概要
公務員の中でも国家に雇われて仕事をする公務員。地方自治体に雇われた地方公務員と対比する言葉として使われる。
日本においては国家直属の組織で勤労するものがこれにあたるとされる。具体的には中央省庁の他、ハローワークや税務署の職員、警視正以上の警察官、独立行政法人である行政執行法人(統計センター、国立印刷局など)の役職員など。
国家公務員の任用と勤務条件に関しては、裁判所と国会の管轄するものを除き、人事院がこれを管轄する。ただし、国家公務員のうち半分近く(人員比率で4割以上)を占める自衛官に関しては防衛省が直接採用を管轄する。
主な採用試験種
★が多いほど難関
- 国家公務員総合職 ★★★★★
- 裁判所事務官総合職 ★★★★★
- 家庭裁判所調査官補 ★★★★★
- 外務省専門職 ★★★★
- 労働基準監督官 ★★★★
- 航空管制官 ★★★★
- 国家公務員一般職 ★★★
- 国税専門官 ★★★
- 財務専門官 ★★★
財務省においてはキャリアとノンキャリアの中間のような立ち位置。
- 法務教官 ★★★
刑務官の性質と教員の性質を併せ持った仕事。
- 裁判所事務官一般職 ★★★
- 自衛官幹部候補生 ★★★
- 国立大学法人等職員 ★★★
- 皇宮護衛官 ★★
- 入国警備官 ★★
- 自衛隊一般曹候補生 ★
- 刑務官 ★