地方公務員とは
一般的に「公務員」といった時にイメージされやすい一般行政職員のほか、警察官、消防士などの「公安職」、小学校・中学校・高校・特別支援学校(養護学校)の教師、保育士など特別な資格を必要とする「資格免許職」も含まれる。
ただし、議会議員、知事、市長、町長、村長、および消防団員などは「特別職公務員」とされ、この記事で言う「地方公務員」には含まれない。
地方公務員のメリットとデメリット
※正規職員の場合。非正規・非常勤の場合は下記のメリットがほとんどなく、デメリットのみが存在する。
メリット
- 福利厚生が充実している
- 長距離の転勤・異動がない(北海道などの広大な地方公共団体や国家公務員への出向の場合はその限りではない)
- 不景気でも給料がほとんど減らないため、安定した生活が送れる。
- よっぽどの不祥事がなければリストラされない
デメリット
- 給与体系が年功序列のため若い頃の給与が安め(一部の資格免許職除く)
- 残業代が出ない(教師以外は出る場合もあるが上限があることが多い)
- ストライキ禁止
- アルバイト禁止(一部の自治体で副業を特別に許可している場合は除く)