「僕らは太陽だ、名門椚ヶ丘中で上から皆を照らしている。」
「聞いた話では中間テストであのE組が、全員50位以内を目指していたらしい、そんな事が万一起きれば皆の頭上に暗雲が漂う。」
「太陽と地上の間に暗雲があってはいけないんだ、トップ40を独占して彼らに席は与えない!!」
「この学校の光を守ろう...僕と共に!!」
プロフィール
出席番号 | A-1 |
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誕生日 | 1月1日 |
身長 | 175cm |
体重 | 64kg |
得意科目 | 主要全教科 |
苦手科目 | 道徳 |
趣味、特技 | 人の上に立つ事 |
将来の夢 | 全ての人間の役職を決められる立場 |
その時、父親の役職は? | わらじを懐で温めておいて、僕の外出時に出す係(そして履かない) |
学業成績 | 一学期中間テストの学年総合1位→一学期期末テストの学年総合1位→二学期中間テスト学年総合1位→二学期期末テストの学年総合2位 |
CV | 宮野真守 |
概要
理事長浅野學峯の一人息子。(母親に関しては本編中に一度も登場しなかったが、単行本のおまけページ曰く「ハゲる家系」らしい)
全国模試一位、中間試験学年1位の秀才で、表向きは爽やかな優等生で周囲からの信頼も厚いが、その本性は傲岸不遜で腹黒く、五英傑の面々やクラスメートに関しても自分の手駒と考えており、実父である理事長のことさえも支配しようと企んでいる程である。
しかしその一方で、心の奥底では家族でも容赦のない仕打ちをする理事長を恐れている節があり、2学期の初め一時期本校舎に戻っていた竹林からはその本心を見透かされている。
また交友関係も広く、海外に友人が多数おり、その関係で英語、フランス語、ポルトガル語、韓国語を話せる。さらに暗殺の訓練を受けたE組の生徒を軽く蹴散らすなど身体能力も極めて高い。
ただ短所として理事長の教育を始め基本縦社会で育ってきたせいで上下関係以外の人の繋がりに対して疎く、仲間や同士といった対等な繋がりを認めきれず手下として扱ってしまったり、純粋な善意を素直に受け取れなかったりと持論に固執して己とは異なる他者の論理や価値観を中々受け入れられないという頑迷で強情っ張りな一面がある。
これはノルゴ王国の王女のレアや自身を信奉する五英傑の瀬尾でさえ思わず苦言を零してしまった程の彼の最大の欠点であり、下記におけるE組との勝負では主にそうした硬直した思考が災いして敗北を重ねてしまっている。
(あちらには、思考が柔軟な上に学秀とは対照的に強い横繋がりを持つE組のリーダー磯貝や、カリスマ性がない代わりに持論に固執するようなこともないライバルのカルマがいることも大きい)
1学期の期末テストでは、理事長からの指示でA組の成績向上に努めていたが、その一方で理事長が必要以上にE組に介入していることに疑念を抱いていた。そこで、他の五英傑が持ちかけたE組との賭けを利用して、理事長を支配する野望を叶えようとするも、実際の試験で他のメンバーがE組に抜かされたことでその賭けに負けてしまい、結果的に自らの目論見が失敗に終わったため、E組に対して更に敵愾心を抱くようになる。
更に体育祭でも自分に圧倒的に有利な状況から引っ繰り返され、文化祭では地の不利を逆手に取った戦略で肉薄されるなど、踏み躙る対象でしかなかったE組に敗北を重ねることとなる。
また、学園祭終了時には肉薄されたことを理事長に咎められるも「それはE組の策が良い」という感じの言葉が発せられたためこの頃には学秀自身、E組に敵愾心を持ちながらもその実力を認め「E組と競い合うことで自分達の実力も上がって来た」と考えるようになり理事長の方針を否定するに至る。
だが、理事長には「甘い」と判断され自分を除いた五英傑のメンバーが直々の「指導」(という名の洗脳)を施されてしまう。五英傑の面々やクラスメートが壊れていく様を「地獄」と評し、これまで自分達の受けてきた教育の歪みを目の当たりにしたことでその負の側面に気付かされた学秀は、理事長の教育方針を崩壊させるために、E組の生徒たちに期末テストで50位以内を独占し、父親の教育を否定してほしい、と頭を下げて頼み込んだ。
その後理事長の要請で一気に難易度が上昇した影響から数学の証明問題を解き切れず、カルマに敗北する形で学年トップの座を奪われることになる。この出来事を機に他の五英傑メンバーやA組の生徒共々理事長の教育方針を真っ向から否定するが、それが発端で完全に思考回路が暴走した學峯に殴り飛ばされてしまう。
そのときの彼の表情をしっかりと見据えつつ、記事冒頭の台詞を吐き捨て、おぼつかない足で五英傑に支えられながら、A組の他の生徒全員と一緒に教室から歩き去るのだった。
その後、紆余曲折を経て、理事長が正式に殺せんせーやE組を認めるようになってからは、理事長を「父さん」と呼ぶようになるほど、少しずつ親子関係が進展している模様である。
その後は話の中心が別の方向に移動してしまったために長らく登場しなかったが、最終回直前の178話にてE組をマスコミのメディアスクラムから守るべく陣頭指揮を執る。報道などを通じて初めて知らされた「殺せんせー」について、自身がE組との切磋琢磨で間接的に大きく成長したことや父の姿勢などを加味したうえで一定の理解を示した形となった。また唯一本校に残留するカルマに殺せんせーについての話を聞かせるように約束させた。
カルマとは仲良くする気はサラサラないが、お互い煽り体質かつ負けず嫌いで、実力も拮抗していることから、競争相手として申し分ないライバル同士。
「暗殺教室、殺たん解いて身につく!『文法の時間』」内の小説では主要人物の一人。
北欧にあるノルゴ王国の王女・レアのエスコート役に選ばれるが、成り行きでE組の面々と共にレア王女を守り抜くこととなり意外な一面を多々見せることとなる。
卒業アルバムの時間では、高校一年生から支配体制を築き上げるがカルマは軍門に入らず、バチバチ状態で卒業したらしい。私立ムサチューセッツ工科大学に留学してからは企業に必要な資格を全取得するなど完璧に支配を遂行し、コネから一流の人材を引き連れて起業しシリコンバレーを牛耳っているとのこと。
五英傑との縁が続いているのかは不明だが、榊原が女癖の悪さから刀傷沙汰寸前になった時は説教をしたらしい。
書き下ろし漫画では他のキャラクターがその後編だったのに対し、なぜか一人だけ(成長後の姿とはいえ)RPGの世界に召喚。
兵士へ戦闘訓練、姫へ危機管理の無さを説教、国の財政難、基礎工業力等々と幾多の行動を起こす。この際おもしろ集団の管理は慣れっこと断言していた。
また、父親に顔が良く似た「最恐の大魔王」が目覚めつつあるらしいが、彼はまだ知る由は無いという…。
関連イラスト
配色が判明する前
アニメおよび原作カラーページにて配色が判明した後
関連タグ
暗殺教室生徒会長 五英傑 榊原蓮 瀬尾智也 荒木鉄平 小山夏彦
永井圭(ケイ)… 中の人・一部の設定が共通している。