ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

「これはビッグ・ニュース!!」

「時にはウソで人を踊らせる活字のDJ!!何を載せるかはおれが決める!!」

「世界が変わる今は"事実"が一番面白ェ!!!たまらねェな!!!このライブ感!!!」

※この記事は単行本・アニメ未収録の重大なネタバレを含みます。

概要

大手新聞世界経済新聞社の社長。表社会だけでなく裏社会も含め、かなりの“情報力”を持つ。その情報力はサンジのこれまでを調べ尽くしている四皇ビッグ・マム”が流石というほどの厚みを誇る。その裏との繋がりにより一応はまっとうな社長ながら、裏社会の大物に数えられる。

プロフィール

本名モルガンズ
異名新聞王 (ビッグ・ニュース)
年齢53歳
身長305cm
所属世界経済新聞社 社長
悪魔の実トリトリの実モデル“アルバトロス” (動物系)
出身地偉大なる航路
誕生日7月14日 (新聞配達の日)
星座かに座
血液型XF型
好物ポップコーン
口癖ビッグ・ニュース!!
笑い方クワハハハ
初登場単行本86巻 第860話『10:00 開演』
WT10080位(10812票)
CV加瀬康之

人物

情報収集

相手の素性や出身地に纏わる逸話を反芻しつつも、好奇心の強さもあって自分の目で他者を見定めようとする印象が強い。

対象が「ビッグニュース」に繋がる面白い事件を引き起こしそうものならなおさらで、その場合は体裁など気にせずその人物の動向を追う。

興味の優先度合いが高いためかよくも悪くも倫理観はあまりない。具体的にはビッグ・マムによる殺害の現場を見ても「珍しいものを見れた」ぐらいの認識で物怖じしていない。

そのスタンスは自身に災いが降りかかる場合でも大きく変わらず、死の危険が生じた事にも気づかず夢中で写真を撮る姿を見せたこともあった。

報道の姿勢

なお、あくまで新聞屋であるため自分の所で情報を止めておくのは良しとしない。その胆力のほどは凄まじく、四皇ビッグ・マムからの制裁を恐れず彼女を貶める記事を堂々と紙面に載せる。

金を積まれれば世界政府にとって不都合な事実のもみ消しにも応じるが、面白いスクープの場合は世界政府の圧力を蹴飛ばしてでも掲載する侠気(おとこぎ)を見せており、結果的にどの新聞社よりも”事実”を世に知らしめている。

いくつもの大事件を引き起こしてきた最悪の世代を高く評価しており、「彼らの中から海賊王が出てくる」と予見している(その個人的な評価の高さが彼がビッグ・マムを貶める記事を載せた原因の一つである)。

人物評価

スクープのためならどんな圧力にも屈しないという、その一点だけを見ればジャーナリストの鑑のような男だが、上述のように人として真っ当な輩とは言いがたい。

「権力に屈せず世界に真実を伝える」といった高潔なジャーナリズム精神は持ち合わせていない(渡された金額以上の魅力を感じていなければ揉み消しに応じる)が、「部数を稼ぐために根も葉もないつまらないデマや誹謗中傷を書き立てる」ようなブラックジャーナリズムにも脅されようが決して走らない、ある種独特なバランス感覚の持ち主。

"活字のDJ"を自称し、面白ければありのままを書き立て、つまらなければ脚色し、自分の手で世の中を盛り上げることを快楽としている。

自分の欲求に正直に従い、時には他人や世界を敵に回しても我を通すという生き方はむしろ海賊的ですらあり、彼もまた毛色の違うアウトローと言える。

事実の全てを載せるわけでは無いことで、嘘をついたわけでも無いという虚実ない混ぜな報道により世間を騒がせるというやり口は、ある意味非常にリアルなマスコミの在り方と言える。

極端ではあるが、”新聞”という存在を体現した人物とも言えよう(それでも全ての事実を伝えようとしないこれらのやり口により、革命軍幹部のイワンコフからは「大嘘つきの鳥社長」と評されている)。

社長であるためも十分あり、表社会でも裏社会でも名声もある。さらに情報を好きに発信できる上にCPを返り討ちにできるも持っている。そして書きたいものを好きなだけ書く、海賊王とは異なる意味でこの世で最も自由な男である。

能力

情報力

歓楽街の女王の素性を知っているが、それでなお消されないほど世界政府に信頼されている、または世界的大手の新聞社社長という影響力を重宝されている(モルガンズからしてもそこを突いても何も面白くないからという面もあるだろう)。

スクープを逃さないためか行動はとても速く、シャーロット・モンドールが目を離したすきに万国(トットランド)からの脱出を決行し、マムのナワバリで起きた事件の記事を出した数日後にはマリージョアに向かう王族達の写真を撮っていた。

悪魔の実

「”新聞王(ビッグ・ニュース)”モルガンズをナメんじゃねェよ!!!」

名称トリトリの実
分類動物系
モデルアルバトロス
能力

鳥類に変身できるトリトリの実の能力者だが、なんと飛行ができない。詳細は余談の項目を参照。

また、理由は不明だが、常時「人獣型」の姿で行動している。政府に睨まれているジャーナリストの立場上、素顔を晒すことを忌避しているためであろうか。

基礎戦闘力

サイファーポールの一般の構成員程度なら、たとえ拳銃を持っていようが軽くねじ伏せられる腕っ節がある。

そもそも立場からすれば海賊・政府のどちらから狙われてもおかしくない人物であることから、当然といえば当然か。また、常に人獣形態である事から素顔は明かされておらず、逃亡も容易である。タフさが売りの動物系の能力者ということで、基礎体力もかなり高いと思われる。

来歴

第2部 最後の海 新世界編

ホールケーキアイランド

シャーロット・リンリン主催のお茶会兼サンジシャーロット・プリンの結婚式にゲストとして招待された。その際に海底の秘宝玉手箱をビッグ・マムが手に入れたことを最初に切り出し、マムからその耳の速さを評価される。

茶会の場では、自社誌で掲載している『海の戦士ソラ』の悪役のモデルであるジェルマ66の頭領ヴィンスモーク・ジャッジと談笑する場面も見られたが、シャーロット・ペロスペローにジャッジが捕まった時には予期せぬスクープに心を躍らせジャッジの泣き顔を撮っていた。

カポネ・ベッジと同盟を結んだモンキー・D・ルフィの乱入には、部外者でありながらいち早くその正体がルフィであることに気づく。ビッグ・マムの魂の言葉やジンベエの麦わらの一味入りといったビッグニュースの数々にも見惚れてひたすら写真を撮りまくる。

リンリンの発狂によってお茶会がパニックになった後は、どさくさにまぎれて玉手箱の中身を記事にしようとしていたが、そこでステューシール・フェルド射殺する場面に居合わす。彼女とは旧知の仲だったため、「玉手箱奪取は全部ル・フェルドの仕業という記事にする」という利害の一致で協定を結ぶも、肝心の玉手箱は城の足元へ落下。

その衝撃で大爆発が起きた(この際、空を飛べないため倒壊する城から逃れる手段を持っていなかったが、彼はそのことを忘れ、ステューシーに指摘されるまで倒壊時も夢中になって写真を撮っていた)。

シュトロイゼンにより城はケーキとなったため落下から無事に生存。ルフィ・ベッジ一行とビッグ・マムの家族達の交戦については指揮を執るシャーロット・モンドールのそばに行き、電伝虫などを通じてそのハチャメチャぶりを楽しんだ。

その後、モンドールが目を離したすきに逃走。モンドールは「国外に情報が漏れてしまう」と捕まえるように部下に指示を出したが、いくつもの鳥を使った空飛ぶ船で逃亡に成功。その間、ステューシーに最悪の世代の今後などについて、最悪の世代の中から海賊王が誕生する」と自身の予見を述べる。

自身の新聞にはいくつかの情報を隠しつつも、騒動の内容を記載。主犯は麦わらの一味(タイヨウの海賊団ファイアタンク海賊団ジェルマ66は傘下扱い)とし、その戦果を大きく報告した。詳しくは余談にて後述。

世界会議

偉大なる航路前半側から赤い港(レッドポート)でマリージョア入りをし、世界会議に参加する世界政府加盟国の王たちを撮影するため登場。

しらほしの美貌に見惚れていた他、ドラゴンサボ火拳麦わらといった者達を輩出しているゴア王国とその国の王ステリーに興味を持っていた。

ワノ国

第二幕~第三幕 幕間

世界会議解散後は本社で「死亡記事」「議決結果」「殺人未遂」を載せた記事を刷ろうと躍起になる。世界政府からの情報操作命令やサイファーポール(アタっちゃん)の妨害を受けるも腕力でねじ伏せ、移動式の本社を離脱させた後、新聞を無事に発刊。

彼の発したサボによるネフェルタリ・コブラ殺害(信憑性不明)とネフェルタリ・ビビ失踪事件、更に「議決結果」である王下七武海制度撤廃チャルロス聖殺人未遂事件は世界中の人々を驚愕させることとなった。

また、新聞を発刊する直前に悪ブラックドラム王国ワポルから何らかのリーク情報を受け取っている。

第三幕

長年四皇の座に君臨し続けたビッグ・マムとカイドウが最悪の世代の海賊たちによって敗北したことを新聞に記載して全世界へ広める。

また、五老星からの情報操作命令を完全に無視し、ルフィの手配書の写真を神秘的な姿のものに変え、名前の"D"も残したまま発行した。

エッグヘッド

自身が失踪したと報じたビビと、何らかのリーク情報提供者のワポルを世界政府から匿っていることが判明。

また、世界政府がベガパンクの暗殺を企てている情報を入手すると、「麦わらの一味がベガパンクを人質にエッグヘッドに立てこもり、海軍と全面戦争をする」という事実とは異なる内容の記事を発刊するべく動き出した。

しかしいざ新聞を発行してみると、なんと現場では麦わらの一味が本当にベガパンク(の一人)」を人質にエッグヘッド本島に立てこもり、今まさに海軍の包囲に真っ向から対抗しているという事態に発展していることが(黒電伝虫による盗聴で)発覚。世間を煽り立てるつもりででっち上げたフェイクニュースが本当に起きてしまったどころか、それ以上の大事件に発展するやもしれないほどに緊迫した状況にさすがのモルガンズも動揺を隠せず、共に聞いていたビビやワポルと共に焦りの表情を見せた。

回想によるとゴッドバレー事件の頃から記者をやっていたことが判明。当時15歳だがすでに「このモルガンズって記者はゴミだな」とコメントされていた。

なお、立てこもり事件が書かれた新聞はあの王国にも届き、エッグヘッドに伝説の海賊団が襲来するきっかけにもなった。

そしてベガパンクのメッセージが終わり、エッグヘッド事件も一段落ついた後は、「麦わらのルフィがベガパンク殺害」という事実とは異なる内容の記事を発刊するべく再び動き出した。

また、発刊の際にはビビに依頼されたのか、エッグヘッド事件を書いた新聞のルフィの写真には、左手の甲に×マークが加筆されていた。

劇場版での活躍

ONE PIECE STAMPEDE

映画『ONE PIECE STAMPEDE』においてはブエナ・フェスタの「海賊万博」を映像電伝虫による中継で視聴。次から次へと舞い込んでくる報道の種に熱狂していた。

余談

  • 飛行能力

ホールケーキアイランドの崩壊に巻き込まれて空中に投げ出された際、ステューシーの指摘を受けて「そうだ!!おれ 飛べねェ!!」と明らかな焦りを見せていた。

そして最後まで自ら飛行しようとすることは無く、ホールケーキアイランド(跡)から撤収する際にも気球に乗って帰っていった。

このことから、鳥なのに飛行能力が無いのかと長らく疑問視されていたが、後に108巻のSBSにて飛べない理由は人獣型をキープしているためということが判明した。

人獣型の『翼』は機能的にも強度的にも人の手のような構造に近く、飛行には適していないようで、完全な獣型にならなければ飛ぶことは出来ない模様。しかし緊急時でも人獣型でいる事に拘る様子から、仮に変身しても飛行スキル自体は殆ど培われていないだろう。

  • 麦わらの一味VSビッグ・マム海賊団

ホールケーキアイランドでの騒動が一段落すると、達を麦わらの一味の傘下として扱い、戦いのや犠牲について大きく省いた記事をモルガンズは紙面に載せる。

具体的なその内容は「将星3人中2人を落とし、ビッグ・マム海賊団に大損害を与えた麦わらの一味事実上の勝利である」と事実ではあるもののルフィに大きく肩入れされたものであり(当然リンリンはこれに激怒していた)、またいつの間にだか彼の部下がルフィの傘下に取材をしていたため、その点や前述の功績を含めて「今や傘下を抱え大組織となったモンキー・D・ルフィは海の5番目の皇帝である」とも報じた。

  • 愛称

報道に対して真っ当とも邪道とも言い難い絶妙なバランスで向き合うジャーナリズム精神や、本人が気に食わなければ嘘でも平気で書き、情報操作命令にもモノ次第では応じる事から、読者にはクソ鳥だったり鳥社長だったりといった、さまざまな愛称(?)で親しまれている。

6年前、南の海ソルベ王国ベコリ王が国民を焼き払い殺し始めるという残虐な行為をし、それにブチギレたくまがベコリ王を叩き潰し、後にその事件は「一人革命」と呼ばれるようになったのだが、新聞ではくまを「村を燃やし、暴力で王位を奪った男」というデマカセな記事が書かれていた。おそらく、ベコリ王の入れ知恵によるものかモルガンズも関わっていると思われ、情報操作で"暴君"として仕立てあげ、くまが世間で恐れられるようになってしまったので、ベコリは勿論モルガンズも元凶の1人ともいえる。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 聖龍伝説 登場人物紹介シリーズ

    国連報道局局長 モルガンズ

     今回は、一緒に投稿した「逮捕された小田原修司」のラストに登場したモルガンズの情報を載せます。  国連軍のメンバー同様、ONEPIECEのパロですが、基本的に性格は原作のモルガンズと同等だと思って下さい。
  • 麦わら海賊団の逆行

    麦わら海賊団の逆行20

    お待たせいたしました。 今回は新しい手配書に関する話ですので短めですいません。
  • 全部社長のせい!

    結婚できないのは社長のせい。
  • 聖龍伝説 ジャッジ・ザ・デーモン ネオ・ダーク・レジェンド

    タナトス・アサイラムの前日譚

     今回は遂に新シリーズ「タナトス・アサイラム」の前日譚に繋がるストーリーを執筆します!  聖龍HEADがアッコちゃんを除いて新世代型二次元人に変化したり、アニメタウンの新政策、更にシュテルンビルトでの聖龍隊と国連軍との会合、竹島に建造された州立刑務所での火災など、後々に繋がる展開が目白押し!  どうか今回も、楽しんでください!
    23,770文字pixiv小説作品
  • 10人目、新たなる船出

    前回の投稿(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21000592)の続きです。ライブにモルガンズが絡んでたどうこうは完全に妄想ですが、情報網が著しく不安定なあの世界でほぼほぼ無人島に万単位の人間を集めたり各地に映像電伝虫設置したりするのはいくらウタが人気者と言えども厳しいかもと思い、尚且つあのビッグニュースジャンキーなら絡んでても不思議と違和感がないなと思い加えました。 追記~バレてるかもしれませんが、ウタちゃんの懸賞金10億1860万ベリーは"10億1"の部分でウタちゃんの誕生日を、"860"の部分でREDの公開日を表してます。 覚醒について~ウタウタの覚醒の内容についてですが、ウタウタの覚醒は「ウタワールドで起こしていた事象及びウタワールドの現実世界への展開」と「他者の歌声から力を貰えるようになる」事だと設定してます。これは「ウタが世界の広さを知った事」とウタ自身が"己がどれだけ辛くても人々に夢や希望を与え人々を導く歌姫"ではなく、その仮面を捨てて"ありのままの姿で人々に接し、人々の背中を押し時には人々から背中を押してもらう事が出来る様になったウタ"になったことを表してます。
    22,044文字pixiv小説作品
  • ワンピ世界のナイトレイブン諸島観光案内

    タコ vs アホウドリ

    世界経済新聞の記者に、アズール社長が取材される話。 もしもグランドラインに、転生したNRC生がセカンドライフを送る島々があったら?という妄想の塊。シリーズ前作はありますが、どこからでも読めるオムニバス仕様になっています。 Not for me感や、嫌な予感がした方はブラウザバックを。もしコメントをくださる方がいましたら、豆腐メンタルへご配慮くださると嬉しいです。
  • 打倒モルガンズを掲げて海に出ただけのしがないファッション誌のライターの話

    打倒モルガンズを掲げて海に出ただけのしがないファッション誌のライターの話4

    モデル狩りをしていた夢主のファッション誌も少しずつ知名度が上がってきて、情報通の人間には認知され始めた今日この頃。 今回のお話は、 前々から狙っていたモデル候補と接触!? ・砂漠とかわいいと五月雨と 全く狙ってないけど何故か向こうから押しかけてきた!?? ・同族嫌悪のファッションモンスター 一方その頃……? ・世界経済新聞社側の反応 の三本です。 *** とりあえず、ようやく書きたいとこまで書けたので満足です。 名無しモブはいくらでも盛っていいと思っているため、その場のノリでどんどん相棒の鳥がとんでもねぇ伝説になっていく……マジでなんでその辺の店で食い逃げしてたんだよ、、もっと伝説の風格見せてくれ コメントとか返信できてないけどちゃんと見てます…!本当にありがてぇ……!!
    13,461文字pixiv小説作品
  • 君が選ぶなら

    モルガンズ誕生日夢。 社長誕生日おめでとうございます。
  • 聖龍伝説 ジャッジ・ザ・デーモン ネオ・ダーク・レジェンド

    逮捕される小田原修司

     今回は、初っ端から小田原修司が国連からの逮捕状で連行される展開から始まります。  その逮捕の裏には、なにやら巨大な陰謀の影が。  そして最後には、二次元界最大のスナイパーが暗躍します。 ※このシリーズは架空戦記でもあるので、史実とは異なる情報も載せています。
    19,443文字pixiv小説作品
  • “軌跡”的な世界

    片鱗

    お待たせしました。 それではどうぞ!
  • “軌跡”的な世界

    自慢

    お待たせしました。 それではどうぞ!
  • やっぱ読者の脳破壊するのが一番気持ち良いわ!!

    初の二次創作が夢小説(恋愛要素なし)って何??? ワンピ全巻読んだ程度のにわかです。どこに需要があるのか分かりません。俺が書きたいから書いた(天下無双)みたいな感じです。モルガンズのキャラも良く分かってない。ユルシテ……ユルシテ……。 そもそもこれ初期案の影も形もねぇな。おかしい。俺は箱推しの夢主がモルガンズの部下になって色んな勢力に取材しつつ、あちこちと交友深めて、連載小説の曇らせで境遇が似たキャラたちの脳を破壊する感じのを書きたかったはず……。タイトルにしか名残がねぇ。どうしてこうなった??初めてキャラクターを現実として見て威圧感にビビる夢主は??海軍の取材でサカズキの振り切った思想を改めて間近で見てテンションガン上げする夢主は??コビーにルフィの情報いち早く教える夢主は??女性形態のときにハンコックに出会って良く懐いてるペット的な感じで愛でられる夢主は??ミホークに剣の腕が外付けのものだと見破られた上で勝負仕掛けられる夢主は??ドレスローザ観光してて原作の流れを特等席で見る夢主は??「海の戦士ソラ」昔から読んでてジェルマ見て「本物だ~~~!!」ってなる夢主は??性別自由に行き来できる同士、イワさんとはっちゃける夢主は??レイリーさんに土下座して「言いふらしたりしないので海賊王ロジャーの話聞かせてくださいお願いします!!」って叫ぶ夢主は??麦わらの一味に取材して好感触を得るも、その後襲撃してきた敵を難なくボコす強キャラムーブかまして「やべーやつ」認識される夢主はどこ??どこ……??? 夢主がいつの時間軸から存在してるのかすら分からない。ガバガバにもほどがある。 あとせっかくクソ強悪魔の実の設定考えたのに生かしきれてない……構成力の敗北……。 以下、能力の設定から出力した妄想 ── 「はぁ……どうしてこうもクソ鳥は敵を増やすかね……」 溜め息をつきながら、俺はついさきほどクソバードを殺すべく送られてきた刺客を眺める。モノローグでざっと見たが、金で雇われただけのゲスのようだ。雇い主はクソバードにすっぱ抜かれて迷惑被ったどこぞの有名人。だがクソバードに恨みを抱く人間なんて星の数ほどいるので一々覚えてはられない。つまり、それを見た俺の反応は最初の通りだ。 「な、なぁ……見逃してくれよ。俺には妻と子供が……それに!見逃してくれたら財宝もやる!」 そんな雑な嘘で騙されると思ってるのか?仮にも世界随一の情報力を持つ世経の人間だぞ??こいつには妻子も財宝もない。記憶を見たときも雇い主にも捨て駒のように扱われていた。こいつはバカすぎて分かっていなかったが。 まぁ、こういった小物なゲスの方がこっちとしては助かる。 「剣」と虚空に指で書く。すると、抜き身の剣が現れた。危ねぇな。ちゃんと鞘に収まってるのを想像するべきだったか。次からは気を付けよう。 「お、おい……。なにするんだよ、おい、やめ……!」 縛られている男の背後に回り込み、剣で文字を書く。 「うぐ……うがぁあああああ!!!」 うるせぇ。耐えろよ。男の子だろ? 背中が真っ赤に染まり、血が流れる中、男は必死で頭を抱える。ちぐはぐだが、人格が変わってるのだから仕方ない。 「随分深く刻み込んだから、背中剥いでも取れねぇだろ。まぁ、『善良』になったからそんな発想もできねぇだろうけど」 真っ赤に染まって隠れた傷は、確かに「善良」という文字だった。 「お前はもう『善良』な一般人なんだから、二度とこんなことするなよ?」
  • キラキラセカイ

    ここは最高の職場です

    当然のようにクズなモルガンズとちょっとネジ飛んじゃってる夢主ちゃんのお話
  • 歌姫に取材訪問

    いいね、コメントありがとうございます。 誤字脱字は見つけ次第修正します。
  • “軌跡”的な世界

    報道&予告

    お待たせしました。 因みに今回は最終章の予告も入っております。意外なキャラが主役になりますのでお楽しみに

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

モルガンズ
50
編集履歴
モルガンズ
50
編集履歴