「いい子だから おやめ」
「『もしもあの時』なんて酔狂な世界は存在しない この結果だけが現実さ」
解説
世界の均衡を司る〈三大勢力〉の一格たる海軍本部の将官の1人。階級は中将。同じく中将のモンキー・D・ガープや、現・海軍大目付=元・海軍本部元帥のセンゴク、元海軍本部大将ゼファーは同期。
現在の中将達を「ヒヨッ子」扱いし、王下七武海加入前のドンキホーテ・ドフラミンゴすら彼女から逃げ回っていたなど、同期であるガープやセンゴクにも負けず劣らずの胆力と実力は相当なもの。
彼女の部隊は全て女性の海兵達から構成されている。
若い頃はどえらい美人で、現在も年齢故にシワこそ目立つが、基本的な顔立ちに大きな変化がない。
プロフィール
本名 | つる |
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異名 | 大参謀 |
年齢 | 74歳→76歳 |
身長 | 204cm |
所属 | 海軍本部中将 |
悪魔の実 | ウォシュウォシュの実(超人系) |
覇気 | 武装色、見聞色 |
出身地 | 北の海 |
誕生日 | 3月26日(だいさんぼう、つる=2,6) |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | X型 |
好物 | お茶と茶菓子 |
掲げる正義 | 清らかなる正義 |
初登場 | 単行本25巻 第234話 『ご記憶下さいます様に』 |
CV | 松島みのり→水田わさび(1116話以降) |
人物
冷静沈着で豊富な知識を持っている。また相当な威圧感もあるようで、裏で多数の悪事を働くドンキホーテ・ドフラミンゴでさえも、つるの言葉は素直に聞き入れる。
また、同じく海兵の孔雀は孫娘である。
能力
悪魔の実
名称 | ウォシュウォシュの実 |
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分類 | 超人系 |
解説 | あらゆるものを洗濯して干すことができる |
どんなものでも洗濯できる「洗濯人間」。
洗濯された相手は洗濯物のようにペラペラになり、洗濯ばさみでロープに干す芸当も可能。洗濯された人間は心も洗濯され、悪人は少し改心する。
「大参謀」の異名通り知略に秀でており、TVスペシャル『3D2Y』や『アドベンチャーオブネブランディア』などで会議にも度々顔を出している。
活躍
ゴール・D・ロジャー全盛期の時代、モンキー・D・ガープやセンゴク達と共に中将として活躍しており、大海の平和を守っていた。
十数年前は(ドンキホーテ・ロシナンテから情報を得た)センゴクの指示の下で、ドンキホーテ・ドフラミンゴを追っていた。
マリンフォード頂上戦争では、センゴクらと共に白ひげ海賊団に対する攻撃作戦の策定や、マリンフォードでの戦力の布陣決めにも関与。またポートガス・D・エース(=ガープの義理の孫)の処刑なのもあって、つる自身も孫娘が居る境遇から、ガープの心境を気遣う発言を述べた。
戦闘開始後は他の中将達と共に海賊達と戦っている。
ドレスローザ編では、王下七武海称号剥奪後のドンキホーテ・ドフラミンゴの護送を、イッショウやセンゴクらと共に担当。
途中で旱害のジャックの襲撃を受けて、軍艦2隻を沈められるも返り討ちにした。
エッグヘッド編ではセンゴクと食堂で、クロスギルドに関する話題を話していた。
アニメ版での登場
TVスペシャル『"3D2Y"〜エースの死を越えて!ルフィ仲間との誓い〜』では、海軍本部移転と新体制移行時にバーンディ・ワールドが暴れだした件で、彼の動向に頭を悩ませると共にその危険性をボルサリーノをはじめとする海兵達に伝えていた。
2012年12月15日公開の劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』では本部中将として登場しており、かつての仲間で同期だったゼファー率いるNEO海軍への対策会議に出席。
また、アニメスペシャル『アドベンチャー オブ ネブランディア』にも登場し、麦わらの一味を狙う海軍本部中将コーメイに状況報告を受けていた。
余談
アニメ版初登場時である151話ではくまと同じくセリフはなく(クレジットもなし)、ドフラミンゴを諌めるセリフやラフィットに話しかける役割は別の海兵に代わっている。
2022年に松島みのり氏が死去した事情から、2024年から新声優としてアマンドも演じていた水田わさび氏が後任となった。
関連イラスト
関連タグ
ドンキホーテ・ドフラミンゴ:登場以来、おつると接点の多い海賊。後の回想によると、王下七武海入りする以前から因縁があった模様。
お鶴:ワノ国編にて登場した、奇しくも同名のキャラクター。作者曰く、同じ出版社の少女漫画にあったような単なる偶然であるとの弁。