シャーロット・アマンド
しゃーろっとあまんど
「一瞬で斬り捨てるなんて 殺す意味がない……!!!」
「一番痛く 苦しい速度で私は斬る…!!!」
四皇“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の一員にして、シャーロット家3女。万国(トットランド)ではナッツ大臣を務める。
登場以来長らく兄弟のどの位置かは不明だったが、単行本88巻にて、3女であることが判明した。シャーロット家の中でもかなり年長の部類に入る。
次女シャーロット・モンデ、4女シャーロット・アッシュ、5女シャーロット・エフィレとは四つ子。
長身痩躯という言葉がピッタリな女性。並んだ時にナミの頭が胸よりも下に来ることから、少なくとも2mはある。
皺一つない青白い肌、光のない青緑色の瞳、腰まで伸びた水色の波打つ髪を持ち、50歳目前とは思えないほどに若々しい外見。官能的な厚めの唇には常にタバコをくわえている。
身長とスタイルで目立たないが、十分に巨乳と呼べるレベル。
直径1m以上はありそうなつばの広い帽子をかぶっており、服装は貴婦人を思わせる水色のドレスと黒いハイヒール。異名の『鬼夫人』もこの服装と後述の性格から来ていると思われる。
常人よりも細く長い首を持つことから蛇首族と思われるが、下の兄弟であるジョスカルポーネやマスカルポーネよりは短め。長い手足によるスタイルの良さから相対的にそう見える可能性もある。
2つ名に「鬼」の文字が使われることから分かるように、情け容赦のない残忍な性格をしている。敵を攻撃する時も、高い実力があるにもかかわらずゆっくりと斬っていき苦痛を味あわせながら殺していく。むしろそれほどに緩やかな剣速でも、異様な切れ味を繰り出すほどの実力の持ち主とでも言うべきか。
他の兄弟たちと比べると常に冷静で、不測の事態にもあまり表情を変えずに対処していく。
出身地や懸賞金額などは不明だが、『始末屋』ボビン、『書司』モンドールと共に名前を挙げられ「総合懸賞金いくらだこいつら」と評されている事からかなりの高額と推測できる。また、年増の兄弟姉妹たちと同じく「船上」や「海外の港町」の生まれと思われる。
ウェディングケーキの材料となる卵を奪う為にとある島へと出向き、島で卵を守る兵士達を殲滅した。
ボビンらを筆頭とした討伐隊として名前と容姿が判明。裏切り者としてキングバームを斬り捨てた後、後討伐隊としての本来の目的「ルフィとナミの生け捕り」を遂行する。
シャーロット・プリンとサンジの結婚式にも参加しており、城が崩壊して結婚式がめちゃくちゃな形で終結すると、報復のために軍艦を引き連れサウザンドサニー号へと向かう。完全に包囲を完了し、普通なら逃げ場など無いはものの風来バースト(クー・ド・バースト)により空へと逃げられた。その後も食いわずらいのシャーロット・リンリンとそれを補佐するシャーロット・ペロスペローと共にサニー号を追跡する。
後に、リンリンは寄り道をしてアマンドが治めるナッツ島に向かう。ペロスペローと共に島の都市ピーナッツタウンで暴れ回るマムに止めるよう懇願するも話は通じず、目当てのケーキがあるはずもなく誘導も出来ない。と、そこでブリュレの能力でカタクリから逃げてきたルフィが突如としてナッツ島に現れる。
その場では取り逃がすもののルフィが逃げ回ったせいか、なんとかリンリンは出ていった。だが、ホールケーキアイランドの者からはナッツ島は滅んだと噂され、ピーナッツタウンでも泣いている子供や女王自ら島を破壊したことに憤りを感じている者が出てくる。
市民の不満をすぐ側で聞いているアマンドは何も喋ろうとはしなかった。
- その見た目と「鬼」の二つ名、キングバームを痛めつけた性格から、とある都市伝説(閲覧注意)との関連性を疑う声もあるらしいが真偽は不明。
- 名前の由来である『アマンド』とは『Almond(アーモンド)』のフランス語読み。
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