概要
成績優秀者が選りすぐられた特進クラスであるA組の中でも、特に成績の良い5人の生徒たち。リーダーの浅野学秀を筆頭にテストの順位も常に上位で、クラスの中では音頭を取る中心メンバーとなっている。表面上は仲の良い友人として交流している。
第一学期期末テストでは、試験前に学秀以外の4人が図書室で偶然鉢合わせた渚達に絡んで諍いを起こし、「A組とE組が5教科でより多く学年トップを取ったクラスが、負けたクラスにどんな事でも命令できる」という賭け勝負に発展(学秀は父親で理事長の浅野學峯が隠していることを暴くために賭け勝負を利用する)。
だが、結果は5教科中3教科もE組がトップになったことで敗北(しかも、学秀以外の4人は得意科目で学年3位になっている)。E組の要求だった沖縄の離島での特別夏季講習(実質、海外旅行)の権利を譲らざる得なくなり、学秀以外の4人は負け惜しみを言ったことで楽しみにしていたクラスメイト達から「皆が皆海外行けると思うなよ」と非難を受けた。
敗北してからは、E組に敵愾心を抱くようになる。
その後、体育祭や文化祭での出来事を経て、リーダーの学秀をはじめとしたメンバーは弱者を相手取っても本当の勝利にならない、強敵と戦って勝ってこそ意味ある勝利と悟り浅野理事長のやり方を否定するようになるも、浅野理事長により学秀を除いたA組全員が事実上洗脳に近い形で、E組に対する憎悪を植え付けられてしまう。
しかし、二学期期末試験でE組の面々に学年トップ50を取られて以降は学秀同様、理事長の教育方針を真っ向から否定するようになる。改心後はA組の生徒共々、全員若干表情が柔らかくなった。
その後、E組が殺せんせーとの決着をつけて臨んだ椚ヶ丘中学の卒業式にてマスコミからの質問攻めに遭いそうになった際には一丸となってE組を護る陣頭指揮を執っている。
五英傑メンバー
全国模試一位、中間試験学年1位の秀才で、表向きは爽やかな優等生で周囲からの信頼も厚いが、その本性は傲岸不遜で腹黒い。実父である理事長のことさえも支配しようと企んでいるが……。
生徒会書記。髪型は刈り上げで、切れ長の目をした美少年。
放送部部長。マスコミ志望で、圧倒的な社会知識を誇る。
生徒会議長。底意地の悪い性格で口も悪いが、英語の語学力に優れる。
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関東庇番…作者の次回作に登場する五英傑。