一市民が巨大な政府に…盾つくものじゃない…!!!
忘れてくれるなCP9とは政府の暗躍機関
1000人の命を救う為に100人の命が必要ならば
我々は迷わずその場で100人殺してみせる
真の正義にゃ非情さも必要なのさ
概要
正式名称は「世界政府直下暗躍諜報機関 サイファーポールNo.9」。最高指揮官は司令長官スパンダム。
「闇の正義」の名の下に、非協力的な市民への殺しを世界政府から許可されており、エニエス・ロビーの司法の塔に拠点を置いている。先述の理由から一般市民には存在は知られていない。
基本的に全員が「六式」(指銃・嵐脚・剃・鉄塊・月歩・紙絵)という特殊体術を会得しており、並外れた身体能力を持ち合わせている。CP9はお互いの体技の力量を「道力(ドウリキ)」という単位で表しており、武器(銃)を持った衛兵一人の強さを10道力に換算して使っている。その強さは同じCP9でもかなり差がある。スパンダム曰く、500道力を越した時点で十分に超人とみなされるとのこと。
諜報部員として潜入能力にも優れており、ルッチ・カク・カリファ・ブルーノの四人はトムからアイスバーグという風に船大工の間で長年受け継がれ最終的にはフランキーが所有していた古代兵器プルトンの設計図を得るために五年間ウォーターセブンで仮初めの生活を送り、ジャブラ・フクロウ・クマドリの三人は革命軍の支部長を含む23人を暗殺した(だが実際は、当初は3人暗殺すれば済む任務のはずが、フクロウが情報を漏らしたことでさらに20人も消す羽目になった)。
長らく不敗神話を誇っていたが、ニコ・ロビンを奪還するためにエニエス・ロビーに乗り込んだ麦わらの一味との激闘に末に敗れ壊滅する。
所属メンバー
年齢・道力はエニエス・ロビー編時点での数値。
名前 | 年齢 | 道力 | 能力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
スパンダム | 39歳 | 9 | 司令長官※ | |
ロブ・ルッチ | 28歳 | 4000 | ネコネコの実モデル「豹」 | ※ |
カク | 23歳 | 2200 | ウシウシの実モデル「麒麟」 | ※ |
ジャブラ | 35歳 | 2180 | イヌイヌの実モデル「狼」 | ※ |
ブルーノ | 30歳 | 820 | ドアドアの実 | ※ |
クマドリ | 34歳 | 810 | ※ | |
フクロウ | 29歳 | 800 | ※ | |
カリファ | 25歳 | 630 | アワアワの実 | ※ |
ネロ | 20歳 | 不明 | 新入り |
※二年後はCP-0に移籍している。
22年前のCP9司令長官はスパンダムの父であるスパンダイン。
ちなみに当時の部下にはカリファの父であるラスキーが所属していた。
また、新世界編よりおよそ12年前(本編開始のおよそ10年前)、とある人物も所属していたが、たった一つ、しかし極めて重大なミスを犯してしまったために世界政府から追われる身となり、事実上の除名処分となっている。
エニエス・ロビー崩壊後
麦わらの一味に敗北した後、全員存命。長官スパンダムは父親の権力を使って自身の失態を全てルッチ達に被せた。一方の残り7名は命からがらエニエス・ロビーから脱出後、春の女王の町セント・ポプラで重体だったルッチの入院・手術代を稼ぐ為に合法的な手段で資金を稼ぎ、結果ルッチを助ける事に成功する。その直後にセント・ポプラを襲撃したキャンディー海賊団を撃退するものの、彼等に染みついていた苛烈で残忍な戦いぶりにセント・ポプラの住民が恐れを抱いてしまい、街に居られなくなってしまう。その後海賊団の船を奪って故郷に帰還後、故郷を襲った海軍本部大佐ベリーグッド率いる海兵・役人達を返り討ちにし、電伝虫でスパンダムに「いずれ、戻ります」と連絡。
それから2年間は修行の為に7名はどこかに姿を消し、スパンダムは父親の権力でCP0の長官に登り詰める。
ここでルッチ達は、スパンダインと手を組む裏社会の大物や、元インペルダウンレベル6の脱獄囚たちの企む侵略犯罪を暴き、組織を壊滅させて阻止。その事件を解決した功績によりCP-0としてルッチ達は再び諜報部員に復帰した。
一方、スパンダインは病床に伏し権力を失い、後ろ盾を失ったスパンダムはルッチの小間使いとなった。
関連タグ
MI6:イギリスの諜報機関(実在)。映画007シリーズにおいては一部エージェントは任務の際に殺人を行っても許されるという「殺しのライセンス」を持っているという設定があり、この点はCP9と共通。