概要
"海賊王"ゴール・D・ロジャーが率いていた海賊団。25年前、世界初かつ歴史上唯一、偉大なる航路の制覇を成し遂げた。
24年前のローグタウンでのロジャーの処刑に伴い解散したが、残ったクルーの一部は現在の大海賊時代に名を馳せる存在となっており、海賊稼業を辞めたクルーも伝説扱いされ恐れられている。
また、クルーの多くがラフテルの道筋を記されたポーネグリフという碑文を調べ到達した結果、作中最大の謎「空白の100年」「Dの意志」の全容を知っているとされるが、後世への若者の「楽しみ」を奪わない様、クルーの大半はそれらの内容を告げる事なく、歴史の表舞台から姿を消している。
海賊旗は波のような口ひげのついたドクロマーク。
組織構成
船長と副船長が置かれたシンプルな海賊団で、白ひげ海賊団や金獅子海賊団のような傘下の海賊などはいなかったようである。ただ、覇王色の覇気の素質を持つ者が最低5人いるなど、個々の力が驚異的に高いため、上記した2つの海賊団と何度も互角の戦いを繰り広げている。
種族に対する拘りもな無かったらしく、魚人族や巨人族の船員もいた。
組織人数自体は30~50人前後だと思われ、上記の大海賊たちや四皇と比べるかなり少数ではあるが、一般の海賊基準としてみるとそれなりに数は多い方ではある。
伝説の船大工トムに制作してもらった「オーロ・ジャクソン号」を海賊船として使っており、極めて強靭な宝樹アダムで作られたこの船も"偉大なる航路"を攻略できた要因である。
戦力的にも遜色なく、欲張りセットみたいなところを除けば覇王色持ちが最低4人おり、一つの海賊団にいる人数としては最多である。また、堅気の人間には手を出さないというルールがあった。
主要人物
幹部格
- 船長:“海賊王”ゴール・D・ロジャー
- 副船長:“冥王”シルバーズ・レイリー
- 船医:クロッカス
見習い(雑用)
おでん一行
光月おでんとともに白ひげ海賊団から途中加入した面々。
- 光月トキ(おでんの妻)
- モモの助(おでんの息子)
- 日和(おでんの娘)
- イヌアラシ(おでんの従者)
- ネコマムシ(おでんの従者)
その他
- “鬼の跡目”ダグラス・バレット
映画『STAMPEDE』オリジナルキャラクター。
※以下、96巻SBSにて紹介されたメンバー。
- シーガル・ガンズ・ノズドン
- バンクロ
- ピータームー
- ブルマリン
- スペンサー
- ミュグレン大佐
- サンベル
- ムーン・アイザックJr.
- ローウィング
- 眼竜
- ミレ・パイン
- Mr.モモラ
- ジャクソンバナー
- ラングラム
- ドリンゴ
- MAXマークス
- ヤモン
- エリオ
- ユーイ
- CBギャラン
- タロウ
- ドンキーノ
なおシャンクス、バギー、トキ、モモの助、日和、イヌアラシ、ネコマムシ、バレットは各々の諸事情でラフテルへの到達には同行していない。
またバレットとおでん達は加入していた時期が被らなかったのか、両者とも在籍していた時期がある描写は存在してない。おでん達の加入時期はロジャー海賊団の活動期間の終盤であり、その可能性は大いにあると思われる。