「我らが主は海賊界の皇帝と呼ばれる「四皇」がその一人…“ビッグ・マム”!!!殺すと言われりゃ死ぬのさ」
「おどしはない 一言一言のやり取りに命を賭けろ!! 誰の傘下にもつかず生きたいと思うのなら ひとまず逆らわねェ事だ」
概要
海賊旗は二角帽(バイコーン)を被った強いパーマの掛かったような髑髏のバックに銃と片方が渦巻き片方が酌のようになった棒のようなものが交差しており、棒の酌のようになっている方の先には木が1本描かれている。
トップのリンリンは6歳の頃から海賊稼業をはじめており、約60年以上の長い歴史とキャリアを誇る女海賊であり、伝説のロックス海賊団の入団を経て後に独立し、時にはロジャー海賊団、金獅子海賊団、白ひげ海賊団といった強豪たちとも覇を競い、大海賊時代以降には彼女は四皇と謳われるようにもなった。
拠点は新世界の「万国(トットランド)」で、34の島が点在するその規模は大国に匹敵する。特に中心に位置するホールケーキアイランドで活動している。本船の戦力は少なくとも1万人は確認されている。
意外なことに全ての生物が差別されることのない世界を目標としているらしく、ホールケーキアイランドには、ミンク族や三つ目の人間、更にはディズニーの不思議の国のアリスに出てきそうな喋る雲や船、動植物など多くの種族(?)がいる。
とは言え、目的が達せられると用済みとして放逐される、種族としての特徴を気味悪がり、虐待に近い扱いをする、政略結婚を拒絶した本人だけならまだしも同じ顔の姉妹まで腹立ちまぎれに暴行するなど、本人の気性もありどこまで本気なのか少々怪しい目標でもある。
総合懸賞金額は現時点で百獣海賊団、麦わら大船団に次ぎ101億2150万ベリー。
ジンベエ曰くビッグ・マムには優秀な部下が多いらしく、悪魔の実の能力者も現時点で能力名が判明している分では16人(元傘下を含めると17人)と非常に多い。また、食べ物に関する能力者が多い。
四皇の一味だけありその情報力は海賊業界一と言われる程秀でており、サンジが東の海のバラティエやカマバッカ王国と繋がりがあることや、入国が困難なワノ国の入国方法を熟知していた。
ただ、ビッグ・マム海賊団の組織力は高いながらも彼らが「四皇」として君臨できているのは、リンリンの存在あってこそであり、海賊団屈指の実力者である長男や次男は「ママが死ねばビッグ・マム海賊団は終わり」「リンリンが暴れれば海賊団では止めることができない」という主旨を述べており、それぞれの四皇達個人の戦闘力の高さとそれそのものが抑止力になっていることをうかがわせる。もっとも、下記にあるように組織としての脆弱性も持ち合わせており、リンリンが行方不明になった際には(軽口交じりとは言え)後釜について幹部が揉めるシーンも確認できるため、「ママが死ねばビッグ・マム海賊団は終わり」という発言が『リンリンという個として強大な戦力を失うことにより、パワーバランスや既存の利害関係を維持できなくなり、外敵によって崩壊する』ことを意味するのか、『絶対的な支配者を失うことにより組織としての分裂を招き、内側から瓦解する』ことを意味するのかは微妙なところである。
尚且つ子供達は頭としてはマムを頼りにしているがその反面恐れてもいる。その為何かしらのトラブルがあった際には報告をわざと怠ったものや自身の保身のため嘘をつくものなども出てきている。組織統制は高い面もあるが脆い部分も垣間見える。海軍にワンマン女王と言われる由縁はこう言う所にあるのかもしれない。
また、戦力層や個の実力は百獣海賊団の方が秀でており、総督のカイドウをはじめ“大看板”といった懸賞金が10億を越える者や、所属する最悪の世代の数もこちらの方が多いのも特徴。
組織として強大でリンリンがあまりにも強大であるため慢心しているメンバーも多くブラウニーのように状況を把握して無く危機的状況に関わらずやる気を見せないメンバーもいる。
船長が無類の甘党のため、縄張りとなった島にみかじめとして大量のお菓子を要求しており、この要求をクリア出来なかった場合、容赦なくその島は同海賊団の攻撃を受け殲滅される。また、縄張り外からも高級食材を強奪しており、それに抵抗する者は同様に殲滅される。
現在、首領であるビッグ・マムは能力を覚醒させたトラファルガー・ロー、ユースタス・キッド両名により敗北、四皇の座から陥落しカイドウ共々生死不明。また、万国側も黒ひげ海賊団の介入によりカカオ島が壊滅状態であり、これによりビッグ・マム海賊団は事実上の解散状態となり、現在本拠地に残っている構成員は事実上残党化しているものと思われる。
更にモルガンズ曰く消息を絶ったCP-0のエージェントのヨセフがビッグ・マムの船を見たという節の話をしており、これからは残党が本編に登場するものと思われる。
尚、ビッグ・マム(とカイドウ)の陥落という巨大なニュースは世界に衝撃を与えたのだが、万国の住民やビッグ・マム海賊団の構成員達の反応の描写がないので、恐らくは大混乱となっていると思われるが今のところ不明。
組織構成
ビッグ・マムの本物の家族を中心に構成された海賊団。
マムには夫が43人おり、現在68歳で約8年前までの約42年間毎年子供を生み続け、今となっては息子46人、娘39人の計129人家族となっている。
人数は不明だがさらにその孫まで存在する。ちなみに、子供には双子や三つ子も多く、一番多いのは18歳の兄弟姉妹、男女5人ずつの10つ子だとか。なお、兄弟間の信頼関係は高く仲も比較的良いと思われる。
中心となる血縁者だけで数百人という大規模な海賊団。シャーロット家の子供たちはビッグ・マムの意向により傘下の海賊や有力者と婚姻を結ぶが、婚姻後も必ずシャーロットを名乗り続けるという特徴がある。
また、娘より息子の方で戦闘に秀でた人物が多い。息子の方に能力者が多めなせいでもあるだろう。
海賊団の上層部には34の島を治める34人の「大臣」がおり、その全員がビッグ・マムの子供となっている。
中でも海賊団の最高戦力たる大幹部として「スイート3将星」がいる。少し前までは「スイート4将星」だったが、ウルージが一人撃破した為、現在は3将星となっている。
ちなみに、将星とは古代中国における軍の最高司令官の呼び名で、強力な指導者は「恐怖の将星」などと呼ばれたりした。
家族主体の海賊だが、当然結束は固く家族に手を出す者は1人相手に軍団を派遣するレベルである。しかし裏切り者は家族であろうと決して許さず情をかけず処刑を行う。ただし結果的に裏切りになっていても能力を利用されたとか脅されていた場合はお咎めなしになるなど非常に合理的な組織である。
また、ビッグ・マムからの信頼を得た戦闘員はチェスを元にした称号を与えられる。始末屋ボビンは僧侶(ビショップ)、タマゴ男爵は騎士(ナイト)、カポネ・ベッジは城(ルーク)の称号を与えられており、現状は各称号につき1名ずつしか確認されていない。
リンリン自身の意図としては希少種族を手中に収めることにあるものの、百獣海賊団の大看板である『キング』を引き入れたがっているのは、百獣海賊団においてはトランプの絵札に由来するものとは言えなかなか面白い構図である。
傘下は元王下七武海ジンベエ率いる同島を拠点とするタイヨウの海賊団、ファイアタンク海賊団など。
その勢いはとどまる事を知らず、世界政府加盟国にしてヴィンスモーク家率いる戦争屋ジェルマ66の技術力に目をつけ、利害の一致の元、彼等をも傘下に収めようと、その三男のサンジとシャーロット家の三十五女プリンとの縁組を目論んでいる。
ヴィンスモーク家は世界会議(レヴェリー)への参加権も失ってしまうことも承知の上での傘下入りであり、ビッグ・マム海賊団の力は世界政府への影響力以上に価値があると捉えられるほどのものともいえる。
また、先述の通り船長の意向によってとにかくお菓子を重視する傾向が強く、本拠地である万国を含めてお菓子に精通した専門家を数多く抱えており、特に船長の子供たちはその名に該当するお菓子作りの世界レベルのプロフェッショナルとしての一面を持つ者が非常に多い。
船長
ビッグ・マム海賊団船長。万国女王。元四皇の一人であり、通称"ビッグ・マム"。
元ロックス海賊団船員。懸賞金は43億8800万ベリー。
自他の魂を自在に操る超人系悪魔の実「ソルソルの実」の能力者。
食いわずらいという禁断症状を起こすと怪獣のように暴れまわる危険人物。
総料理長
シュトロイゼン(画像の右の人物)
ビッグ・マム海賊団総料理長。通称“美食騎士”。リンリンを海賊にした張本人。
あらゆる物を食材に変えられる超人系「ククククの実」の能力者であり、リンリンの為にあらゆる料理を作り上げてしまう凄腕のシェフで、彼女の信頼も厚い。
ホロリとくる歌を歌いながら感涙する一面も。
スイート3将星(元スイート4将星)
実力派揃いの幹部の中でも特に秀でた者達の総称。
元々は4将星だったが、本編前にシャーロット・スナックが陥落したため3将星となっている。
シャーロット家次男。万国粉大臣。
スイート3将星の一角で、懸賞金は10億5700万ベリー。
自然系のような性質をもつ特殊な超人系「モチモチの実」の能力者。
"3将星最強の男"、"シャーロット家の最高傑作"と称される程の実力者である。
強力な覇気の使い手で、特に見聞色の覇気は少し先の未来を見る事が出来るほど。
シャーロット家10男。万国ビスケット大臣。通称“千手のクラッカー”。
スイート3将星の一角で、懸賞金は8億6000万ベリー。
超人系「ビスビスの実」の能力者で、ビスケットを無限に生成し操ることが出来るビスケット人間。
普段は能力で作ったビスケット兵を身にまとう。
シャーロット家14女。万国ジュース大臣。
スイート3将星の一角で、懸賞金は9億3200万ベリー。
超人系「シボシボの実」の能力者で、相手の水分を絞ったり斬って吸収したりする事が出来る脱水人間。
また、搾り取った水分を自らに蓄えて巨大化することも、水を放出してウォータージェットのように攻撃に用いることも可能。
シャーロット家25男。万国フライ大臣。
元スイート4将星の一人で、懸賞金は6億ベリー。その若さで将星に数えられた実力者。
オレンジ色のコートに紫色のマフラーをした大男。
原作での登場に先んじて、アニメ版ではガタイの良いシルエットで登場している。
更に、原作では陰に隠れっぱなしだった顔も見やすくされており、トンガリ鼻だと判明。
アニメオリジナルでは、半壊した船上でウルージとタイマンで対戦し、相応のダメージを与えたが敗北。
それがきっかけで将星の名を返上した様子だが、今は最悪の世代を家族で一番警戒している。
26男のババロアとは双子。
シャーロット家
子供たちについては上記の記事を参考。
ビッグ・マムの夫
ここまでの通り、船長のビッグ・マムことリンリンは異常なまでの子沢山で幹部にも子供たちが多数名を連ねている。
リンリンも女であり子供を生む以上、夫である男たちは確かに存在してはいるのだが、リンリン自体が世界最上級クラスの強さを誇る海賊であり、6歳以降よりまともな情操教育も受けず育ってしまったため、リンリンの夫たちはシャーロット家の中では「リンリンが子供を妊娠するための道具」程度の認識しかされていない様子。
意図は不明だが、子供が無事生まれたら基本的に父親は放逐されるようで、多くの子供たちは実の父の顔も知らずそれを疑問に思わないことも普通になっている様子。
ブリュレやオーブンといった上の子供ならば、出産までの間は「義父」として付き合い一応の情はあるようだが、敵対するとなれば容赦はない。
船員
通称"始末屋"。
ビッグ・マム海賊団、ビショップ。
懸賞金1億550万ベリー。
自分の身体を揺らす独特のリズムを見続けた相手を催眠術にかけて眠らせることが出来る。
ちなみに「ボビン」とは糸巻きに似たスイーツ。
ビッグ・マム海賊団、騎士(ナイト)。懸賞金4億2900万ベリー。
足長族。
動物系「タマタマの実」の能力者。
変身により、タマゴ男爵→ヒヨコ子爵→ニワトリ伯爵と呼ばれ方が変わっていく。
戦闘員の中でも特に実力・頭脳に優れる幹部格であり、マムの子息ともほぼ対等に接する。懸賞金については判明している限りでは将星とペロスペロー以外の全子息より高額であり、1戦闘員にしては異様な額となっている。
戦闘員ペコムズ
ライオンのミンク族。懸賞金3億3000万ベリー。
動物系「カメカメの実」の能力者。
ガッツポーズがクセでサングラスの下の目はつぶらで可愛らしい。
ディーゼル
ビッグ・マム海賊団の一員で、蒸気機関車の煙突のような被り物を被っている。
ウエディングケーキの材料となる小麦粉を、とある島から強奪する。
また、蒸気機関車の如く被り物の煙突部分から蒸気を出し、素早く走ることができる。
ホーミーズ
プロメテウス(画像中央)
CV水島裕
"太陽"。
ビッグ・マムの魂を分けた分身たる炎のホーミーズ。
誕生日は7月19日(ローマ大火が起こった日)
普段は丸い太陽のような姿をしている。食事は炎。
普段は陽気だが、戦闘形態では巨大な火の玉のような姿となり、顔付きも荒々しく険しいものとなり、短気さと気性の荒さが際立って浮き彫りとなる。
加減知らずのため、リンリンのコントロール外では攻撃の火力が過剰になってしまいがち。
マイペースなゼウスを叱責することもある。
炎を自在に操って相手を焼き払うことを得意とし、圧倒的な熱量を秘めており、本気になれば空を覆い尽くすほどの巨大な炎の奔流と化すことも可能。
物理攻撃には武装色の覇気を交えたものに対しても滅法強い反面、水や冷気を大の苦手としており、これらを受けると急速に熱量を失って容易に大ダメージを受けてしまう。反面、周囲の炎を食べて直ぐに回復することが可能なため、復活速度は異常に速い。
ゼウスほど速くはないようだが、自分に魂を与えたリンリンを乗せての飛行も可能。
ゼウス(画像左)
CV水島裕
"雷雲"。
ビッグ・マムの魂を分けた分身たる雲(雷雲)のホーミーズ。
誕生日は6月26日(雷記念日)。
ビッグ・マムを裏切りナミに同行していたが強制的に連れ戻される。その後、何度も失態を重ねた事でビッグ・マム達を失望させた事から魂を抜かれて処刑されかけるも、天候棒の先端と一緒にヘラが噛み付いたことが幸いし、押し込まれる形で天候棒のホーミーズとなる。そして麦わらの一味に正式に鞍替えし、ビッグ・マム海賊団からは事実上の脱退となった。
CV水島裕
"二角帽(バイコーン)"
ビッグ・マムの魂を分けた分身たる帽子と剣のホーミーズ。
誕生日は12月2日((実際の)ナポレオン1世の戴冠式が行われた日)。
普段のビッグ・マムの被っている帽子。電伝虫の念波を受け取ってビッグ・マムに通達できる。少なくともビッグ・マムが42歳の頃から被っている。
戦闘では剣に変形できる仕込み刀。
口調は荒いが、冷静沈着な性格。また、実は人見知り。
3体の中でもリーダー格的存在で、ビッグマムからの信頼が最も厚い。
なお、プロメテウス、ゼウス、ナポレオンは、ビッグ・マムの魂(ソウル)を与えられており(マム曰く「おれの分身」)、通常のホーミーズとは格が違うため、唯一の対抗策であるはずのブルックの魂(ソウル)がほとんど効かない。
生まれてからブルック戦に至るまで傷一つ受けなかった模様。
CVかかずゆみ
ゼウスに代わって産み出された雷雲のホーミーズ。プロメテウスによるとビッグ・マムに「彼女が欲しい」とリクエストしたらしいが、高飛車な性格なためプロメテウスのアプローチも大して意にかけていない。
数々の失態でビッグ・マムを失望させたゼウスを捕食した。
クイーン・ママ・シャンテ号
ビッグ・マム海賊団が有する海賊船のホーミーズ。
サニー号の数倍の大きさを誇る巨大な海賊船で、船首の顔が歌を歌っている。
モンドールの反応を見る限り、ビッグ・マム海賊団の中でもかなりの戦力であることが窺える。
ニトロ
プリンの側近。 ゼリーのホーミーズ。
口にタバコを咥えており、帽子を被っている。
ゼリー状の体を活かして相手を拘束する事が出来る。
ラビヤン
プリンの側近。絨毯のホーミーズ。
プリンを背中に乗せ空を飛ぶ事が出来る。
両端に刃がある槍で戦うウサギのホーミーズ。鶴騎士。ミンク族ではない。
ウェディングケーキ材料のフルーツ調達にその島の住人を血祭りにあげ、誘惑の森でルフィ達を襲撃。
その後は鏡世界でキャロットとチョッパーを再度捕えるも、2人の作戦でブリュレが火傷を負い、自身はキャロットの技で床にこぼれた鍋の湯に感電して気絶。
キングバーム
誘惑の森の主。ブリュレの相棒。口髭を生やした巨木のホーミーズ。
誕生日は7月13日(キング(13)バ(8)ーム(6)→8と6の間で(7))
他の木のホーミーズたちを遥かに凌ぐ巨体を誇り、それに見合うパワーと打たれ強さで将星クラスの気迫にも耐えることが可能。
また、誘惑の森の植物ホーミーズたちに対して命令権を有している。
ナミに攻撃するも、逆に彼女が持っていたビッグ・マムの力を宿したビブルカードによって逆に支配されてしまう。
支配されたとはいえ、クラッカー撃破の手助けしたとしてアマンドから真っ二つに切断された。
しかし実は生きており、婚約者のレディースツリーで体を接合してくれたが逃走中のルフィたちに発見され、再びナミに支配されてしまう。
ビッグ・マムの「威国」で体の一部を抉られ、度重なる敵対的行為に本気で怒って超巨大な火球と化したプロメテウスに押し潰され、焼き尽くされて死亡した。
ルフィからは「木」と呼ばれている。
すっかり裏切り者扱いされ、仲間に葬り去られるという何気に悲惨な最期を遂げたキングバームではあったが、アニメオリジナルシーンでは、散々利用したはずのナミもその死を哀れみ、引導を渡したプロメテウスに対してルフィが怒りを露わにしていた。
貴族ワニ
ワニのホーミーズ。ブリュレの部下。
誕生日は10月17日(貯蓄の日)
人間は食わないらしいが、ミンク族はギリギリ食えるらしい。
鏡世界にて、怪物状態のチョッパーに尻尾を掴まれたまま床に叩きつけられ撃破された。
チェス戎兵
チェスの駒を擬人化したような姿のホーミーズ。
大量に存在し、戦闘員、各島の警備と会場の巡回を担っている。
それなりの戦闘能力を有しており、腹ペコのルフィが手こずる程度の強さがある。
その他の構成員
ナス兵
語尾に「ナス」とつけるナスのような恰好をした男。
ホールケーキ城内にてサンジの見張りを担当していた……が、サンジのベッドで眠りだす失態をしでかす。おかげで役に立たないどころか彼が城を抜け出す役目を果たした。
ひまわり男
ひまわりの花びらみたいな物をつけた男。
スムージーに諭され、ビックマムが怒るのを恐れて報告しなかった。
傘下の海賊
何らかの事情で作中、脱退した者もいる。(因みに辞めたいと申し出た者は全員死んだらしい)
基本的に傘下入りの海賊団も、加入の際に海賊団メンバーとリンリンの子息・令嬢と婚姻関係を結ぶ。
通称"海侠のジンベエ"。懸賞金11億ベリー。王下七武海に所属していた実力者。
魚人や人魚の人さらいを狙う海賊らから魚人島を庇護するため、エドワード・ニューゲートの死後に傘下入りを願い出た。
義理堅い性格もあって、万国の面々からも「ジンベエ親分」と慕われ信頼されており、実力含めビッグ・マムからも「一大戦力」と評されていた。
麦わらの一味に入団するため、ビッグ・マムに脱退を表明し、抵抗の末に生き延びた。
魚人海賊団船医→副船長。
傘下筆頭はジンベエだが、シャーロット・プラリネを妻にもらったのは彼。
ジンベエがビッグ・マム海賊団を抜けて麦わらの一味に入ると表明した時は、全面的に彼を支持した。激戦の末にジンベエや海賊団共々脱退を成功させた。
通称"カポネギャングベッジ"。ビック・マム海賊団、戦闘員 城(ルーク)。懸賞金3億5000万ベリー。最悪の世代の一人。
超人系「シロシロの実」の能力者。
手堅い功績でわずかな期間で「城」の称号を得た。シャーロット・シフォンを妻にもらう。
傘下に入ったのはビッグ・マムの首をとるため。ルフィ・シーザーとともに打倒ビッグ・マムを掲げ、事実上傘下を脱退し、抵抗の末に生き延びた。
その他
お茶会ゲスト
闇金王"福の神"ル・フェルド
歓楽街の女王 ステューシー
大手葬儀屋 ドラッグ・ピエクロ
世界経済新聞社社長"ビッグ・ニュース"モルガンズ
倉庫業老舗"隠匿師"ギバーソン
海運王"深層海流"ウミット
臓器販売業者ジグラ
臓器販売業者の社長。裏社会の大物の一人。
以前にもビッグマムから招待を受けたが母の葬式のためお茶会には出られず、入院中だった父の首を送り付けられた。
今回は復讐目的でお茶会に参加したが、カタクリの放ったジェリービーンズで眉間を打ち抜かれた。
ガム・オペラ座・ウルフ・150
アニメオリジナル。ジグラの仲間達である臓器販売暗殺集団。
アニオリだがキャラが立っているので中々見ごたえがある。
ベッジの部下達の銃撃に対して連射される銃弾をはじくやら受けても効かない強靭な肉体を持つなどやりたい放題の高い実力を持ち、ジグラの敵討ちも兼ねて高く売れるであろうビッグ・マム海賊団の面々の臓器を根こそぎ奪い取ろうとしたが、150のみオーブン、それ以外のメンバーは全員ダイフクにまとめて倒される。
アニメオリジナルのため、原作では侮れない鉛玉を弾いたり、大した理由や後ろ盾・実力もなしに四皇に喧嘩を売る凄まじい集団となっている。
関係者
リンリンが幼少期の頃、親に代わって彼女の面倒を見てくれた聖母。いわば育ての親。
また、元ソルソルの実の能力者でもあり、現在のプロメテウスに似たホーミーズ、パンドラを従えていた。
リンリンからは、現在行方不明という事になってるらしいが…。
余談
- 設定
アニメ『ワンピース』シリーズディレクター(監督)の深澤敏則氏によると、「尾田栄一郎氏によって、100名を超えるビッグ・マムの子供たち全員のラフデザイン、名前、生まれた年、双子や三つ子、などの詳細な設定が、かなり早い段階で出来上がっていた」とのこと。
原作では出すことができなかった子供の名前の一部も、アニメ版で判明している。
- アニメ『地獄のお茶会編』
2018/04/27に掲載された4/29(日)放送!834話「作戦失敗!? 反撃のビッグ・マム海賊団」アフレコ時エピソードによると、地獄のお茶会編であるその回は、リンリンの子供達やお茶会のゲストも相まって、声優の数が凄まじいことになり、スタジオに総勢37人。
マリンフォード頂上戦争編並みとなり、人が入りきらなかったという。
登場のないゾロ・ウソップ・フランキー・ロビンといった麦わらの一味の声優陣も、兼ね役で登場している。
関連タグ
ONEPIECE 四皇 ビッグ・マム シャーロット・リンリン
ドーラ一家:ルフィの中の人が数十年前に演じた海賊にはならないと言った少年が共闘した海賊(正確には空賊)の一味。ピンクの髪の女海賊が船長を務め、構成員が軒並み家族で構成されているという共通点がある。