「『殺す』ってどういうことか…本当にわかってる?」
担当キャスト
CV:浅野真澄(VOMIC) / 堀江由衣(ジャンプスーパーアニメツアー2013) / 伊藤静(TVアニメ)
実写版キャスト:知英
プロフィール
誕生日 | 10月10日 |
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年齢 | 20歳→21歳 |
身長 | 170㎝ |
体重 | 50㎏ |
経歴 | 職業暗殺者→E組外国語講師 |
趣味、特技 | 女のたしなみ全般 |
座右の銘 | Life is nudity, admire it. |
スリーサイズ | B97 W60 H91 (Hカップ) |
初めて暗殺した時 | 8年前 |
初めて人に目ン玉飛び出させながらツッコミを入れた時 | 今年 |
解説
5月1日、物語の舞台である椚ヶ丘中学校3年E組にやってきた英語教師。20歳。
単行本11巻における生徒のタダ働きの裏で誕生日を迎え21歳になった。
政府から殺せんせー暗殺のために派遣されてきたプロの殺し屋。
そのグラマラスな体と十カ国語を自在に操る語学力・交渉術を駆使するハニートラップが得意技で、世界中で暗殺を成功させてきた。
当初は依頼達成のことのみ考え、仮初の肩書きである英語教師としての仕事はまともに行っていなかったが、着任してからの一騒動を通じて、普通の腕利きの暗殺者では殺せんせーの殺害は不可能と覚り、E組の英語教師として本気で取り組みながら依頼達成の機会をうかがう事を決意することとなる。
3年E組の生徒達からは「ビッチ先生」と呼ばれている。
尚、『イェラビッチ』の『ビッチ』は雌犬・嫌な女の俗語を表す「bitch」ではなく、スラヴ系の人名に含まれる「~の子」を意味する「Vic」なので注意。名前のスペリングはIrina Jelavić。
クラスから付けられたあだ名は「ビッチビチ」
烏間惟臣に好意を抱くが積み上げた経験が邪魔して、堅物である烏間に付け入る隙が無く彼に対しては奥手。
交渉術を伝授した矢田桃花や倉橋陽菜乃を筆頭に、女子生徒とは友達や姉妹のような間柄。
男子生徒の中では渚に絡む描写が多い。E組着任当初に本性を露にした際、周囲への見せしめとして渚に手を出してハニトラ技の一種であるベロチューを食らわせるが、これは渚の容姿や暗殺の才能を一目で見抜き、手始めとしての指導であった節がある。さらに殺せんせー暗殺に「役立つ弱点」すべてを教えられたにもかかわらず、「まだ隠し持っている」と疑いおっぱいに挟んで誘導尋問をかけており、ファンブック『名簿の時間』によると、渚のことを「思い切って女に振れば?あんた才能あるわよ、男をたぶらかす。私のテクで鬼に金棒。まずはキスからね…。」と、単に暗殺だけでなく中性的な容姿を生かした技術(=ハニートラップ)の才能もあると女の立場から評価している。
殺し屋としての世間知らずぶりからギャグキャラ扱いされることも多いが、男を魅了する類の技能を数多く保有している。
戦闘方面は専門外ではあるが、殺せんせー殺害のために努力を重ねており、6月時点で烏間の不意を衝けるほどにまで高めている。また専門分野の特性上、相手の油断を作ることも得意であり、中学生レベルなら間違いなくトップクラスの戦闘能力を持つであろうE組生徒数名を瞬く間に無力化し、死神との共闘とはいえ殺せんせーを一度は完封するなど、本作品の教師の一員なだけありやはり非常に優秀。
特に作中でも度々描写されるディープキスはお色気のみにとどまらず、生徒によって実戦に投入されたり、竹林孝太郎の爆弾のパーツと脱出ルートマップを胃に忍ばせて持ち物検査を擦り抜けて口移しで生徒に渡すなど、要所要所で用いられている。
民族紛争の絶えない国(名前がスラブ系であることからして東欧の可能性が高い)の出身で、12歳の頃に民兵に家族を殺され戦災孤児となる。その際に父親の銃で追い討ちをかけてきた民兵を射殺し、死体の側に隠れて難を逃れた。その後殺し屋のロヴロ・ブロフスキに拾われ、自らの意思で殺し屋として生きる道を選択。ロヴロから暗殺技術を、その妻オリガから房中術を仕込まれた。
安心のない環境の中で育ったことや一流の殺し屋となるべく暗殺に偏った教育しか受けてこなかった為か、半端な部分で大人になりきれておらず、表社会の常識に疎かったり、時折15歳のE組たち以上に子供っぽい部分を見せたりもする。また自分は血生臭い場所で生きるべきという考えを持っており、E組や烏間との出会いで平穏な生活を楽しんでいる自分にも戸惑っているなど、芯が弱くてブレやすい一面がある。
そうした芯の弱さから来る戸惑いと、公私混同を嫌いプロの同僚として冷たく接する烏間との擦れ違いが原因で、一時期上記の通り死神に付け込まれる形でE組を裏切ることになるものの、日常の中で築いてきた信頼関係から2人を気遣う生徒たちの優しさに心を打たれて、最終的に死神から離反し、再びE組の教員として歓迎される。
また、この事件を機に服装と髪型を一新し、服装に関してはやや露出度が下がった一般的なもの(曰く「フツーの安物」)となっている。
その肉体美から、佐伯俊(お色気料理漫画の作画担当)氏のジャンプヒロイン水着ポスターでは「暗殺教室」枠のヒロインとして抜擢され、扇情的なスリングショット姿を披露した。
後にその漫画の特別読み切りに他のジャンプヒロイン達と客演している。
イラストでは同じE組の教師として烏間と一緒に描かれていることが多い。
クラスのある生徒が自らの正体を明かし、捨て身の戦法を取った一件を機に、殺せんせーがこれまで頑なに語ろうとしなかった過去を知った時には、その余りに重すぎる内容に生徒全員や烏間と共に言葉を失ってしまう。しかし、これを機に、自らの殺し屋としてのこれまでの人生を顧み、冬休み明けに殺せんせーの今後に悩む生徒たちに、自分の本心ときちんと向き合った上で暗殺を続けるかどうか決めるように諭した。イリーナの真剣な言葉により、渚たちは自分たちの担う任務について考え直し始める。
その後、本来持っていた情の深さが暗殺教室の日々を通して蘇ってしまったことから「暗殺者としては致命的」と烏間に指摘され、殺し屋稼業から足を洗って防衛省の諜報部へ転じる。最終的には烏間と結婚したことが語られている。
結婚式場はエーゲ海の美しい島を夢想していたが、純和装からの帯くるくる脱がされプランへと切り替えたとの事。
結婚後は「烏間イリーナ」となったが、旧姓をミドルネーム的に用いることもあり、アニメ最終話のクレジットでは「烏間・イェラビッチ・イリーナ」と表記されていた。
公式ファンブック『卒業アルバムの時間』の書き下ろし漫画「烏間家の日常」では、後に生まれた娘は保育所で逆ハーレムを築いたりなど、彼女と良く似ている模様(後ろを向いているので顔は不明)。
独断と偏見によるキス力度ランキング
1位:渚(実戦で結果を出した唯一の生徒)
2位:矢田(受け攻めどちらでも対応可、曰く「芸術品」)
3位:カルマ(そつがないが、教える側としてはつまらない)
4位:前原(小手先のテクニックに走り過ぎ)
5位:奥田(受け身のキスに素質あり)