「1回さぁ 先生って生き物、殺してみたかったんだ」
プロフィール
名前 | 赤羽 業 |
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出席番号 | E-1 |
誕生日 | 12月25日 |
身長 | 175cm(→185cm) |
体重 | 60kg |
血液型 | AB型 |
得意科目 | 数学 |
苦手科目 | 国語 |
趣味、特技 | 挑発、イタズラ、嫌がらせ |
所属部活(過去) | 帰宅部 |
宝物 | 世界中の香辛料 |
好きな食べ物 | ~煮オレシリーズ |
弁当派 or 買い食い派 | 買い食い派 |
将来の目標 | 悪の官僚 |
流行らせたい新しい病気 | 中三病 |
学業成績 | 一学期中間テストのE組男子1位(E組総合1位 / 学年総合4位) → 一学期期末テストのE組男子3位(学年の数学10位 / 学年総合13位) → 二学期中間テストのE組男子1位(E組総合1位 / 学年総合2位) → 二学期期末テストのE組男子1位(E組総合1位 / 学年総合1位) |
暗殺成績 | 射撃の男子3位(E組の射撃総合4位) |
CV | 島﨑信長(VOMIC) / 岡本信彦(アニメツアー2013,TVシリーズ) |
実写映画キャスト | 菅田将暉 |
概要
椚ヶ丘中学校3年E組の生徒で、暗殺では個人主義の強い生徒の一人。
座席は左(窓側)から4列目、前から5番目(最後尾)の席。
「業」と書いて「カルマ」と読む結構なキラキラネームだが、本人は気に入っているとの事。作中では概ね「カルマ」とカタカナで表記される。
二年生の中頃から停学処分を受けていたため、一足遅れでE組及び殺せんせー暗殺へと参加する。
両親はインドかぶれであることが語られている(息子にサンスクリット語かつ仏教用語である「業(カルマ)」を命名するセンスからもそれが窺える)。ちなみにその両親は、キャラブックによると、デイトレーダーかつ一年の大半を旅行で留守にする自由人かつ変人らしい。
そのため、中学生にして実質一人暮らしであることが明かされている。
余談だが中の人はアニメツアー版からTVアニメ版に続投した唯一の声優であり、VOMIC版の中の人はアニメで別の役をやっている。
人気投票で常に1位に輝くほど読者からの人気は非常に高い。
人物像
性格はフランクで飄々としており、人を食ったような話し方をする。
計算高さもあって喧嘩はかなり強く、さらに凶器や騙し討ちの「基礎」に関してはE組の中でも群を抜いていて、生徒内で殺せんせーに初めてダメージを与えたのも彼である。
また、烏間の防御技術を目で見ただけで自分のものにした事なども併せて、烏間に「このE組の中でも戦闘の才能は頭一つ抜けている」と評価された。
潮田渚から、「頭の回転はすごく速いが、本質を見通すその頭脳となんでも使いこなす器用さを人とぶつかるために利用してしまう」と評されており、学業成績も極めて優秀だが、授業をさぼることが多い。
その優秀さゆえに本校舎の教師や生徒たち程ではないが他人を見下し、努力をバカにした一面を持っていたため、1学期期末テストでは五英傑との対決ムードで一気に上昇した難易度に付いて行けず順位を落としてしまった。
だが、この敗戦をバネにして夏休みにはこっそりと予習しており、2学期中間では諸事情で言い渡された「二週間テスト勉強禁止」のハンデを物ともせずに順位を戻し、二学期期末では浅野を始めとする五英傑を抑えて5教科満点での学年トップを取った。
暴力的で手が早い面があるが、根は善良で彼なりの正義観を持ち(殺せんせー曰く「不良慈善者」)、理由もなく無闇に暴力を振るうことはない。アニメ第8話の修学旅行編にて女子生徒による「クラスで好きな男子」トークが展開された時も奥田や茅野からは「意外と怖くない」「普段は大人しい」と言われ、班員の女子の反応に速水からは「野生動物か」と例えられた。
ちなみに、E組イケメンランキングでは前原・磯貝に次ぐ立ち位置。原因は顔よりも性格・素行の悪さにある。
キャラブックによると、喧嘩の絶えない日々を送ってきた関係から、野性的な警戒心を持っていることが明記されている。普段の飄々とした態度は、自らの野性的な警戒心を隠し、また相手にも警戒させない努力の表れでもある。また、これらにより、気の置けない仲であるはずの渚とも、後述にあるすれ違いを抱えていた。
一方で奥田愛美に関しては、原作者曰く「何でも話せる女子」であり、「警戒心の強いカルマが心を許す数少ない生徒」とのこと。9巻の暗殺肝試しでは、渚への恐怖心を奥田に吐露した上で己の決意を語っており、その親密さが窺える。
喧嘩の強さ以外にも、渚の暗殺の才能はもちろんのこと誰も気付いてなかった三村の強行偵察の才能を見抜くなど、渚が人の感情、茅野が人の善悪を見抜くのに長けているのに対してカルマは人の適正を見抜くのに長けている。
他にも指揮能力は磯貝と片岡に次ぐ3位に位置しており、特に地頭の良さといたずらの日々を通して培った戦術眼においては上位の二人やA組のリーダーである浅野にも勝る所がある。
後述のサバイバルゲームの時もその観察力を持って適材適所にメンバーを配置し、高い戦術眼による適切な指揮を持って相手チームを追い詰めるが、岡野と木村を御しきれず、罠にかかるのを止められなかった件は指揮力は高くとも他のリーダーシップの上位者と下位者がそれぞれ備えているもの、例えば浅野のカリスマ・磯貝の人望・片岡の器量・寺坂の気迫・三村の理屈・渚の包容力等といった人を動かす際に最も重要なものである「人を惹き付けるための魅力」に欠けるという自身の欠点が顕になってしまったことから、その指揮力はリーダーよりも参謀向けの才能と言える。
進路相談の際に寺坂に政治家への道を勧め、自身は官僚としてその裏で暗躍しようという人生設計をしたのも、この欠点を本人も内心で自覚しているからであろう。
問題行為を多々起こしながらも優秀さゆえに前担任がもみ消していたが、昨年のE組生徒をいじめていた先輩を半殺しした事から反感を買い、停学と共にE組行きにされた過去を持つ。
この一件から「教師」そのものに失望しており、最初は殺せんせーを自らの手で「教師として殺す」ことに執着していたが、文字通りの自殺行為を止められた事から殺せんせーを見直し、「健康的でさわやかな殺意」と評される明るい表情を見せるようになる。
なお停学処分〜手入れを受けるより前の期間の担任である雪村あぐりについては多くを語らないが、彼女の献身的な行動を理解し受け入れていた模様(少なくとも家庭訪問に来た際追い出したりはしていない)。
キステクランキングは3位。警戒心の強い彼が素直に受けた理由は謎だが、プロ相手には所詮中学生ということか。なお「そつがなく面白くない」とのこと。
渚とは3年間同じクラスであり、物語途中までは、お互い下の名前に君付けで呼び合っている。
修学旅行を始め、一緒に行動していることも多く、気心が知れた親友同士であるが、それだけに時折渚がみせる「暗殺の才能」をE組編入前から察知していたのが原因で長らくすれ違いを抱えており、停学処分を受けた時には完全に疎遠になっている。再会後も表面上は仲良くしていたが、殺せんせーの過去と真相を受けて、烏間の依頼をこのまま続けるべきか議論となった際に、負の感情を爆発させてしまい、渚と激しく争ってしまう。しかし、殺せんせー提案のサバイバルゲームを通して、渚の芯の強さを受け入れて無事に和解を果たし、互いに呼び捨てで呼ぶことを許すようになった。
ちなみにアニメで「赤羽業」の記名や記述問題などの答案用紙や教室背面の壁の習字をよく見ると、あまり字が綺麗ではないようだ。
クラスから付けられたあだ名は「中二半」(命名:狭間綺羅々)。「わかばパーク」の子供たちが名付けたあだ名は「きし」(披露した劇の配役から)。
原作漫画では瞳の色は白に近い薄らとした色合いで、いまいち色がはっきりしない。
単行本7巻付属のジャンプ・スーパーアニメツアー2013のOVAでは瞳の色は灰色。
アニメでは瞳の色は薄い茶色、ないしオレンジとなっている。
pixivでは髪の色と名字の字でもあるためか、瞳を赤く描いているケースも存在する。
能力値
個別能力値(満点は5点)
体力 | 4点 |
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機動力 | 4点 |
近接暗殺 | 4.5点 |
遠距離暗殺 | 4.5点 |
固有スキル(戦闘) | 5点 |
学力 | 5点 |
作戦行動適正チャート(満点は6点)
戦略立案 | 6点 |
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指揮統率 | 4点 |
実行力 | 5点 |
技術力(罠.武器.調理等) | 4点 |
探査諜報 | 3点 |
政治交渉 | 4点 |
二学期末最終成績
言語1位、ナイフ(単体)2位、ナイフ(コンビ/渚)/指揮/交渉3位、情報分析4位
最終的な進路
中学時代に自分たちを蔑んだ本校舎の連中を上から見下ろしたい(曰く「雑魚どもの屈辱的なツラを後3年も拝めるなんて最高じゃね?」)、そして学力面で競い合えるライバルがいるという理由で椚ヶ丘高校にわざわざ一般受験で進学。
E組生徒で唯一椚ヶ丘高校に残留となった。
関連イラスト
関連タグ
NL→カル愛
座席位置
前の席 | 千葉龍之介 |
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左の席 | なし |
右の席 | なし |
後ろの席 | なし |
以下、最終2話のネタバレ注意。
卒業から7年後、国家公務員一種試験に楽勝で合格、官僚として新しく働き始める事が前原の口から語られた。
不破曰く「官僚はすごくストレスのかかる仕事」との事だが、当の本人は…
「へぇ…ここが俺の新しい財布かぁ」
と余裕の表情であった。
余談だが成長後は髪型を変え、より実写版に近い見た目になっている。
身長も185cmとかなり伸びており、渚からは「ふざけてる!!」とうらやましがられていた。
卒業アルバムの時間によると、椚ヶ丘高校では唯一、浅野の軍門に入らずにハイレベルな学年トップ争いを繰り広げた後、東大法学部に進学。在学中に国家公務員試験総合職に合格し、首席で経済産業省に入省した。
その後のスピンオフ漫画では、渚に安心して愚痴を言い(酒で潰れた渚は記憶をなくすため)、寺坂との付き合いも続くという人間模様が描かれている。
また、殺せんせーに言った災害時に役に立つ官僚をめざし続けている。
アニメ版の総集編映画「365日の時間」では同じく成人した渚と共にE組校舎を訪れ、本編での出来事を振り返った。