「明日はおれ達の可愛い妹 プリンの為に!! 最高の結婚式にしようぜ!!!」
概要
四皇シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の一員。シャーロット家の19男で、リンリンが治める万国(トットランド)ではチーズ大臣を務めている。
プロフィール
本名 | シャーロット・モンドール |
---|---|
異名 | 書司 |
年齢 | 38歳 |
身長 | 260cm |
懸賞金 | 1億2000万ベリー |
肩書き | 万国チーズ島チーズタウンチーズ大臣 |
所属 | ビッグ・マム海賊団、シャーロット家19男 |
所属船 | クイーン・ママ・シャンテ号 |
悪魔の実 | ブクブクの実 (超人系) |
出身地 | 船上 |
誕生日 | 4月23日 (本の日) |
星座 | おうし座 |
血液型 | X型 |
好物 | チーズ |
初登場 | 単行本84巻 第843話「ヴィンスモーク・サンジ」 |
WT100 | 90位(9470票) |
CV | 伊丸岡篤 |
人物
ピエロのようなマスクと高いイチゴ鼻、ガイコツのような衣装が特徴の風貌をしている。“将星”を除く大臣達の中では”まとめ役”のような立ち位置におり、ルフィ達への追撃の際には全軍の指揮を執っている。
自分と歳が近いモスカートに対しては「モス兄」と呼び、それ以上に歳上の兄に対しては「兄貴」と呼んでいる。
オペラに対しては陰では呼び捨てにしていて疎ましくしている様である。が、虚偽の疑惑が発覚した際は直接咎めたりはしなかった(これについて、母のリンリンは実の子である自分たちにとっても危険であるという認識が共通しているためであると思われる)。
上記の「かわいい妹」発言と合わせて兄弟姉妹想いであるようだ。
戦闘能力
悪魔の実
「ここは── “本”の世界!!!」
本を自在に操ることができ、本を空に浮かべてそれに乗って飛ぶことや生物を本の世界に引きずり込むことができる「書籍人間」。
本の世界の異空間の利用がこの能力の真骨頂と思われ、対象となる本のページ毎に独立した異空間を作り出すことが可能。しかも、そこに生物を隔離して閉じ込めることができる。また何時開いても本の中身は変わらないという理屈から、本の中にいる者達は永遠に年をとらない。これを応用することで本一冊を牢獄として利用したりしている。
モンドールはこの能力から母・リンリンに珍獣コレクションの管理を任されており、珍獣たちを図鑑形式の本に纏め、ページ毎に個別で飼育している。調べた情報を書き留めているのか、ある程度は捕まえた時に本に反映されるのか、本の中には捕まっている者の情報も載っている。また、リンリンやジンベエ曰わく本の世界は想像力の世界であり、無限だとのこと。
脱出手段は本を燃やすことだけであり、そのためモンドールの管理する図書館は単なる図書館に留まらない重要施設となっている。
因みに作中で判明しているコレクションは、マンティコラ(2年前にインペルダウンから脱走した個体)、ユニコーン(なぜかシマウマに角が生えている)、パンクハザードのケンタウロス、「南の海」のグリフォン、手足長人間(手長族と足長族のハーフ)、キノコビト、ドスコイパンダ(作中の同名ブランドのモデルになったと思われる動物)などが挙げられている。
活躍
ホールケーキアイランド編
食い煩いを起こしたビッグ・マムをなだめるべく、ガレット、オペラとともに現れた。クラッカーの敗北後、ビッグ・マムの命令で仇討ちを果たすべく出撃。ルフィとナミを自身の能力で本の中に閉じ込め、囚人図書室に連行する。
その後、結婚式直前の打ち合わせでオペラより「麦わらたちを焼き殺した」と虚偽の報告を受けるも、彼の様子に疑いを抱き見回りを続けるよう部下に命令する(もっとも、それは功を結ばず彼の不安は的中して結婚式は大混乱に陥ることとなった)。城の崩壊後はすぐに万国全島に連絡するように指令を出し、麦わらの一味・ファイアタンク海賊団・ジェルマ66・タイヨウの海賊団を追撃するために壊れた城の近くで全体の指揮に動く。
ワノ国編
麦わらへの報復のためビッグ・マムやペロスペローらと共にワノ国に赴く。
余談
- 名前の由来
名前の元になっている「モンドール」とはスプーンですくって食べるチーズのこと。フランスとスイスの国境付近、アルプス地方の西部において秋から春にかけて作られる伝統的なチーズである。
- 追撃の指揮
麦わらの一味への追撃の際には、麦わらのルフィを侮っているという指摘やナワバリの最終局面にも力ある艦隊を配置すべきとの助言をタマゴ男爵から受けたり、シャーロット・ヌストルテになりすましたヴィンスモーク・ニジの「ジェルマを叩き潰した」という嘘の報告に騙されたり、シャーロット・プラリネにナワバリウミウシを無力化されていたことを気づけなかったりと失敗もあったが、城の爆発の原因がルフィが持ってきた玉手箱と知った後はタマゴ男爵の言葉通りに艦隊の警備を強化し、ナワバリウミウシの異変に気づいたときはすぐに海底の調査を敢行したりと敵が想定を超えていただけであって彼自身は決して無能では無い。
実際、89巻の最後ではビッグ・マム海賊団の切り札の一つと思われるクイーン・ママ・シャンテ号をサニー号の前に立ちふさがらせ、サニー号がマムのナワバリを抜けるかどうかといったところで、麦わらの一味を危機に陥れる。