「どうぞ? 鍵ならご自由に持っていらして」
「──女だなんて思わなくて結構…そんな甘い世界を生きてはいないわ」
「綺麗でしょ? 私が触ったあらゆる物は美しい光沢を得る」
「つやつやのお肌にしてあげるわ 体の隅から隅までね」
概要
世界政府付属機関である諜報機関サイファーポールの1つ、“CP9”の紅一点。
眼鏡と金髪に網タイツが特徴的な美女で、同性のナミですら危うくトキメキかけた程の巨乳や美脚といったセクシーな悩殺ボディと衣装の持ち主。
プロフィール
本名 | カリファ |
---|---|
年齢 | 25歳→27歳 |
身長 | 185cm |
所属 | 元CP9諜報部員、元ガレーラカンパニー秘書(潜入任務) |
悪魔の実 | アワアワの実(超人系) |
能力 | 六式 |
道力 | 630(2年前) |
覇気 | 武装色、見聞色 |
出身地 | 偉大なる航路 |
誕生日 | 4月23日(秘書の日) |
星座 | おうし座 |
血液型 | XF型 |
好物 | ラム肉のピリ辛炒め |
3サイズ | B93cm(Gカップ)、W61cm、H92cm |
CV | 進藤尚美 |
容姿
身長185cmの長身美女で、金髪のロングヘアをオールバックにした髪型をしている。
ウォーターセブン編
アイスバーグの秘書を務めていたガレーラカンパニー時代は、キャリアウーマン風の服装とミニスカが標準衣装で、女性の素肌に免疫がないパウリーからはよく赤面で注意されていた。
エニエス・ロビー編
CP9時からは彼女の悩殺ボディの本領発揮といえる。
サイファーポール特有の黒装束を着用するが、網繊維で覆われた豊満な胸の谷間をざっくり開けてアピールし、女スパイや殺し屋を思わせる黄色い柄と肌を引き立たせるスリットの入った超ミニスカートが目を引く誘惑的な衣服を着ている。
大胆に露出させた脚全体に網タイツを履いた色気漂うセクシーな美脚が大きな特徴で、座る際の癖なのか、
必ず脚を組む艶かしい仕草が劇中の座る場面にて強調されており、組んだ太ももの扇情的な肉感や着用するスリットから肌がチラ見えする効果も働き、誘ってるといえる程の魅惑的な網タイツの色気によって、大変目のヤリ場に困るエロティック溢れる脚線美となっている。
あまりの美脚に目が行きがちだが、他にスリーサイズが判明している登場人物(ナミ、ロビン、ハンコック)の中では1番の巨尻であり、『エピソードオブメリー』ではナミに敗北し倒れる際、一瞬だが尻が服に収まりきらずハミ出ていた。
また、戦闘では主に美脚を利用した攻撃が多く、尻がギリギリ収まる程度のミニスカで蹴りまくる為かなり見えそう。ちなみに色は黒。
ちなみに、身に付けている眼鏡やイヤリング、着用する網繊維は原作とアニメとでなぜか彩色が異なるが、どちらもセクシーな雰囲気には変わりない。
「さァ… 私の体の どこに隠したかしら」
「探してみて?」
当然誘惑や色仕掛けに特化しており、原作42巻402話におけるサンジの「鍵はどこにある?」という質問に対して上記のセリフを口にし、色っぽい表情や胸元、艶かしく組んだ太ももをアップさせるオトナのお色気全開のハニートラップシーンは必見(公式のデジタルカラー版は特に)。
エロすぎる。
CP9の任務外報告
エニエス・ロビー編以降は、麦わらの一味との戦いの結末(後述)での裸姿の上にジャブラの上着を着たり、有名ブランドであるクリミナルのシャツにジーンズ姿、美脚引き立つ知的で上品な衣装などを着用する場面が確認できる。
性格
冷静沈着で忠実に職務をこなす。潜入先のウォーターセブンでは、常に上司の先の先の決定を読んで行動する優秀な秘書としてアイスバーグから非常に信頼されていた(というか驚かれていた)。このように余りにも優秀過ぎたからか、カリファの離脱後のアイスバーグは後任選びに苦慮させられることとなった。
反面、不快なもの(特にスパンダム)に対しては慇懃無礼な態度となり、「セクハラです」「無礼者」などの罵詈雑言を連呼するようになる。
相手からのセクハラを嫌うものの、そこは女スパイらしく前述した容姿を恥じらうことなく堂々と武器にしているようで、自らを「暗躍機関の殺し屋」と称し、色仕掛けと六式を用いて相手を冷徹に始末することを心掛けている模様。
仕事のできるキャリアウーマンとして一見何もかもが完璧そうであるが、初登場時は怒らせると見境のない一面があったり、暴走したチョッパーを見てナミが動物系の能力者と勘違いしたりと、割と天然な性格でもある。
能力
悪魔の実
悪魔の実 | アワアワの実(超人系) |
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能力 | 体から石鹸(泡)が発生する |
体を擦り立てる事で泡を生み出し、その泡を自在に操る事ができる「石鹸人間」。
発生した泡は触れたものを極端なまでに磨き上げ、ほぼ無摩擦の状態にしてしまう。さらに人間がこの泡に触れるとその個所から力を削ぎ落とされ、手に受ければ物を持つことも、足に受ければ立ち上がる事も困難になってしまう。もちろん「石鹸」の能力である以上、汚れを落とす事は得意中の得意。扉絵シリーズではルッチの医療費を稼ぐために街の清掃業者に協力、その能力を存分に振るって大活躍したようだ。
ナミとの戦闘中に優雅に入浴するなど、彼女はこの能力をいたく気に入っている模様。
全身に泡をまとい、それを本物の石鹸のように固形化させることで相手の攻撃を防御する事もできる。その防御力は高く、落雷をも完璧に凌ぎ切る絶縁効果も持つ。ただし、この防御能力を発動している間はその場から動く事ができない。
アワアワの能力は全て水によって洗い流す事ができる。たとえ全身をツルツルにされてしまっても、頭から水をかぶれば全て元通りになる。また、体に泡が付着しているだけなら、その泡を払拭してしまえばやはり能力の影響は消える。カリファ本人の攻撃によって泡ごと吹っ飛ばされた場合でも、その勢いで泡が飛び散ってしまえば能力の影響は消える(代わりに強烈なダメージを受ける羽目になるが)。
作中の描写から「羊」をイメージした能力と思われる。
基礎戦闘力
CP9の中では戦闘力は低い方(道力の数値だけで判断するならスパンダムを除けば最下位)ではあるが「六式」はしっかりマスターしており、フクロウの測定によれば道力は630と、充分に超人の域に達している。特に美しい脚による蹴りから繰り出される「嵐脚」や「月歩」をよく使用する。
当初は茨のように鋭い棘が無数に生えた鞭を多用していたが、悪魔の実を食べてからはその能力をメインにした戦法を取るようになり、これを境に前述の鞭は使わなくなった。
技
イバラロード
「月歩」で空中を跳ねまわりつつ茨の鞭を振り回す。
並みの海賊では敵わないガレーラカンパニーの船大工たちを一掃する程度には強力な技。能力者になる前に使用していた技で、当然アワアワの実とは一切関係なく使える。しかし能力を手にしたカリファは鞭を武器として使わなくなったため、二度披露される事は無かった。
泡使い(バブルマスター)
能力によって発生させた泡を自在に操る。
バスタブ一杯分の泡を一度に取り纏めることが可能。
石鹸羊(ソープ・シープ)
全身に大量の泡を纏い、羊のような姿になる。
わざわざ羊の角のように腕を丸めて構えたり、一見ふざけたような外見だが、次に繰り出す技の下準備となっており、泡の塊を拡散させて飛ばす”羊雲 リラックス泡(アワー)”や、大量の泡を津波のように相手にけしかける”羊雲 大津波(タイダル・ウェイブ)”などの技に繋ぐ。これらの技に巻き込まれると、泡の付着した個所から力が抜け、動きを制限されてしまう。泡を洗い流す、吹き飛ばすなどすれば効果は無くなる。
ゴールデン泡(アワー)
相手の体を手で直接擦り、汚れと一緒に力を削ぎ落とす。
カリファに触れられた個所は一切の角質が失われ、まるで下手なガラス人形のような光沢と曲線を得る。また、質感も異様につるつるしており、受けた部位によっては物を持ったり立ち上がったりすることさえ難しくなる。しかし水を浴びると石鹸の能力が洗い流され、全て元通りとなる。
しなる指銃 ”鞭”(ウィップ)
「指銃」のバリエーションの一つ。
「しなる指銃」という別名の通り、腕を大きくしならせながら放つことで相手に軌道を読ませない。
活躍
サバイバルの海 超新星編
ウォーターセブン編
同僚数人と共にウォーターセブンで5年間の諜報活動を行った末、古代兵器の設計図とニコ・ロビン、フランキーの身柄を手に入れ、エニエス・ロビーに帰還した。
エニエス・ロビー編
上司のスパンダムから支給された悪魔の実を食べて能力者となる。
司法の塔ではロビン奪還のため乗り込んできたサンジと最初は紅茶(ティー)タイムと称したお茶会という形で対峙。理性を保とうとするサンジに対し、胸元や組んだ美脚などの扇情的な誘惑を仕掛けるなど優位に立つも、正気に戻ったサンジと戦闘に発展。蹴り技を主体に攻撃を繰り広げるも身体能力の差で実力的には及ばなかったが、サンジが女を攻撃できないことで彼を痛めつけ、ゴールデン泡(アワー)を繰り出し勝利に貢献する。
その後、後からやって来たナミと対戦。自慢の蹴りとアワアワの実の能力で圧倒し優勢となるが、蜃気楼を利用した技に翻弄されガードすらできず無防備のまま電気泡(サンダーボール)が直撃し、甲高い声で絶叫。白目を剥き気絶寸前の状態まで陥ったが、膝をつきながらも必死に息を整えなんとか耐えきる。その後再びナミを追い詰めるも、自身が有利になったことで油断してしまい、電気槍=テンポ(サンダーランステンポ)がカリファの腹部を容赦無く貫通。電気泡たった一発で限界に近いカリファにとって絶大な威力を誇る電気槍=テンポを耐えられるはずもなく、2度の電撃により全身黒焦げになり、口から大量の煙を吐き出したまま白目を剥いて気絶し敗北。そこで鍵を持っていないか散々探し回られる際に服を全部引っぺがされ、少年誌で描けないような場所に隠していたそれを引っ張り出されてしまう。
CP9の任務外報告
麦わらの一味がエニエス・ロビーを脱出した後も全裸のまま気絶していたが、バスターコールに際しブルーノの作った亜空間に逃げ込み難を逃れる。(恐らくブルーノには全裸で白目を剥いた無様な姿を見られてしまっている。)その際にジャブラから肌を隠すために上着を貸してもらっていた。
ルフィとの戦いで重傷を負ったルッチを春の島セントポプラに搬送した際には町をアワアワの実で清掃活動を行い治療費を稼いだ。
その後、エニエス・ロビー陥落などの全ての責任を上司のスパンダムになすりつけられ、政府に追われる立場となった。
劇場版での活躍
ONE PIECE FILM RED
世界政府の人間としてブルーノと共に登場。物語の舞台が新世界に移行してからは初の登場となる。
ルッチやカクが先の戦いでの失態を不問とされてCP‐0に所属するようになったように、カリファも失態をなかったことにされたようである。
余談
- キャラクター性
格好から技まで一々エロいため当然ながらそっち方面の需要が高い。
- 血縁者?
原作の392話、スパンダインの初登場シーンにてどことなくカリファに雰囲気が似た、メガネをかけた男性のCP9メンバーが登場している。劇中では特に目立った活躍は無く、名前すら出てこなかった(後にラスキーという名であることが判明)彼だが、実はカリファの父であるという裏設定が存在している。この事については特に劇中で明言されたわけでもなく、元々作者本人もどうでもいい裏設定としてしか考えておらず、当時の担当にしか明かしていなかったが、その後SBSに届いた質問を切っ掛けに設定を公表した。
- キャラソン
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