このコーナーには、下品で汚らしい表現が大量に含まれているため、刺激に弱い方は、このコーナーはご覧にならずに引き続きワンピース本編をお楽しみ下さい。
※:69巻SBSにて実際に挿入された読者のお便り。
曖昧さ回避
もしかして→静岡放送(Shizuoka Broadcasting System)
または→SBS(ソウル放送、Seoul Broadcasting System)
概要
基本的に現在のジャンプ漫画は左ページから扉絵が始まり、1エピソードは原則19ページで様々な都合で増減することはあるが、いかなる場合でも必ず左ページで終わる。つまり1エピソード収録するごとに1ページ空き(右ページ)が出来るわけで、単行本の際にはそれらのページを漫画家と編集部が好き勝手に埋めることになる。例えば他の漫画だと
- 原作のコマやイラストの切り抜き(キン肉マン、HUNTER×HUNTERなど)
- キャラクターの設定紹介(和月伸宏作品、トリコなど)
- 作品の解説(DEATHNOTE、SKETDANCEなど)
- 小ネタ鉛筆画(BLEACH、めだかボックス、黒子のバスケ、鬼滅の刃など)
- エッセイ等(NARUTO、銀魂など)
『ONEPIECE』では当初は没設定の紹介、海賊史に関する豆知識などでページを埋めていたが、次第に物語が進むにつれて謎が深まるばかりになり、ファンレターにも本作に関する質問が多くなっていった。それにより、作者の尾田栄一郎も「質問を(S)募集(B)するのだ(S)」と言うコーナーを設け、同時にキャラのファンアートを紹介する「ウソップギャラリー海賊団」も同時期に開催された。
タイトル欄のカットは最初は尾田氏が描いていたものの、途中から登場キャラが原作のシナリオに追いついてしまい、このカットも募集するようになった(メイン画像は62巻に掲載された公募カット)。
基本的に質問はものすげーバカな物ばっかりであり、中には理不尽なリクエストや作画ミスの指摘、尾田っちイジリなども多く、ハガキ職人も結構いる。とはいえ真面目な質問も結構存在するため、ジャンプだけ読んでいてはわからない情報なんかも書かれていることが多い。実はここで明かされた裏設定も紛れもない公式設定のため、本編だけでなく小ネタが多いワンピースパーティーや恋するワンピースを楽しむためには必須。また、核心に迫りすぎる質問や、読者の反応を知りたいケースにおいてはわざと結論がはぐらかされる。
50巻台の頃には麦わらの一味の担当声優へのSBSも行われた(企画の提案自体は32巻で読者からされていた)。
本スペースで明らかになったことの例
- 各キャラクターの年齢やら好物やら誕生日といったプロフィール
キャラクターの誕生日については尾田氏がそれをさほど重んじていない(そもそも作中の暦が地球と同じかどうかすら怪しい)こともあり、大体読者が様々な語呂合わせなどで提案したものを承諾する形で決まる。初期海軍三大将はモデルとなった俳優の誕生日がそのまま反映された。
- 大航海時代あるある
- 海軍大将のモットー
- 海軍の階級および、本部と支部の違い
- ワンピ世界における地理・気候条件
- 作中で省略されたネタの数々(例:脱獄したクロコダイルはいつ着替えたのか、など)
- Mr.3が能力者なのに水に浮いていた理由
- ジャンゴのアゴは茸
- フランキー一家結成秘話
- ハートの海賊団初期メンバーの出会い
- X・ドレークの過酷な半生
- 悪魔の実の上位互換、類型
- ウソップのゴーグルとポップグリーンの入手方法
- あまりに多すぎるビッグ・マムの子女たちの情報
- キャラクターや物語の元ネタ(実在の海賊、昔話や伝承、映画など)
- キャラクターの幼少期の姿
鉄板おふざけネタ
- 読者に勝手に始められるSBS
初出は10巻のテイミー上田による投稿。以降SBSは読者によって勝手に始められるケースが大部分となり、中には読者投稿式になった後のタイトル欄カットで始められたケースも存在。97巻に至ってはスピンオフキャラに始められてしまった。
- 下ネタと変態常連
- 『彼』
40巻台の頃に流行った謎の三角野郎。最初は「七武海に入れてやってよ」に始まり、45巻における6件もの集中攻撃、七武海がダメならCP9、果ては麦わらの一味に入れてやってくださいと内容がどんどんエスカレート。一旦沈静化したが、新世界編突入後少しした頃にちょっと髭を生やして復活。尾田っちは驚愕し、今まで同様即刻追い返した。
おそらく某ゲームなどに影響を受けたと見られる(多分女性)読者からの投稿で始まった企画。
最初はゾロの三本の刀に始まり、シャンクスの愛刀、カイドウの金棒、ミホークの刀などが擬人化されてきている。武器ではないが、ルフィの麦わら帽子、ヤマトの横乳(!?)も擬人化された。
しかしそこは流石我が道を行く尾田栄一郎。想像の斜め上を突き抜けた(尾田っち本人曰く)自信作達は貴方自身の目で確かめていただきたい。