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目次 [非表示]

おれは革命軍の幹部 縁あってこの一味ここから逃したい


勝負に100%はない


少し話をさせてくれ…おれにはもう時間がない


待っていた…

任務完了だ…


おれのクローンたちが誰かの人生を救えるのならおれが生まれたことには意味があるのかもしれない


※この記事は単行本未収録の重大なネタバレを含みます。

概要

王下七武海の一人。

"暴君"の異名で世界に知られているが、その正体は革命軍の元幹部。

また、詳しい過去は不明だが南の海世界政府加盟国であるソルベ王国の国王であった経歴を持つ。


本編初登場の時点で政府の科学者Dr.ベガパンクに肉体提供を行っており、「人間兵器」とも呼ばれる改造人間“平和主義者(パシフィスタ)”の第1号「PX-0」となる。

頂上戦争直前には最後の改造手術が行われ、を改造され「人格・記憶」も全て失った為、人物としては死亡に等しい状態になってしまっている。


プロフィール

本名バーソロミュー・くま
通称PX-0無敵奴隷
異名暴君くま
年齢45歳→47歳
身長689cm
懸賞金元2億9600万ベリー
肩書き王下七武海、元ソルベ王国国王
所属革命軍幹部
悪魔の実ニキュニキュの実 (超人系)
出身地南の海 ソルベ王国
種族バッカニア族
誕生日2月9日 (ニ←2、キュ←9、ニキュの実)
星座みずがめ座
血液型X型
好物はちみつサーモン
初登場単行本25巻 第234話『ご記憶下さいます様に』
WT10098位(7940票)
CV堀秀行岡本信彦 (幼少期)

人物

容姿

Heatバーソロミュー・くま

ゲッコー・モリアにも引けを取らない7m近い飛びぬけた巨体を誇る巨漢。

熊の耳がついたような頭をしており、常に帽子を被り、後述の能力の暴発を防ぐためか手袋をはめている。

(熊の耳のような部分は帽子を取っても頭から生えるように付いており、人間の耳の方は髪に隠れていて確認できない。因みに熊の耳のような部分は寝グセであるということが108巻SBSで判明された。)


そして人間兵器として完成する前から度の強い眼鏡をかけており、下の目が見えない。

これらの特徴は人格を完全に失い天竜人の奴隷になってしまった現在も変わらないが、奴隷になる前までは常に聖書を携えていた。


また、ジュエリー・ボニー曰くくまは自身のことを特殊な種族であると明かしていたとのことだが、現状種族の名前やその特徴などは明かされていない。


なお、SBSで描かれた子供時代では、坊主頭だったり、眼鏡をかけていなかったりと現在とは全く異なったまだ人間らしい容姿をしており、当時は二宮金次郎のように、背負子で枝を運びながら読書をしていた。

ただしこの幼少期からくまが元王族であることを連想するのは難しく、(更に言えば服装も所々傷が痛んでいた)謎が深まっている。


性格

非常に無口で必要最低限の事しか喋らず、アニメ版の初登場時に至ってはあまりの少なさにセリフがカットされたほど。相手から的確な指摘を受けると「的を射ている」と端的に呟く。

小脇には常に聖書を抱えており、暇な時には黙々と読書に勤しんでいる事もある。


自分の能力を行使して敵を弾き飛ばす際には「旅行するならどこに行きたい?」と唐突だが要望を尋ねることが多く、ペローナが「呪われた古城」と答えた際には、律儀に彼女をその場所に弾き飛ばす妙なお茶目さを持つ。

ちなみにペローナの飛ばされた土地は同僚ジュラキュール・ミホークの根城クライガナ島・元シッケアール王国跡。そこにミホークへの遠慮はない(その場所に後でロロノア・ゾロを飛ばしている辺り、彼の拠点だと把握していたものと思われる)。


王下七武海に入る以前は海賊として残虐の限りを尽くし、“暴君”という異名が付けられる程凶悪であったという。

しかし、後に革命軍の幹部であるサボが語ったところによると、過去は優しい性格で穏やかな笑顔を見せる人間であったとのこと。

また、ゾロとの取引に応じて麦わらの一味を見逃し、更には彼らのために一命を賭すなど、単なる暴君とは言い難い面が目立つ。

それどころか本当に一国の王という立場にあった(それも世界政府加盟国家)過去があり、ジンベエも彼の経緯について国王時代は暴君として君臨していたが、国民により国外追放されたと語っており、そう言われるようになった所以は不明だが、少なくとも彼を知る一人からは「暴君なんかじゃなかった」とはっきり否定されている。


王下七武海加盟後は、「七武海にして唯一政府の言いなりに動く男」と言われるようになっていたが、そんな彼に対してゲッコー・モリアは「何を企んでやがるのか… お前みてェなのが一番不気味だぜ」と評している。

世界政府直通の電伝虫を渡され、有事の際にはこれを用いて政府に直接報告したりしている模様。

ただし、本人も革命軍の一員であり、革命軍としての同胞であったエンポリオ・イワンコフ曰く「政府嫌い」だったとのこと(そもそも世界政府と七武海は飽くまで利害の一致で組んでいるのに過ぎない)で世界政府からの「────まだかすかにでも息はあるのか?」という質問に「さぁ…」と誤魔化す態度から世界政府への忠誠心は皆無といってもいい。

同じく革命軍の同胞であるモーリーは「くまの人生は世界政府の犠牲そのもの」と評しており改造で自我を失った事を抜きにしても相当な仕打ちを受けた過去がある事を示唆している。

政府に従っているのも何らかの思惑の元であり、政府の与り知らぬ場所では抹殺対象とされた人物を密かに見逃していたりする。

彼にも表立って政府に逆らわない事情はあった様子。


最終的に世界政府と何らかの取引をし、完全に改造されたらしく、今ではくまの人格は失われ、政府に忠実な兵器「パシフィスタ」となってしまった。

くまが自分の命を賭してまでそうした理由は不明ながら、モンキー・D・ドラゴンは事情を把握している様子。


戦闘能力

悪魔の実

「旅行するなら どこに行きたい?」

Bartholomew Kuma_巴索羅繆 大熊旅行するならドコが良い?

名称ニキュニキュの実
分類超人系
能力
  • 掌にできた肉球であらゆるものを弾き飛ばすことができる
  • 大気も弾き飛ばすことができる
  • 自らを弾くことによって、超高速で移動することができる
  • 生物や物体を能力者自身が定めた遥かに遠く離れている場所まで弾き飛ばすことができる
  • 相手の人体から「疲労」や「痛み」などを弾き出して回復させ、弾き出したダメージを他者へ与えることができる

人間でありながら掌にクマのそれのような肉球を持つ「肉球人間」(足の裏にできるのかは不明)。能力を行使する際は手袋を外す。

何処となく和やかな雰囲気の滲む名称ながらも、その能力の全容と戦闘力は驚く程高いものになっている。


肉球はくまの実力を示すが如く、相当な弾力性に長けており、あらゆるものを触れた瞬間に勢いよく弾き飛ばしてしまう

刀で斬りかかられようと、その刀を肉球で受け止められてしまえばその斬撃ごと弾き返され飛ぶ斬撃や火炎放射でさえ弾き返してしまう

弾力って何だっけ……。

大気でさえ弾く事が可能で、弾き飛ばした大気の塊を飛び道具として利用することもでき、光速の弾きによる超高速移動をも可能とする

その移動速度は瞬間移動かと勘違いしてしまう程(手袋をつけた状態で瞬間移動している描写もあり、もしかすると靴の裏にも肉球があるのかもしれない)。


当然、人間がこの肉球に触れても弾き飛ばされる。

くまがその気になれば数千km以上も遥か遠く離れた場所まで相手を弾き飛ばす事も可能であり、下手をすれば三日三晩空を飛び続け、冗談抜きで世界の裏側まで飛ばされてしまう可能性もある

凄まじいほどの勢いでぶっ飛ばされるため、傍から見るとくまが物体に触れた瞬間、その物体が消滅してしまったかのように映る。対象の人物は肉球状のエネルギーに乗せられる形で飛んでいき目的地に着くとその地点で風船が弾けるように落とされる(着地地点に肉球の型ができる)。

戦闘における実質的な即死技で、戦場でこの技を食らうと強制的に退場させられ、復帰はほぼ困難。


さらには非物体な存在まで弾く事が可能で人体から「疲労」や「痛み」などを弾き出して回復させる、そして弾き出したダメージを他者へ与えるというとんでもない能力まで持っている。

ただし弾かれた痛みと苦しみの塊は消さずに放っておくと持ち主のもとに戻っていってしまい、消すためには誰かがこれを受け止めないといけないという制約がある。

ゲーム作品ではこの能力を自分に行使して、攻撃と回復を同時に行う必殺技を持っていたりもする。

アニメではこの力を弾いた肉球は赤い色になる。


また、イメージや思い出といった心象を弾き出す事も可能。(アニメでは弾いた肉球はオレンジ色である。)

弾き出された心象はコピーのようなものであり、元の持ち主の記憶から消えることはない。

触れるとその内容を覗き見ることができるが、代償としてその心象は消滅してしまう。


能力の伝達条件を把握しているベガパンクは、能力と兵器の両立を可能としており、パシフィスタとして人体のほとんどを改造された後も能力は使用可能。


弱点としては掌に出来た肉球はオンオフができないようで、能力を使用しない時は無用な物や味方をうっかり巻き込まない為に手袋をはめている。



基礎戦闘力

革命軍幹部・元王下七武海であったことを考えると、基礎戦闘力は相当な強さを誇っていたと思われる。

覇気

元革命軍であり元七武海であったのなら、武装色・見聞色の覇気を使用できてもおかしくはない。


パシフィスタ

内容
  • サイボーグ化した体になることで、鋼鉄以上の強度の肉体を得る
  • 口からピカピカの実の能力を再現したレーザービームを発射する

Dr.ベガパンクの改造によって人造兵器パシフィスタに改造されている。型番はPX-0。手足から徐々に改造され、マリンフォード頂上戦争前は脳以外のほとんどが機械の体となっていた。

これにより口から黄猿の能力を再現した鉄をも熔かすレーザーを口から放てる他、鋼鉄以上の強度の肉体となっており、(2年前の武装色の覇気の習得前かつ激戦後だったとはいえ)サンジの顔に入れた蹴りがビクともせず逆に足の骨にヒビが入ってしまった程。

戦争時には脳も含めて完全に改造され、事実上能力を持ったまま、政府への忠実な兵器となった。


くまを元にパシフィスタの試作品が20体以上制作され、頂上戦争に投入された。


  • 圧力砲(パッドほう)

肉球で大気を光速で弾き、衝撃波として発射する。

その衝撃は物体を貫通し、直線状のもの全てにダメージを与える。

威力自体も高く、通常の砲弾ならほとんどダメージを受けないフランキーを吹き飛ばすほど。


  • つっぱり圧力砲(パッドほう)

四股を踏んで体を地面に固定し、両手で次々に“圧力砲”を放つ。


  • 熊の衝撃(ウルススショック)

両手で挟み込むようにして周囲の大気を圧縮していき、手の中に納まるほど小さく纏めてから敵陣に向けて発射。

次の瞬間、解放された大気が急激に元に戻ることで絶大な威力の衝撃波(爆弾)と化して炸裂する。

圧縮に少し時間がかかる(アニメでは引き延ばしで恐ろしく長かった)が、リトルオーズJr.が一撃で半死半生となって膝をつくほどの破壊力とスリラーバーク全体にまで影響を及ぼす攻撃範囲を誇り、超人系の能力者の技としてはあらゆる意味で最大級の大技。

 

普通だったら自分も反動で大ダメージを受けてしまいそうなものだが、くまの場合は屈強な肉体のおかげか全くのノーダメージであった。(もっとも、作中で披露した際はほぼサイボーグ化してはいたが)


経歴

過去

幼少期

現時点では断片的にしか描写されていないが、少なくとも自由の身ではなかったらしく、周囲の大人に暴力を振るわれ、戻るくらいなら死ぬと泣き叫ぶこともあったことから、幼少の頃は凄惨な日々を過ごしていたようである。


本編初登場以前の経歴

以下は一時期同じ王下七武海として活動していたジンベエが知る限りのくまが七武海になるまでの経歴である。


くまは南の海にあるソルベ王国の暴君であり、そのために国民に国を追われてしまう。

海賊となったくまはモンキー・D・ドラゴンが結成した革命軍にも所属し、やがて“暴君”という異名で世界に知れ渡るようになる。


その後海軍に捕まり終身刑を言い渡されるが、海軍の科学者ベガパンクがくまの筋力及び潜在能力に惚れ込んだため、くまは“身体改造”“クローン開発”への参加を求めされる。この要求に応じたくまは王下七武海の立場を与えられ、再び海に戻った。


なお、ジュエリー・ボニー曰く決して暴君と呼ばれるような性格ではなかったらしく、上述の経歴は一部疑わしい部分がある。


12年前にはドラゴンやエンポリオ・イワンコフと共に、革命軍の一員としてゴア王国を訪れ、国に殺されかけた人々を救出し、革命軍のメンバーに加えている。

サボの過去が描かれたアニメ版の第737話では、少年期のサボの修行に付き合っており、この頃はまだ革命軍に在籍していた。


第1部 サバイバルの海・超新星編

空島

サー・クロコダイル王下七武海称号剥奪後、後任の七武海を決める会議で、聖地マリージョアドンキホーテ・ドフラミンゴと共に赴いた。

原作では項目冒頭のセリフを言ったが、アニメでは一言も発せずに原作以上の寡黙さをみせていた。


スリラーバーク

麦わらの一味と、当時七武海だったゲッコー・モリアの戦いが佳境に差し掛かった頃、突如スリラーバークに出現。向かってきたペローナをあっさり辺境の地に能力で飛ばしてしまった。

スリラーバークに訪れた理由は世界政府からの任務であり、七武海の後任の後釜が決まったことを伝えるためであった。

その際、世界政府が 「また一人… “七武海”が麦わらの手で落とされやしないかと政府は危惧している」 と伝え、 「…必要ならばおれが貴様に加勢しても構わない」 と言ったためにモリアには「誰に口を利いてやがんだ てめェ!!!」「あんな少数の経験も浅い海賊団におれが敗けるかも知れねェと!!?」…と激高し、ポリシー捨てて自ら前線に出て麦わらの一味の壊滅を行う。

モリアの敗因の一つにくまの言葉に即発して逃げ回る戦法をやめた事があげられている。



モリア戦終了後、すでに限界まで疲弊していた一味らの前に出現。空席が埋まったばかりですぐ敗北した者が生じたという事実が世間に出ると海賊の抑止力たる七武海の影響力が無くなる事を危険視した政府上層部からモリアの敗北を揉み消すべく「麦わらの一味を含むスリラーバークに残る者達全員の抹殺」の特命を受けて一行を襲撃する。

気絶していたモンキー・D・ルフィを守ろうとした一味やその協力者達を1人で圧倒する。

全員抹殺の指令を受けていたが、「弱り切ったお前たちを消しても何の面白みもない。お前達を見逃す条件として麦わらのルフィを差し出せ」と“麦わらのルフィ”の首一つ差し出させる事で譲歩しようとする。そんなくまに対し、全員がその提案を拒否したため「残念だ」と“熊の衝撃”を発動。

ほぼ全員が気絶した中、一味の戦闘員ロロノア・ゾロが「やがて世界一の大剣豪になる」自分の首を持っていくことで譲歩して欲しいと請う。


くまはそんなゾロや彼の身代わりになろうとしたサンジ(気絶させられて押しのけられたが)の気概を見て 「……これで“麦わら”に手を出せば 恥をかくのはおれだな」 と提案を受け入れる事を決めるも、引き換えとして自分の能力で弾き出したルフィの先の戦闘による壮絶な疲労と痛みを代わりに受ける様ゾロに命令。

それは試しに取り込ませたほんの一欠片程度でも絶叫するほどの苦痛であり、間違いなく死ぬと言われてもゾロは臆することなく実行。


仲間のために命を捨てる程の覚悟を見たくまは 「……………… いい仲間を持ってる さすがは… あんたの息子だな …………ドラゴン」

と呟きながら、スリラーバークを去って行った。


シャボンディ諸島

大将“黄猿”や戦桃丸パシフィスタの圧倒的な力の前に壊滅の危機に瀕していた麦わらの一味の前に突如現れ、一味を世界各地に能力を使って飛ばした(この際、一味をそれぞれ彼らが特訓できるような場所に飛ばしている)。


その際 「──もう二度と会う事はない………」 と口にしており、宣言通り、これが自我のあるくまの最期の姿となった。


その後、Dr.ベガパンクによって完全なサイボーグに改造される。


マリンフォード頂上戦争

白ひげ海賊団を相手に戦い、巨人族の海兵数人がかりでも刃が立たなかったリトルオーズJr.に“熊の衝撃”で致命傷を負わせ、自分と同じ革命軍の幹部イワンコフの言葉も聞き入れずに攻撃するなど“人間兵器”としての片麟を見せている。

この時、イワンコフとドフラミンゴの会話から、ルフィは「もう二度と会う事は無い」というのがルフィと仲間達がではなく、自分達がくまと会う事が無いという意味である事と、くまが自分達を「逃がした」事実に気づいている。


第2部 最後の海・新世界編

戦争後から2年間、「生前」のくまがDr.ベガパンクと改造前に契約したプログラム「麦わらの一味の誰かが帰還するまで一味の母船サウザンド・サニー号を守る」という任務を実行し、ボロボロになりながらも船を狙う敵と同じく護衛を引き受けていたハチデュバルが重傷でリタイアしてなお戦い抜き、一味のフランキーが戻ってきた事で任務完了と見なして去っていった。

この一連の話は一味を飛ばした後彼らを援護に駆けつけていたレイリーが本人から聞かせてもらった説明を伝える事で一味は知ることとなった。


世界会議

  • 開幕前

サニー号護衛の任務完了後、くまは聖地マリージョアにて天竜人の奴隷になっていた。

自我は無くどんなに痛めつけられても何も感じない状態である為無敵奴隷と呼ばれ、体はボロボロ、背中には数本の剣が刺さっている等、元奴隷のフィッシャー・タイガーが口にしていた「人間の狂気」を具現化したような姿に成り果てていた(リンドバーグ曰く「元加盟国国王だろうと屈強な男であろうと神の前には奴隷として言いなりになるしかないと見せしめに使われている」との事)。

上述の特色から天竜人の間では好評を博している様で、この時点における所有者のロズワード聖の言葉から憶測するに、天竜人の間で一定期間の間隔で交代で使い回されていた模様。


  • 世界会議4日目

チャルロスに連れられて社交の広場に現れ、しらほし捕獲のため動く。しかし、チャルロスを攻撃したサイレオをレーザーで撃とうとしたところに、潜入していた革命軍のモーリーが現れ、無敵奴隷となっていた状態から解放された。


エッグヘッド

軍隊長3名に連れられ革命軍の本拠地であるカマバッカ王国に帰還。奴隷生活で生じた損傷はリンドバーグの手によって修復されつつあったが、自我が戻る気配はなかった。


CP‐0Dr.ベガパンク暗殺の為にエッグヘッドにたどり着いた頃、くまは突如仲間の制止も聞かずに動き出し、能力を使ってカマバッカ王国から飛び出す。数時間後には赤い土の大陸に衝突して赤い港に墜落すると、通報を受け出撃した海軍からの砲撃を喰らいながらも大陸を登り始める。


大陸を登りきり、マリージョアに到達したくまは兵士の包囲網を能力で容易く突破するが、待ち構えていた海軍元帥サカズキのマグマの猛攻を受け、頭部の右半分と片足を奪われる。しかし、くまはそれでも停止することは無く能力を使って再び何処かへ向かって飛び始めた。




この先、ネタバレ注意!!





そのころ、エッグヘッドでは娘のボニーはベガパンク抹殺の為、島に訪れたサターン聖の手によって拘束されてしまっていた。

加えて人間を虫同然にしか見ていないサターン聖の冷酷な発言の数々に恐怖し、完全に戦意を喪失、生きる希望を見失っていた。



───ムリだ もう怖くて…何も口に出せない───



───ねえお父さん 心がこわれそうだよ───



───あたし……あたし もう…───



───このまま死んだ方が…楽かもしれない………───



───ごめんね お父さん せっかくもらった命…───



ベガパンクの必死の抗議も虚しく、サターン聖はボニーを地面に叩きつけ、能力によって鋭く巨大に変貌した脚を振り下ろすが……………………

















え!?パシフィスタ!?




違う!!掌に肉球が!!




エッグヘッド南西の海岸に!!元”王下七武海”バーソロミュー・くまが現れました!!




















………!!お父さん!!!






ボニーの死の間際……既に自我は失われ、政府に従順な戦闘兵器と化したはずのくまがエッグヘッドに飛来し、サターン聖の眼前に到達。

彼女を包囲する海兵を蹴散らし、身を呈してサターン聖の攻撃からボニーを守った。(よく見るとサカズキから受けたはずの欠損が全て再生している


くまのこの行動の理由について、ドラゴンは「本能の欠片によって動き出した」と推測している。


サターン聖の攻撃を受け止めたくまは拳を握り締め、(この際拳が黒く変色している描写があり、武装色の覇気によるものと思われる)彼に怒りの一撃を放つ。

実は、サターン聖は革命軍がくまを奪還した数日後、ベガパンクに取り付けさせていた自爆スイッチを起動していたのだった。

しかし、実際にベガパンクが取り付けたのは、くまを特攻兵器にさせないために代替として用意した「完全停止スイッチ」であったが、いずれにしてもくまがエッグヘッドにやってくるはずはなかった。


しかし現実として現れたくまは、予想外の事態に狼狽する怨敵の顔面を正面から叩き込み、殴られたサターン聖が背後の建物を何棟も破壊させるほどの威力で吹き飛ばした。

娘を危機から救ったくまは、本来の年齢の姿に戻ったボニーを抱き上げると、力尽きたように停止した。

ベガパンクはこの事態を、バッカニア族が持つ種族としての特性が起因したのではないかと推察している。(少なくとも停止するまで覇気=具現化する意志の力を使っていた以上、くまの意志が僅かなりと関与しているのは疑いない)


その後バスターコールが発動される中、ベガパンクの指示を受けた「暴」によりボニー共々確保され、麦わらの一味に連れ出されることに。

基本的には停止しているが、ボニーに危機が迫った時のみ彼女を守る形で動いている。


余談

  • ルフィと「くま」

ルフィは劇中で出会った人物や特徴的な物品に捻りのないあだ名を勝手に付ける癖(?)があるが、そんな彼がバーソロミュー・くまに対してつけたあだ名は『くまみたいな奴』である。

確かに間違ってはいないのだが、本名よりあだ名の方が長くなっているし、なんならもういっそ本名なんだし『くま』だけでもいいだろとツッコミたいところだが、実はルフィの中での『くま』は別のキャラに対するあだ名として既に確定させてしまっているためにこんな事になっている。

もっとも、『くまみたいなやつ』は極端な例にしても実はあだ名に本名の一部を含んだ上で本名より長くなる例は一般にも数多くある。また、実際にくまみたいなやつがいる上に、最終的に本人が『くま』でなくなってしまったため、実は『くまみたいなやつ』というあだ名は案外的を射ているのかもしれない。

変なあだ名こそつけているものの、エッグヘッド編でパシフィスタを発見した際は「”くま”だ!!」と普通に本名で呼んでいたため、名前はちゃんと覚えているようだ。


  • ある海賊との関係

本編の描写とビブルカードの説明にて、ある海賊との関係が浮上した。

上述のように本編にて、マリージョアに潜入したジュエリー・ボニーがくまの変わり果てた姿を見て憤り、涙を流す姿が描かれたことから、両者の間に何らかの関係があることは示唆されていた。


そしてビブルカードの、ジュエリー・ボニーの設定画に「ベガパンクに父を元通りにさせる」という一文が存在しており、この二つを合わせて両者が父娘関係にあるのではないかという説が有力となった。


この説を前提に、頂上決戦の様子を見て泣いていた理由が完全なサイボーグとなってしまった父の姿を見てではないか?と考察する意見もある。


  • グッズ化されてる男

海賊で暴君として名が知れ渡っているくまだが、本編では彼のグッズが存在している。

ドレスローザ終盤で、子どもとはぐれてしまった母親が「くまのシャツを着てます」と迷子になった子の特徴を呼びかけているシーンがあり、後に母親と再会できたがその子が着ていたシャツはバーソロミュー・くまの顔がプリントされていたものであった。

SBSでも読者から「そっちのくまかよ!!」とツッコミを入れられた。

作者の遊び心が加えられたギャグシーンであり、アニメでもそのシーンはワンシーンでは無くてしっかりと描写されていた。


  • 言いづらい能力名

上述通り、彼は「ニキュニキュの実の肉球人間」である。

判明時は一味のリアクション同様、読者もその拍子抜けしそうな能力名に困惑した(直ぐ様その脅威はまざまざと証明されたが)一方で、このにきゅにきゅのみのにくきゅうにんげんという言葉をいざ口にしてみるとものすごく言いづらいという点でも着目され、ついにはSBSにも同様の質問が届く。


これに対し作者はくま本人を召喚し実際に言ってもらおうとするが、肝心の能力者自身が名前を噛んでしまうという醜態を晒してしまった。その後もコーナーの〆の挨拶をする作者の片隅で再度チャレンジしており、奇しくも本編より先んじて彼の人間臭い一面が露見することになった。

因みにTVアニメ版でくまの声を担当した堀秀行氏は、流石の貫禄でスラリと読み上げていた。


関連タグ

ONEPIECE

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サイボーグ 聖書 国王 ニキュニキュの実 肉球 クマ/

聖人 聖人君子 平和主義者 偽悪者 尊厳破壊 悲劇のヒーロー 哀しき悪役


革命軍

モンキー・D・ドラゴン エンポリオ・イワンコフ イナズマ サボ コアラ


ベガパンク ジュエリー・ボニー 麦わらの一味


ヴィンスモーク・ジャッジ…中の人繋がりかつコチラのキャラも過去にベガパンクに関わりのある人物。さらに言えば、サンジに生き地獄を味わわせた点でも共通する…かもしれない。


本当の経歴










以下、ネタバレ注意!!















くまの人生

  • 幼少期

南の海のソルベ王国の教会の家で生まれたくまは、43年前、父親であるクラップ及び自身がある種族の血を引いていることを理由に家族共々世界政府に連行され、天竜人の奴隷にされる(因みに同じ七武海のハンコックもかつては奴隷であった)。しばらくしてクラップと再会すると、母が既に亡くなったことを聞かされ号泣。後にクラップもニカの話を語っていた所を天竜人から「うるさい」という理由でくまの目の前で銃殺され、天涯孤独の身となる。


38年前、天竜人の先住民一掃大会のためゴッドバレーに連れて来られたくまは逃げ出すが、同じく奴隷になっていた人たちに連帯責任になって殺されてしまうという理由で気絶させられる位に暴行されて捕まってしまう。しかし、連れ戻される途中で同じく当時奴隷だったエンポリオ・イワンコフジニーに声を掛けられ、彼らと共にゴッドバレーから逃げ出すために自らが囮となって大会の優勝賞品であるニキュニキュの実を探し始める。

作戦は成功し、くまは無事に能力を手に入れるも、脱出まであと一歩というところでサターン聖と遭遇してしまい、彼の能力で吹き飛ばされてしまう。


サターン聖はくまに対し

お前には奴隷になる事と死ぬ事しか許されていない…それは歴史が決めたのだ

と非情な言葉を浴びせるが、天竜人の身勝手により人間として生きる事すら許されない自分や他の奴隷達の現状を許せないくまは


……おじさん えらいの?


生まれた時からえらいなんておかしいよ…生まれた時から奴隷なんて生まれる意味がない


ぼくに今 何かの力がついたのなら────ぼくは”ニカ”のように…こんなかわいそうな人たちを一人でも多く救いたい!!!

と世界のトップにも怯む事なく堂々と啖呵を切った。


その後どうやってサターン聖から逃げ切ったのかは描写されていないが、最終的にはゴッドバレーからの脱出に成功したようで、結果的にくまはニキュニキュの実の能力で500人以上の奴隷を救ったことがイワンコフの口から語られた。


ソルベ王国にたどり着いた後はイワンコフと別れ、自身はジニーと共に暮らす。長年の天竜人の支配から解放され、平穏な暮らしを取り戻せたことへの喜びを噛み締めた二人は涙を流すのであった。


  • 革命軍へ

成長したくまは牧師として平穏な毎日を送っており、ニキュニキュの実の能力を応用することで痛みなどに悩まされてる人を助ける日々を送っていた。

夜静まった教会で民衆から弾いた痛みのエネルギーを1人で受け止めていき、壮絶な苦痛にくまは血反吐を吐いていた(ジニーはそんな彼の悲鳴と自己犠牲に涙を流しており、そのたびに看病をしていた)。

また、この頃になると現在のように髪を伸ばしており、熊の耳のような部分はレッキとした"髪型"である事が判明した。


22年前、ソルベ王国では北部のみをソルベ王国とし南部を切り捨てる奴隷政策が始まる。攫われた人々を返すよう求めたくまやくまを返すよう求めたジニー達も投獄されるが自勇軍の介入により奴隷政策は止められる。解放されたくまとジニーはイワンコフと再会した後自勇軍に加入、そして自勇軍を前身とする革命軍が結成される。

自身は軍の中心人物の1人として活躍し、14年前には軍隊長の立場になっていた。


  • ジニーとの死別、ボニーの父としての生活

14年前のある日、東軍の軍隊長となったジニーが何者かに攫われる事件が発生。

どうやら天竜人に目をつけられていたようで、ジニーはなんと天竜人の妻として誘拐されていたのだった。


誘拐から2年後、ジニーから連絡が入る。

とある病気を患い、夫の天竜人に捨てられる形でなんとか下界に帰還することに成功。だがその命はもう長くはなく、最期にドラゴンとイワンコフには「くまをよろしくね」と、くまには「ずっと大好き」という言葉を遺した。


彼女の現在地は知らされなかったが、くまは迷わず能力でソルベ王国へと飛び立つ。生まれ育った教会に辿り着くと、そこには全身が青く、石のように固まってしまったジニーの遺体が横たわっていた。そしてその傍らにはボニーという名前の赤ん坊がいた。


村人の話によるとジニーは日光や月光といった自然光を浴びると身体が固まってしまう病気を患ったようで、天竜人に捨てられた後、病で命を削られつつもボニーと共に船で王国へ帰還し、教会で力尽きたとのことだった。


くまはジニーの思いを受け継ぎ、ボニーを育てることを決意。


ジニー 安心してくれ…この子はおれが育てる


その後くまは革命軍の活動とボニーの世話を両立する多忙ながらも幸せな日々を送っていたが、ある日突然、ボニーの右頬にもジニーと同じ石化の症状が現れる。ボニーの身を案じたくまはソルベ王国でボニーの側にいてやりたいという旨をドラゴンに伝え、革命軍を離れた。


ボニーが5歳になった頃、この病気を知る医者にようやく診てもらったのだが、ボニーは青玉鱗という難病を患っており、5年の余命宣告をされる。しかしこの会話はボニーに聞かれており、焦ったくまはこの病気は10歳までは治らないと発言してしまい、彼女に「この病気は10歳になれば治る」と誤解させることになった。


  • 終わらない地獄

その1年後、ベコリ王(ソルベ王国の国王)による大量殺戮が始まる。


同じ人間とは思えないような非道な行為の数々に堪忍袋の緒が切れ、力のままに暴れたくまはたった一人でべコリ王に攻撃を仕掛け、最終的に彼を撃退。この事件は後にソルベ王国の「一人革命」と呼ばれるようになる。


その後、国民達の要望を断りきれずベコリ王と入れ替わる形でくまはソルベ王国の国王となったが、政治自体は先々代国王のブルドッグが行っていた。

だがここまでの仕打ちを受けてもべコリは諦めていなかったようで、くまを「村を燃やし、暴力で王位を奪った男」として大々的に報道(この男が多少なりとも関わっていると考えられる)。

彼が王位を取り戻しにソルベ王国へ戻って来ることを危惧したくまは、ボニーをブルドッグ達に託し、犯罪者となるのを覚悟でべコリの率いる海軍の艦隊を一人で壊滅させる。

この出来事をきっかけにくまは海賊として政府に手配され、”暴君”の異名で知られることとなるのであった。


海賊となった後は青玉鱗の治療法を見つけるべく世界各地を放浪するも、有力な情報は見つからなかった。


  • ベガパンクとの出会い、訪れた転機

長い航海の途中でヴィント・グランマ号とも遭遇し、そこでドラゴンと再会。イワンコフがイナズマ共々投獄されてしまったことを知るとともに、ドラゴンの意思でジニーの永久欠番となっていた東軍軍隊長の座にベティが就任することを許可する。


また、会話の中で青玉鱗を治療できる可能性のある人物としてベガパンクの名をドラゴンに挙げられ、ボニーと共に彼の研究所を訪れる。


ベガパンク曰く、非公式の技術ではあるものの治療自体は可能なようで、彼はバッカニア族であるくまをクローン実験の素体とすることを条件に無償でボニーの治療を引き受けた。くまは自分のクローンが大量に生み出されることに多少困惑しつつも、「自分のクローン達が誰かの人生を救えるのなら自分が生まれたことには意味があるのかもしれない」と承諾した。


聖人じゃな お前は


聖人…?…おれはただの気弱な平和主義者(パシフィスタ)


ぺぺぺぺ!!気に入った!!『未来の戦士たち』をそう呼ぼう!!!


  • 治療の代償、ボニーとの別れ

しかしくまがクローン兵の素体としていくら優秀とはいえ、くまは現在海賊であり、今や世界に名の知れた高額賞金首であるため、そんなくまの姿をした兵器が海軍の兵士として活動していては海軍の名が立たないとサターン聖に指摘される。そこでサターン聖はボニーを治療する条件として

  • くまを王下七武海に加入させること
  • くま自身も人間兵器となること
  • くまに一切の「思考」と「自我」を残さないこと

の三つを挙げる。

七武海加入の件とくまの改造についてはベガパンクやくま達も渋々聞き入れた。だが、「一切の自我を残さない」という条件を挙げられた瞬間、「自我を捨てるということは死ぬということだ」「私に人を殺せというのか」とベガパンクが激昂。サターン聖に猛反発するが……


ありがとう ボニーの病気が治るならおれはどんな運命でも受け入れる……!!!


くまはなんとその条件を承諾。


ボニーの病気については治療に半年、その後一年の療養期間を経て完治するとのことで、それを聞いたくまはかつて余命宣告をされた10歳の誕生日までには病気が治ることを知って安堵する。


だがサターン聖は追い討ちをかけるように

  • 治療完了後、ボニーの身柄は世界政府が預かる
  • 治療後はボニーとくまの接触を禁ずる
  • 以上の取り決めを破った際はボニーを奴隷とする
  • くまの自我が消えた時、ボニーを自由の身にする

というあまりにも残酷な条件を叩きつける。

これに対しくまは「ボニーにはこの会話の内容を知らせず、術後は政府の施設ではなく故郷のソルベ王国にボニーの身柄を置かせて欲しい」と要求。

それまで天竜人らしい傲慢な態度をとっていたサターン聖も流石にくまやボニーから全ての幸せを奪うことはせず、「監視が居ればどこでも同じだ」と判断し、その頼みを受け入れた。


その後くまはエースというルーキーの手によって1つ席が空いていた王下七武海に加入。


半年後、ボニーを王国の教会に(CP-8の諜報員の監視つきで)帰したくまは彼女に別れを告げた。


  • ルフィへの期待、本編2年前の軌跡(詳細は「経歴」を参照。)

3年前、ゴア王国のコルボ山を訪れたくまは、仲間を守れる海賊になるために能力の特訓をする少年を目撃。その際、過去にドラゴンと交わした会話を思い出し、少年をドラゴンの息子と確信した様子を見せたが、特に接触することはなく姿を消した。


自身のパシフィスタ化の改造の期間の中で、“魂”の存在について研究していたベガパンクからニキュニキュの能力でくま自身の「記憶」の結晶を弾き出してそれを研究素材にしたいと頼まれる。最初は断っていたが、最終的にいずれ渡すと約束した。


以降、王下七武海として政府からの任務を全うしつつ、ボニーへ手紙を送る日々を過ごす。しかし、手紙はCP-8の妨害工作によってボニーへ届くことはなかった。


やがて、自身の病は既に治っていることを知ったボニーはギョギョたちと共にソルべ王国を出航し、くまを探す海賊となる。しかし、くまはボニーの治療のために政府と交わした取り決めに従い続け、ボニーが自身を追って同じ街に上陸した際にも、会わずに姿を消した。


エニエス・ロビーの事件が起きた後、パシフィスタの研究経過を確認するべくエッグヘッドに訪れた際は、世界政府に喧嘩を売った一味の船長がドラゴンの息子であることをベガパンクに明かした。

その後スリラーバークにて、ゲッコー・モリアを撃破した麦わらの一味と対峙。紆余曲折あり、ルフィ抹殺を阻止する条件としてルフィがモリアとの戦いで受けたダメージ全てをゾロに引き受けさせる(この時「これはおれでも気を失うかもな」というくまの独白が入っており、少なからずこれを引き受けることになるゾロを心配していた模様)。


程なくしてセンゴクから白ひげ海賊団幹部・火拳のエース処刑、および白ひげ海賊団との戦争に備えて七武海を強制招集することを伝えられる。


この連絡を受けた時くまはシャボンディ諸島近海に滞在しており、同時期に億超えのルーキー海賊として同じく島に上陸していたボニーの姿を目に収めた。


「これが見納めか…すっかり逞しい海賊に ボニー………!!!」


そして海軍本部へ向かおうとした矢先、魚人族を庇って人間屋(ヒューマンショップ)に訪れた天竜人を殴り飛ばしたルフィ及び麦わらの一味を目撃。

天竜人に暴行を加えるという世界のタブーを犯した彼らの行為に驚愕した。



──ドラゴン イワちゃん──


──何も言わず消えゆくおれを許してくれ──


──おれがこの世を生きた証は…ひっそりと残していく──


──ボニー そしてこの少年の未来の中に──



ルフィ仲間1人も゛……!!!救えな゛い゛っ……!!!!



──そんな事は無い……!!──


──ただ これが”新世界”のレベルだ──


──お前達にはまだ早い……!!──


──まだ来るな お前は何時か 世界を救う男だ──



その後は黄猿、戦桃丸、パシフィスタの襲撃に遭っていた一味の前に立ちはだかる。世界を敵に回して突き進んでいくルフィに未来の可能性を感じるも、この先の航海に向かうにはまだ力不足と判断。新世界で戦える力をつけさせるべく、次々と彼らをそれぞれの修練に適したふさわしい場所へ弾き飛ばしていった。



  • “人間”バーソロミュー・くまの最期

そして改造当日。

最期にくまはベガパンクに「麦わらの一味の誰かが帰ってくるまで彼らの海賊船を守るようプログラムして欲しい」と要求した。この時にルフィこそがこの海を救うヒーローだと信じている事を明かしている。同時に以前の約束通り、自らの「記憶」の結晶(コピーであり、触れれば消える)を弾き出して譲っている。

そして………


ありがとう───なァ ベガパンク



──ボニーを救ってくれて ありがとう──



──ボニーに会ったらこう伝えてくれないか──



10歳の



誕生日



おめでとう








享年45歳。

バーソロミュー・くまはその壮絶な人生に幕を下ろした。


届くことのなかった娘へのメッセージはしかし、後にエッグヘッドを訪れたボニー自身が、残された記憶の結晶を介して受け取ることになる。


余談

  • 実家との関係

先述で触れた通りくまの実家は教会となっており、500人の命を救ってなお、救えなかった命に祈りをささげていた。これにより、くまが常に聖書を携帯しているのは、実家が関係していたことが判明した。


  • 航路

くまが海賊となった後に訪れた場所はいずれも麦わらの一味が飛ばされた王国や島と一致しており、シャボンディ諸島で彼らを即座に世界各地へ弾き飛ばせたのは海賊時代の経験によるものなのだろう。


  • 再評価

エッグヘッド編で過去が明かされる以前のくまは不気味で恐ろしい人物として描かれた。然し、上記の過去が描かれて以降は読者の間でどんどん株が上がっており、何とか救われてほしいと願う声が上がっている。


  • ボニーの父親としての顔

過去が明かされる前のくまは寡黙で無機質な人物として描写されていたが、幼いボニーと接している際の彼は穏やかな笑みを見せたり、ボニーとニカのダンスを陽気に踊り、近所の子どもに右頬の石をからかわれた彼女を明るく励ましたりするなど子煩悩な父親として接していた。

さらにボニーが描いた自身の似顔絵を海賊旗として掲げるなど微笑ましい親バカっぷりを発揮していた。


  • 何故ルフィの素性を把握していたのか

初登場のスリラーバークでルフィがドラゴンの息子であることを周知していたが実際にドラゴンから関係を明言されたわけではなく、遠回しに伝えられた事で察した事が明らかになった。(くまもそれ以上の詮索は控えている)


  • 残された謎

くまが波乱の人生を送る最大の要因となったバッカニア族についてはくまの過去エピソードでも詳細が語られる事はなく、巨人族の血を引いてるという事以外は不明のままであった。

また、くまはボニーの治療と引き換えに自らの身を捧げ、心無き生物兵器となる道を選んだわけだが、作中の描写を見るとくまは何故かボニーの治療が終わり、彼女が政府の監視を逃れ自由の身となり、政府の言いなりになる必要がなくなったにも拘らず、以降も政府に反旗を翻すことなく従い続けていた。この事については作中でも言及されていて過去にサカズキがボニーに「お前が政府から逃げたと聞いた時はヒヤリとした」と言っており、政府関係者から警戒されていたようだ。何故既に意味がなくなった筈の取り引きに律儀に従い続けていたのか、他に何か弱みを握られていたのか、現時点では詳しいことは分かっていない。


これがおれの"人生"か…どれだけの人に迷惑をかけたろう


迷惑‼ 生きるとは確かにそうじゃ‼

…‼ お前を愛した人間の数だけ‼ お前の死は迷惑である‼!

ええか くま お前こそ ヒーローじゃ!!!

ボニーの‼! みんなの !!!

  • 疑問点

実際は心優しく高潔な人物であるにも拘らず、上記のように不気味で恐ろしい人物として振舞っていた彼だが、実は何故、改造される以前から既に心を持たない無機質な機械のように振る舞っていたかは未だに不明。一説によれば、本当は麦わらの一味に味方したいと内心考えていたのだが、感情を表に出せば世界政府側の人間に自分の思惑がバレてしまい、最悪ボニーが殺されてしまうリスクがあるため、『あえて無感情な振る舞いを続けていたのではないか』という考察がある。とはいえ、彼に関しては未だに謎が多いので、その辺りの事情がいずれ語られる可能性も高い。


───望む望まないに拘らず、最後の最後まで誰かの為に走り続けた彼の人生が報われる日は、果たして来るのだろうか…

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