戻すなど、決して傲慢になっていない歴戦の戦士である。
そしていい意味で海賊らしからぬ武人としての気質も持っており、認めた相手に対してはタイマンで決着をつけることを好み、もし横槍が入って自分が有利になってしまったなら、代わりに自分を傷つけることも厭わない。

ルフィとは能力や好物への執着など似た姿勢が見受けられる。
だが、仲間からの信頼が原動力となり、時には自分の弱さをさらけ出し仲間への信頼の証明とし、何よりも仲間を失うことを恐れるルフィに対し、仲間からの信頼が息苦しさとなり、思慮深さと、かつての失敗ゆえに自分の素の姿・弱さを仲間にすらさらけ出すことを恐れるという意味では対照的となっている。
ルフィおれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」(アーロン戦)
カタクリ理解出来んな……」「倒れるだけでも“恥”だというのに

しかし、ルフィとの戦いでは、仲間との約束ゆえに自分を打ち倒すことをあきらめず、自分とは違い何度も地に討ち伏せられても立ち上がり苦境の中でも自分同様の見聞色の覇気を身につけていく彼の成長性と「おれはカタクリを倒して鏡から出て来ると仲間に信じられてる」と気持ちの揺るがないルフィの覚悟を認めていく。
自分もルフィも気づかぬうちに入ったシャーロット・フランペの横槍ゆえに、カタクリの猛攻を喰らってボロボロになったルフィがフランペや部下達に「生まれたての小鹿のような足取り」と馬鹿にされた際には、その横槍に気づかなかった己を恥じてルフィに自分がしたように己の横腹をえぐり、まるで自分が馬鹿にされたかのようにフランペ達に激昂して、少年時代に蔑まれてきたゆえに隠してきた自分の口元をさらしている。
案の定、その容姿ゆえにフランペ達から幻滅され罵倒されるが、かつて自分が二度と引き起こさないと誓った事態だったにもかかわらずその顔は晴れ晴れとしていた。
完璧な兄でいることと決別し、己の認めた相手への敬意を選んだのである。

戦闘能力

ビッグ・マム海賊団において船長シャーロット・リンリンと同じく覇王色の覇気に覚醒しており、三将星最強の男と評される戦闘力を持つ。
ルフィが「硬すぎる」とまで評する卓抜した武装色の覇気と鍛えすぎて少し先の未来が見える程の超高精度を保持するに至った見聞色の覇気を自在に駆使する。
武器として三又槍「土竜(モグラ)」を所持しており、普段は体内に収納している(槍の全長はカタクリの身長以上であり、ヌマヌマの実のような特性はないと思われるため、普段は悪魔の実の能力の覚醒同化能力を利用し「土竜」を餅化して体内に収納している模様)。

ジェリービーンズも、彼がはじけば弾丸となる。
そのコントロール・威力も優れており、数十メートル離れた人間の眉間にジェリービーンズをいとも簡単に撃ち込める。ただし最悪の世代などの実力者相手には、この程度が通用すると思っていないためか使用頻度は少ない。

覇王色の覇気自体も、麦わらの一味には通用しないと考えたからか作中では威圧目的ではほとんど使用していない。

また、六式の剃のような動きも可能で、通常時よりも速いギア2状態のルフィのスピードを普通に上回るほどである。

悪魔の実

Charlotte.Katakuri


名称モチモチの実
種類超人系
能力体をに変換する、餅を生成する
覚醒周囲の物体を餅に変換する、変換した餅から新たな餅を生成する、変換した餅と同化する

身体が餅になっており、自然系のような原形を留めない性質を有している事から様々な形に変形・分割させられる。
作中では身体を穴だらけにしたり身体全体を「ドーナツ状の餅」・「流動するドロドロ状の餅」に変化させたりした他、身体が分断・切断されても実体には影響せず、自然系と同じように分割した身体から自身を再構成する。

カタクリはモチモチの実の変形能力と見聞色の覇気を併用する事で、相手の攻撃に合わせて体を効率よく変形させ、回避することができる。
これにより、相手がどれほどの武装色の覇気の使い手でも一切ダメージを受けないことも可能
ジンベエ曰く、「“特殊な”超人系」。これは、便宜上超人系に分類されているものの、基本的に体が流動化せず大概が原形を留めるとされる超人系の中において、原形を留めない身体となることが可能なためと思われる。

餅の性質の一つである弾力を活かして手足を伸ばしたり身体の一部を膨らませたり銃撃を受け止めたりするなどモンキー・D・ルフィと戦い方が似ている。
カタクリの場合はここに変形能力を組み合わせる事で多数の腕や足を生やせる利点があり、実際ルフィとの戦闘初期ではこの利点を活かして「ゴムゴムの鷹銃乱打」や「ゴムゴムの象銃」を模倣した上で手数や規模の差で優位に戦闘を運んでいた。
他にも餅の性質の一つとして強力な粘着力も存在し、剣で切断しても切り離された餅が剣に纏わりつき動きを封じられたり、体をモチモチの実に捕らえられると脱け出すのが非常に困難になるなど触れてしまうと非常に厄介。ただし水を浴びると粘着力が弱まり、脱出を許してしまう。
弾性のある状態だと高熱を浴びれば変質してしまうなど熱にも強くないが、ルフィのゴムゴムの火拳銃に対しては餅ではなく武装色硬化させた自分の拳で迎え撃ったり、逆に熱すると破裂する特性を攻撃技に応用するなどしている。

モチモチの実は身体が餅化するだけで無くマグマグの実のように餅を生み出す能力も持っている。
格闘戦においては打撃技の追撃として生成した餅を放ち、その粘着性を活かして敵を壁に貼り付かせたり、丸ごと覆う事で窒息に追い込むなど色々応用が利く。
作中では他にも即興で耳栓のような小道具を作ったり、砲身に餅を詰めて大砲を発射不能にするなどの活躍を見せていた。

一方、能力で生み出した餅は食べる事が出来る。そのため稀なケースだが、ルフィのように異常な食欲を持つ人間であれば攻撃を食して回避できるという欠点がある(余談だが、ルフィ以外にもバクバクの実の能力者一部の六式使いなど、同じような方法で食して、なおかつ体型を短時間で平常時に戻す特技の持ち主は他にもいる。)

覚醒

カタクリは自身の能力を覚醒させている
カタクリの場合は悪魔の実の覚醒効果を元に、以下の活用方法を編み出している。

  • 周囲の物体を餅に変換する
「体を餅に変換する」性質の拡充。周囲の物体を餅に変換し、自分の手足の如く自在に操作する。
カタクリの場合、周囲の物体を白色の餅に変換する通常仕様の他に床や天井などの模様を変化させないまま餅化する事も可能。

  • 変換した餅を基点に新たな餅を生成する
「餅を生成する」性質の拡充。餅化した物体から次々に新たな餅を生成する。
カタクリは変換と生成を組み合わせる事で膨大な量の餅を生産・操作する事を可能としている。

  • 変換した餅と同化する
覚醒で習得した新たな性質。カタクリは餅に変換した物体と同化できる。
餅化した床などに同化して潜伏・移動したり、物品を餅化してカタクリの体内に収納している。
前者はピーカのイシイシの実、後者はカリブーのヌマヌマの実を連想させる性質である。

  • 覚醒で作り出した餅に武装色の覇気を纏わせる
周囲の物体に能力効果を伝播する悪魔の実の覚醒原理の応用。
覚醒で作り出した餅と能力上接続状態にあるカタクリは自身の武装色の覇気を覚醒で作り出した餅に纏わせる事ができる。
この際、操作する餅とカタクリが物理的に繋がっている必要は無い為、能力戦闘の自由度が大幅に広がっている。


能力そのものは攻撃力に乏しい餅を活用するというものだが、「原形を留めない特殊な超人系能力」と「悪魔の実の覚醒」に「鍛え上げた武装色&見聞色の覇気」を組み合わせる事で非常に強力な戦闘手段に変貌している。
一見すると単純に強力とはいいがたい能力を能力者当人の研鑽で十二分に生かしているケースと言えるだろう。

見聞色の覇気

カタクリの最大の特徴は見聞色の覇気
エネルオトヒメのように、鍛えれば相手の気配や表面的な感情を察して行動を先読みすることが出来る見聞色の覇気だが、それを鍛えすぎた結果、「少し先の未来が見える」までに卓越している。

具体的には自身が見たものの気配から、その先の言動や行動を約数秒程度、無意識に超高度の予測をすることができ、それゆえ予知のレベルで『視る』ことができる。
冒頭のセリフはまさしく未来を予知して行動を先読みした上で放ったものである。

しかし、万能というわけではなく、自分が「視た」未来を元に行動するため、その行動によって相手にカタクリが予知した未来を逆算される場合がある。
また、自分がカバーしていない周囲で起きた出来事や見えないところからの不意打ちなどには中々対処できず、それゆえ乱戦・乱入には弱い一面もある。

他にも見聞色の覇気に長けた人物ならば、カタクリ自身の攻撃を回避することも可能。
カタクリが予知を元に咄嗟に行動を起こしても、変えた先の未来は読めないなど、未来を必ずしもカタクリの思う通りに変えられるわけではない。

このようにあくまで見聞色の覇気の延長にある技能のため、見聞色の覇気の弱点もそのまま。
長期戦になればなるほど覇気の消耗によって予知の精度が低下する可能性がある他、カタクリ自身が疲弊していく。
爆弾の爆発といった人の意思・気配が介在しないような出来事も予知はできず、カタクリが冷静さを失ってしまえば未来予知もできなくなる。
ただしカタクリ自身が冷静さを失うことは非常にまれであり、怒りに駆られても、冷静さを取り戻せるほどの胆力を持っている。

万能なものではないものの、有事の際に正しく使えば常に先手を取ることが可能なその力は、ベッジが「化け物」と称して警戒する程。
その性質上『相手の意思しか介在せず一人に集中出来るタイマン』においては未来予知を最大限発揮でき、数秒先に襲って来る見えないところからの不意打ちすら予知できる。

死闘の末に見聞色の覇気がカタクリと同じ未来予知の領域に足を踏み入れつつあるルフィが発動したギア4「スネイクマン」による目では捉えられない超加速による不意打ちや全方位攻撃を、カタクリは戦いを経るごとに正確に予知していき、戦闘終盤では全回避したり相殺したりしている。

上記の事からも1体1におけるカタクリの未来予知の脅威は計り知れない事が容易に想像でき、攻略しようとなると困難を極める。

アニメオリジナルの初登場シーンでは、最初は閉じていたホールケーキアイランド城の門がすぐに開く事を予知していた。

武装色の覇気

武装色の覇気の練度も高水準に達している。
その発動速度もずば抜けており、目では追えない速度の攻撃を喰らってもほぼ同時のタイミングで武装色の覇気を被弾箇所へ発動しダメージを軽減する。

単純な武装色の強さであれば通常時のルフィの武装色の覇気を上回っている。
ルフィのギア4「バウンドマン」の攻撃はカタクリの武装色を持ってしてもガードし切れないが、同じギア4でもパワーよりスピードを強化させた「スネイクマン」の攻撃に対してはカタクリの武装色の強さが上回る。

モチモチの実と武装色の覇気”硬化”を組み合わせることで、餅特有の弾力及び粘着力と武装色特有の硬度を併せ持たせられる。
しかし、硬度を高めた餅と武装色の覇気を併用する場合は硬化により更に硬度を高められる代わりに餅の粘着力が消える場合がある。
一部の技においてはリンリンやギア4発動時のルフィと同じ紋様が浮かぶ武装色の覇気”硬化”を発動している。
悪魔の実の覚醒を発動する戦闘では、カタクリ当人と覚醒で変化させて生み出した餅の双方に武装色の覇気を使用する戦法を採っている。

総合戦闘力

基本的には覚醒段階にまで至った悪魔の実の能力と強力な武装色・見聞色の覇気を併用した拳や脚技を使った白兵戦をメインとする。
覚醒を使用しない場合は、見聞色の覇気による未来予知を下地に三叉槍「土竜」による刺突や餅の身体による手数の多さや膨張を活かした隙を見せない格闘戦を主体とする。

覚醒を発動する際は、地面や壁を餅に変換しその粘着力によって相手の動きを封じ、変換した餅の触手や数多の「無双ドーナツ」から繰り出される「力餅」を攻勢の主軸に置き、カタクリ当人は相手の攻撃を見聞色の覇気・餅の変形能力・覚醒同化能力を活かして回避するという凄まじく効率的な戦法を採る。

覚醒で生み出した餅を迎撃されてもカタクリには被害は無く、武装色の覇気が無ければ実体が無いカタクリには有効打が与えられない。
武装色の覇気を使用しても見聞色の覇気と餅の変形能力を活かして攻撃を回避され、圧倒的な速度と武装色の覇気を併用する攻撃を仕掛けても覚醒同化能力を用いて潜伏される。
仮に攻撃を当てられたとしても、今度は餅特有の弾力性と卓抜した武装色の覇気”硬化”による「武装防御」を突破しなければダメージを与えられない。

このようにカタクリに攻撃を当てる事自体がそもそも難行であり、ダメージを与える攻撃ともなれば、圧倒的な攻撃範囲を誇る以外のものだとカタクリに近い見聞色の精度圧倒的な速度カタクリの「武装防御」を突破できる破壊力を有する武装色攻撃などを全て兼ね備えていなければほぼ実現不可能である。
勿論カタクリも回避に専心してばかりでは無く、必要と判断すれば「無双ドーナツ」や「雨垂モチ」など複数の覚醒技の同時使用や覚醒技とカタクリ当人の技の併用によって敵に抵抗する余地すら与えず只管圧倒していく。
槍術・格闘術に優れ、身体能力も非常に高く、鍛え抜かれた覇気及び能力も合わさり近距離・中距離・遠距離全ての場面に対応できるオールラウンダーである。

ジンベエペドロベッジモンキー・D・ルフィといった3億越えの実力者達が続けざまに攻撃にかかっても攻撃を命中させることや食い止めることも困難。
ヴィンスモーク・ジャッジの作り出した改造人間にして並みのビッグマム海賊団戦闘員なら一蹴できシャーロット・オーブンにもダメージを与えられる実力者ヴィンスモーク・イチジであっても文字通り秒殺されている。

乱戦では度々出し抜かれた一面もあるものの、ルフィとの対戦(タイマン)に際しては、カタクリ自身もルフィとの能力の類似性に気づいたようで、自分の技ではなくあえて即興でルフィの技を真似し

  • ルフィが「ゴムゴムの鷹銃乱打(ホークガトリング)」を繰り出す→モチモチの実で体から餅の腕をたくさん生やしてあっさり全て防ぎ、逆に武装色硬化させた無数の拳による連打を繰り出す
  • ルフィがギア2でスピードを上げ回避しようとする→普通にルフィの速度に対応する
  • ルフィがギア3で「ゴムゴムの象銃」を繰り出す→モチモチの実で「象銃」より巨大な腕を作り出し、そのまま力業で押し返す
と、見聞色の覇気・武装色の覇気・スピード・パワー、全てにおいてルフィを上回り、通常時のルフィでは歯が立たない圧倒的な格の差を彼に見せつけた。

兵力が特徴的な弟シャーロット・クラッカーに対し、全てのバランスがとれた上でレベルの高い、最強の将星にふさわしい実力者。
さすがにギア4「バウンドマン」の攻撃力の前では武装色で防御してもダメージは避けられないが、通常は未来予知により事前に攻撃を避けられる。

一応、モチモチの実ではギア2・4自体は真似できないと思われるが、元々ギア2の速度に対応できるスピード(=身体能力)も持っている。
ギア2より速いギア4「スネイクマン」に対しても、未来予知や悪魔の実の能力を組み合わせる事で対応可能。
元々は「体が餅になる」「餅を生み出せる」だけだった能力に対し、ルフィの技を能力で即興で「餅の腕を幾つも生やす」「腕を巨大に膨らます」と擬似的に真似、ルフィの上をいくことができるのは、能力の研鑽と基礎戦闘力がずば抜けたカタクリの練度故だろう。

見聞色の覇気を含めた弱点として、カタクリ自身、強すぎて苦戦することなく相手を圧倒して戦闘を短時間で終わらせることが普通なため、持久力は不明。
ルフィによれば未来予知(覇気)の使用で消耗自体は大きいらしく、ルフィとの戦闘では中断も挟んでいるが、昼頃から夜まで戦いが続き息切れを多少起こしていた。また、戦闘中に午後3時が来てしまうと、メリエンダを意識して集中力が落ちる弱点がある。
相手が違うため一概には比較できないが、昼夜交代で戦うイヌアラシネコマムシ相手に5日間も戦闘を続けた上で拷問や護送船襲撃を行なった旱害のジャックや、10日間に及ぶ決闘をしたという三大将もいるため、持久力自体は作中トップ層と比べると(メリエンダの存在もあるため)分が悪いと言える。

しかしながら立場的には似た四皇大幹部である百獣海賊団旱害のジャックと比べてもカタクリ個人は凶暴性が高いというわけではないにも関わらず(リンリンの命令で略奪などをする可能性はある)、彼より懸賞金額が高いことから世界政府ではその実力が高く評価されていると思われ、数十年以上に渡るカタクリの成長を抑えられず、彼が四皇の2番手クラスの実力者に至ったことが伺える。

だが、そんな彼を含むスイート3将星でも、母シャーロット・リンリンが暴れ始めればたとえ彼女がホールケーキアイランドを壊滅させようとしても、それを抑えることは不可能とカタクリ自身が断言しており、長兄ペロスペローは逆に「リンリンが死ねば万国ビッグ・マム海賊団は終わり」と断じている。
四皇大幹部クラスでも抑えられない、リンリンやカイドウといった全盛期の四皇のレベルの高さを物語っている。

  • 柳モチ(やなぎモチ)

脚を無数に増やした状態で上に伸ばし、柳の枝のように垂れた多数の足から連続で放つ踵落とし。
一撃一撃が地面を破壊するほどの威力を持ち、ブーツの踵に装着している歯の鋭いギアによって追い討ちを掛けている。

  • モチ突(モチツキ)
三叉槍「土竜」を構えた手を餅化して大きく膨らませた後に強く捻じって放つ、ドリルの如き高速回転を伴う強烈な槍の突き。
Mr.2ボン・クレーの"爆撃白鳥"のように命中個所を丸く綺麗に抉り取るだけでなく、突きの衝撃が命中個所から伝播し、突きが当たった物体をモチが熱で膨らむように膨張した後内側から爆散する。
未来予知レベルに至った見聞色の覇気を併用することで、相手が回避しようとしても避けた先へ確実に槍の突きを浴びせる。突きを放つ腕が伸びる餅なので中距離戦でも使用可能。

  • 流れモチ(ながれモチ)
覚醒したモチモチの実による技。地面を流動性と粘着性を併せ持つ餅に変換し、流れるように敵に迫り絡め捕る。
「流れモチ」と同化する事で高速移動を行う事も可能。

  • 加々身モチ(かがみモチ)
覚醒したモチモチの実による圧殺技。地面や壁などを複数の巨大な餅の触手に変え、その大質量を様々な方向から叩き付け、相手を押し潰す。作中では「鏡世界(ミロワールド)」で使用し、文字通り鏡のついた物体を餅化した。
相手は巨大の餅の下敷きになり、よくて圧死、そうでなくとも身動きが取れず窒息死という末路を遂げる。
「鏡餅」だけあって、わざわざ頂点にみかん型の餅を置く芸の細かさもある。

  • 角モチ(かくモチ)
能力で腕を角餅のように硬化させ、加えて武装色の覇気”硬化”を施す事でより硬く強力なパンチを繰り出す。
通常の武装硬化より硬度を上昇させられる事から、カタクリは敵の強力な攻撃から身を守る「武装防御」としても使用している。

  • 雨垂モチ(あまだれモチ)
覚醒したモチモチの実による刺突技。周囲の地面や物体を餅の触手に変え、先端に武装色の覇気を纏わせた複数の触手が相手に降り注ぐように攻撃する。

  • 無双ドーナツ(むそうドーナツ)

スイート3将星 カタクリ
【ワンピース】 カタクリとモンドルとその他


モチモチの実の能力の覚醒により周囲の物体から作り出した餅を空中に射出し、4mほどはある大きなドーナツ状に形を整え浮遊させた物。
この時カタクリの両腕にオーラのようなモノが発生する。ドーナツはオーラを纏った腕によって任意に操作される。
必要に応じて空中にドーナツを生成でき、サイズも多種多様で、小型なドーナツを大量に作り出したり、一つの巨大なドーナツを作り出すこともある。
後述する「力餅」や「餅吟着」を放つ為の基点。カタクリはドーナツの穴から、武装色の覇気“硬化”をまとわせた腕を生成する。

  • 力餅(ちからもち)
「角モチ」化させた巨大な「無双ドーナツ」の腕から、武装色の覇気“硬化”を纏った強烈なパンチを放つ。
カタクリの技の中でも強力な部類と思われ、武装色の覇気で硬化していない部位に命中させたとは言えギア4「バウンドマン」状態のルフィに強烈な一撃を与えるほど。
凄まじい攻撃力を誇るギア4の「猿王銃」すら側面から攻撃する事でその進行を制止してしまえる威力を誇り、尚且つ時間制限のあるギア4とは違い長時間連発可能。
ドーナツのサイズによって大きさは変化し、生成したドーナツから腕をまるで砲弾のごとく生成・射出するようにも繰り出すことができる。

  • 餅吟着(モチギンチャク)
無数に作り出したドーナツから武装色の覇気で硬化した巨大な「角モチ」を生成・一斉射出し、降り注ぐ雨の如く相手に拳を浴びせる。言うなれば「力餅」の一斉射出。

  • 焼餅(ヤキモチ)
肘あたりを餅化した後に熱膨張させ(自在に加熱できる様子)、大きく膨らんだ腕が破裂。
その勢いで武装色の覇気”硬化”を纏った拳(角モチ)を発射するロケットパンチ。食らった相手は一直線に吹き飛ばされる。
発射された拳は空気との摩擦故か発射後には炎を纏っている。
言うなればモチモチの火拳銃
発射後は腕が無くなるが、餅化させた腕を切り離しただけなので能力で腕を再生している。

  • 斬・切・餅(ザン・ギリ・モチ)

katakuri 895 colored by me


ドーナツ状に変形した全身を回転させ、地面も覚醒で液状の餅化することで加速して敵に特攻。元の人型に戻る瞬間に、トゲ付きのハンマーのように膨張させ紋様型の武装色の覇気”硬化”をまとった腕を遠心力を活かして相手へ叩き付ける。
粘着力を消す代わりに硬度を上昇させる「角モチ」とは異なり「斬・切・餅」は硬度と粘着力を両立しており、「斬・切・餅」を叩き付けた悪魔の実の能力者の実体を武装色の覇気で捉えたまま相手を捕縛ないし追撃する事を可能としている。
作中では「斬・切・餅」を叩き付け大ダメージを与えたルフィをそのまま捕縛し振り回した後、何十mもの高さまで上げた腕から猛烈な速度で地面へ振り下ろす追撃を披露した。
地中奥深くまで巨大な穴が続く程の威力で、使用している武装色の覇気が膨大なのか最初の一撃及び追撃共に武装色の覇気が黒い稲妻として周囲に迸るシーンが描かれている。
名称の元ネタの一つは恐らく、文明開化の際、一時的に流行した髪型の呼び名・散切り。夜明けの要としてペドロから想いを託され成長したルフィに真っ直ぐに応えているのかもしれない。

活躍

ホールケーキアイランド

お茶会(サンジシャーロット・プリンの結婚式)

サンジシャーロット・プリンの結婚式に際して、ホールケーキアイランドに帰還し、式には自身も参加(アニメではカタクリがホールケーキ城に到着した時の様子が描かれていた)。
式直前、リンリンへの復讐を企てていた招待客ジグラが受付にて警備担当のカポネ・ベッジと揉み合いに発展していたのに対して自身の見聞色の覇気で彼が銃を乱射する事を察知。
事が起こる直前に指で弾いたジェリービーンズで始末する実力を見せた。

結婚式の最中、ルフィ達の作戦によって式場が大混乱になる中でルフィがマザー・カルメルの写真立てを”数秒後に破壊していた”ことに気づき、それを阻止しようとルフィやジンベエと交戦するが、その隙を突かれてブルックに写真立てを壊されてしまう。

リンリンが怒り過ぎて混乱した結果最悪の事態は一度は避けられたが、予知でヤバい出来事を見たことを逆手に取られ、ルフィがもう一度写真を見せようとしたのを止めようとするも、裏切ったベッジ、ジンベエ、ペドロらに妨害され、後一歩の所で最悪の事態が起きるのを防げなかった。

その後はビッグマムの発狂でしばらく身動きがとれなかったが、自身の能力で餅の耳栓を作り、それを自分やほかの兄弟たちに与えて彼女の発狂で身動きがとれない兄弟たちをサポートしたり、ブリュレの奪還やペロスペローと共にベッジの「大頭目(ビッグ・ファーザー)」の動きを止めたり・砲口を塞いだりと事態を打開するために奮闘。

ベッジ達連合軍が逃走する際にも彼らの前に立ちふさがり、援護に駆け付けたイチジをわずか数瞬で返り討ちにするも、ホールケーキ城の倒壊により取り逃してしまう。

連合軍の逃走後は、討伐軍の編成を指揮。
ジンベエでもベッジでもなく、他ならぬモンキー・D・ルフィ成長性将来シャーロット・リンリンを脅かすものだと危険視したため、彼を自分の手で確実に討つべくシャーロット・ブリュレのミラミラの実の力を借りてサウザンドサニー号で兄ペロスペローと共に待ち構える。

ルフィとの対決(1戦目)

リンリンに追われながらもなんとかルフィ達がサニー号にくると、部下達が瞬殺される姿を予知して彼らに鏡世界に下がるよう助言。
ルフィと激突し、ルフィの攻撃でもほとんどカタクリへの有効打にならず優位に戦いを進めたが、油断した兄ペロスペローがペドロの自爆攻撃で重傷を負って、サニー号の飴による拘束が解除。
ペドロが作った一瞬の隙をついてサニー号はリンリンや艦隊の包囲網を突破。ルフィは排除できないカタクリをサニー号から追い出すべく、彼が他に手出しできないよう、カタクリの餅で拘束されるのを逆手に取って自身もカタクリを掴む。
ルフィの“未来”が自分をサニー号から引き離すことだと理解したカタクリはそれに応じて、共に鏡世界に突入。
ルフィは、サニー号の鏡を破壊してカタクリやその部下達がサニー号に来れないようにすることを選び、鏡世界でカタクリと一騎打ちを繰り広げることに。

鏡世界では、将星最強の名に恥じることのない実力で、ギア2やギア3を伴ったルフィの攻撃をものともせず、それどころか驚異的な予知・観察力・判断力をもって、ルフィの技を次々といとも容易く真似てしまう。
加えて攻撃の規模も、覇気の強さもルフィ本人のものより更にスケールアップしており、ルフィの猛攻を真正面からあっさりと打ち破ってみせた。

全てにおいてルフィの上をいく実力を見せ、鏡の先の仲間たちに絶望的な己の苦境を伝えず彼らに自分は大丈夫だと励ますルフィに対し、無情なまでの圧倒的な力で追い詰めていく。

しかし、三叉槍「土竜」による戦法に切り替えたカタクリに対し、回避に徹し続けるルフィを相手に戦いはこれまでになく長期化し、15時の『おやつの時間(メリエンダ)』から40分も時間が過ぎ、カタクリは苛立ちがつのる。
逃げ続けられないと観念したルフィが『ギア4』で対抗しようとするも、「やるとわかっている明らかなパワーアップをなぜ黙ってみてなきゃならない」「言っておくがおれはお前を見くびっちゃいない」と変身を中断させ、遂に募り募った苛立ちが限界を迎えたカタクリは加々身モチでルフィを押しつぶし、窒息死という形で強引に決着を着けた。

ルフィとの対決(2戦目)

ルフィとの戦いを終えて、パティシエたちの用意したお菓子と共に、ようやく『』にて誰にも邪魔されることのない『おやつの時間(メリエンダ)』に入ったカタクリ。
しかし、ルフィはモチを食べて脱出するという手段を取り(さすがのルフィも「どうなってんだ!!ここの海賊との戦いは!!物食わなきゃ勝てねェのか!?」と発言)、カタクリの社を破壊する。

大口を開けて、横たわりながらドーナツと紅茶をむさぼる自堕落な姿を見られたカタクリは、自分の"真の姿"を見られたことと苛立ち故の己の失態に怒りながら、すぐさま自分のだらけた姿を見たパティシエ達を始末し、おれの真の姿を見た者は生かしちゃおけねェ!!!!とルフィとの戦闘を続行。

しかし激情に駆られ冷静さを失ったため未来予知が機能しておらず、ルフィの攻撃をよけもせずにまともに喰らってしまう。
ルフィはそこに勝機を見出し、一瞬の隙をついてギア4に変身。
ルフィのギア4の猛攻には、カタクリもダメージを防ぎきれなかったものの、カタクリは、自分の怒りゆえに見聞色の覇気が働かず、それゆえに猛攻を受けたことにすぐさま気づき、怒りを募らせることなく頭を冷やす。

クラッカーを破ったというルフィの実力を改めて認め、冷静さになることで未来予知も取り戻したカタクリは、逆にギア4に猛反撃。
そしてギア4の制限時間がせまり、遠くに逃げて覇気の戻る時間を稼ごうとするルフィを追う。
ルフィは逃げきれず、タイマンで見るに事実上のカタクリの勝利だったが、なんとルフィが走った先にはブリュレがいた。
追いかけた先に妹がいたのはさすがのカタクリも予想出来ておらず、慌てて腕を伸ばして捕らえようとするが、あと一歩で外世界に逃走を許してしまい、鏡世界にカタクリ一人取り残されてしまう。

ルフィとの対決(3戦目)

ルフィは鏡を伝って幾度も現実世界と鏡世界を行き来し逃走を続けるが、極限状況でこそ覇気は成長するとシルバーズ・レイリーに教えられていたこと、自分の成長のためにカタクリを超えたいという気持ちが募ったこともあり、覇気のある程度の回復を待った後に復帰。

再び鏡世界のカタクリの前に姿を現したルフィに対し、カタクリはルフィを仕留めるべく容赦なく猛攻を仕掛ける。








しぶとく紙一重で攻撃を回避し続けるルフィを見て、低確率ながらも自身と同様の見聞色の覇気の先読み”未来予知”の能力を身につけていってる事に気付く。
更に、何度殴られても倒れてもみっともなくても立ち上がる上に、未来予知を身につけ始めたルフィの姿を見て、改めて危険視すると共にそんなルフィを認めはじめていく。

しかしそんな二人の戦いを陰から見ていたのが、カタクリファンクラブ会長兼特攻隊長シャーロット・フランペとその部下達。

「完璧な兄を好み、そんな兄に気に入られたい」フランペは、密かにルフィの右足を無音の吹き矢によるシビレ針で狙撃。お互いに極限まで集中していたルフィとカタクリはその狙撃に気づかず、撃たれたルフィの右足は力が入らずに滑ってカタクリの攻撃をかわし切れず左横っ腹がえぐられてしまう。
カタクリは当初、極限の戦いの中でルフィが気を抜いたものと勘違いし、ルフィへの失望と共に猛攻をしかけるが、大ダメージを受けながらもなんとか立ち上がろうとするルフィが足をゆらすのを見て大笑いするフランペの声で彼女の存在に気付き、それでようやく極限の戦いの中でフランペが横やりを入れたことや自分がそんなルフィに猛攻を加えてしまったことを察する。

シビレ針で右足を撃たれたことを何も言わず、足をがくがくと揺らしながらも懸命に立って戦おうとするルフィを、「かっこ悪い」「生まれたての小鹿のよう」と馬鹿にするフランペとその部下達に怒りを覚え、横槍に気付かぬまま身体の自由が効かない相手に一方的に攻撃を加えた己を恥じてルフィと同じように自身の左横腹を「土竜」で刺すという形でケジメを付け、その上で自分の醜い素顔を晒して「男の勝負に……!!薄っぺらい援護などするな!!」とフランぺを怒鳴り、更には部下達に対しても「あのバカを笑いたきゃおれも笑え」と激昂した。

素顔を知ったフランペとその部下達から幻滅されると共に嘲笑されるも一切気にも留めず、自分を侮蔑するフランペ達を尻目にルフィの元へ再び立ち塞がる。
シビレ針による横槍に気づかなかったことをルフィに謝罪するが、ルフィから「海賊の勝負に卑怯なんて言葉はねェ 避けきれなかったおれが悪い」と返され、その返事に満足して笑みを浮かべると互いの覇王色の覇気の激突でフランぺ達を黙らせた。

「外野がうるせェな…」
「どうせ立ってられねェよ!」

ルフィに「おれはもう…お前を格下とは思わねェ」と告げて完全に彼を対等と認め、その上で好敵手と認識して再び戦闘を開始させる。

Luffy vs Katakuri



自身の消耗やルフィの未来予知の進化もあって攻撃を完全に回避しきれず、傷を負いながらも、ルフィを相手に有利に進め、ルフィが力尽きかけるとそれに対してまるでルフィが立ち上がることを期待するかのように咆哮する。
ルフィが最後の攻撃としてギア4「スネイクマン」の発動を決意すると、先程のようにギア4を“止めることなく”、ルフィの全てを受け止めてその上で勝利すべく、敢えて受けて立つ。

katakuri both



急成長した見聞色の覇気と圧倒的なスピード&トリッキーな攻撃軌道を組み合わせるギア4「スネイクマン」に対して最初は戸惑いを見せていたものの、すぐさま仕組みを理解して対抗。
「無双ドーナツ」を主軸とした今までの戦法では「スネイクマン」にスピードの面で後れを取ると判断したのか、カタクリは純粋な格闘戦に打って出る。
覚醒同化能力を用いた強襲から「斬・切・餅」を放ってルフィに大ダメージを与え、その後もルフィが放つ攻撃を悉く迎撃もしくは回避して一度は戦局を有利に進める。

そして、迎撃により体勢を崩したルフィ目掛けてカタクリは身体をドーナツ状に変形させて特攻。迎え撃つルフィは「大蛇」を急加速させる。
互いに最後の一撃となる大技。カタクリの「斬・切・餅」とルフィの「ゴムゴムの王蛇(キング・コブラ)」が同時に撃ち放たれ、黒い稲妻と爆煙が二人を包んだ。

決着

大技によって生じた爆煙が晴れた先には、「斬・切・餅」が叩き付けられ頭から盛大に流血するルフィと、「ゴムゴムの王蛇」が腹に直撃し吐血するカタクリの姿があった。
互いの全力の大技を受けたことでルフィと共倒れになる。

勝負は引き分けに見えたが、10分後覇気が戻ったルフィは意識を回復し、地中から這い上がる。
立ち上がる事すらままならず、這い蹲って前へ進むルフィよりも先に立ち上がり、ルフィへ静かに問いかける。

「…いつかお前は…"ビッグ・マム"を… …倒しに来るのか……?」

「勿論だ おれは…海賊王になる男だ!!!」

「ずいぶん未来を見てやがる……!!」

遠大な未来を疑う事無く真っ直ぐ見据えるルフィの強き意志を目の当たりにし、再び前のめりに倒れそうになるのを我慢して満足気に笑う。
そして、自ら負けを認めるかのように今度は背中からその場に倒れた。

一騎打ちに勝利したルフィもまたカタクリに敬意を示すように、去り際にコンプレックスの象徴であった彼の口元に麦藁帽子の上に被せていた黒の帽子を被せ、仲間達と約束した場所へ向かった。




































鏡世界にてブリュレに手当てをされながら、自分が日常生活においても背を付けないことは嘘であると告白したが、ブリュレからは笑って

「ええ 知ってる 鏡から覗いてた」

と返され、自分の素性や完璧な男として演じていた事が、既にバレているのがわかったカタクリは、思わず驚きを越えて顔から火が出る勢いで羞恥を覚えた。

その後「麦わらはどうなった?」とルフィの安否を気にし、ブリュレから無事にルフィが逃げ切ったことを聞くと、自分の認めた男の未来に期待するかのように嬉しそうに笑った。


余談

  • モチモチの実

雑誌掲載時ではモチモチの実は自然系に分類されていた為、餅は自然系なのか?という疑問についてファンの中で論争が起きていた。
能力の性質こそ体が原形を留めない「自然系」だが、餅が「自然物」という定義に当てはまるのかが微妙なところであった。
一応、”モチモチ”はただの便宜で、本質は身体を自然界に存在するデンプン(餅や片栗粉の主成分)に変えるということかもしれないと考察されたこともあったが、単行本八十六巻で自然系から「特殊な超人系」に記載が変更された。
サンジ悪魔の実図鑑がジャンプ掲載時から単行本で「カナヅチになろうとも食ってみてェ→呪われても食ってみてェ」等と変更されたもの以外でこうした少年ジャンプ掲載時からの大きな変更は珍しい。

509cm。現実世界だと、キリンの全高や車用信号機がおよそ5mである。
ワンピース世界においてはサー・クロコダイルの約2倍(ちなみに年齢もカタクリの方がクロコダイルより年上)。
母リンリンは880cmであり、ゲッコー・モリアは692cm。平均的な成人の巨人族は12〜13mで魔人オーズ>は40m程度。シャーロット・サンマルクのようにカタクリより大きいと思われる弟もいる。 そして約5mというと、他作品では『コードギアス』シリーズのナイトメアフレーム並み。巨大ロボットと肩を並べる人間とは一体…。

シャーロット・カタクリvsナイトメアフレーム



  • ドーナツ
作者尾田栄一郎氏は、ワンピースの宴のようなパーティを開くこともよくあり、ルフィのように肉や甘いものが大好き。
テレビ『潜入!リアルスコープ』2011年3月19日放送では、ジャンプ編集部が特集されたが、7代目ワンピース担当編集の井坂尊氏曰く、尾田氏はドーナツ、特にクリスピー・クリーム・ドーナツが好きで、毎週12個入りのボックスを4箱ほど持っていくとのこと。
忘れるとちょっと怒られるほどそれを好んでいるという。

  • カタクリの英名
植物のカタクリ(本来の片栗粉の原料)の英名は「Dogtooth violet」。
「Dogtooth」は「犬歯」を意味する言葉でもあり、カタクリの容姿ともある意味一致している。

声優を務めるのは杉田智和氏。
インタビューでは、「カタクリの芝居に言いたい事は全て込めました。 伝わるかどうかという事に興味はありません。 ですが必ず伝わると思います。」と意味深長なことを述べている。
ちなみに、カタクリの年齢は48歳、キャスティング時の杉田氏の年齢は37歳と、1回り近く差がある
声優業界では特に珍しい話ではないものの、勝生真沙子桐本拓哉三田ゆう子菊池正美などのベテランが杉田氏の弟や妹役を担当するという現象が起きている。
深夜アニメなどでは、アイドル声優主流ということもあり現場の声優で最年長も珍しくなくなって来た杉田氏だが、『地獄のお茶会編』では40人近い声優が集う回もある他、主役陣は勿論、則巻アラレ役で有名な大ベテラン小山茉美氏や、杉田氏が「ほっちゃん」と呼んで敬愛する堀秀行氏など、先輩・大先輩だらけで緊張した主旨(しかも丁度ロロノア・ゾロ/土方十四郎役の中井和哉といった顔見知りは兼ね役のヌストルテ程度で出番が少ない)を「アニゲラ(2018年3月15日放送)分」で述べている。
杉田氏本人も「ワンピースの現場では一番若手」と自身のラジオ番組「アニゲラ!ディドゥーーン!!!(2018年6月7日放送)」で語っており、若手のため主人公陣などから中井氏共々イジられているという。

杉田氏は銀魂の主人公・坂田銀時役を担当していることから、2018年4月1日にエイプリルフールネタとして、ONEPIECEスタッフのTwitter公式アカウント「カタクリが銀時の台詞を言いつつアニメの宣伝をする」、少年ジャンプ編集部のTwitter公式アカウントでも「銀時がカタクリの台詞を言いつつ銀魂アニメの宣伝をする」という動画が1週間限定で公開された。

銀時「コラボ拒否したのはそっちじゃねーかよっ!!!」

原作では、お茶会の前のシャーロット・クラッカーが倒される頃に、スムージーとほぼ同時刻に万国に到着していたが、アニメでは到着時間が変更。
アニメ825話にて、弁当を作ったサンジがルフィに再会する頃の到着となり、雨が降る中の初登場となった。原作の出番はお茶会直前だったため、登場も前倒しになった形となる。
原作に追いつかないための引き延ばしや、原作ではスムージーと同じ頃の到着ながら彼女と違い、色々と騒がしかったホールケーキ城におけるお茶会までの彼の動向が一切不明だったことへの配慮と思われる。
ちなみに登場時はブラック★ロックシューターのように左目に蒼い炎のような光を灯しており、只者ではない雰囲気をこれでもかと醸し出していた。

ちなみにある種恒例のアニメオリジナルの“やらかし”もあり、アニメにおいてはカタクリの未来予知を純粋な未来予知能力として扱っているようで、アニメ842話でははるか離れた爆弾の爆発を予知する場面がある。

  • ルフィの敬意
モンキー・D・ルフィは、首領クリークサー・クロコダイルエネルロブ・ルッチなど多くの敵を倒してきたが、基本的に積極的に戦闘を仕掛けることはなく、あくまで「向こうから仕掛けてきた者」「自分の行く航路の邪魔をした者」「自分の仲間の邪魔をした・危害を加えた者」に対してほとんどの戦闘を行っている。
そのため麦わらの一味は、海軍本部の軍艦らにはあまり戦闘を仕掛けず、大将を超えていこうとしたルフィがドレスローザイッショウへ仕掛けたことぐらい(これもハイルディンに連れ去られた後は嫌がりながらも撤退を選んでいる)を除いて無用な戦闘を行わないことが特徴だが、カタクリの対戦に際しては、ルフィは「カタクリを超えたい」と考え、戦う理由が薄いにも関わらず積極的に戦闘を仕掛けている。
ルフィにとってカタクリは単なる敵ではなく、「超えたい目標」だったといえ、ルフィには珍しくあだ名をつけずに名前で呼んだり、カタクリに対して「ありがとう」と言ったりするなど、カタクリに敬意を払う姿勢を見せていた。


  • 第6回人気投票(2017年8/7発売少年ジャンプ36・37合併号 874話掲載)
万国篇『地獄のお茶会』編序盤時点で開催された人気投票では、登場や活躍が少ない段階ながらも、懸賞金最高額、見聞色の覇気に未来視持ちといった実力者やその渋い容姿もあってか、46位と健闘。
ちなみに、同じ将星の弟シャーロット・クラッカーは圏外である…。

関連イラスト

ゴムVSモチ
ルフィvsカタクリ


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カタクリと海賊団



関連タグ

シャーロット・リンリン
シャーロット・ペロスペロー シャーロット・ダイフク シャーロット・オーブン
シャーロット・ブリュレシャーロット・フランペ

ビッグ・マム海賊団
スイート3将星
シャーロット・スムージー
シャーロット・クラッカー




ビスマルク・ヴァルトシュタイン…極近未来の予知ができ、それを戦闘に活かすキャラクター。
ジョセフ・ジョースター…「次にお前は〇〇と言う」という似たような特技を披露している。アニメ版ではなんとこちらの青年時代の声優を務めた人物がカタクリ役の声優となった。
不動琢磨…最大3秒先まで未来を視る能力を持つ。
スヴェン=ボルフィード…数秒先の未来を垣間見ることができる予知眼(ヴィジョンアイ)の使い手(後に原作で支配眼(グラスパーアイ)に進化する。)
ゼブラ(トリコ)…口が裂けていて大食い、見た目は怖いがサポートや気遣いに長けるなど共通点が多い。
クラウザーさん…高いカリスマ性ゆえ、噂が誇張表現されてゆき、収拾つかなくなった例。
坂田銀時…ジャンプ原作アニメのキャラクターで中の人繋がり。この人も甘党である。(但し性格は正反対)


仮面優等生 保安官エヴァンスの嘘 干物妹!うまるちゃん

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